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【中尾彬×池波志乃】著書「終活夫婦」を出版|夫婦での終活に学ぶ事

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記事監修者:一般社団法人終活協議会代表理事:竹内義彦

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「芸能界のおしどり夫婦」として有名でもある、中尾彬さん(78)と池波志乃さん(65)人が、ご夫婦で終活を始められたことが話題となっています。

 

ひと昔前であれば、影響力高き芸能人が「人生を終える準備」などについて話せば「縁起が悪い」などと叩かれていたのではないかと思います。近年は「終活」とは自分の残りの生き方を考え、とても身近で大切なものへと時代が変化してきました。

 

以前、ご夫婦で出演されていた「誰だって波乱爆笑」(日テレ:日曜 あさ9時55分~11時25分 放送)にて「出会ってから3ヶ月で電撃結婚した」と話されおり、結婚生活43年で2人の間にお子さんはいらっしゃいません。

 

今回は芸能界のおしどり夫婦として名高き「中尾彬さんと池波志乃さん」による「夫婦での終活」を考えて行きたいと思います。ご夫婦で、残りの人生を大切に生きるきっかけとなれば幸いです。

 

目次(この記事は以下の順番で構成されております)

  • 【中尾彬×池波志乃】「終活夫婦」としての取り組み
  • 中尾さん・池波さんご夫婦が「終活で得た嬉しい効果」
  • 夫婦での終活に取り組む「男女の違い」
  • 「終活夫婦」(講談社)の連名出版について
  • 【中尾彬×池波志乃】ご夫婦での終活への考察
  • まとめ:【中尾彬×池波志乃】「終活夫婦」としての前向きさに学ぶ

【中尾彬×池波志乃】「終活夫婦」としての取り組み

中尾彬さんと池波志乃さんご夫妻が終活を始めたきっかけは、中尾さんの大病だったそうです。

 

病気とは無縁だった中尾さんが、2007年(ご本人64歳)のときに「横紋筋融解症」という病気を患い医師から生存率が20%と告げられましたが、なんとか一命をとりとめられたそうです。これをきっかけに人生の終わりに向け「ご夫婦での終活」を開始され「終活夫婦」(講談社)という著書も連名で出版され注目を集めました。

 

「夫婦での終活」を始めたことで、本が書けるほどの多くの人に役立つ経験をされたのでしょう。最初に、メディアや取材などで公表されている終活の取り組みをお伝えしていきたいと思います。

まず最初に処分したもの

終活を始めるたときに、多くの方が最初に悩むことのほとんどが以下です。

  • 何から処分をすればいいのか
  • 処分する順序に悩む

 

中尾さん・池波さんご夫妻がまず最初に処分されたのが「大きなもの」すなわち「家」だそうです。家を処分してしまえば困ってしまうと思うでしょうが、お2人は3つの家を所有していたために、まず最初に沖縄と千葉にあった家を処分したそう。

 

沖縄の家は老後に移住も考えて賃貸ではなくマンションを購入されたようですが、現実的に考えると世間で憧れともされている「歳をとってからの移住」の難しさを感じたそう。

 

知り合いも少ない地で倒れてしまった場合「頼れる場所の少なさ」に、改めて気付いたと話されています。若いうちならいいのかもしれませんが、沖縄、東京、千葉と3つの家を移動する度に掃除する作業が段々としんどくなってきたのも身をもって体験されたようです。

 

一般の方で家が3つもある方は珍しいかもしれません。しかし「車」「車庫」「家具」などの「大きなものから処分していく」というアイディアは誰もが取り入れやすいですね。

 

次に処分していくもの

「大きなもの」に続き処分を始めたのが「数があるもの」、要は写真やお皿などのこと。

 

中尾家は特に写真が多かったそうですが、これは昭和の夫婦・芸能人夫婦だからなのかもしれません。現在は写真と言えばデータでの管理が主流です。そのうえ芸能人であれば一般の人に比べ、より写真が多いことでしょう。

 

数があるものは「捨てられないもの」だから溜まっていく。それを認識し、早めに手を付けた方がよさそうですね。

 

写真の片づけをしたた結果「思い出なんて夫婦の絆があればいい」と話されていますが、多くのものを断捨離されたからこその言葉に重みがありますね。

ご夫婦で意見が割れた場合

夫婦で物を処分するとなると、意見が食い違うことも多くなってくるとは思います。そうした場合はどうすればいいのでしょうか。中尾さんと池波さんはの場合は「自分のものは自分で考える」というルールを設けられているそうです。

 

男性には「一点もの」や「オリジナル性」を大切にする収集癖があり、女性には「似たようなものをいくつも集める」といった購入癖があります。男女の所持品の違いには「自分にとっては不要だけれど、相手にとっては大切なもの」ということを理解し、相手の大切なものを尊重する気持ちが必要なのでしょう。

 

中尾家を真似て「要・不要を決めるのは、自分のものだけ」と、決めて取り掛かれば揉めごとも少なそうですね。

捨てるかどうか迷った場合は?

