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年賀状じまいの文例や注意点「年賀状をやめるとき」の挨拶文について

 

記事監修者:一般社団法人終活協議会代表理事:竹内義彦

記事監修者:一般社団法人終活協議会代表理事:竹内義彦

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終活のひとつとして、取り入れる人の増えてきた「年賀状じまい」。高齢者だけでなく、40~50代のうちに行う人もいます。

 

年賀状じまいでは、「〇〇の理由で来年からは年賀状を出さない」という旨を伝えるための終活年賀状を送ることになります。これは、多少なりとも相手に混乱を与えるものなので、文面に細心の注意を払うことが必要です。

 

この記事では、年賀状じまいを宣言するときの注意点や、「年賀状をやめるときの挨拶」で気をつけることについて解説しています。また、さまざまなケースに使える文例をご用意していますので、ぜひ参考にしてください。

年賀状をやめるときの挨拶、気をつけることはある?

年賀状じまい(終活年賀状)は、どのようにして書けばいいでしょうか。

書き方や注意点を解説します。

どんなハガキで出す?

年賀状じまいとはいえ、特別なハガキを用意する必要はありません。普段どおりの年賀状に、年賀状じまいをする旨を書けばOKです。

 

デザインについても、普段どおりのもので構いません。かしこまった感じを出したい場合には、少しフォーマルなデザインにするといいでしょう。

受け取った人が失礼を感じないように配慮

年賀状じまいで大事なのは、受け取った相手が失礼を感じないようにすること。

 

次の項目を入れておけば、「関係を断ち切りたいわけではなく、あくまでも年賀状のやりとりをやめたいです」ということが伝わりますよ。

  • 年賀状じまいは全ての人に伝えていること
  • これまでのおつき合いに感謝していること
  • 今後もおつき合いは続けたいこと
  • 今後の連絡先について

 

年賀状じまいをしたあとも良好な関係でいられるよう、言葉選びは慎重に行いましょう。

年賀状じまいの文例

終活年賀状は、次のような形式にすると作りやすいですよ。

  1. 年賀あいさつ
  2. 年賀状じまいの宣言と理由
  3. 今後の連絡方法について
  4. 締めのあいさつ

 

ここからは、さまざまなケースを想定した文例をご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

高齢を理由にした文例

新春のお喜びを申し上げます
さて私も高齢になり筆を執るのが難しくなってまいりました
つきましては 大変恐縮ではございますが 皆様への年始のご挨拶は今年限りとさせていただく所存です
今後も変わらぬおつき合いの程 よろしくお願いいたします

還暦などの祝年を理由にした文例

あけましておめでとうございます
旧年中は大変お世話になりました 本年もよろしくお願いいたします
私も今年還暦を迎えます
この節目を機に 終活の一環として皆様への新年のご挨拶は今年限りとさせていただきます
今後はメールや電話にてご連絡いただければ幸いです
勝手ではございますが ご理解の程 お願い申し上げます

退職を理由にした文例

謹賀新年
私ごとではございますが 定年退職をすることとなりましたので
本年にて皆様への年賀状を書き納めといたします
ご無礼をお許しください
今後も変わらぬおつき合いの程 何卒お願い申し上げます

人生が折返しに入ったことを理由にした文例

あけましておめでとうございます
私もそろそろ人生の折返しに入る年齢となりました
妻と相談し 夫婦ともども来年より 皆様への新年のご挨拶を辞退させていただく所存です
今後はSNSにて近況報告を行って参ります
どうか悪しからずご理解の程 お願い申し上げます

子どもの巣立ちを理由にした文例

謹んで新年のお慶びを申し上げます
おかげ様で今年 次男が成人を迎えます
これを節目とし 年始のご挨拶は本年をもちましてどなた様にも失礼させていただきます
永きにわたりまして 賀状を賜り感謝いたします

時代の移り変わりを理由にした文例

謹賀新年
私事で恐縮ですが 時代の移り変わりを感じるところとなり
どなた様にも年始のご挨拶は今年限りとさせていただきます
今後はSNSにて新年のご挨拶をさせていただく所存です
勝手ではございますがご理解の程 お願い申し上げます
皆様のご健康とご繁栄を心からお祈りいたします

