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終活年賀状は50代で出しても大丈夫!50代らしい例文や注意点を解説

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「50代になって終活年賀状を出したいけれど、まだ早いかな?」

「50代らしい終活年賀状の文面とはどんなものだろう?」

終活をしていて、そんな疑問を感じた人もいるのではないでしょうか。

終活年賀状は、50代で出してもまったく構いません。

実際に出している人も多くいるようです。

ただ、書き方には注意が必要です。

なぜ年賀状じまいをするのか、その理由によっては相手に寂しさや不快感を与えてしまうからです。

そんなことのないように、この記事では、

◼️ 50代が出す終活年賀状の例文
◼️ 50代での終活年賀状の注意点

について具体的に紹介します。

さらに、

◼️ 50代で終活年賀状を出すメリット・デメリット

も解説します。

これを読めば、50代のあなたも気持ちよく受け取ってもらえる終活年賀状を出せるはずです。

 

50代の終活年賀状とは

近年ブームになっている「終活」ですが、その一環として「終活年賀状」を出す人が増えています。

今まで年賀状を送っていた相手に、「年賀状はこれで終わりにさせてもらいます」という意思を伝えるもので、「年賀状じまい」とも呼ばれます。

終活を始める年齢も徐々に下がってきており、

「50代だけれど、年賀状を出すのが負担になってきた」

「終活年賀状を出したいけれど、50代ではまだ早すぎるかな?」

と考える人も増えているようです。

では、50代の終活年賀状事情とは、一体どうなっているのでしょうか?

この章では「50代」と「終活年賀状」の関係について掘り下げていきたいと思います。

50代で終活年賀状を出してもよい

まず、「50代で終活年賀状を出すのはまだ早い?」と不安に感じている人にお答えします。

50代であっても終活年賀状を出してもまったく構いません!

実際に出している人もたくさんいるようですので、安心して出しましょう。

終活年賀状を出す年齢に関する統計はまだないようですが、「終活を始めたい年齢」についてのアンケートを楽天インサイト株式会社が行なっていましたので見てみましょう。

◇「終活」を始めたい年齢(年代別)(n=403:「終活」の意向がある人)単一選択 単位:%

n 20代 30代 40代 50代 60代 70代 80代以上 状況次第
必要に応じて
全体 403 0.7 3.5 5.7 12.4 41.7 23.6 3.2 9.2


20代 59 5.1 5.1 5.1 16.9 49.2 13.6 0.0 5.1
30代 86 0.0 12.8 12.8 11.6 38.4 14.0 2.3 8.1
40代 84 0.0 0.0 10.7 13.1 41.7 15.5 4.8 14.3
50代 78 0.0 0.0 0.0 24.4 34.6 30.8 3.8 6.4
60代 96 0.0 0.0 0.0 0.0 45.8 39.6 4.2 10.4

出典:楽天インサイト「終活に関する調査」

これによると、50代の人のうち24.4%が「50代で終活を始めたい」と思っているようです。

4人にひとりが終活を始めようとしている年代なわけで、終活年賀状を出すのは「人より早いな」と思われることはあっても、決しておかしいことではないでしょう。

50代が終活年賀状を出す理由

では、50代の人が終活年賀状を出したくなる理由とは何でしょうか?

これについても統計はないので、一般的に終活年賀状を出す人の意識から推測してみましょう。

一般的には、就活年賀状を出す人の動機としては、

◎年賀状の準備が辛くなってきたので出すのをやめたい
◎環境の変化に伴って人間関係も整理したい
◎年賀状だけのお付き合いの人も多いので、一度区切りをつけて年賀状の数を減らしたい
◎年賀状を出す手間や費用が負担なので、節約したい

といったものがあるようです。

これに50代というタイミングを加味すると、以下のような理由が推測されます。

  • 管理職として部下が増え、仕事が忙しい
  • 専業主婦だが、子どもが就職や結婚でみんな巣立ったので、仕事を始めたり趣味に打ち込んだりして時間がない
  • 両親の介護が始まった
  • 早期リタイアで田舎暮らしを始めた
  • 仕事もプライベートも付き合いが広がったため、年賀状を送る相手が増えすぎた   など

