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【体験談|愛犬の死】10年かけてようやくペットロスを乗り越えた家族の話

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記事監修者:一般社団法人終活協議会代表理事:竹内義彦

記事監修者:一般社団法人終活協議会代表理事:竹内義彦

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コロナ禍でペットブームとなり、最近お迎えした方もいらっしゃるでしょう。

 

どんな動物にも寿命があり、人間と最期までずっと一緒にいることは難しいです。ペットを過去に飼ったことがある方なら、経験したことがあるペットロス。ここでは、筆者のペットロス経験から次のことを記載しています。

  • 愛犬の話
  • 愛犬が死んでしまって分かった3つの日
  • ペットロスで言われて嬉しかった周囲の言葉や反応
  • ペットロスの乗り越え方

今は考えたくない内容かもしれませんが、ぜひペットを飼っているすべての方にペットロスについて向き合ってほしいと思います。ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

家族の一員だった愛犬

筆者は、小学校3年生から大学2年生までシーズー犬のチャッピーちゃんと暮らしていました。ひとりっ子のため、チャッピーちゃんは弟のような存在。高校受験、大学受験、成人式など人生の大きなイベントのときは、いつも愛犬がいました。

 

家族同然の存在で、辛いときも楽しいときもずっと一緒。

 

残念ですが、犬と人間とでは寿命が違います。悲しいことに、多くのペットたちは駆け足で人生を歩んでいくのです。
筆者がまだ学生だったときにチャッピーちゃんはシニア犬となり、徐々にできたことができなくなりました。階段をのぼるときにヨロヨロ、昔みたいに走らなくなり、老いを感じるように…。

 

まだまだ子どもだった筆者は、なんとなく「あのチャッピーが死ぬわけない」という変な自信があり、しっかりとした覚悟がないまま見送ることになりました。

 

おとなになった今ならもっとしてあげたかったことがあるのに…。

愛犬を亡くして辛かった瞬間

当然ですが、チャッピーちゃんが亡くなったその瞬間はとても辛かったです。その日は、現実だとは思えないような1日で、15年ほどたった現在でも、あの日のことは忘れられません。こんなに辛い1日は人生でもうないのではないだろうか、と思うほどでした。

 

ついこの前まで動いていたぬいぐるみのようなフワフワのチャッピーちゃんが目の前で全く動かないのです。

 

死を受け入れることは非常に辛く、一日中涙が止まりませんでした。10年以上我が家に居た愛犬が明日からいないのですから、これからどうなるのだろう…という不安も。

亡くなった翌朝がとても辛かった

チャッピーちゃんが亡くなった当日の夜は、亡骸と一緒に寝ることにしました。

 

両親の部屋でチャッピーちゃんと共に家族みんなで寝たのです。

 

その夜は、不思議なことがありました。夢を見たのですが、その夢にはイキイキとして元気なチャッピーちゃんが。夢のなかで、「あ、チャッピーが元気になってる! なんだ、死んでしまったのは夢だったのか!」と思い、とても安心しました。あー、よかった! という気持ちになり、あたたかな気分で目を覚ましたところ、目の前には冷たくなったチャッピーちゃんがいました。

 

イキイキして元気だったチャッピーちゃんの方が夢だったことを知り、現実を痛感してより辛く感じました。夢を見てしまうほど、筆者にとってはセンセーショナルなできごとだったのでしょう。

 

母に夢のことを離したところ、母も似たような夢を見たとのこと。ちなみに母の夢には、小さな人間の男の子がでてきたそうです。しかし、なぜか夢のなかでは、その人間の子のことをチャッピーちゃんだと認識したそう。

 

強い悲しみ、現実逃避したい気持ちからこのような夢を見たのだと思いますが、起きた瞬間は悲しくはなく、あたたかく穏やかな気持ちでした。そうですね…わかりやすく言うと、気持ちのいい夢を見ていたような感じです。

 

今となっては、この夢はチャッピーちゃんからの最後の贈り物だと思っています。お別れを言いに来てくれたけれど、寂しく感じさせないようにしてくれたのかな、と。

 

