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お葬式はいつやるもの?日程やマナーを再確認

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お葬式は、亡くなった方の人生最期の大切な儀式です。家族や知人・友人など故人ゆかりの方たちがその死を悲しみ、弔うために執り行われる意味でも大切なセレモニーです。

 

ではお葬式はいつ行い、どのような流れで進めればいいのでしょうか。

 

日常生活で、お葬式について考える機会はほとんどありません。実際に近しい方が亡くなってしまったら、悲しみと混乱で冷静な判断が難しいでしょう。

そこでこの記事では、お葬式のスケジュールや流れ、基本的なマナーについて解説します。

 

目次(この記事は以下の順番で構成されております)

  • お葬式はいつやる?日程の決まりは?
  • 友引には葬式やお通夜をおこなってはいけない?
  • お葬式の日程を決める時に重視する4つのポイント
  • 一般的なお葬式のスケジュールと流れ
  • まとめ:お葬式をいつやるかについて生前から話しておこう

お葬式はいつやる?日程の決まりは?

ある程度の年齢になると、お通夜・お葬式に参列した経験をお持ちの方も少なくないと思います。その経験から、「お通夜は翌日、その翌々日にお葬式をする」と認識されているケースが多いかもしれません。

実は、「何日までにお葬式を行う」という明確な決まりはなく、自由に決めていいのです。

火葬(埋葬)は死後24時間経過後と決まっている

1点、火葬についてだけは『墓地、埋葬等に関する法律(昭和23年5月31日法律第48号)』で次のように定められています。

 

第 3条 埋葬又は火葬は、他の法令に別段の定があるものを除く外、死亡又は死産後24時間を経過した後でなければ、これを行つてはならない。但し、妊娠七箇月に満たない死産のときは、この限りでない。

 

死産のケースに加え、昨今はコロナ禍という特殊な事情も生まれています。厚生労働省(厚労省)のガイドラインでは、新型コロナウイルス感染症に罹患により亡くなったとされる方は、24時間以内に火葬することを認めています。ただ、必須ではありません。

 

火葬までに24時間を必要とするのは、何らかの理由で死亡が誤っていたり、蘇生の可能性があったりするからです。

ですから、ご遺体を自宅やセレモニーホールなどの霊安室などに、安置する場所を確保してく必要があります。

特に都市部では火葬場の予約がいっぱいになる場合も多く、希望の日程で葬儀を進められるとは限りません。安置の期間が長くなる可能性も頭に入れておきましょう。

お葬式は可能な限り早めに執り行う

日程について特別な決まりはないものの、お葬式はできる限り迅速に執り行うのが基本です。

 

ご遺体の状態を生前に近いままで保つためには、ドライアイスでの冷却が欠かせません。安置の時間が長引けば長引くほどドライアイスが必要ですし、季節によっては管理が大変になります。

また安置場所の確保も考慮に入れておく必要があります。

 

故人と離れがたい思いもあるかもしれませんが、早めにお葬式などを粛々と進め、大切な方を送ってあげましょう。

友引には葬式やお通夜をおこなってはいけない?

最近は見る機会が減りましたが、カレンダーの日付の下に漢字の注釈が書き込まれていたのをご存じでしょうか。これは歴注とよばれ、先勝(せんしょう)、友引(ともびき)、先負(せんぷ)、仏滅(ぶつめつ)、大安(たいあん)、赤口(しゃっく)の6つの言葉が記されていました。

 

この6つは「六曜」と呼ばれ、吉凶を表す言葉として江戸の中頃から使用されてきたとされています。例えば「大安吉日」は縁起のいい日として、結婚式などお祝い事が予定されることでも知られます。

 

同じように、お葬式のでは六曜の「友引」は避けるべき日とされています。これはどうしてなのでしょうか。

「友引」には火葬場も休みになることも

日本人が六曜を気にするのに、明確な根拠があるわけではなく、迷信や俗説に近い要素があります。特に若い世代では、それほど浸透していないかもしれません。

 

一方「友を引く」という字面から、悪い出来事が連鎖するイメージをお持ちの方も多いでしょう。そのため、自治体よっては「友引」を火葬場の休日とする場合もあり、物理的に葬式を執り行うのが難しいケースがあります。

 

年配の方の中には、今でも六曜の意味を気にされる方もいますので、友引にお葬式を行うのは避けたほうが無難です。

ちなみに、お通夜や四十九日法要などは友引に行っても問題ないとされています。

友引以外に避けたほうがいい日取り

友引以外の六曜に、お葬式を執り行えるのでしょうか。

 

縁起のいい日とされる「大安」ですが、お葬式を行っても問題ありません。しかし、「なぜわざわざ大安に?」と感じる方がいるかもしれないので、できる限り避けたほうがいいでしょう。

 

縁起の悪い日とされる「仏滅」も、特に問題のない日取りです。「仏」とつきますが、仏教とは無関係です。

お葬式の日程を決める時に重視する4つのポイント

お葬式を行うときには、喪主と葬儀会社のスタッフとで打ち合わせをし、日程を決めていきます。すみやかにスケジュールを決める際に、次の4つをおさえておく必要があります。

 

