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まだ先とは考えないで…親の死に対する心構え|終活という選択肢

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親の死は、子どもとしてなかなか考えたくないものです。いつかはやってくるということは頭のどこかで理解していても、心構えはいくつになってもできないものですよね。

 

今回は、親の死に対する心構えについてご紹介しています。いつかやってくる死を、少しでもスムーズに受け入れるためにも、ぜひご参照なさってくださいね。

目次(この記事は以下の順番で構成されております)

  • 親の死に対する心構えとは
  • 親が生きているうちにできること|感謝を伝えて親孝行
  • 親の死の心構えとしてできること|親の終活
  • まとめ:まだ先とは考えないで…親の死に対する心構え|終活という選択肢

親の死に対する心構えとは

いつかやってくる親の死。つい「うちの親に限ってまだ大丈夫」、「うちの親はまだ若いから…」と思ってしまいがち。しかし残念ですが、いつかは親との別れが必ずやってきます。

 

親の死への心構えとして、「うちの親はまだ大丈夫」という気持ちを忘れることが重要です。しかし、なぜまだ大丈夫という気持ちを忘れないといけないのでしょうか。親がまだ60代など平均寿命よりも若いと、そこまで死について真剣には考えないものですよね。「まだ大丈夫」という希望を捨てなければいけない理由について次で紹介します。

何歳であろうと親の死はやってくる

ここで日本の平均寿命について見てみましょう。

男性の平均寿命:81.41歳
女性の平均寿命:87.45歳

参照:厚生労働省

この年齢よりも親がずっとと若い場合は、確かにまだ別れは先のように感じるかもしれません。しかし、こちらの年齢はあくまで「平均」の寿命です。つまり、平均以上に長く生きる方もいれば、平均よりも若くして亡くなる方もいるのです。言い換えると、この年齢より早くに親との別れが来ることもあるということ。

 

不謹慎ですが、それが明日かもしれません。くり返しになりますが、「うちは親との別れはまだまだ先」という思い込みは捨てましょう。

 

そして、いつやってくるかわからない親との別れの前に、できる限りのことをして、後悔のないように過ごすことが必要です。では、実際に親に対して何をしたらよいのか、次で見てみましょう。

親が生きているうちにできること|感謝を伝えて親孝行

「孝行したい時分に親はなし」ということわざをご存じでしょうか。こちらは、親のありがたみを理解できる年齢になり、いざ親孝行をしようと思ったときには、親はすでに亡くなっている、という意味があります。あのときにもっと「ありがとう」と伝えておけば…と後悔しないためにも、生きているうちに親に日頃の感謝の気持ちを伝えましょう。

 

そして、親の好きなこと、趣味、人生で楽しかったことなどを聞いてみてください。可能であれば、親が元気で動けるうちに、親の趣味や好きなことを一緒にするなどをして親孝行をすることをおすすめします。いつまでも一緒にいられるわけではない親。今一緒にいることができる時間が、とても貴重だということを意識して過ごすようにしてくださいね。

 

自分を大切に育ててくれた親は大きな存在。ここまで親の死への心構えについて記載してきましたが、なかなか親の死への心構えは簡単にはできないものです。そこで、親の死への心構えを持つためにできることを次でご紹介しますので、一緒に見てみましょう。

親の死の心構えとしてできること|親の終活

親の死の心構えとしてできることをまとめてみます。

などがあります。
それぞれ詳しく見てみましょう。

エンディングノートとは

エンディングノートとは、いずれ迎える死についての希望を書き留めるためのノートのこと。エンディングノートには、決まった特定の項目はありませんが、種類によって、自分史に特化したもの、死後の手続き、資産情報に特化したものなどがあります。必要に応じて、親と一緒にエンディングノートを選ぶなどしてみてくださいね。

 

死に関する必要な情報を親がゆっくりとしたためることで、親自身も気持ちの整理ができてくるはずです。また、親が記載したノートをみなさんが見ることで、親の死への心構えが自然とできてくるかと思います。

 