終活に向けて断捨離をしていると、「捨てるかどうか、迷うことばかりの連続」です。

 

池波さんは、2020年3月17日号の「女性自身」のインタビューにて「捨てるかどうか悩んだものは、保留にしてリビングなどの見える場所に置く」と話されています。クローゼットの奥などにしまわないということ。目に付かない場所に閉まってしまえば、また暫くそのままになってしまうからです。

 

しばらくリビングに置いたのち、どちらかが「不要だ」と気付いても、どちらかが「まだ要る」と思った場合は「最後に残したいと思った方が、決断する」のが鉄則。喧嘩にならないようにするコツなのだそう。

 

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中尾さん・池波さんご夫婦が「終活で得た嬉しい効果」

中尾さん・池波さんが終活を行うなかで得た経験談を、雑誌のインタビューやテレビ番組、著書のなかでも数多く話されています。

 

そのなかでも予想外の終活を執り行った一般の方々の経験談からも、多く上がる声なのでお伝えしておきたいと思います。

『終活のお陰で』買い物をするときに、きちんと考えて買うようになる

よく言われるのが、終活の一環で家や所有物の片付け(断捨離)を始めたことで、次に欲しいものが出来たときに「きちんと考えて買うようになる」ということ。

 

都内で開かれたパロマの「ビルトインコンロ『アバンセ』記者発表会(2019年5月15日)」にゲストとして出席された中尾さん・池波さんご夫妻は、そちらでも終活に関して話されています。中尾さんは骨董品や美術品の収集を趣味とされていますが、終活をしてからは「2晩寝て、それでも欲しかったら買うというルールができた」と、話されています。

 

ご自身のトレードマークである「ねじりストール」も200本以上処分されたそうですが、また新たに購入することもあるそうです。

『終活のお陰で』自分にとって何が大切なのか、知ることができた

「夫婦としての人生の終え方」を行動におこすことで「残された人生をどう生きるか」を、改めて考えることが出来るようになるという声はとても多く上がっています。

 

その理由のひとつに、多くのものを手放す中で「迷わずに残したものがあること」に気付いたからではないでしょうか。

 

池波さんも、終活の途中で迷わずに残すものを久々に手に取られたようです。

池波志乃さんの御家系

池波志乃さんは、東京荒川区西日暮里に生まれ、祖父・父ともに落語家として知られる有名な人物である。

父は金原亭馬生(きんげんてい・ばしょう)であり、また叔父も落語家として活躍をしており、その全員が落語家界の大御所として有名です。

終活をすすめるなかで、母親の遺品の中に54歳の若さで他界した落語家の父・金原亭馬生(きんげんてい・ばしょう)の写真や池波志乃さんご自身が成人式のときに父が巻紙に書いてくれた「贈る言葉」が出てきたそうです。

 

巻紙に書された父からの「贈る言葉」には、このような詞があったようです。

何か面白くないことがあったら、人のいないところで空に向って怒鳴りなさい。
「お父さんのバカー」と。

天職であったであろう落語家としての側面父親としての愛情ある側面の、両方を兼ね備えた素敵なものですよね。こちらはご主人である中尾さんが、額に入れる手配をされ大切に残されているようです。

『終活のお陰で』元気になった

終活をすることで「元気になったご夫婦」もまた、とても多いです。

 

夫婦での終活をすることで、今までは漠然とした老後への不安が「今解決すべきこと」「もう手放すべきこと」「これは悩んでもしかたないこと」と、分けて考えれるようになった意識的な要素が大きく影響します。

 

それ以外にも、夫婦での時間の有限感に気付くことで「もう一度、一緒に行動してみよう」「夫婦の時間を大切にしよう」と思う人も多いそう。

 