先ほど、お葬式は粛々と早めに執り行ったほうがいいとお伝えしました。

しかしこの4つのポイント次第では、必ずしも思った通りに進められるわけではありません。お葬式の日程に悩む前に、この4つについて確認することをおすすめします。

1.火葬場のスケジュールを確認

火葬場では、1日において荼毘に付す件数が決まっています。

混雑具合によっては、思っていた日に火葬できない可能性もあるのです。また「友引」に休む火葬場もあります。

2.読経などをお願いする僧侶など宗教者の予定

信仰する宗教にもよりますが、日本のお葬式では僧侶に読経してもらうことがほとんどでしょう。

土日やお盆などは僧侶が忙しく、スケジュールの調整が難しいこともあります。

3.参列する親族の予定

個人に近しい配偶者や子どもなど、親族が参列できるかどうかも考えておく必要があります。

遠方に居住している場合は、移動時間も計算に入れておかなくてはなりません。またコロナ禍という事情から、参列が難しいケースも出てくるでしょう。

4.地域のしきたり、風習はどうなっている?

お葬式には地域性があります。

最近は近隣とのつながりも希薄になっているといわれますが、それでも確認しておくのにこしたことはありません。

葬式の日程の決まりごとを、周囲の年配の方や地域密着型の葬儀会社に尋ねておくことも忘れずに。

一般的なお葬式のスケジュールと流れ

ここからは、人が亡くなってから、お葬式を執り行うまでの一般的な流れをご紹介します。

亡くなった当日

医師の作成した死亡診断書をもとに、死亡届を作成(死亡の事実を知った日から7日以内に死亡者の死亡地・本籍地もしくは届出人の住む市区町村に提出)

死亡届と同時に、故人の火葬に必要な火葬許可証を申請、発行してもらいます。

また病院などから自宅や葬儀会社の霊安室などに亡くなった人を安置し、移動の手配もしておきます。

 

この日に葬儀日程について葬儀会社の担当者と打ち合わせも実施。火葬場の予約や宗教者のスケジュール確認、お葬式の規模やプラン、予算などについても確認します。

心を落ち着けて、故人の望んだ葬式になるよう、きちんと担当者に思いを伝えましょう。

お葬式の日程がはっきりしたところで、近しい親族以外の訃報を伝えていなかった方に連絡します。友人・知人、遠戚、職場関係の人など。家族葬などお葬式の規模によっては、この過程は省略されます。

 

お通夜

お葬式(告別式)などの前日に、故人と最後の時間を過ごすのがお通夜です。

18時~19時前後に執り行われ、式の後には通夜振る舞いが行われます。通夜振る舞いとは、故人を偲び、また参列の感謝をこめて行われる食事会のことです。

お葬式当日

基本的には午前中に受付が開始されますが、火葬の時間帯で異なります。僧侶などの読経、焼香などの後、お葬式は閉会となります。その後、出棺の準備として棺に花や故人縁の品等を入れた後、ご遺体が火葬場へと向かいます。

火葬場には親族やより親しい知人友人のみが向かい、収骨などを行います。

 

コロナ禍でのお葬式での変化

前述しましたが、新型コロナ感染症に罹患して亡くなった場合、従来のルールに沿わず、24時間以内に火葬することが認められています。

 

新型コロナの感染が広まった当初は、情報も少なく、ご遺体からの感染リスクも未知数でした。しかし最近では、WHO も遺体の曝露から感染するという根拠を現時点(2020 年 3 月 24 日版)において、「低い」と位置づけています。

また葬祭にかかわる業界団体も、感染拡大防止に配慮したガイドラインを設けるなど、お葬式に関連したセレモニーのあり方を模索しているところです。

 

エンバーミングの技術を用い火葬前の対面を可能とする新しいお別れの儀式を提案する葬祭業者も出てきました。

また。火葬が終わった後に執り行う「後葬」、「骨葬」という形でお葬式行う遺族も増えています。

今後コロナ感染対策の進化により、お葬式の形もさらに変わっていくと思われます。

 

まとめ:お葬式をいつやるかについて生前から話しておこう

お葬式の日程について、明確な決まりはありません。

亡くなった翌日がお通夜、翌々日が葬儀となる場合が多いですが、葬儀場の混雑具合や六曜などで変わるケースがあります。

 

24時間後に火葬する、友引などは避けたほうがいいなどを考慮したうえで、残された家族や近しい人たちが決めていかなくてはなりません。

しかし、大切な人が亡くなった悲しみや混乱から、冷静な判断ができないのも現実です。また季節によってはご遺体の損傷などの面から安置場所に気を配る必要が出てきます。

 

これまで、死に関連する「お葬式」にふれることはタブーとされてきました。しかし残念ですが、人はいつ亡くなるか自分ではわかりません。だからこそ、元気なうちにお葬式や自分が死んだ後のことを話し合っておくこと、「終活」が大きな意味を持ってきます。

 

お葬式は、自分だけの問題ではありません。

親を含めた家族皆で考えることが大切で、「どんなお葬式にしたいのか」「弔い方やプランについて」など、生前から話しておくことをおすすめします。

お葬式についてさらに詳しく知りたい方は→ 『お葬式』記事一覧
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