お気軽にお電話ください(年中無休:10時~17時)

エンディングノートとは?終活での活用シーンとメリットを詳しく解説

WRITER
 
この記事を書いている人 - WRITER -

エンディングノートとは、人生の終わりを安心して迎えるために、自分の希望や他の人に伝えたいことを書き留めておくノートのことです。終活(人生の終わりのための活動)において、最初のステップとして良く使われます。

エンディングノートには明確な決まりはなく、自由な形式で好きな内容を書けるものです。あらかじめ項目が用意された専用ノートが便利ですが、アプリを使ってもいいですし、真っ白なノートに書いても問題ありません。

「エンディングノートって良く聞くけど、私も書いた方がいいのかな?」
「どんなふうに書けばいいのか分からないから、二の足を踏んでしまう…」

もしそんな風に思っている方がいたら、この記事で全て解決しましょう。

この記事では、以下のことを分かりやすく解説していきます。

◆エンディングノートとは何かを分かりやすく解説
終活(人生の終わりのための活動)において使われるノートのこと

◆エンディングノートのメリット(利用シーン)を解説

  • 【死後】遺族に希望や重要情報を伝えられる
  • 【意思疎通困難時】自分の希望を伝えられる
  • 【生前も】大切な情報をまとめた備忘録として使える

◆終活においてエンディングノートがマストである理由

◆エンディングノートを始める3ステップ
①ノートを用意→②書き始める→③ノートの存在を周囲に伝える

さらに後半では、実際にエンディングノートを選ぶときや書くときに参考になる記事へのリンクも紹介しています。この記事を読めば、エンディングノートの重要性や始め方が分かるはずです。

エンディングノートは、高齢者や死期を意識している方はもちろん、20代30代など若い世代でも書くべきノートです。自分の人生を振り返り、思いを整理することで、心からやりたいことが明確になりますよ。

ぜひ最後まで読んで、今日からエンディングノートを始めてみませんか?

エンディングノートとは?

「終活」という言葉とともに、最近よく聞かれるようになった「エンディングノート」という言葉。

なんとなく意味は分かるという方も多いでしょうが、ここでしっかり意味を理解していきましょう。

エンディングノートは自分の希望を書き留めておくノート

エンディングノートとは、終活(人生の終わりのための活動)において使われ、家族や周りの人に向けて、自分の希望などを書き留めておくノートのことです。「終活ノート」と呼ばれることもあります。

書く人によって内容はさまざまですが、以下のような事柄を書くのが一般的です。

◎財産や債務の状況
◎延命措置など終末期医療の希望
◎葬儀や埋葬の方法の希望
◎自分史、年表
◎親戚や知人の連絡先リスト
◎大切な人へのメッセージ

メインの使われ方としては、自分が亡くなった時や意思疎通が取れなくなった時に、家族や周囲の人に伝えたいこと(自分の希望)を残すものです。

その他、自分が生きてきた歴史をまとめた自分史を書いたり、銀行口座一覧など備忘録のように使ったりすることもできます。

エンディングノートを書く目的

終活において、大半の方が活用するエンディングノート。エンディングノートを何のために書くかというと、「遺される家族のため」と「自分のため」の2つの目的があります。

目的 詳しい内容
遺される家族のため ●急逝しても家族が困らないように
・資産や各種契約内容などをまとめておく
・訃報などを連絡する知人リストをまとめておく
・ペットの情報を詳しく残しておく
●亡くなる前に伝えたいメッセージを残しておく
自分のため ●エンディングノートを書くことで、自分の気持ちを整理する
●自分史を振り返り、生きた証を残しておく
●自分らしい最期を迎えるための希望をまとめておく
・治療方針や延命治療の希望をまとめておく
・葬儀や墓の希望をまとめておく
・パソコンやネット上の情報についての希望をまとめておく

具体的なメリットや利用シーンは「3つの利用シーンで分かるエンディングノートのメリット」で詳しく解説します。

エンディングノートには法的効力はない

エンディングノートには、法的効力はありません。

あくまで「お願い」や「希望」を他人に伝えたり、自分の思いを形にしたりするものです。

形式や内容が自由なのは、強制力がないからです。

法的効力が発生する遺言書とは全く違うものであることを認識しておく必要があります。

一方で、遺言書には書ききれない自分の願いや希望を残しておける大切な役割を持っています。

 

