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終活カードゲーム4選|帰省時にもおすすめ、家族で終活について考えてみよう

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記事監修者:一般社団法人終活協議会代表理事:竹内義彦

記事監修者:一般社団法人終活協議会代表理事:竹内義彦

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高齢の両親に何かあったとき、あなたは両親の希望がわかりますか?また、あなた自身に何かあったとき、家族はあなたの希望を理解しているでしょうか?

 

本人の意思表示が難しい場合、判断を迫られるのが家族です。医療にしても、葬儀や相続にしても、あらかじめ終活に取り組んでおけば、家族の負担を軽減できますよね。

 

しかし、何かとデリケートな話題を含む終活の話は、なかなか切り出しにくいもの。家族に終活をすすめるとしても、

  • まだ早い
  • 縁起でもない

などと、先送りにしがちです。

そんな切り出しにくい終活について、まずは気軽にカードゲームで取り組んでみませんか?

 

今回は、終活を考えるあなたにおすすめしたいカードゲームを4つご紹介します。

 

目次(この記事は以下の順番で構成されております)

  • もしバナゲーム
  • Happy Endingカード
  • ロス供養カードぴりか
  • 終活すごろく
  • カードゲームで終活に取り組むメリット
  • まとめ:終活カードゲーム4選|帰省時にもおすすめ、家族で終活について考えてみよう

もしバナゲーム

もしバナゲームは、米国発の”GO WISH GAME”を基に、日本の在宅・緩和ケアの医師が日本に合わせて開発したカードゲームです。

【もしものときの話し合い】もしバナゲーム

出典:iACP

人生の最期にどう在りたいか。

だれもが大切なことだとわかっています。でも、なんとなく「縁起でもないから」という理由で、避けてはいないでしょうか。このカードを使えば、そんな難しい話題を考えたり話し合うことができます。

 

また、ゲームを通して、友人や家族にあなたの願いを伝え、理解してもらうきっかけ作りにもなります。 周りの人々とゲームをしておくだけで、いざというときの判断がしやすくなるのです。

あなたは、死について考えたことがありますか?もしバナゲームは、『人生の最期にどうありたいか』というテーマを話し合うためのゲームです。

 

「縁起が悪い」や「まだ先のことだ」と、考えない方向に進みがちな死に向き合うきっかけを作ります。

 

もしバナゲームのカードには、人が重病のときや死の間際に「大事なこと」として話す内容が書いてあります。

カードの例:

  • 家族と一緒に過ごす
  • 痛みがない
  • お金の問題を整理しておく

などの35枚、ワイルドカード1枚

自分が最期を迎えるときに、何を大切にしたいと思うのか。また、実際にその局面に立った際に、その思いは伝えられるでしょうか?

 

元気なうちに死について向き合うことは、自分の最期への気づきにもなり、あなたの思いを尊重したいと考える家族の支えにもなります。そんな、もしものときの話し合い(=もしバナ)をするきっかけとして、気軽にもしバナゲームをしてみましょう。

 

医療や介護の現場、市民講座などでも、もしバナゲームは活用されています。例えば、老人ホームの新入職員研修で、『死への価値観は人それぞれだ』いう気づきにつなげるレクリレーションとしても活用されているんですよ。

もしバナゲーム:ゲームのやり方

もしバナゲームは、人数や状況に応じて、さまざまなゲームの方法があります。まずは、レクリレーションとしてよく使われる4人用ルール(ヨシダルールと呼ばれています)を紹介します。

 

前提条件として、

  • 参加は自由
  • 言いたくないことは言わない
  • 他者への配慮

と、上げられていますので、頭に入れておきましょう。

4人用ルール(ヨシダルール)

  1. 各プレイヤーに5枚ずつカードを配り、残りのカードを中央に積む。そのうち5枚を表向きに並べる。
  2. 順番に手札の中から不要なカードを、表向きに並べたカードと必ず交換する。(1周目)
  3. (2周目以降)表向きに並べたカードに交換したいカードがあれば交換し、なければ「パス」をする。
  4. 全員が「パス」した時点で、表向きに並んでいる5枚のカードを流し、中央の積み札から5枚カードを表向きに並べる
  5. 3~4をカードがなくなるまで繰り返す。
  6. 各プレイヤーの5枚のカードから、特に大切なカードを3枚選んで、なぜ大切なのかを考える。
  7. 一人ずつ選んだカードを出し、なぜこのカードを選んだかを発表する。

 

もしバナゲーム:仕様と概要

価格 2,200円(税込)
内容 カード35枚+ワイルドカード1枚
公式サイト iACP
特徴
  • 1人から多人数まで、さまざまな場面で活用できる。
  • ゲームを通じて気持ちの揺らぎを感じることで、終末期医療への気づきにつながる。
  • 家族の意思決定の助けになる。

