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遺影とは何?遺影の目的や、歴史、選び方、サイズ、飾り方、処分の仕方を解説!

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遺影

(いえい)

目次(この記事は以下の順番で構成されております)

  • 遺影とは
  • 遺影も自分で選ぶ時代に
  • 遺影を選んでおくメリット
  • どんな写真がいい?
  • 遺影はどこで撮る?
  • 遺影の飾り方
  • 遺影を処分するなら

遺影とは

遺影は、故人をしのぶための肖像画や写真です。

お通夜や葬儀・告別式の祭壇に飾られた、大きな写真を見たことがあるのではないでしょうか。また、ご先祖様の白黒写真が和室の鴨居の上にずらっと並んでいるのを、見たことがある方もいらっしゃるかもしれません。

 

遺影は、江戸時代の半ばから流行した「死絵(しにえ)」から始まったされる日本独自のものです。死絵は、歌舞伎役者や有名人が亡くなったときに作られた似顔絵の浮世絵をいいます。

明治時代になると、日清戦争と日露戦争が起こりました。夫や息子が戦争に出かける前に、その姿を残したいという思いから写真を撮って、遺影として飾られるようになります。

この頃はまだ写真が一般的なものではありませんでしたが、昭和に入ると、遺影写真が一般にも広がりました。

 

昔の遺影は、白黒写真で正装をして表情がなく、証明写真のように正面を向いたものでした。

現在はカラー写真であるのはもちろんのこと、その人らしさが伝わるポーズや笑顔で、服装にもその方の個性が伝わるものが選ばれるようになっています。

遺影葬儀祭壇

遺影も自分で選ぶ時代に

ひと昔前の遺影は、残された家族が限られた時間でふさわしい写真を探して用意していました。

しかし近年では、「終活」や「エンディングノート」が一般に知られるようになり、遺影をご自分で選ぶ方が増えています。

 

以下の遺影写真作成・加工サービスの会社は、年間35万件以上の遺影写真を製作したと発表しています。年間35万人以上の方が、ご自身で遺影を準備しているということです。

(参考:明治時代までの遺影は写真集だった?遺影写真の歴史ご紹介|ASUKANET

 

遺影は、お通夜や葬儀・告別式の祭壇に飾られるため、故人の最後の印象として多くの方の心に残ります。また、多くの遺族が遺影を飾って故人をしのぶため、残された家族の記憶にいつまでも刻まれるでしょう。

このように考えると、どんな写真を遺影にするか、自分で選ぶ方が多くなってきた理由が理解できますね。

遺影を選んでおくメリット

遺影を選んでおくメリットは2つあります。

1.イメージを自分で演出できる

1つ目のメリットは、家族や親戚、友人知人の印象に残る自分のイメージを、思いどおりに演出するためです。

など、希望はそれぞれ異なるでしょう。

2.家族の負担が減る

2つ目のメリットは、残された家族の負担を減らすことです。

人が亡くなると、残された家族は短い間でお通夜やお葬式・告別式の準備に追われます。この間、式場や連絡をする相手、香典返しについてなど、考えることや決断を迫られることが続きます。

 

お通夜までに決めるべき大きなことの1つが、遺影です。

限られた時間で、ふさわしい写真を探して遺影を準備するのは簡単ではありません。遺影が決まっていれば、悲しみにくれる間もなく忙しい思いをする家族の助けになるでしょう。

どんな写真がいい?

