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【年の差婚の終活】加藤茶さんと妻である綾菜さんに学ぶ

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記事監修者:一般社団法人終活協議会代表理事:竹内義彦

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「年の差結婚」も耳にすることが増え、珍しいものではなくなりました。それには、芸能人だけでなく一般人でも歳の差婚をする人が増えてきたからでしょう。そうした背景から「愛があれば、年の差なんて」という人も増えましたが、現実には色々な問題があり終活もそのひとつです。

 

芸能界で45歳差の歳の差婚をされている、加藤茶さんと奥様である綾菜さんも「夫婦の終活」を始められ話題を呼んでいます。

 

今回は、お二人の活動背景を学びながら「年の差婚の終活」についてお伝えしていきたいと思います。

【年の差婚の終活】加藤茶さんに学ぶ

加藤茶さんはザ・ドリフターズの一員で、カトちゃんの愛称で親しまれています。(以降カトちゃんと呼ばせて頂きます)

 

出演番組は、どれもお茶の間を賑わわせるほどの人気番組でした。昭和生まれの方々には説明不要ですよね。日本のお茶の間を笑いでいっぱいにしてくれたカトちゃんは、2011年に奥様である加藤綾菜さんと結婚されました。

 

今までも45歳差ということで何かと注目されていましたが、最近ご夫婦で終活を始められたことで再び注目を集められています。

【夫婦での終活】きっかけは、志村けんさんの他界

カトちゃんは、妻の加藤綾菜さんと夫婦での終活をスタートされています。

 

夫婦で終活をはじめたきっかけは、2020年3月29日に志村けんさん(享年70歳)が新型コロナウイルスにより他界されたことが大きな理由のようです。志村けんさんは、カトちゃんにとってドリフターズ時代からの仲間でした。1986年の1月11日にスタートした「加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ」は最高視聴率36.0%にもなるお二人の冠番組で、お二人は本当に名コンビだったと思います。

 

志村さんの他界後、カトちゃんは綾菜さんとお二人でフジテレビ系「バイキングMORE(月曜~金曜・午前11:55~)」に出演して、夫婦で終活をスタートしたことと志村けんさんの他界について話されていました。

 

カトちゃんは番組内で、志村けんさんの訃報に食事ものどを通らないほどショックをうけ、体重も7キロ落ちたことを話されています。

 

そんなカトちゃんを支えながら、綾菜さんは夫婦での時間にも限りがあることを思い知り、夫婦で終活について話し合うようになったそうです。

加藤茶さんは2016年には既に遺言書を書いていた

夫婦での終活のきっかけは志村けんさんの他界だったようですが、カトちゃん自身は2016年頃既に遺言書の作成を行っていたようです。ご自身がパーキンソン症候群という大病で倒れたことをきっかけに、自分一人で弁護士のところで行き遺言書を作製されたそう。

 

2015年11月23日にも、映画「ハッピーエンドの選び方」の公開直前イベントでカトちゃんが終活について自分の意見を話されています。

 

※「ハッピーエンドの選び方」はイスラエルの映画ですが、イスラエル版「おくりびと」と呼ばれている、終活の映画です。

▼映画『ハッピーエンドの選び方』加藤茶トークショーの様子▼

淡々と話されていますが、カトちゃんが望む終活プランが多く語られています。

加藤茶が望む終活プランとは

2015年の「ハッピーエンドの選び方」の公開直前イベントで、カトちゃんが死に向けての思いを語られていたので、その内容をまとめてみました。

  • 自分が死んだときにも笑い要素を取り入れたい
  • みんなに笑いを提供し続けたい
  • 葬儀でも、笑って送り出してもらいたい
  • 自分の老後について、45歳年下の綾菜さんのことを一番に考える
  • 綾菜さんには、自分の死後に再婚して欲しい

「いい人がいたら、再婚してくれ」と伝えるのも心苦しかったことや、綾菜さんから「そんなことはまだ、聞きたくない」と返されたことも話されています。

 

「一番考えるのは、綾菜さんのこと」と話されるカトちゃんに胸が熱くなりました。

【年の差婚の終活】妻の綾菜さんに学ぶ

結婚当初、45歳年下というだけで綾菜さんへ対し「財産目当て」など、世間からの酷評も相当なものでした。それに対し、綾菜さんは「カトちゃんがずっと守ってくれた」と話されています。

 