仕事をしている人はまだまだ働き盛り世代といえますし、家庭内では家族構成や家族の状況に変化が起きる時期ですので、年賀状じまいをする理由は十分あると言えるでしょう。

場合によっては自然消滅もあり

とはいえ、「年賀状はもうやめたいけれど、あらためてそれを宣言するのは人間関係に角が立ちそうで怖い……」と懸念する人もいるでしょう。

そんな人は、自然消滅、フェードアウトを狙ってもいいかもしれません。

年賀状を見返してみると、普段はもう一切連絡をとっていない人や、過去に仕事で付き合いがあっただけで何年も会っていない人など、正直惰性で年賀状だけ出し合っている相手もいるはずです。

その場合、わざわざ「年賀状はもうやめます」と宣言するのはあえて人間関係に波風が立ちますよね。

思い切って、来年からは出すのをやめてみるのもひとつの手です。

目上の人であれば躊躇がありますが、同世代や年下の昔の知人なら、これまで年賀状を出し続けたことで十分礼儀は尽くしたと考えることもできます。

一度住所録をチェックしてみてください。

 

50代で終活年賀状を出すメリット・デメリット

ただ、50代で年賀状を出すのをやめると、メリットがある一方でデメリットもあります。

主なメリット・デメリットを以下にあげますので、自分にとってどちらの影響が大きいかを考え、終活年賀状を出す・出さないの判断材料にしてください。

メリット

終活年賀状を出すメリットは、以下のことが考えられます。

◎年末の大仕事がひとつ減って、家族や仕事や自分に使える時間が増える
◎人間関係も整理できて、すっきりと60代を迎えられる
◎年賀状代や印刷代を節約できる

40代から50代にかけては、自分、夫や妻、子どもと孫、親の介護、仕事、趣味、老後の備えなど、時間と手間をかけたい事柄が目白押しです。

そんな時期に、必要ないものを断捨離できるのは大きなメリットと言えるでしょう。

デメリット

一方で、以下のようなデメリットもあります。

▼どんなに文面に気を使っても、寂しさや戸惑い、不快感などを感じる相手はいる
▼特に目上の人やお世話になった人、恩師などには「失礼」と受け取られる可能性は高い
▼人の安否や近況に疎くなる

次の章で「50代が出す終活年賀状の例文」をあげますが、どれほど文面に気を使って書いたとしても、「一方的に連絡を断たれた」という事実だけで人を寂しくさせたり不快に感じさせたりするリスクは避けられません。

このリスクを回避したければ、目上の人や恩師、そして「ネガティブに受け取りそうな人」だけには終活年賀状を送らずに、通常の年賀状のやり取りを続けるという方法もありますので、住所録をみながらよく考えてください。

また、年賀状じまいをすると、それまで年賀状だけでつながっていた人や、たまにしか連絡を取らない人の安否や近況はわかりにくくなってしまいます。

「それも含めて断捨離したい」という人は結構ですが、気になる人であれば、「年賀状はやめるけれど、代わりにメールやSNSで連絡を取りましょう」と、別の連絡手段を提案するといいでしょう。

 

50代が出す終活年賀状の例文

ではいよいよ、実際に50代が出す終活年賀状の書き方、例文を説明しましょう。

文章構成

まず、以下の図版を見てください。

これは終活年賀状の文章構成を示した見本図で、必要なのは6項目です。

①賀詞

「あけましておめでとうございます」「謹賀新年」など、通常の年賀状と同じ祝いの言葉から始めます。

②挨拶やお礼

お世話になったお礼や、新年の挨拶などを簡潔に書きます。

③年賀状じまいをすることとその理由

「◯◯のため、本年をもちまして年賀状でのご挨拶を遠慮させていただきたく存じます」といった一文を添えます。

④お詫びや感謝

年賀状じまいをするにあたって、「勝手ではございますが、ご容赦ください」などのお詫びや、「これまで心のこもった年賀状をいただき、ありがとうございました」などのひと言も入れるとよいでしょう。

