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同居する義母の介護をすることになったとき家族の生活はどうなるか真剣に考えてみた

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30代・40代の人にぜひ考えてほしい「親の介護」という問題。日々忙しい私たちですが、親も確実に年を取っています。

 

親の介護が必要になったとき、どんな風に生活が変わるか、考えたことはありますか?

 

私は69歳の姑と同居しています。その姑がもし認知症になり介護が必要になったら、今の暮らしや家族の関係にどんな変化が起こるのか、考えてみました。

30代・40代こそ親の介護について真剣に考えるべき

人生の中で最も「必死になる時期」、それが30代・40代だと私は考えています。

 

働きざかりだし、育児の真っ最中だし、老後に備えなきゃだしと、必死に毎日を過ごしいる人が多いのではないでしょうか。

 

もちろん、10代や20代のころに人並みはずれた努力をして、今は成功をつかみとっているよ、という人もいることでしょう。ですが、そんな人はごく一部のはず。たいていの人はたくさんの荷物を抱えながら、時間や体力と戦いながら、一日一日を積み重ねていますよね。

 

30代・40代は「過ごし方によってその後の人生を大きく左右する」、そんな時期だと思うのです。

そんな大変な時期ですが、ぜひ頭の片すみに置いておいてほしい事柄があります。親の介護です。

 

親の介護が必要になったらどんな風に生活が変わるか、考えたことはありますか?

「介護って大変そうだな」「親に介護が必要になったら、自分が助けてあげなきゃな」

漠然としたイメージはあるけれど、介護にまつわるお金、介護にかかる労力、家族の関係の変化など、具体的なところまで考えている人は少ないのでは、と感じています(私もそのうちの1人です)。

 

30代・40代は親が高齢者になっていく時期でもありますね。日々忙しい私たちですが、親が要介護状態になったとき、どんな生活になるのかちょっと考えてみましょう。

同居する義母の介護が必要になったとき|生活の変化について具体的に考察

私は69歳の姑と同居しており、もうすぐ40歳になる夫、6歳と4歳の子ども2人、という家族構成で暮らしています。

 

今の世の中家族の形はさまざまですが、ここでは私の家族構成をもとにして、姑が要介護になったときのことを考察してみようと思います。

 

姑は今のところ、まだ仕事に就いており、車を自分で運転でき、特に持病もないためいわば「健康体」。

そんな姑が認知症になったと仮定してみます。

お金について

まずは、お金のことです。

 

認知症になったとしても、まだ軽度のときには、私が姑を見守りつつ在宅で仕事をすることになる可能性が高いです。今も在宅で仕事をしているので、そこに関しては大きく状況が変わることはありません。

 

しかし、「姑に声をかけられたら、いつでも動けるように」「姑が困っていないかな」と気にしながら仕事をするのは、効率が落ちるに決まっています。こなせる案件が減り、収入はそれまでよりも減ってしまいそう。

 

また、現在は姑から毎月決まった金額を生活費としてもらっていますが、認知症ならお金のやり取りが難しくなるのでは、という懸念もあります。もし生活費をもらえなくなったら、姑の食費など生活にかかるお金はすべて、私たち夫婦の収入から捻出することに。

 

収入を安定させる道を選ぶとすると、介護サービスを利用して、姑のことはホームヘルパーさんに見ていただくことになります。そうすると当然、介護費用が必要になるわけですが、これも私たち夫婦が支払うことになりかねません。認知症である姑に介護費用を支払ってね、と説明しても話が通じるのかは未知の世界。そもそも、私の姑のように年金受給額がとても少なければ、そのわずかな収入から介護費用を払わせるのも酷に思えます。

 

というわけで、こちらの収入を増やせば、その分出費が増えてしまうのです。

家事について

普段、掃除や炊事などの主な家事は、ほとんど私が担っています。

 

ですが、姑は何十年も主婦をしてきた人なので、いわゆる「名もなき家事」によく気がついてくれるので助かっています。

 

例えば、

 

たまに姑が実家に帰っていたりすると、これらの家事も全部私がやることになり、姑が細々とやってくれている家事のありがたさが身にしみます。

 

他にはごみ捨ても姑の担当ですし、姑の分の洗濯は姑が自分でやっています。「いつも作ってもらって悪いから」と、お昼ごはんを作ってくれることも。

 

さて、姑が認知症になったとすると、これらの家事は他の家族が担当しなければいけません。夫にもっと協力してもらうのが一番ですが、深夜に帰ってくる生活をしているので、お願いできる家事は限定的です。子どもがある程度成長していれば任せられる家事もあるでしょうが、まだ手助けが必要な年齢なら結局私のチェックが必要。