遺影にふさわしいのは、どんな写真でしょうか。

一般的には、亡くなる1〜5年以内くらいに撮影さ、家族や友人と過ごしているときような自然な表情や笑顔で、その人らしさが表現された写真がいいと言われています。

注意点としては、あまりに若いときの写真では誰かわからなかったり、違和感があったりするなどです。

 

遺影用の写真として撮ったものではなくても、還暦(60歳)や古希(70歳)、喜寿(77歳)といった節目の記念写真を遺影としても使うこともできるでしょう。

 

現在の遺影写真は、プリントされた写真やデジタルデータ(200万画素以上が適切です)を業者に持ち込み、色や光、しわなどを加工して制作されるものがほとんどです。(参考:明治時代までの遺影は写真集だった?遺影写真の歴史ご紹介|ASUKANET

 

加工技術は年々上がっているため、他の方が一緒に写っていたり、元の写真が多少小さくても問題ありません。

ただし、ご本人にきちんとピントが合っているものであることが大切です。プリントした写真であれば、光沢があるタイプのほうがきれいな仕上がりになります。

背景の色や、着るもの、趣味のものと一緒に写したいなどの要望があれば、加工してもらえるので、希望を伝えてみてください。

遺影写真スタジオ撮影

遺影はどこで撮る?

遺影用の写真を改めて撮るなら、選択肢は3つあります。

1.家族や友人に撮ってもらう

手軽に撮るなら、家族や友人にお願いして撮ってもらってはいかがでしょうか。

 

親しい間がらなら、表情は柔らかく自然で、その方らしい写真ができるはずです。

 

天気や体調が良い日にお気に入りの場所で、好みの服装で撮ってもらえば、素敵な遺影になるでしょう。

2.写真屋さんや撮影スタジオに依頼する

写真屋さんや撮影スタジオに依頼すれば、カメラマンやメイクのプロの手で、立派な遺影を製作してもらえます。

どんな角度から、どんな表情で撮ればベストの一枚ができるかアドバイスを受けながら、納得のいく遺影が用意できるでしょう。

 

遺影のサイズは一般的に、四つ切(25.4cmx30.5cm)が祭壇用、L版(8.9cmx12.7cm)が仏壇用です。

3.終活イベントに参加する

最近では、葬儀会社や式場主催の終活イベントで、メモリアル撮影といった遺影の撮影が行われています。

 

遺影だけでなく葬儀に関するさまざまなアドバイスが得られますし、遺影撮影が無料の場合もあるようです。

 

終活の一環として、イベントに参加して遺影を撮ってもらうのも1つの手ではないでしょうか。

遺影の飾り方

お通夜や葬儀・告別式を終えたあと、遺影はどのように飾るのでしょうか。

 

祭壇に飾った遺影は、先祖代々の遺影が飾られていればその中に加えましょう。そうでない場合は、納骨、場合によっては初盆までは仏壇のそばに棚を置いて、棚の上に飾っておきます。

 

住宅事情によって大きな遺影を飾るスペースがない場合は、L版の遺影をリビングの棚や壁、人によってはパソコンに保存するといった対応をするようです。

遺影には、宗教的な習わしがありませんので、個々の事情に合わせた方法で故人をしのぶといいでしょう。

遺影を処分するなら

お通夜や葬儀・告別式、納骨、初盆が終わり、遺影を使う機会がなくなって処分方法に悩むこともありそうです。

上記のとおり、遺影には宗教的な習わしがないため特別な決まりはなく、処分しても問題ないとされています。

ただ、心理的に一般的な処分に抵抗感がある方もいらっしゃるでしょう。

 

その場合には、菩提寺や近所のお寺にお焚き上げをお願いしてもらうこともできます。

お住まいの場所で状況が許せば、自宅の庭や敷地内で燃やして弔う方法を取る方もいらっしゃるようです。

遺影写真額

まとめ:遺影とは何?遺影の目的や、歴史、選び方、サイズ、飾り方、処分の仕方を解説!

遺影とは何か、歴史や最近の傾向、遺影の選び方、撮る場所、飾り方や処分の仕方までご紹介しました。

 

遺影は、その方の最後の印象を決める大事なものです。また、遺影を準備しておくことのメリットもご理解いただけるのではないでしょうか。

 

終活の一環として、家族の心に残る、あなたらしい遺影を準備する一助になると幸いです。

 

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