⑤代わりの連絡手段

可能であれば、このまま付き合いを断つつもりはないことを伝えるため、年賀状にかわる連絡手段を書き添えてください。

「来年からは、メールにて新年のご挨拶をさせていただきたく存じます」

「今後はこちらのSNSで皆さまと交流を深めたいと思います。(SNSアカウント)」

などです。

⑥手書きメッセージ

就活年賀状の形としては⑤まででも完成されていますが、できれば最後に手書きのメッセージを書き込みましょう。

相手に誠意が伝わります。

これらの書き方については別記事「年代別の終活年賀状の例文集!NG表現や注意点も解説【40代・50代~80代以上まで】」に詳しく説明してありますので、そちらも参照してください。

例文

では、実際の例文です。まだ働き盛り、友人知人も多い年代なので、

「年賀状はやめるけれど、今後もお付き合いはよろしくお願いします」

「年賀状ではなく、メールやSNSでの連絡にシフトしましょう」

というスタンスで書くのがいいでしょう。

あけましておめでとうございます
旧年中は大変お世話になりありがとうございました

さて、本年で私もちょうど50歳を迎え、人生の折り返し地点に差し掛かりました
つきましてはこれを機に、皆さまと取りかわして参りました年賀状を、
本年をもってご遠慮させていただきたく存じます
勝手ながらご容赦ください

来年からは、メールにて新年のご挨拶を申し上げますので、
今後ともかわらずお付き合いくださいますようお願いいたします

(メールアドレス)

ポイントは、

◎50代でも相手が納得してくれるような年賀状じまいの理由を書くこと
◎付き合いそのものもすべて断つのは「失礼」と思われるので、今後の連絡方法を残すこと

です。

この「理由」と「今後の連絡方法」についても例文をいくつか用意しましたので、上の文面にあてはめてアレンジして使ってください。

理由の例文

50代が年賀状じまいをする際に、不自然ではなく相手に受け入れてもらえる理由の例文としては、以下のようなものが考えられます。

<時代の移り変わりを理由にする>

さて、SNS全盛の昨今、私も今まで皆さまと交わして参りました年賀状を来年からはご遠慮させていただきたくお願いいたします

※今後はメールやSNSでの連絡に切り替える場合の理由として使えます。

<家族を理由にする>

おかげさまで今年は末の娘も就職し、親の手から巣立つこととなりました
私ども夫婦もこれを機に終活を始めることとなり、その一環として年賀状でのご挨拶は今年をもって失礼させていただきたく存じます

<年齢を理由にする>

私も本年で58歳、還暦も近づいてきた今、心機一転新しいチャレンジをしていきたいと思っております
毎年皆さまからいただいております年賀状も、来年からはメールでのご挨拶に代えさせていただく所存ですので、悪しからずご了承ください

この他にも、多忙を理由にしたいと考える方もいるかと思いますが、それはお勧めできません。

「そちら(差出人)の都合でこちらへの礼儀を怠るのか」「私に年賀状の一枚も出せないほど忙しいのか」とネガティブに受け取られる恐れがあるからです。

今後の対応・連絡方法の例文

50代は、若い世代と同様にPCやスマホを使いこなせる人も多いので、連絡方法をメールやSNSにシフトするのもひとつの手です。

来年からは、メールにて新年のご挨拶を申し上げますので、ご容赦ください
今後はSNSにて皆さまと交流できれば幸いです
近況のご報告などは、LINEにてさせていただきますので以下のアカウントをご登録ください

こう書いたところで、もともと疎遠だった相手とメールやLINEでひんぱんに連絡を取り合うことは、実際には少ないかもしれません。

それでも「SNSなどはあまり人に知らせたくない」と考える人は、終活年賀状用のフリーアドレスなどを取得してもいいでしょう。

 

