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高齢者を狙った終活詐欺の特徴や事例|被害に遭わないためにできる対策

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記事監修者:一般社団法人終活協議会代表理事:竹内義彦

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「終活」という言葉が広く認知されてきました。

 

自分らしく、希望通りの最期を迎えることができる方が増えたことは喜ばしいこと。しかし、「終活」が悪いことに利用されることが増えてきている事実も。近年「終活詐欺」というものが増えてきました。

 

今回は、終活詐欺被害に遭わないためにできる本人と家族の対策や、終活詐欺の特徴をご紹介します。もしもの被害に遭わないためにもぜひご参照ください。

終活詐欺被害に遭わないためにできる対策【高齢者編】

高齢者の方が終活詐欺被害に遭わないために、自分でできる対策は以下の通りです。

  • 家族に相談をして、ひとりで決めない
  • 契約や支払い、振り込みなどを迫られても、一旦断り、後で家族に相談をして返事をする

この2点が非常に重要です。

 

ひとり暮らしの方だと、なかなか家族に相談できないシーンもあろうかと思います。しかし、終活は家族にも関わる重要なこと。自分ひとりで決定するのではなく、家族と相談しながら決めることを心がけてください。

 

万が一、終活詐欺被害に遭いそうな場合でも、家族という冷静な第三者の視点から「それは怪しいからちょっと待って!」と指摘が入ることもあります

少しでも不安に感じた場合や、怪しいと思ったときも、必ず家族に相談をしましょう。

 

また、契約や支払い、振り込みを迫られることもあるかと思います。「今だけ」「期間限定」という魅力的な言葉を使い、早急な決断を迫ってくることも。ひとりで慌ててしまうと冷静な判断もできませんよね。このような場合は「家族と相談しないからには決定できません」と毅然と断りましょう。その後にゆっくりと家族と相談をして判断することをおすすめします。

終活詐欺被害に遭わないためにできる対策【家族編】

自分の親が終活詐欺被害に遭わないためにできる家族向けの対策をご紹介します。

  • 高齢者をひとりにしない
  • 認知症がある高齢者の資産情報を管理する
  • 終活について話し合う

高齢の親と離れて暮らす場合は、頻繁に連絡を取るなどして高齢者をひとりにしないようにしてください。

 

今どんなことをしているのか、何に興味があるのか、恒例の親のことを理解しましょう。何かあったときに相談できる環境作りが大切です。また認知症を患っている場合は、だまされて資産を盗まれる被害に遭わないためにも、資産の管理をしておきましょう。必要に応じて通帳やキャッシュカードを預かっておく、保管場所を把握しておく必要があります。

 

さらに、終活について話し合うこともおすすめします。

 

どのような葬儀をしたいのか、など一緒に話し合って希望を生前に聞いておくようにしてください。必要に応じて、エンディングノートもすすめてみるとよいかもしれません。終活について一緒に話し合って決定することで、詐欺被害に遭いにくくすることができます。

どんな人が終活詐欺被害に遭いやすい?悪徳業者に上手にNOと言う方法

終活詐欺被害に遭いやすい方の特徴は次のとおり。

  • ひとり暮らしの高齢者
  • 認知症を患っている方
ひとり暮らしの方はどうしても家族に相談しにくい傾向に。

 

冷静な第三者の意見が得られにくいため、狙われやすくなるのです。また、認知症を患っている方は、判断力が低下していることが多く、これを悪用して法外な契約や資産情報を盗むこともあるのです。このような被害に遭わないためには、家族のサポートが重要となります。

 

しかし、悪徳業者だと直感的に感じたとき、うまく断れる自信はあるでしょうか?相手はプロの騙し屋ですからうまくNOと言わないといけませんよね。動画では実際出会った悪徳業者の実例とその対処法を紹介しています。

 

さて、終活詐欺への対策としては、とにかくひとりで決断しない、家族へ相談することが重要とわかりました。では、具体的に終活詐欺とはどんなものなのかみていきましょう。

高齢者が被害に…終活詐欺の特徴と事例

終活詐欺の手口はどんなものなのか、ここでは終活詐欺の特徴と事例についてご紹介します。

終活詐欺の特徴と事例:高額なお墓の購入

お墓購入の費用って高額な印象ですよね。これを利用した終活詐欺がこちら。

 