3つの利用シーンで分かるエンディングノートのメリット


エンディングノートを書くメリットはどんなことでしょうか。

それが分かる3つの利用シーンを紹介しますので、自分の場合をイメージしながら読んでみてください。

【死後】遺族に希望や重要情報を伝えられる

エンディングノートを書いておけば、自分が亡くなった後に遺される遺族や周囲の人に自分の希望や重要情報を伝えることができます。

例えば、以下のような情報です。

◎資産のある口座などの重要情報
◎葬儀やお墓の希望
◎ペットの預け先などの希望
◎臓器提供の意思表示

もしもエンディングノートを残していなければ、遺族が財産の全て把握できず、最悪の場合、相続できない可能性すらあります。

エンディングノートに詳しく情報を遺しておくことで、大切な家族が死後にスムーズに手続きを進められるメリットがあります。

【意思疎通困難時】自分の状況や希望を伝えられる

死に至らずとも、認知症や重大な病などにより、意思疎通ができなくなるケースがあります。

こうした場合にも、エンディングノートを残しておけば自分の状況や希望を伝えることができます。

◎終末期医療で延命措置を行いたいかどうか
◎介護についての自分の希望
◎常用している薬や治療方針について

などを残しておくことで、家族や周囲の人に自分の思いを知ってもらえるメリットがあります。

【生前も】大切な情報をまとめた備忘録として使える

エンディングノートは、重要なことをまとめておける備忘録としても使えます。

◎使っているWebサービスのログイン情報
◎大切な友人・知人の連絡先
◎クレジットカードなどの緊急連絡先

このような情報をエンディングノートに集約しておけば、「何かあった時にエンディングノートさえ見れば安心」という状況を作っておけます。

また、「忘れないうちに自分史を書いておく」という使い方をしている方もいます。

終活やるならエンディングノートはマスト

エンディングノートの3つの活用シーンを通して、エンディングノートがさまざまなシーンで役立つことが分かったのではないでしょうか。

実際、終活においてのエンディングノートの重要性を感じている人はほとんどです。

2017年に「国境なき医師団」が行ったアンケート調査では、9割を超える人が「エンディングノートの準備は大事」と回答しています。


参考:国境なき医師団「終活と遺贈に関する意識調査2017」

エンディングノートは、終活するには切っても切り離せないツールです。

なぜならば、以下のようなメリットがあるからです。

◎資産の全体像や葬儀に呼んでほしい連絡先リストなど、家族が困らないようまとめておける
◎自分の想いを周りに知ってもらうことができる
◎エンディングノートを書くことで、終活に対する自分の希望を整理できる

終活をやるならエンディングノートはマストで活用してほしいアイテムです。

エンディングノートを始めるための3ステップ


ここからはエンディングノートを書くための3ステップを紹介します。

ステップ①エンディングノートを用意する

まずはエンディングノートを何に書くかを決めて、用意しましょう。

①エンディングノートとして売られている市販の専用ノート【おすすめ】
②無料でダウンロードできるエンディングノート
③エンディングノート用の無料アプリ
④普通のノート

専用ノートを購入する

エンディングノートとして売られている市販の専用ノートは、あらかじめ項目が用意されているので、それに従って書いていけば完成するため便利です。「何を書けばいいか分からない」「指示に沿って書きたい」という方におすすめです。

市販されているエンディングノートは種類が豊富なので、厳選したおすすめエンディングノートを3つ紹介します。

【おすすめ1位】もしもの時に役立つノート


出典:Amazon

迷ったらコレ!
エンディングノート選びに迷ったら、これを選んでおけば間違いなし!事例や記入のコツとヒントもあり、まだ書きたいことが決まっていない初心者の方でも、項目に従って簡単に書き進めることができます。

●メーカー希望小売価格:1,630円(税抜)
●ページ数:64ページ(セミB5)

 

【おすすめ2位】自分史年表+エンディングノート 令和版


出典:Amazon

自分史を書きたいならコレ!
自分史を重視したい方にイチオシのエンディングノートです。「令和版」では自分史年表が1926年(昭和元年)~2045年まで拡大。さらにノドまで開く製本技術により書きやすさもアップしています。

●定価:1,200円(税抜)
●ページ数:128ページ(B5判)

 

【おすすめ3位】一番わかりやすい エンディングノート


出典:Amazon

受講者の声を反映!
3,000人の終活セミナー受講者の声を形にした「一番わかりやすい」エンディングノート。Amazonでもベストセラーになっています。重要情報を保護するスクラッチシール付き。

