『スマホで終活』エンディングノートのアプリ5選!活用方法や注意点について


記事監修者:一般社団法人終活協議会代表理事:竹内義彦

記事監修者:一般社団法人終活協議会代表理事:竹内義彦
終活の必須アイテムともいえる『エンディングノート』ですが、今やスマホのアプリにもあることをご存知でしょうか?
最近ではスマホを持っている人がほとんどですから、こういったアプリが出てくるのは、時代の流れをしっかりキャッチしているとも言えますね。
さて、では「さぁ!スマホでエンディングノートを書こう!」と思っても、どのようなアプリがあるのか気になりますよね。
そこで今回は、エンディングノートのスマホアプリについて、一気にご紹介していきます!
記事のもくじ
エンディングノートアプリを使用することの注意点
エンディングノートのアプリは確かに便利なのですが、もちろんデメリットもあります。
まずは、きちんとデメリット・注意点も理解しておきましょう。
個人的な意見となってしまうのですが、エンディングノートのアプリは第三者に開示する用ではなく、あくまでも自分用として持つことをオススメしたいなと思っています。理由については以下の通りです。
1:急にアプリが使えなくなる可能性がある
ウェブでのサービスを利用するわけですから、当然、運営会社の都合によりアプリ自体が使えなくなるという可能性があります。
何十年後かに、家族や身内がエンディングノートを見ようと思った時に見れない・・・!なんてことにもなり得ます。
せっかく作ったエンディングノート(アプリ)が必要な時に見られないなんて、想像しただけでゾッとしますよね・・・
竹内
いつか使えなくなるかもしれない可能性も視野に入れて、アプリとは別に、紙でのエンディングノートの作成をするに越したことはありませんね。
2:費用がかかったり、広告が入る場合がある
無料のアプリの場合広告が入ったり、無料だと思いきや・・・
『この機能は有料オプションとなります』と、機能を拡張させる時に一部費用が発生するパターンというのは、アプリではよく見られますよね。
広告が気になったり、一部有料となるのが嫌な場合は、別のアプリを検討するかアプリではなく紙のエンディングノートを検討すると良いですね。
3:項目や文字数に融通が効かない、パスワード使用の弊害
紙であれば、余白に書き込んだり新たな項目を追加したりと融通が利くのですが、スマホの場合そうはいきません。
また、パスワードの入力などが必要なアプリもありますから、家族がパスワードを知らないと、いざという時見れなかったり、本人が認知症などになってしまった場合、本人ですらアプリを開くことができない状態になる可能性も・・・
アプリは自分の思考の整理を行ったり、紙のエンディングノートを作成する前の情報の整理など、サブ的ポジションで使うと良いかと思います。
高桑
エンディングノートアプリ紹介!
エンディングノートのアプリですが、iPhoneのみ対応、Androidのみ対応、両方対応のものがありますので、お使いのスマホをご覧になって使用できるアプリはどれなのか確認してくださいね!
iPhoneのみ使用可能 | Androidのみ使用可能 | |
100年ノート | ○ | ○ |
エターナルメッセージ | ○ | ○ |
エンディングノート〜絆〜 | ○ | |
私ノート | ○(iPad専用アプリ) | |
あなたのエンディングノート | ○ |
100年ノート
100年ノートでは、エンディングノートに書くべき項目が網羅されています。
- ご自身のプロフィールや自分史
- 大切な人に伝えたいこと
- 預金に関すること
- 遺言や顧問弁護士に関すること
- 保険や私的年金に関すること
- 介護が必要になった時にお願いしたいこと
- 身近な人の連絡先
- ペットについて連絡したいこと
- 株式、不動産など財産のこと
- 主治医や薬など病院に関すること
- 葬儀やお墓に関してお願いしたいこと
引用元:はいから100年ノート
など、書き記しておきたい項目がわかりやすく、入力も簡単に行えます。
100年ノートの特徴は
- 見やすくて使いやすいデザイン
- 伝えたい人にだけ情報を開示できる
- 操作が簡単
100年ノートを詳しく見る・ダウンロード→100年ノート公式HP
エターナルメッセージ
エターナルメッセージは人気の高い、エンディングノートアプリとして有名です。
エターナルメッセージの3つの特徴は
- 動画でメッセージを残すことができる
- 思い出や記憶を写真に残せる
- エンディングノートとして、文章で想いを残せる
出典:AppleStore
エンディングノート〜絆〜
『エンディングノート〜絆〜』は、Androidのみ対応のアプリです。
『エンディングノート〜絆〜』の主な機能は以下の通りです。
- メッセージ機能
- 財産管理
- 葬儀・埋葬の希望
- わたしの歴史
- 万一のための連絡先
- 日記(カメラ付き)
出典:ビーエス静岡
私ノート
『私ノート』には8つの機能がついています。
- 「わたしのこと」ノート
- アルバム(動画・画像も使用可能)
- エンディングノート「財産・相続」
- エンディングノート「葬儀・お墓・法事」
- エンディングノート「医療・介護」
- 日記
- アドレス帳
- やりたいことノート
詳しくは動画でご覧ください^^
竹内
あなたのエンディングノート
自伝を作成するをコンセプトに掲げたアプリ『あなたのエンディングノート』の主な機能は以下の通りです。
- メッセージを動画で残せます
- 埋葬地を地図で確認できます
- 作成した内容は、公開日を設定することにより閲覧制限ができます
- ユーザ登録することで、ユーザ様のみ編集することが可能です
- カテゴリは9種類で更にサブカテゴリ(11種類)と詳細に、設定することが可能です。
引用元:アイフォンアスキー
出典:アイフォンアスキー
まとめ:『スマホで終活』エンディングノートのアプリ5選!活用方法や注意点について
これからの時代、こうしたスマホやネットを使った終活はどんどん増える傾向にあります。
もちろんデメリットや注意点もありますが、それも考慮した上で、自分に合ったスタイルで「エンディングノート」を作成できればと思います。
スマホに慣れ親しんでいない世代の方にとっては、”スマホアプリ”と聞くだけで「無理無理!」と思ってしまいそうですが・・・
「エンディングノート」をスマホアプリを使って作成することで、ちょっとした空き時間に、今の自分を見つめ直し、未来の自分がどうありたいか考える時間を持てることもあるでしょう。
アプリや市販のノートの中に、自分に合ったエンディングノートは必ずあります。エンディングノートは自作することも可能ですので、自分にとってベストなノートを作成できると良いですね!
竹内
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