延命治療や葬儀についての話題はセンシティブなことなので、親子でもなかなか聞きづらいかもしれません。また、親の死への心構えができていないと聞きにくい内容でもありますよね。エンディングノートには、葬儀や延命治療に関する項目があるものもあります。直接親に聞きにくい項目はエンディングノートに記載してもらい、後日読んでみるのもよいかもしれません。

 

必要に応じて、親がエンディングノートを書くのをサポートしたり、途中で見せてもらいましょう。ネガティブな印象になりがちですが、お互い希望通りのお別れとなるよう、少しずつ前向きに書き込んでいきたいですね。

エンディングノートの書きかた
エンディングノートについて詳しく知りたい方は→ エンディングノート関連記事一覧

親の資産を確認する

親の持っている銀行の口座情報、クレジットカードの情報、不動産の名義、借入の有無、など親の資産状況を確認しましょう。こちらは、すぐに親が答えられない場合もあります。資産情報を記載することができるエンディングノートもありますので、親に調べながらゆっくり書いてもらうのもよいですよ。

 

また、親の死亡届を役所に提出すると、その時点で親の銀行口座が凍結されると思われがち。銀行では預金者が亡くなったことを知った時点で口座を凍結しますが、これは役所に死亡届が提出されたタイミングでは行われません。そのため、死亡届を出す前に慌てて親の資産情報を把握しなければいけない必要はありません。大切な情報ですので、慌てずに確認しするようにしてください。

親の終活の希望

親に自分の終活に関する希望を聞いてみましょう。具体的には、入院をするときに病室に呼んで欲しくない親族はいるか、施設に関する希望はあるか、最期をどこで迎えたいか、などです。

 

万が一のことがあった場合に、連絡して欲しい人がいるはずですので、リストをあらかじめ作っておきましょう。

 

親がまだ若い場合は、「まだまだそんなこと考えていない」と返されてしまうかもしれません。しかし、死は誰にでも平等に少しずつですが刻一刻と迫っています。親が自分の死に心構えができていない場合は、「万が一のこともあるから、一緒に終活について考えてみよう」とやさしく促してみてくださいね。

 

延命治療の有無

親に延命治療の希望についても聞いてみてください。

 

平成27年の内閣府の調査によると、延命治療を行わず自然に任せたいと回答する高齢者(65歳以上)の割合は91.1%でした。(参照:内閣府「高齢社会白書」)

このデータによると、9割以上の方が延命治療はしなくてよいという考えを持っていることになります。しかし、残り1割の方は延命治療を希望しているということにもなるのです。もしものことに備え、事前に親に延命治療についての希望を聞いておくと、いざというときに心構えにもなります。

 

まだ先のように感じる親の死。今から延命治療について話合うことで、お互いに死への覚悟ができてくるはずです。

葬儀への希望

葬儀は規模で分けると、次のような種類があります。

どのような葬儀がよいかと希望があるか聞いてみてください。葬儀に呼んで欲しい人、呼んでほしくない人も聞いておきましょう。また、生きているうちにお世話になった方に感謝を伝えたいなどの理由から、「生前葬」(せいぜんそう)というものがあります。

 

こちらは聞きなれないかもしれませんので簡単にご紹介します。生前葬とは、生きているうちに自分の葬儀を行うもの。自分の理想通りの葬儀をしたい方などに選ばれています。具体的な葬儀の話をすることで、互いに死への心構えが芽生えるかと思います。

▼親の終活について、動画でも解説しております▼

まとめ:まだ先とは考えないで…親の死に対する心構え|終活という選択肢

生まれたときからずっと一緒の親。いつまでも元気でいて欲しいという気持ちから、ついお別れはまだ先だろうと思ってしまいますよね。しかし、そんな保障は誰にもないのです。

 

「親の死はまだまだ先だから大丈夫」という思い込みはまず捨てることが親の死に対する心構えとして重要です。

 

そして、いざというときに慌てないためにも、エンディングノートを書いてもらう、延命治療や葬儀についての希望を聞くなど、終活に関することを話し合ってみてください。そして、何より親孝行も大切。後悔のない別れにするためにも、生きているうちに、日頃の感謝、ありがとうという気持ちを親に伝えましょう。

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