中尾さん・池波さんご夫婦もまたその一組で、終活により多くの思い出が蘇ってきたそうです。もう一度ご夫婦で足を運びたい場所も増えたようですし、そのことで「プライベートの予定を入れてから、仕事を入れるように変わった」と、自分達の変化を話されています。

『終活のお陰で』他人や残される家族のことも考えれるようになった

終活を始めるきっかけは「他人や残される家族に迷惑をかけないように」という人がほとんどです。終活を進めていくうちに「周囲の人にとって、本当に迷惑なことって何だろう」という他人の気持ちを考え始めるようになります。

 

中尾さん・池波さんがインタビューなどで語られていた言葉を借りながら、お伝えしていきたいと思います。

舌打ちされながら片付けされたくない

これは池波さんの言葉で「自分達にとって価値のあるもの」が「他の誰かにとっては価値がないもの」の場合も多いという気付きからくるものでしょう。

 

それが多量にあれば、舌打ちさえされてしまうかもしれないという、他人の立場にたったからこそ言える言葉なのだと思います。

捨てることが目的ではないからいいんです。終活は“楽しみをなくさない”鉄則ですから

趣味も多かった中尾さんが、自分の大切なものを断捨離していくのは「量」も「精神的」にも、とても大変なことだったでしょう。

 

もうひとつ中尾さんの言葉ですが「人に物をあげるときも、気を付けなければならない点がある」とも続けて発言されています。

 

一般的に貰って困るものは、立場的に「要らない」と言えない人に行く可能性が高いです。そんなときに「要らないのなら、まだほかに心当たりはあるから断っても構わないよ」と相手に断れる余地を与えることを発言されています。

 

終活をするとどんなメリットがあるのかについては、終活をする目的とは?必要性はあるの?メリットや始め時、手順も解説で紹介しています。

夫婦での終活に取り組む「男女の違い」

終活への取り組み方には「男女の違い」があるようです。終活を始めるとさまざまな場面でつまづき、その都度誰かに相談することになるのですが、そうした場合も男女差が出てくるようです。

 

多くの場合、男性は一番身近な奥さんに相談するのに対し、女性は友人や子ども達に相談することが多いそう。

 

終活での「男女の違い」について、中尾さん・池波さんのご夫婦の在り方も交えながらお伝えしていきたいと思います。

男性の終活

中尾さんは終活を始めたことをメディアで公表したことで、男性陣に終活について聞かれることが増えたそうです。

 

男性も、終活について気にはなっているようですね。一般的に男性は死後の準備を優先的に行ったり、自分が生きてきた証を確認したくなる人が多いようです。

男性が終活をするにあたり優先しがちなこと

・お墓の用意・準備
・自分のツールや家系図の確認

パロマの「ビルトインコンロ『アバンセ』記者発表会」の際に中尾さんも男性らしい意見を主張されています。

 

 

~中尾さんが終活で感じられたこと~

  • ただ物を捨てるのと違い、物を減らして整理していくことだと気付いた
  • 終活の終は終わりという字だから、考え違いしてしまいがちですが、準備だと思えばと“終”わる“活”動の「終活」の意味は良い意味で捉えて欲しい

 

最後に、収入があったころはあれもこれも欲しいと思い手に入れたものがいっぱいあったが、結局のところひとつあればいいものは「ひとつでいい」という感覚に変わったと話されています。

女性の終活

池波さんは至る所で「体力も必要」「終活は早いほうがおすすめ」と話されています。

 

一般的に女性は、自分の死後や残された家族のことを優先してエンディングノートの気持ちを残したり、伝える事を書き綴ったりする人が多いようです。それに自分の使ってきたものを整理・処分することから始める人も多いです。

女性が終活をするにあたり優先しがちなこと

・エンディングノートの作成
・家の片付け・断捨離

インタビューでの、池波さんの女性的な意見もピックアップしておきたいと思います。

 

 

~池波さんが終活で感じられたこと~

  • 断捨離は全て捨てて終わりだけれど、終活は今使えないものは処分して機能的なものに買い替える「入れ替え作業」であり、次のステップで楽しむための準備だということ
  • 行き先がわかるものは残して大丈夫だということ(甥が噺家を継いだため、父の落語の本や資料を残しているそう)

 

個人的に、池波さんの言葉で胸に染みいったものを紹介しておきます。

まだまだ元気で、やりたいことができる状態のときに始めることで、これから快適に生きていくための準備として終活に臨むことができるんです。

~パロマの「ビルトインコンロ『アバンセ』記者発表会より~

 