 

…となると、やはり私の担当する家事が大きく増えてしまうということになります。

育児について

育児は基本的に親である私たち夫婦がやることだから、姑が認知症になってもそこまで影響はないだろう。最初は安易にそう考えていました。

 

しかし、よくよく考えてみると、育児の面でも大きな影響がありそうです。長女はおばあちゃんである姑が大好きで、姑が友だちの家にお邪魔するとき、一緒についていくほど仲良し。

 

そんなおばあちゃんが認知症になって、だんだん変わっていくのを目の当たりにするのは、長女にとって辛いことでしょう。精神的に不安定になりそうですから、そのケアが必要です。

 

とはいえ、私も介護、仕事、家事に忙殺されている状態でしょうから、うまくケアできるか分かりません。子どもたちも「お母さん、忙しそうだな」と遠慮して、甘えることを我慢してしまいそうです。

家族の精神面について

姑に介護が必要になることで、私が一番不安に感じているのが、家族の精神面です。

 

育児に影響がありそうなことは前述しましたが、精神的にキツイのは大人も同じ。想像しただけでも、ズタボロになります…。

 

夫と私を比べたら、仕事や時間の融通がきくのは私です。だから結局何もかも私が背負うことになり、夫への不満が爆発し、夫婦関係が悪化する未来が見えます。

 

また、「育児を優先したい」と思っているのに、現実には子どもに当たってしまい、罪悪感が募りそうです。親がイライラしていることが増えれば、子どもの精神面も安定しません。家族みんながピリピリして、家の雰囲気が暗くなり、楽しい時間は減りそうです。

高齢の親に「今後のこと」を話す難しさ

姑が認知症になったら生活にどんな変化があるか、しっかり考えてみるとかなり大きな影響があることを痛感しました。いつか来るそのときのために、姑とちょっとずつ介護についての話をするべきだな、と思います。

 

だけど実際のところ、「介護が必要になったらどうする?」って、なかなか難しい話題です。介護について話すのが難しいと感じるポイントは3つあります。

 

介護について話せるタイミングって、一体いつでしょう? 私が思いついたのは、テレビで介護の話題が出たときに「そういえばお義母さんは介護についてなにか考えてる?」と、さらっと聞くこと。でも一緒にあまりテレビは見ないので、その状況はなかなか巡ってきそうにないです。

 

それから、運よく話せるタイミングがあったとしても、姑を傷つけることなく話を進めるのが難しそうです。介護の話が出れば、誰もが「私もそんな話をされる年になったか…」とセンチメタルになるでしょう。

 

一番やっかいなのが、姑自身が「まだ自分の介護は先の話」と思っているであろうこと。

 

たしかに姑の様子を見ているとまだ元気だし、頭の回転もしっかりしています。こちらとしては「だからこそ今のうちに話しておきたい」と考えるのですが、姑からすると「もう介護の話?」というわけで、お互いの気持ちが交わらないのです。

親と終活について早くから話しておけば、自分の生活も守れる

高齢になった親に「今後のこと」を話すのは、いろんな意味で難しいです。今後のこと、それはすなわち「死の準備」だから。

 

とはいえ、先延ばしにしている時間もありません。

 

姑の母親はまだ健在で、今90歳です。しかし姑は実家に帰るたび、その母親について「どんどん頑固になる。話が通じない。昔はあんなんじゃなかったのに」と嘆いています。亡くなったあと資産をどうするか、継ぐ人のいない実家をどうするか、話したくても話せないのだとか。

 

その姿を見ていると、やはり私も、今のうちに姑と終活について話をするべきだなと強く感じます。

 

いきなり介護の話をするのではなくて、「80歳になったら、どんな暮らしをしていたい?」とか「車はいつまで乗ろうと思ってる?」とか、話しやすいところから攻めていけば、なんとかなりそうです。

 

それから、この記事を書きながら気づいたのですが、介護の話や終活の話をスムーズに進めたいのなら、普段からコミュニケーションをしっかり取っておくことが大事ですね。あまり会話もないのに、「介護どうする?」なんていきなり聞かれても、本音で答えてくれるはずがないですから。

 

まずは、姑の好きな吉田拓郎さんの話をしっかり聞くところから始めてみよう。

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この記事を書いた人

タチバナ リリコ

Twitterアカウント→@ORANGE100e
ライター・ブロガーです。趣味がたくさんで常に時間が足りません。日ハムの吉田輝星選手を全力応援中。ピアノ中級者から上級者になりたい。

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