そもそも年賀状じまいとは

年賀状じまいの意味について、再度確認してみましょう。

 

年賀状じまいとは、「知人や親戚に出していた年賀状を今後とりやめること」をいいます。そして、年賀状じまいをする旨を記載した年賀状のことを「終活年賀状」と呼びます。

 

終活年賀状は、出さないからといってマナー違反になるようなものではありません。しかし、何も伝えずにいきなり年賀状を出さなくなるよりは、きちんと「今後は出しません」と宣言するほうが、気持ちがすっきりとします。

 

「あの人から年賀状が届かなくなったけど、どうしたのだろう?」と、相手の方にいらぬ心配をかけるようなこともありません。実際、高齢者では終活年賀状を出す人が増え、受け取ったことがある人も増えてきている状況です。高齢者だけでなく、40~50代で年賀状じまいをする人もいるんですよ。

年賀状じまいのメリット

年賀状じまいをすると、次のようなメリットがあります。

  • 年賀状を作る手間や時間がいらない
  • 年賀状にかかるお金が浮く
  • 年賀状で感じていたストレスを減らせる
  • 人間関係を見直せる

 

年賀状はハガキ代や印刷代が意外とかさみますよね。手間ひまもそれなりにかかります。

 

年末の忙しい時期に「年賀状を早く用意しなきゃ…」、「今回はどんなデザインにしよう…」といった気持ちを抱えながら過ごすのは、人によってはストレスとなるでしょう。

 

また、普段の交流は途絶えているのに、年賀状だけのやりとりは続いている、という関係の人は多いもの。年賀状じまいをすることによって、こういった人間関係を整理することができます。

年賀状じまいのデメリット

メリットがたくさんある年賀状じまいですが、やはりデメリットもあります。

  • 受け取った人は複雑な気持ちになる
  • 気まずさがある

 

「これからは年賀状を出しません」といわれたら、誰しもが複雑な気持ちになってしまうもの。これが、年賀状じまいの最大のデメリットでしょう。

年賀状じまいの理由を丁寧に書いていたとしても、縁切りされたように感じてしまう人もいるのです。

 

また、終活年賀状を出す側としては、どうしても気まずさがあります。

年賀状じまいをする時期

年賀状じまいは、どんな年齢で行えばいいのでしょうか?

60~80代が一般的ですが、40~50代で年賀状じまいをする人もいます。

一般的なのは60~80代

年賀状じまいは、60~80代の終活を意識する時期になっておこなう人が多数です。

この年代になると、次のようなことを理由にすることができ、年賀状じまいがスムーズです。

  • 高齢
  • 祝年
  • 定年退職

 

高齢になると、「筆を執るのが難しい」などの理由づけができますので、受け取る方も納得しやすいでしょう。

 

祝年とは、還暦や古希などの長寿祝いが行われる年のことを指します。定年退職や祝年を「節目」として、年賀状じまいを宣言することもできます。

40~50代で年賀状じまいをする人も

年賀状じまいを、40~50代で行う人も出てくるようになりました。

この年代の場合には、次のような理由で終活年賀状を送るのがいいでしょう。

  • 人生が折返しに入った
  • 子どもの巣立ち
  • 時代の移り変わり

 

年齢が人生の折返しに入ったこと、子どもが巣立ったことを「節目」として、年賀状じまいの理由にすることができます。SNSやメールが普及し、時代が変わってきていることを理由にする人もいますよ。

まとめ:終活に取り入れたい年賀状じまいとは?|文例や注意点を解説

「年賀状をやめます」と宣言するのは、「相手はどう受け取るだろうか?」と考えると勇気のいることです。

 

しかし、言葉選びに注意し、今後もおつき合いを続けたいことを明記しておけば、きっと理解してもらえます。年賀状じまいを行って、穏やかな気持ちで年末年始を迎えましょう。

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