男女の終活のゴールは同じ

一般的に終活の傾向として男女差があるのは、今までのライフスタイルによる考え方の違いもあるようです。

 

男性は仕事を中心に「家族を支えてきたという」誇りやプライドもあることでしょう。女性は、家のことを中心に「家族・子供を守ってきた」という愛情を重んじる気持ちがあるのでしょう。それぞれに終活への思いの違いはありますが、終活を始めた人にとってのゴールは共通して「人生の終わりをスッキリと、より良いものにしたい」ということです。

 

終活を始める前は暗くネガティブなイメージを持っていた人も、終活を始めてみると男女ともに「残りの人生をどう生きるのか」「楽しく過ごすためにはどうすればいいのか?」と、明るい気持ちで終活を進める方が多いようです。

 

周りの人に迷惑をかけたくない、と考えている人は老後に迷惑をかけたくない人こそ終活を!準備は早いに越したことはないもあわせてご覧ください。

「終活夫婦」(講談社)の連名出版について

中尾彬さん・池波志乃さんの連名にて「終活夫婦」を出版されています。

2018年4月27日ー講談社

終活を始めようと考えている、ある程度年齢を重ねた方もおすすめな「終活夫婦」ですが、ぜひ若い人にも手に取って欲しいと思う一冊です。

 

  • 子どもを持たないという選択をしたからこその「終末期医療に対する考えかた」
  • 現代の多様な家族の形について「正解がないこと」など

 

お二人が「夫婦での終活」を始めたからこそ感じる、残された生き方が語られています。

 

本書は「章」によって、内容がわかりやすく順序だてられているのですが「第7章~終活は美しく~」では、ご夫婦で多くのものを処分した中で、気付いたことを伝えられています。それが、とても深く少しだけ紹介しておきたいと思います。

 

お二人は多くを手放す中で、どうしても捨てられないものがあることに気付きます。他人にはガラクタに見えても、自分にとってはどうしても捨てられないものが出てきてしまうことに対しての一説です。

もしかしたら「終活」とは、自分にとって最後まで捨てられないものは何なのかを気づいていく旅なのかもしれません。

引用:終活夫婦 著 中尾彬・池波志乃

 

「要るのか・要らないのか」「残すのか・残さないのか」を繰り返すなかで、自分の長き人生において最期に何を手元に残したいのかを知ることが終活なのかもしれません。

 

他に芸能人がどんな終活を行っているか知りたい方は、【最新版】終活をしているタレントや芸能人【総勢26名】をご覧ください。

【中尾彬×池波志乃】ご夫婦での終活への考察

中尾さんと池波さんのことを調べていく中での気持ちを、まとめてみたいと思います。残された夫婦での時間をどうしたいのか考え、明るいものにしていくためには「終活は元気なうちに」が大切なのだと思います。

 

「時間」や「作業量」の問題もあるでしょうが、それ以外に自分やパートナーの身体が弱ってから終活を始めれば終活は地道で暗い作業にもなりかねません。

 

もうひとつ大切なことは、どんなに終活を完璧にしたところで、最後は誰かの手を借りて自分の身をお墓に納めてもらわなければなりません。誰かに全く負担をかけず、あの世に旅立つことはできないのです。

 

いつか来るそのときのため、最後は幸せな顔を世話をしてくれる人に見せてあげたい。その為には「幸せになることを諦めないように」生きていきたいなと思いました。夫婦での終活は、若かりしころの自分達には気付けなかったことに気付き、そして「やり切った」と思って旅立つために大切なことなのでしょう。

 

まとめ:【中尾彬×池波志乃】「終活夫婦」としての前向きさに学ぶ

ご夫婦で終活に取り組むには、自分1人の意志や独断では決められないもどかしさもあると思います。

 

しかし、夫婦元気で行うからこそ若いときみたく「手を取り合って前に進もう」「残りの人生を共に歩もう」という気持ちが生まれまる。

 

夫婦での終活には、人間に備わった「相手を思いやる気持ち」や「自分の気持ちを伝えれる人がいる喜び」を、改めて知ることができます。残された「夫婦2人の時間」を考え、誰かと共に人生を終えていく充実感を感じて残りの人生を穏やかに過ごして欲しいと思っています。

『終活』とは自分の望む最期を迎え、人生をより充実したものにするため、生前準備を行うことです。 人生の後半戦を思う存分楽しむために『終活』を始めてみませんか? 終活に関する記事一覧

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