そんなバッシングを受けながらも、お互いが支え合って新婚生活3年目を迎えたころカトちゃんが倒れてしまいます。2015年NHK総合の人気番組「鶴瓶の家族に乾杯」のロケの夜に倒れたカトちゃんは、そのまま入院へ。結果はパーキンソン症候群で、介護が必要となったカトちゃんに献身的に寄り添う綾菜さん。

 

そんな2人の姿が世に報じられると、世間から酷評が消えていきました。

【夫婦での終活】綾菜さんが終活に対して取り組まれていること

綾菜さんは、過去に介護職員初任者研修(ヘルパー2級)に合格されたことをメディアで発表されています。

 

きっかけは、パーキンソン症候群を患い復帰も難しいと言われていたカトちゃんに献身的に寄り添ったことが大きく関係しているようです。カトちゃんはパーキンソン症候群により復帰は難しいだろうと医師に言われていたようですが、奇跡的に復帰しました。そして、なんと舞台復帰まで果たされたのです。

 

介護の最中は「絶対に彼を死なせたくないという使命感に燃えていた」と話す綾菜さん。

 

しかし、カトちゃんの復帰後に考えがシフトしていったようです。

「カトちゃんの年齢を考えると、いつ何があるかわからない」
「カトちゃんと、一日でも長く健康に同じ時間を過ごしたい」と。

そうした思いから、実践的な介護を学ぼうと専門学校へ入学し介護職員初任者研修(ヘルパー2級)を取得されます。それによって、綾菜さんは介護について「生半可な世界ではない」と痛感し、さらに上を目指します。

 

現在は、介護職員初任者研修(ヘルパー2級)の上位に位置し、介護福祉士の受験要件にもなっている介護職員実務者研修(ヘルパー1級)の勉強を通信大学に入って新たなる挑戦を開始されています。

 

きっとカトちゃんへの愛あって始められたことだと思いますし、自身も主婦という忙しい立場のなか努力が素晴らしいですよね。

綾菜さんが取得した、介護職員初任者研修(ヘルパー2級)とはどんな資格?

綾菜さんが既に取得されている、介護職員初任者研修(ヘルパー2級)とはどういった資格なのか、あまり知られていないみたいなので解説しておきます。

 

直接身体に触れる「身体介護」を行うには、介護の資格が必要になります。

 

介護職員初任者研修は、介護職の理念の基礎や技術を身につけることが出来る資格で、介護のスタート資格として取得する人が非常に多い人気の資格となります。人気ではありますが、簡単ではありません。

 

130時間の研修の受講が必要になりますし、研修の中には全ての介護の仕事の基礎が組み込まれており覚えなければなりません。介護というのは、見よう見まねで行っては身体を壊すことになりますし、介護者側が体を壊していては元も子もありません。

 

介護は毎日の積み重ねが重要となり、体のメカニクスの理解も必須となります。なんだか不安に思えてきますが、介護職員初任者研修には実技講習があり、これから介護を学びたい人にとっておすすめな資格です。

 

ちなみに綾菜さんは講習で学んだことにより、介護現場でカトちゃんより大きな人を介助できたことが自信になったと話されています。

~介護職員初任者研修のメリット~

  • 未経験や無資格でも取得を目指せる
  • 学歴も年齢も問わない
  • 取得することで、転職や就職に有利になる
  • 給料が上がる
  • 「通学」「通信(カリキュラムの3分の1程度)」のどちらでも受講できる
  • 短期集中講座、夜間講座など学び方も豊富
  • スキルが身に付くことで、家族の介護にも活かせる

介護の仕事には、大きく以下の2つがあります。

 

  1. 訪問介護(自宅で生活をしている要介護者の支援)
  2. 施設介護(施設に入所して生活を送る方の支援)

 

介護者職員初任者研修を取得することで「訪問介護」「施設介護」の両方で働けるようになります。

 

両方とも、仕事内容は主に「身体介護」と「生活援助」の2種類に分けられます

~身体介護~

  • 食事や排泄、入浴、着替えの日常の支援
  • ベッドでの体位変換
  • 車や車いすへの乗降

~生活援助~

  • 家事
  • 買い物
  • 話し相手

初任者研修で学んだ知識やスキルは、介護現場で働くためだけでのものではありません。今後の自分のためにもなるとても頼もしい資格といえます。

 

