尊厳死について調べてみました。

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尊厳死
たけうち
こんにちは、終活社長の竹内です。

今日は自分の最後を考える「尊厳死」についてご紹介したいと思います。



尊厳死とは

 尊厳死とは終末期に延命のための治療をせず、自然にまかせた死を望む行為です。 

内閣府の調査(平成27年版高齢社会白書)によると、「延命のみを目的とした医療は行わず、自然にまかせてほしい」と回答した人は91.1%でした。

エンディングノートに記入項目がある「延命措置」、終末期の医療を考えるときに避けては通れない問題です。

「自分の最後の時間をどう過ごすのか」を考えることは、終活の定義である「今をよりよく自分らしく生きる」に繋がることだと私は思っています。

尊厳死の善悪を判断するのではなく、尊厳死がどういうものかを知って、その上で自分が何を選ぶのかが大事です。

そのためにも尊厳死ってなんなのか?一般財団法人日本尊厳死協会が伝えている尊厳死について一緒に調べてみましょう。

2つのキーワード

本人の意志

患者の権利宣言(リスボン宣言)では、自己決定の権利でつぎのように唱われています。

  • 患者は、自分自身に関わる自由な決定を行うための自己決定の権利を有する。医師は、患者に対してその決定のもたらす結果を知らせるものとする。
  • 精神的に判断能力のある成人患者は、いかなる診断上の手続きないし治療に対しても、同意を与えるかまたは差し控える権利を有する。患者は自分自身の決定を行ううえで必要とされる情報を得る権利を有する。患者は、検査ないし治療の目的、その結果が意味すること、そして同意を差し控えることの意味について明確に理解するべきである。
  • 患者は医学研究あるいは医学教育に参加することを拒絶する権利を有する。

「本人の意思とは、自然のままにおとずれる自分の死を受けいれること」だと思います。

 日本尊厳死協会では尊厳死の意思を示すために、尊厳死の宣伝書(リビングウィル)を用意しています。 

不治かつ末期

「回復を目的とした治療に効果が全く期待できなくなり、かつ死への進行が止められなくなった状態で終末期にあること」が尊厳死の条件で、安易に死を選ぶわけではないことがわかります。

延命措置ってなんですか?

延命措置

延命措置としてつかわれるものはつぎのもがあります。

  • 人工呼吸
  • 人工透析
  • 栄養・水分補給(経鼻管、胃ろう、中心静脈栄養など)
  • 血液循環の維持
  • 薬剤投与など

ここで勘違いしないでほしいのは、人工呼吸や胃ろうがすべて悪いわけではないということです。

これらを一時的な機能回復のための治療や救命措置として使うのか、死を先送りするための延命措置として使うのかが問題なんです。

ただ、医療の現場ではどちらかの判断がむずかしいケースもあると思いますので、終末期を迎えるまでに家族や主治医など周囲の関係者と話しあう必要があります。



安楽死とのちがい

日本尊厳死協会では、安楽死について「医師など第三者が薬物などを使って患者の死期を積極的に早めること」としています。

どちらも「不治かつ末期」で「本人の意志に基づく」という前提は同じですが、人為的な行為によって死を選ぶことが安楽死であり、自然に任せた死を受け入れるのが尊厳死になります。

安楽死と尊厳死について

安楽死・尊厳死をめぐる法対応について、医療と法律の専門家からお話しを伺った映像をご紹介します。

尊厳死の宣言書(リビングウィル)

尊厳死を希望するひとが元気なうちに自分の意志を示せるように、日本尊厳死協会では尊厳死の宣伝書(リビングウイル)の普及活動をおこなっています。

リビングウィル

延命治療はのぞまなくても、終末期にある痛みをやわらげるための緩和医療は積極的にしてもらうことがポイントですね。



まとめ

多くの高齢者が望んでいる尊厳死ですが、日本ではまだ法律で定められていません。

尊厳死を選んだときは、自分の意思が叶えられるように家族や主治医にも事前に話をしておきましょう。

今日も最後までご覧いただき、ありがとうございます!



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