お墓の購入を高齢者の方に持ちかけます。契約後に、会社が破綻したと主張をして、お墓を渡さず、返金にも応じないという詐欺です。

さらに、高額なお墓の管理費を遺族に請求するという詐欺も。この場合、遺族が「あまりにも高額過ぎる」と主張しても、「ご本人が契約したものなので…」と言い返されるのです。本人が亡くなっていることをいいことに、主張をする特徴があります。

終活詐欺の特徴と事例:高額な葬儀費用を請求する

本人には、「格安で葬儀ができる」と誘い契約をさせ、亡くなったあとに高額な葬儀費用を遺族に請求するというものです

 

こちらも、「本人が希望して契約した葬儀なので」と主張をするのが特徴です。しかし、葬儀の一般的な相場を知らなければ、詐欺だと気が付きにくいですよね。

葬儀は規模により費用が異なりますが、一般的には100万円から150万円ほどです。あまりにも高すぎる葬儀費用を請求された場合は、請求書の内訳を見せてもらうようにしてください。

終活詐欺の特徴と事例:資産情報を盗む

高齢者の口座情報などを盗む詐欺も存在します。

 

「お金の管理を代行で行います」などと声をかけるのです。認知症を患っている高齢者が特に狙われる傾向に。認知症患者の家族は特に注意が必要です。

個人情報が介護施設から漏洩する可能性も。大切な通帳、キャッシュカード、クレジットカード、現金は他人ではなく家族に管理してもらうようにしましょう。

終活詐欺の特徴と事例:リバースモーゲージ詐欺

リバースモーゲージをご存じでしょうか。こちらは聞きなれない方もいらっしゃるはずですので、簡単にご紹介します。

 

リバースモーゲージはリバースモーゲッジとも呼ばれます。こちらは、自宅を担保にした融資制度の一種。生前に自宅を担保にお金を借り、死後に担保にしていた自宅を売却してそのお金で返済するというものです。

このリバースモーゲージを使用した詐欺が存在します。

 

悪徳業者が、リバースモーゲージを持ち掛け、「自宅を担保にして年金がもらえます」と誘うのです。

 

契約当初は年金という形で高齢者にお金を支払いますが、徐々に支払いが行われなくなります。ついには、連絡がつかなくなるということも。

高齢者を狙った終活詐欺が増加しています

高齢者の方は「自分は大丈夫」、家族の方も「うちの親に限ってそんなことなんて…」と思われるかもしれません。しかし、高齢者を狙った詐欺の手口は非常に巧妙。近年高齢者を狙った詐欺は増加傾向にあるのです。

 

消費者庁のデータによると、65歳以上の高齢者を狙った詐欺的なトラブルは増加しています。なかでも終活につけこんだトラブルが目立ってきているのです。

 

訪問購入による消費生活相談件数の増加を65歳以上で見てみましょう。

2013年 (65~69歳)607件 (70代)1587件 (80代)1168件
2017年 (65~69歳)889件 (70代)2109件 (80代)2076件

参考:消費者庁

80代の相談件数にいたっては2倍近くも増えていることがわかりますね。このように高齢者を狙った詐欺は他人事ではありません。本人はもちろんのこと、家族の方も一緒に被害に遭わないように一層の注意が必要です。

まとめ:高齢者を狙った終活詐欺の特徴や事例|被害に遭わないためにできる対策

終活が広く認知されたことで、終活詐欺被害の件数も増えています。

 

本人ができる対策として、契約や支払いなど重要なことはひとりで決めない、必ず家族に相談をすることです。悪徳業者が焦らせてくることもあるかと思いますが、そのときも必ずひとりで結論を出さずに、「家族と相談してからにします」と伝えてください。

 

また、家族の方も、自分の親がどのような終活を望んでいるのか、しっかり理解をして日ごろからコミュニケーションをとるようにしましょう。そうすることで、もしものときも家族が相談してくれ、詐欺被害を予防できるはずです。

 

終活に関連することで(例えばお墓や葬儀、契約についてなど)不審な電話がかかってきたり、話を聞いたけれどよくわからない…そんな時は、気軽にご相談くださいね。

「終活の相談窓口」では終活に関する様々なサポートを行なっております。

竹内

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