Happy Endingカード

Happy Endingカードは、一般社団法人 日本Happy Ending協会が提供するカードゲームです。

【よりよい人生・よりよい最期】Happy Endingカード

出典:一般社団法人 日本Happy Ending協会

ゲーム感覚で、人生のHappyEnding度が分かります。

Happy Endingカードは、前向きな人生・病への備え・相続などの、HappyEndingに必要な9項目を網羅した49枚のカードで構成されています。
カード表面にはHappyEndingのための問いが、カード裏面にはその解説と対策が書かれています。

ともすれば、悲観的なイメージになりがちな人生の最期というテーマを、カラフルでコミカルなカードを使用することで、明るく向き合えるようにしてくれるカードゲームです。

 

カードゲームによくある「人前で発表して話し合う」というルールがないため、人前で話すのが苦手な方でも気軽にチャレンジできますよ。

(出典:一般社団法人 日本Happy Ending協会

カードの表面には、人生の最期を考えるためのひと言の問いが、裏面には問いに関する解説や、アドバイスが分かりやすく書かれています。カードゲームを通じて、よりよい人生の最期に向けて、ご自身がまず備えるべきは何かが確認できるようになっています。

 

こちらのカードゲームは、Happy Endingプランナーという資格保有者のサポートのもと、ゲームに取り組むのが基本となります。カードゲームだけで終わらせずに、実際に何を備えるべきかをHappy Endingプランナーからアドバイスを受ければ、その後の安心にもつながるでしょう。

 

それに伴う注意点としては、Happy Endingカードは市販されていません。

 

興味がある方は、Happy Endingプランナーが開催する体験イベントへの参加や、身近にイベントが無い場合はHappy Endingカード体験講座の受講を検討してみましょう。

 

Happy Endingカード:ゲームの進め方

ゲームのルール

  1. まず、カードをYES【備えがすでにあること】NO【備えがないこと】に振り分ける。
  2. NO【備えがないこと】に振り分けたカードを見直す。カードの裏面の説明にも目を通す。
  3. NO【備えがないこと】に分けたカードのみを使い、Risk【自分で備えたいこと】Happy【備える必要がないと判断したこと】に振り分ける。
  4. Risk【自分で備えたいこと】のカードが、あなた自身が取り組みたいと判断した課題である

 

Happy Endingカード:仕様と概要

価格 Happy Ending プランナー養成講座もしくはHappyEnding体験講座の受講者に限定して提供。

内容 カード49枚
公式サイト 一般社団法人 日本Happy Ending協会
特徴
  • カラフルでコミカルなカードで取り組みやすい。
  • 自分のリスクが具体的に分かる。
  • プランナーもしくは講座で教えてくれるので、ゲームのルールが分かりやすい。

ロス供養カードぴりか

ロス供養カードぴりかは、菊池みなとさんが東北芸術工科大学企画構想学科の卒業制作として、株式会社ナイガイと開発・発売したカードゲームです。

【ロス供養カード】ぴりか

出典:株式会社ナイガイ

失ったものは何ですか?

ぴりかは、何かを失った(ロストした)人向けのカードゲームです。
カードの偶然性からその失った「悩み」に対して参加者のアドバイスからピリオドを打つ可能性を見い出すことができます。

菊池みなとさんは、高校生のときにお母さんを亡くされた経験から「供養」について考えるように。同世代の友人たちに相談してみても、供養についてタブー意識が強く、気軽に話し合う機会がないことを疑問に思い、このロス供養カードぴりかを開発されました。

 

供養と言っても、話し合うのは葬儀のことではありません。

  • 失ったこと(ロス)による悲しい気持ち
  • 捨てられないものについての相談
  • 人生の悩み

など、さまざまな気持ちや悩みを相談することにより、その気持ちや悩みにピリオドを打って供養するという、コミュニケーションカードゲームになっています

 

悩みに対して、手元のカードを使って無理やりにでもアドバイスを行うというルールがあるので、ときにはその無理やりさに笑ったり、上手なアドバイスには感心することもあるでしょう。

 

可愛らしいイラストのカードと、ちょっと無理やりでかつユニークなアドバイスで、重たい話題でも和やかに話し合えるカードゲームです。

ロス供養カードぴりか:ゲームの進め方

ゲームのルール

  1. オーナーがカードを3枚ずつ配り、残りは積み札にする。
  2. オーナーが自分の悩みを話し、参加者は手元のカードから悩みを解決できそうなカードを1~3枚選ぶ。もし、手元のカードが悩みの解決につながらない場合は、1回だけ積み札から交換する。
  3. オーナーの左隣の人から順に、選んだカードでオーナーの悩みにアドバイスを行う。
  4. そのアドバイスに対して、みんなで意見交換をする。
  5. 全員のアドバイスが終わったら、オーナー自身もカードを出して、自身の悩みに対して意見を述べ、最終的に誰のアドバイスを実行するか発表する。
  6. 全員で「ぴりか」と手を合わせて、ひと区切り。
  7. オーナーの左隣の人が次のオーナーになり、再び1.から繰り返す。全員がオーナーになったら終了。

 

ロス供養カードぴりか:仕様と概要

価格 1,650円(税込)
送料:全国一律180円
内容 カード52枚+空白2枚
公式サイト 株式会社ナイガイ
特徴
  • イラストがかわいい
  • 和やかに話し合える
  • 具体的な悩みを提示できる

終活すごろく

終活すごろくは、みんなの終活窓口にて公開されているすごろくゲームです。

※2021年5月追記 このサイトは閲覧できなくなっています
終活すごろく

出典:みんなの終活窓口

外出自粛のおうち時間を楽しく過ごせる「終活すごろく」作りました☆
家族と、パートナーと、サイコロ振って止まったマス目について話してみませんか?