●定価:980円(税抜)
●ページ数:64ページ(B5判)

 

もっとたくさんの市販ノートからベストなものを選びたい方は、以下記事で人気ノート15商品を徹底比較して紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

関連記事

無料でダウンロードできるエンディングノートを使う

インターネット上で無料配布されているエンディングノートを自分で印刷して使う方法もあります。

市販の専用ノートに比べていささかデザイン性が劣る場合もありますが、完全無料でダウンロードできるため、「とりあえず書いてみたい」「どんな項目があるか見てみたい」という方におすすめです。また、Wordなどパソコンから直接入力したい方にも向いています。

特におすすめの無料エンディングノート配布先を3つご紹介します。

【迷ったらコレ!】葬儀ベストネット


参考:葬儀ベストネット

装飾などはなく白黒のシンプルなデザインですが、39項目のうち必要なページだけ選んで印刷ができる便利な無料エンディングノートです。

【自分史を書きたいならコレ!】自分史ムービー工房


参考:自分史ムービー工房

思い出を振り返りながら書ける自分史ページが充実しているエンディングノートです。その他、財産まとめ、死後の希望、連絡先リスト、大切な人へのメッセージ欄など一通りの項目もしっかり揃っています。

 

【パソコンで直接編集するならコレ!】Officeテンプレート


参考:Officeテンプレート

Wordソフトを提供しているMicrosoftの公式テンプレートです。Wordがあれば直接パソコンから入力が可能。表紙・裏表紙もあり、印刷して綴じればデザイン性の高いエンディングノートになります。

 

3つ紹介しましたが、18の無料エンディングノートから自分にピッタリのものを選びたい方は以下のページも参考にしてみてください。

関連記事

無料の専用アプリをダウンロードする

「空き時間に手軽に書きたい」「市販のノートを買うほどでもない」という方は、エンディングノート用の無料アプリを使うのがおすすめです。スマートフォンやタブレットから編集できるので、時間が空いた時に更新できるメリットがあります。

代表的なエンディングノートアプリは次の3つです。

 

【定番アプリならコレ!】100年ノート


出典:Google Play

エンディングノート専用アプリで、文字が大きく画面が見やすいのが特徴です。記録の保管や作成は無料ですが、遺族に情報を開示する場合は開示料がかかります。財産や葬儀、保険、ペットについて、自分史、連絡先リスト、メッセージなど一通りの項目が揃っています。

iPhone版ダウンロード Android版ダウンロード

 

 

【質問に答えるだけで簡単!】エターナルメッセージ


出典:Google Play

質問に答えるだけで入力が完成するエンディングノートアプリ。手軽に始められると人気です。文字で記録する他、動画や写真も保存できます。家族が運営会社に連絡すれば、無料で閲覧可能です。

iPhone版ダウンロード Android版ダウンロード

 

 

【Appleユーザー向け】私ノート2


出典:App Store

iPhoneまたはiPad用のエンディングノートアプリです。医療・介護・財産・相続・葬儀・お墓の希望などをアプリに書いておくことができます。Android版はありません。

iPhone版ダウンロード

 

3つのアプリについて、さらに詳しい比較表を見たい方は以下記事をご覧ください。

関連記事

普通のノートに書く

書きたいことが決まっている場合や、市販のノートよりも自由に書きたい場合は、普通のノートをエンディングノートにしても良いでしょう。

市販のノートではページ数に制限がありますが、自分で項目を決めて書いていくならば、たくさん書きたい項目は多めに書き、不必要な項目は書かないということもできます。

また、ブログやホームページなどをエンディングノートの代わりにする方もいます。ただしその場合は、何かあった時にエンディングノートの存在が家族に伝わるよう、事前に伝えておくことが大切です。

ステップ②エンディングノートを少しずつ書いていく

エンディングノートを用意したら、書ける項目から少しずつ内容を書いていきましょう。あらかじめ項目が決まっている市販の専用ノートや無料アプリは、その項目に従って書いていくだけです。