終活のCMに起用されている、加藤茶さんの思いとは

2018年6月6日より、さがみ典礼のテレビコマーシャルにカトちゃんが起用されています。

さがみ典礼とは

50年以上の歴史をもつ人気葬祭施設で、斎場数は関東を中心に300を超えています。

長い歴史と人気の背景には、プロの葬祭ディレクターと経験や知識が豊富なスタッフが多いこと。

葬祭業界初の技術の導入や、終活カウンセラーの無料相談などがあることです。

3つのコマーシャルがあり、いづれも30秒なので実際にその動画を紹介していきたいと思います。

さがみ典礼のCM①:悩みの色々篇

歳をかさねてこそ思う自分の最後についておもう疑問や悩みを、カトちゃんが穏やかに言葉にしてくれています。葬儀後の相談も、受け付けていると伝えられていますね。

 

なぜ、カトちゃんはこのようなコマーシャルに起用されて、本人もその仕事を受けられたのでしょうか。ふたつ目のコマーシャルを見ながら、考えていきたいと思います。

さがみ典礼のCM②:加藤さんの終活篇

ふたつ目コマーシャルは「エンディングノート」を書きながらとなっています。

 

エンディングノートは自分の最期に備えて、自分の希望や思いを書き留めておくノートのことです。コマーシャルの中にカトちゃんの名言があります。

 

「人生のエンディングを考えることって、これからの人生どう生きるかを考えるってこと」と。

 

ひと昔前と違い、現代は大半の人が病院で最期を迎えます。理由としては医療の進化があげられます。「死なないように医療行為」を受けながら、ベッドの上で長い人生の終わりゆく時間を過ごす人が増えました。

 

親族側も大切な人が息を引き取る姿を長い間、見守って過ごさなければなりません。

  • 寝たまま目を開けてくれぬ家族
  • 呼吸はしているのだけれど、話すことの出来ない大切な人
  • 突然この世を去ってしまった人

 

こうした方々に対し、残された家族というのは何をしてあげればいいのかが分からないものです。エンディングノートは、本人の希望や思いを生前から考え残しておくことで、残された家族がそれに沿って行動が出来るというものです。

 

エンディングノートは、人生の終わりを考えるうえでとても大切なものなのに、まだまだ知らない人が多いのが現実です。影響力があり、心から大切におもう年の離れた妻がいて、自分自身も人生の末期を歩んでいるカトちゃん。

 

影響力がある自分が発信することには、意味があると考えられたのではないでしょうか。

さがみ典礼のCM③:「パネル」篇

3つめのコマーシャル「パネル」篇では、カトちゃんがさがみ典礼を紹介されている一般的なコマーシャルです。

 

なぜ、さがみ典礼だったのでしょうか。

 

そこには、さがみ典礼のイメージキャラクター起用されていた(故)左とん平さんが関わっているようです。左とん平さんは2018年に他界されましたが、カトちゃんはとても仲がよかったようです。

 

2012年に他界された(故)小野ヤスシさんとも親交が深く、3人は周囲から3兄弟と呼ばれるほどの仲だったそうです。左とん平さんのお別れ会では、カトちゃんが弔辞を読み上げ「寂しくって仕方がないよ」と涙声で語ってらっしゃいました。

 

さがみ典礼の、カトちゃんが語るキャッチフレーズは「さようならがあたたかい」となっています。

 

これは、笑いを大切にしている芸人としてのカトちゃんや、大切なひとに笑っていてほしいカトちゃんの人柄と、さがみ典礼の終活に対する思いが込められているのではないかと思っています。

年の差婚にみる、介護問題

年の差婚の方々を見ていると、包容力のある年上の方と、ハツラツとした若いエネルギーに溢れた年下の夫婦はベストカップルにも思えます。しかし、同世代婚では感じることのない多くの壁に直面します。

 

その中の1つに、介護の問題が挙げられるでしょう。

 

介護にも「夫婦間の介護」と「親の介護」という問題がありますので解説していきます。

夫婦の介護

年の差婚では、年上のパートナーが同年代よりも早く年を重ねるため介護の問題が浮上してきます。

 

本人は健康で介護の問題がないとしても、同世代婚にくらべ「老後の生活問題」に早く直面することでしょう。

 

年の差婚では「夫婦間での介護」や「老後の生活の問題」は避けて通ることができません。

 

「介護」と聞くと少し悲観的に思ったり億劫になったりする人も多く、問題に直面するまで出来るだけ話し合いたくないという気持ちが強いように感じますよね。しかし、避けては通れない問題です。

 

そうした問題は、事前に夫婦で話し合っておくことで「問題が夫婦で乗り越える」という課題に変わっていきます。年の差婚をした夫婦で「夫婦の時間をどう生きるのか」を考えておくことは本当に大切。