夢と現実の差で辛かったですが、夢のなかだけでも元気な様子を見ることができて、よかった1日でもあります。

周囲の報告も辛い

とても辛かったことはまだあります。それは周囲への報告です。

 

犬を飼っていると、散歩仲間など犬友さんがいますよね。チャッピーちゃんが亡くなったことは、秘密にしてはいられません。生前たくさん可愛がってもらった方たちに、報告をしました。筆者にとっては、このときが一番つらかったです。

 

死んでしまったことを口にすることで、現実なんだと実感する気分でした。

愛犬が亡くなったときに言われて嬉しかった言葉や反応

愛犬が亡くなったことを周囲の方に報告して、かけてもらった言葉や心に残った反応をご紹介します。もしもみなさんの周囲でペットを亡くした方がいたら、参考にしてみてください。

 

【かわいかったね】
どうしても、最近の記憶、つまりシニアになり弱っている記憶が強いこともありますよね。筆者の愛犬であれば、晩年は自分の足で歩くことができず、ペット用のカートに乗っていたほどでしたから。しかし、犬友さんで「いつも優しくて、しっぽを振ってかわいかったわね」と言ってくださいました。

 

イキイキしていたときの記憶を思い出してくださり、声をかけてくださったことはとても嬉しかったです。

【一緒に泣いてくれたこと】
チャッピーちゃんが特に仲良しだったシェットランドシープドックの飼い主さんに報告した際は、一緒に泣いてくれました。「仲良くしてくれてありがとう、やさしい子だったね」と言ってくれ、とても嬉しかったです。

 

辛いけど、一緒に前を向こうね、と言ってくださり、会うたびにペットロスになっている筆者家族のことを気にしてくださいました。

 

【辛かったね】
悲しみにどっぷりと浸食されていて、とにかく辛くて辛くて毎日が真っ黒。正直、「元気になってね」という言葉をいただいても、「そんなに簡単に元気になれないよ!」と心のなかで思うことも。それよりも「辛かったね」と筆者たちの気持ちを理解しようとしてくれる言葉はありがたかったです。

10年越しでペットロスを乗り越えた!?

ペットロスは乗り越えるのが難しいですよね。

 

例えば風邪。熱が下がって、咳やくしゃみがでなくなったら治った、と判断できます。

 

しかし、ペットロスってどうなれば乗り越えたとなるのかわかりにくいのです。筆者のなかで、「ああ、ペットロスを乗り越えられたのかな」と思うできごとをご紹介します。

新たな子をお迎えしたこと

筆者は結婚してから、うさぎのコロちゃんをお迎えしました。チャッピーちゃんが亡くなり数年後のことです。

 

ペットロスを経験した方なら、次の子のお迎えのときは、どうしてもいつかやってくるお別れのことを一度は想像するかと思います。筆者も同様で、またペットロスがあるのではないか、と悩みました。

 

犬、うさぎに限らず、別れは平等にありますが、それ以上に幸せな日々があるはず。それはチャッピーちゃんの死で学びました。

 

確かに愛犬は亡くなりましたが、思い出は消えず、チャッピーちゃんと過ごした日々は今でも昨日のことのようなのです。だからきっと次の子もお迎えできていつかのお別れが来ても乗り越えられるのではないか、それ以上に幸せな日々があり、お別れのときは悲しみくらいに感謝の気持ちがあるのではないか、と考えました。

愛犬の話ができるようになった

チャッピーちゃんが亡くなって10年以上。

 

未だにチャッピーちゃんの話を夫にしています。うさぎのコロちゃんを見ていて、チャッピーちゃんに似ているなと思うことがあると、「チャッピーも子どものころ、こんなだったよ」と笑いながら話せるように。

 

いたずらの話、やさしくペロペロしてくれた話、仲良しの犬友さんとの話など。笑って楽しかった記憶を思い出して、話せるようになったことは筆者にとって大きな成長です。

 