自分で項目を選定したい場合は、以下の10項目を基本に書いておくのがおすすめです。

項目 詳しい内容例
自分についての基本情報 生年月日・住所・本籍地・血液型・趣味・特技・好きな食べ物など
日常における
契約などの個人情報
携帯電話関連の契約会社・電気やガス、水道代金の契約内容・Amazonなどネットショップの情報など
介護についての希望 どこで、誰に、どんな介護を受けたいか
医療や延命治療について 持病・常用薬・アレルギー・延命治療の希望の有無・臓器提供の希望の有無など
葬儀や納骨についての希望 葬儀形式の希望・葬儀社・戒名について・喪主を誰にしたいか・遺影について・納骨して欲しい寺院など
知人や親戚の連絡先 葬儀に参列してもらいたい人のリストなど
財産や相続について 預貯金(金融機関・支店名など)・有価証券・生命保険の加入状況など
遺言書について 遺言書の有無・保管場所・種類(自筆証明遺言、公正証書遺言、秘密証書遺言)など
ペットのこと 名前・種類・年齢・かかりつけの病院・好きな食べ物や喜ぶ遊びなど
大切な人へのメッセージ 家族やお世話になった人などに、感謝の気持ちや言いそびれたこと

エンディングノートの項目や内容について、もっと詳しく知りたい方は、以下の記事もご参照ください。

関連記事

ステップ③エンディングノートの存在を親しい人に教えておく

エンディングノートは書いて終わりでは意味がありません。何かあった時にエンディングノートを見て欲しい人に、エンディングノートの存在を教えておきましょう。

エンディングノートの存在を知らせていなければ、せっかく準備した内容や想いが伝わらないままになってしまいます。

ただし、パスワードや資産の口座情報など重要な情報を書く場合も多いので、他人にすぐ見つかりすぎる場所に置くのも危険です。保管場所は、例えば机の引き出しの中など、家族以外の人がめったに開けない場所が最適です。

 

参考になる記事一覧(選び方・書き方)

エンディングノートの意味やメリット、始める方法について説明してきました。ここまで読んで「自分もやってみよう」と背中を押せたならとても嬉しく思います。

今回この記事では詳しくは書きませんでしたが、いざエンディングノートを書いてみようという方におすすめの記事をまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。

関連記事

エンディングノートに悩んだらプロに相談しよう

「自分ではエンディングノートを選べない」「書き方について相談しながら書きたい」という方は、終活のプロに相談するのが一番です。

このサイトを運営している「一般社団法人 終活協議会」では、エンディングノートはもちろん、終活に関するさまざまなお悩みをサポートしています。

例えば…
おひとり様の身元保証や死後事務委任、離れて暮らす親の終活、エンディングノートの書き方サポート、医療、介護、相続、遺言書の作成、遺品整理、生前整理、空き家対策、お葬式、お墓、墓じまいなど

お電話の方は、0120-980-845に「終活の相談窓口を見た」とお伝えください。

 

まとめ

エンディングノートとは何か、初心者の方でも理解できるように、意味やメリットを紹介しました。

 

◆エンディングノートとは
終活(人生の終わりのための活動)において使われるノートのこと

・エンディングノートは「家族のため」「自分のため」に書くもの
・エンディングノートには法的効力はない

 

 

◆エンディングノートのメリット(利用シーン)

・【死後】遺族に希望や重要情報を伝えられる
・【意思疎通困難時】自分の希望を伝えられる
・【生前も】大切な情報をまとめた備忘録として使える

 

エンディングノートを書くことで、自分の終活に対する姿勢や周囲に伝えたい願いが再確認できます。そのため、終活するならエンディングノートは最初に書いておきたい大事なノートです。

書きたい意思が固まったら、あとは以下の3ステップに従ってエンディングノートを用意しましょう。

①エンディングノートを用意する
(市販の専用ノート、無料ダウンロード、アプリ、普通のノート)

②項目に従って書き進める

③エンディングノートの存在を親しい人に教える

エンディングノートを始める上で、この記事が参考になれば幸いです。

「終活の相談窓口」では終活に関する様々なサポートを行なっております。

竹内

  • エンディングノートの書き方サポート
  • 終活に関するご相談(無料)
  • おひとりさまの終活サポート

終活に関するご相談は以下からお願いいたします。

無料で受けられる「終活ガイド初級」で、終活の基礎知識を学びませんか?

エンディングノートの細かな部分をしっかり理解し、”『エンディングノート』を通じて豊かな人生のお手伝いをする”やり甲斐、使命感を感じられる仕事『エンディングノート認定講師講座』については以下をご覧ください。

この記事を書いている人 - WRITER -

Copyright© 終活の相談窓口 , 2020 All Rights Reserved.