50代での終活年賀状の注意点

上記の例文をもとに終活年賀状を書く場合、他にも注意してほしい点がいくつかあります。

以下の6点はかならず守ってください。

直接的な表現は避ける

終活年賀状の目的は「年賀状でのお付き合いをやめる」ことですが、これをそのまま書いてしまっては身も蓋もありません。

「やめる」「これで最後」「終わり」といった直接的な表現は避け、「ご遠慮する」「控える」「失礼する」「書き納め」といったマイルドな言い回しにしましょう。

みんなに出していることがわかる表現を使う

終活年賀状を受け取ったとき、「『私と』付き合いをやめたいんだ」と誤解する人もいるでしょう。

そうなると、せっかくこれまで大切にしてきた人間関係にヒビが入ってしまいます。

特に50代であれば、一度連絡を断った人とどこかで再会する可能性も考えられます。

そこで気まずい思いをしないよう、「あなただけではなく、みんなに出しているんですよ」ということが伝わる表現を選ぶ必要があります。

例えば、

「これまで皆さまと交わして参りました年賀状ですが、今後は〜」
どなたさまもご理解いただければ幸いです」

といった表現があると、「あ、みんなに出しているんだな」とわかってもらえるでしょう。

納得できる理由を書く

前述したように、受け取った相手が納得できるような「年賀状じまいの理由」を書くことはとても重要です。

というのも、50代は終活年賀状を出すには早いと考える人もおり、納得できる理由がなければ、やはり「失礼」と受け取られかねないからです。

  • 「忙しいので」「介護が大変なので」など、自分のつらさや大変さを訴える理由は、たとえ事実であっても避ける
  • できれば前向きな理由を書く
  • ネガティブな理由でも、書き方をポジティブにする

→例えば「介護が大変」でなく、「親との時間を大切にしたい」など

ということを踏まえて、理由を考えましょう。

手書きでひと言添える

通常の年賀状でもそうですが、印刷されたものの場合は、最後にひと言手書きメッセージを添えましょう。

特に目上の人に送る場合は、手書きの一文は必須です。

昨年中の思い出や、今後のお付き合いのしかたなど、相手と自分との関係性ならではの具体的な内容だとベストです。

年賀状じまいをするにしても、誠意が伝わるはずです。

長く書きすぎない

ここまで説明したことすべてを書こうとすると、ついつい文章が長くなってしまうかもしれません。

特に、「なぜ50代という早めの時期に終活年賀状を出そうと思ったか」、その理由や自分の思いなどを伝えたいと考える人もいるでしょうが、それは別の機会に譲りましょう。

年賀状は新年のお祝いとご挨拶を伝えるものであって、あまり長く自分のことを書くものではないのです。

とはいえ、あまりに短いのも失礼な印象を与えますよね。

目安としては、通常の年賀状に数行付け加える程度におさめてください。

相手が喪中の場合は控える

そして、もし相手が喪中の場合は、送るのは控えましょう。

終活年賀状はあくまで「年賀状」ですので、そこは通常のマナーと同様です。

かわりに寒中見舞いを送り、その人への終活年賀状は翌年にあらためて送るといいでしょう。

 

終活年賀状を受け取った際の対処法

ここまで、50代の終活年賀状事情と、実際の書き方、出し方について解説してきました。

が、自分が出すのではなく、受け取った場合にはどうすればいいのでしょうか?

「先に相手が年賀状じまいをしたら、自分もその人には送らないほうがいいの?」

「受け取ったら、何か返信をしたほうがいいだろうか?」

といった疑問をもつ人も多いでしょう。

これに対しては、

◼️ こちらが送るより先に終活年賀状を受け取ったら、できればこちらも来年からは送らないようにする
◼️ 返信は特に必要ないが、気になるのであれば年賀状じまいを了承したこと、自分も送らないこと、今後ともよろしくお願いしたいことなどを簡単に返信してもいい

という対応で結構です。

50代の終活年賀状という習慣はまだ始まったばかりで、送る側も受け取る側も「何が正しいのか」に迷うことがあるはずです。

そんなときは、「相手に失礼がないこと」「相手を不快にさせないこと」を基準に判断するように心がければいいでしょう。

 

まとめ

いかがでしたか?

50代ならではの就活年賀状についてよくわかってもらえたかと思います。

では最後に、記事の要点をまとめましょう。

◎50代で就活年賀状を出しても大丈夫

◎50代での終活年賀状の注意点は、

  • 直接的な表現は避ける
  • みんなに出していることがわかる表現を使う
  • 納得できる理由を書く
  • 手書きでひと言添える
  • 長く書きすぎない
  • 相手が喪中の場合は控える

これを踏まえて、50代らしいステキな就活年賀状を出してください。

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