~介護の問題に直面し悲観的になったら~

年の差婚であっても同世代婚であっても、幸せな夫婦生活の秘訣はパートナーを他人と比較しないことです。自分達の問題と、よその家庭の幸せそうな姿を比べても、欠点が見つかるばかりです。

 

よその家庭にはよその家庭の問題があるものです。その人だけの長所を見つけて、心の支えとなる人が人生に現れてくれて幸せなんだと思う心の余裕を持ちましょう。

親の介護

年の差婚をすると、もうひとつの介護に直面する場合があります。それは、年上のパートナーの親が高齢になり、親の介護問題が浮上するとき。

 

親の介護が必要になるのか、誰が介護をするのかというのは、各家庭により違ってきます。仮に、自分達が親の介護を引き受けることになれば2人の結婚生活から「多くの時間」が介護にまわってしまうのを避けられません。

 

そう遠くない親の介護が予想できる場合(仮に予想できなくても)、双方の親にエンディングノートを準備して話し合いの場を設けてみませんか。

 

みんなで「残りの時間をどう過ごすのか」を話し合うことで、気持ちがかなり楽になるはずです。

  • 自分がサポートできることは何があるのか。
  • 譲れないことは何があるのか。
  • 望むものは何なのか。

 

話し合うまでは、敷居が高いことのように思います。

ですが、残りの人生をどう生きたいのかを話し合うというのは、本当は残りの人生を明るくするものなのです。

 

年の差婚にみる価値観の違い

年の差婚で介護の話が持ち上がると、価値観の違いに気付き始めます。生きてきた世代背景が違うために、考えや物事のとらえ方の違いにも改めて気が付き始めます。

 

今までは、その違いが頼もしく思えていた場合でも、そう思えなくなってしまう場合もあります。生きてきた時代が違えば、常識・習慣・好み・物事を考える基準などがが違うのは当たり前のこと。自分にとっての常識が相手にとっての非常識の場合もありますし、年の差婚でなくとも価値観の違いは誰かと深くつきあえばどんな世代の人同士でも起こります。

 

価値観の違いが生まれたときは、否定よりも先に相手の生きてきた背景を理解するように心がけましょう。

 

自分を曲げてまで相手に合わせたりする必要はありませんが、思いやりをもち寄り添う姿勢をみせれば相手も同じように接してくれるはずです。人生は有限なので残された時間を、夫婦でより良いものとする努力も必要になってきます。

 

加藤茶さんの老後|加藤茶さん、綾菜さんご夫婦の考察

最後に、加藤茶さんと綾菜さんご夫婦のことを考えてみたいと思います。

 

カトちゃんは、若くて綺麗な綾菜さんが自分につくしてくれ愛してくれることで、感謝する日々を送りながら老年を過ごしているのではないでしょうか。綾菜さんは、年の離れたカトちゃんの愛や包容力に包まれて、周りの同世代の人とは違う人生なのだけれど出会えたことに感謝しながら日々を送ってらっしゃるのではないかと思います。

 

きっとお二人には歳の差云々が問題なのではなく、年の差による良い影響によって今後の生活をより良いものにしたいと終活に向われているのではないでしょうか。

 

カトちゃんが自分の他界後について、綾菜さんへ伝えていることをいま一度まとめておきます。

  • ひとりになったら再婚して欲しい
  • お笑い要素を取り入れて葬儀をとり行ってほしい

 

それに対して、綾菜さんは(カトちゃんが他界したら)すごくショックで笑える自信はないのだけれど、葬儀はカトちゃんへの恩返しだと話されていました。

 

「終活を考えるからこそ、亡くなるまでの人生を考えれるんです」と、カトちゃんの夢を叶えてあげることをテレビではなされていました。お二人をみていると、ご夫婦の絆は年々増して行っているように感じます。

まとめ:【年の差婚の終活】加藤茶と妻である綾菜さんに学ぶ

年の差婚をすると、同年代婚では感じない問題が浮上してきます。

 

どんな夫婦にも言えることだと思いますが、降り注いできた問題を2人で乗り越えられれば、絆の強さと自分たちの思い出が増えていくものです。

 

年の差婚では、お互いの年齢を考慮した終活と終活をすることで見えてきたライフプランを考慮し、将来的な不安に対応できるようにしていきましょう。相手の思いを知ることや自分の思いを知ってもらうためには、話し合いが必要です。

 

話し合うなかで意見の相違もあるでしょうが、年の差があるぶん相手を尊重する気持ちをわすれないようにしてライフプランを考えて行ってほしいとおもっています。

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