カードゲームとは少し異なりますが、終活に関するゲームですので、紹介させていただきます。

 

終活すごろくのマス目には、終活に関わる内容が記載されていて、止まったマス目の内容について話し合うという使い方をします。

 

マス目によっては、ハッとする内容であったり、これはどういった意味なんだろう?と悩んだりする内容になっています。例えば、『お墓を探す、墓じまいする』。

 

終活にまだ取り組んでいない方にとっては、『墓じまい』がの意味が分からないかも知れません。意味を調べることで、終活の知識がひとつ増え、ゲームの参加者で知識をシェアできるきっかけになりますね。『墓じまい』を考えていらっしゃる方にとっては、話をするいい機会になることでしょう。

 

墓じまいについては、こちらの記事もご覧ください。

「墓じまい」とは何?意味について解説

 

 

もうひとつ例をあげると、『介護保険を申請する』
若い世代にとって、接点の少ない介護保険。こんな制度があるんだ!という子世帯・孫世帯への気づきにもつながります。

 

介護保険の申請方法については、こちらの記事をご覧ください。

「介護サービスを受けたい!」介護保険の申請方法|手続きや必要書類について解説

 

 

何よりも素晴らしいのが、この終活すごろくは無料でダウンロードできるところです。サイコロの準備が必要ですが、気軽にチャレンジできるところが嬉しいですね。

※2021年5月追記 終活すごろくはダウンロードできなくなっています。

終活すごろく:ゲームの進め方

  1. メンバーで順番を決めて、サイコロを振る。
  2. 止まったマス目の内容について話し合う。

当サイトを運営する、一般社団法人終活協議会のYoutubeチャンネル「終活ガイドCH」でも、プレイ動画をアップしています。ぜひご覧ください。

終活すごろく:仕様と概要

価格 無料
内容 PDFでダウンロード可能(サイコロは別途必要)
公式サイト みんなの終活窓口
特徴
  • 無料なので、気軽に終活ゲームの第一歩として使用できる
  • 終活の知識が増える

カードゲームで終活に取り組むメリット

ここまで、終活におすすめしたいカードゲームを4つ紹介してきました。『終活のカードゲーム』と聞くと、なんだか暗いイメージを持たれがちですが、そうでもないなと感じていただけたでしょうか。

 

終活に関連する話題をカードゲームを通じて話し合うことで、さまざまなメリットがあります。

終活をはじめるきっかけになる

終活をしよう!と考えても、物の整理やお金の整理、医療や介護の希望から葬儀など、するべきことが多岐にわたり圧倒される方も多いでしょう。

何かしらのきっかけがないと、なかなか重い腰はあがりませんよね。

 

ぜひ、お盆やお正月の帰省時や記念日などで集まった際に、終活のきっかけ作りとしてご家族でカードゲームを取り組んでみましょう。

 

帰省時に終活に取り組む方法については、帰省時には親と一緒に終活を!年末年始やお盆におすすめしたい終活の取り組み方でご紹介しています。

もしものときのための「人生会議」ができる

命の危険が迫った状態になると、約70%もの方が医療やケアなどを自分で決めたり望みを人に伝えたりできなくなると言われています。(参考元:厚生労働省|もしものときのために「人生会議」

 

残された家族は、重い判断をしなければならないときがくるかも知れません。

 

そんなとき、「そういえば、あんなことを言っていたな」とカードゲームを通じて、本人の意思が共有できていれば、家族の負担が軽減されることでしょう。また、ご本人もご自身の希望に添うケアを受けられる利点もありますよね。

 

カードゲームを通じて、終末期医療を考える「人生会議」に取り組んでみましょう。

まとめ:終活カードゲーム4選|帰省時にもおすすめ、家族で終活について考えてみよう

介護や医療、相続やお墓のこと。デリケートな話題をふくむ終活の話は、仲が良い家族でも切り出しにくく悩む方も多いのではないでしょうか。終活の重要さを知って欲しいと思っても、言葉だけでは伝わりにくいものでもありますよね。

 

そんな時は、今回紹介したカードゲームの出番です。終末期医療の希望であったり、老後のリスクであったり、カードゲームを通じて本人しか分からない気持ちの揺らぎを体感することで、言葉では伝わりにくい終活の大切な部分を理解してもらえるのではないでしょうか。

 

ぜひ、カードゲームをきっかけに、ご家族で終活について話し合ってみてくださいね。

『終活』とは自分の望む最期を迎え、人生をより充実したものにするため、生前準備を行うことです。 人生の後半戦を思う存分楽しむために『終活』を始めてみませんか? 終活に関する記事一覧

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