悲しかった亡くなった日の記憶よりも、楽しかった日々のほうを思い出すようになり、少し乗り越えられたなと思っています。

遺骨を庭に埋めることになった

実家にはまだチャッピーちゃんの骨壺がリビングにあります。離れたくない気持ちから、土に埋めることができませんでした。

 

しかし、先日両親が、お庭にチャッピーちゃんを埋めて、その近くに植物を植えたい、と言いだしたのです。

 

10年以上ずっとリビングにあった骨壺。母はまだ離れたくない、とずっと言っていましたが、これは大きな第一歩。母も「あのときチャッピーはかわいかったね」、「こんなイタズラしていたね」と笑って話すようになり、少し乗り越えてきているんだなと。

ペットロスの乗り越え方

今だから思う、ペットロスの乗り越え方をまとめてみます。

無理をしない

心配をかけたくない気持ちで、無理に明るく振舞うこともあるかと思いますが、これはおすすめしません。
筆者もチャッピーちゃんを亡くした当時は大学生で、嫌でも学校に行かなくてはいけませんし、アルバイトもしていました。

 

学校やバイト先では明るく振舞っていましたが、その反動か帰宅するとどっと疲れが出たのです。ふと思い出して泣いてしまうこともありました。

 

親友にだけ、愛犬を亡くしたことを告げると、心が楽になりました。無理をせずに、悲しいときは泣きましょう

ペットロスには新しいペットをお迎えするのが一番?

「ペットロスには新しいペットをお迎えするのが一番」という考えを聞いたことがありませんか。

 

結果的に、筆者はチャッピーちゃんのあとにコロちゃんをお迎えしてペットロスを乗り越えていますが、これは誰にでも当てはまるわけではありません。

 

無理に気乗りがしないのに新しい子をお迎えする必要はないのです。

 

新しい子は、亡くなった子の代わりではなく、まったく別の子です。心から、新しい子をお迎えしたい! という気持ちになってからお迎えがよいかと思います。自分の気持ちに素直になり、周囲のアドバイスで合うものだけを取り入れていきましょう。

ペットから縁を切っている

筆者は、獣医師によるペットロスセミナーに参加した経験があり、そこで印象に残った言葉を紹介します。

ペットたちは人間との縁を自分から断ち切って旅立っている」ということ。

 

会いたい、天国でさみしくないかな、という気持ちは人間ものであり、ペットたちはたくさん愛情をかけてもらって満足だから旅立とうと思っているのだ、と獣医師がおっしゃっていました。人間との縁を自分から断って旅立っていくとおっしゃっていました。

 

ふとこの言葉を聞いて、楽になりました。

 

また、
ペットたちは死にたくないという気持ちはないけれど、ただずっと飼い主といたいという気持ちが強いので最期まで可愛がってください」ともおっしゃっていたことが強く残っています。

 

このセミナーに参加して涙する方もいらっしゃいました。筆者もこのセミナーがきっかけて気持ちが楽になっているので、今暗いトンネルのなかにいる方は近くでこのようなセミナーがあれば参加してみるのもよいかと思います。

こちらの時期もご参照ください
【体験談】愛猫を看取って実感。ペットの終活はした方がいい! (enjoy-mylife.net)

まとめ

ペットロスはペットを飼っている方のほとんどが悩むことかと思います。

 

無理の乗り越えることはしなくても大丈夫です。無理に明るく振舞う必要もありませんので、自分の気持ちに素直になりましょう。

 

ペットロスを乗り越えることは、そのペットを忘れることでは決してありません。新しい子をお迎えすることも、前の子を忘れることでももちろんないですよね。日々の生活でふと亡くなった子のことを思い出すはずですので、そのときに悲しい気持ちではなく、あたたかく嬉しい気持ちになれたら、乗り越えたと考えてもよいかと思います。

この記事を書いた人

ちゅんみ

バレエとランニングを愛するライター。美味しいごはん屋さんの取材が大好き(おいしいものを食べるのが好きなだけ)

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竹内

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