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寝たきり高齢者を自宅で介護する方法|注意点や在宅介護で利用できるサービス

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記事監修者:一般社団法人終活協議会代表理事:竹内義彦

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親が寝たきりになるのは何も老後だけではありません。事故や病気になった際にも寝たきりになる可能性があります。

 

その場合、介護の選択肢は、介護施設に入るか在宅介護の2択になります。

 

まず介護施設に入る場合は、役所や施設などに行って申し込みなどをする必要があります。それでは、寝たきりの両親を介護するときに注意すべきこととは何か知っていますか?

 

今回は、寝たきりの両親を在宅で介護する方法や注意点、利用できるサービスについて解説していきます。

寝たきりの人を介護するときの注意点|廃用症候群(生活不活発病)とは

寝たきりと言われているので、もちろん立って歩くことはできません。状況によっては1人で座ることもできないと考えておくべきでしょう。

そうなれば日常生活すべての事

  • 食事
  • 排泄
  • 入浴

などで介護の手が必要となってきます。

 

気をつけるべき点はそれだけではなく、寝たきりの状況が長く続くと”廃用症候群”または”生活不活発病”と呼ばれる症状が出る可能性があります。

 

若者が1週間寝たきりになった場合は、正常な筋力に戻るまでの時間が短く復活もできるのですが、高齢者の場合は1週間寝たきりになると約10%~20%の筋力が低下するといわれています。また、寝たきりだと筋力を戻すことも難しく、どんどん筋力の低下を招くことになります。

廃用症候群(生活不活発病)とは?

廃用症候群(生活不活発病)とは寝たきりが続くと引きおこる様々な症状です。

 

体力や筋力の低下が原因で起こります。その症状は全身に出てきます。

運動障害
  • 筋委縮…筋肉がやせ衰える
  • 関節拘縮…関節が固くなり動きにくくなる
  • 骨委縮…骨が脆くすかすかになる
循環・呼吸器障害
  • 誤嚥性肺炎…食べ物や唾液が気管支や肺に入って肺炎になる
  • 心機能が低下…心臓の動きが悪くなり十分な血液が送り出されない
  • 血栓塞栓症…血の塊が出来て血管が詰まる
自律神経・精神障害
  • うつ状態…気分の落ち込み
  • せん妄…周りの状況が理解できなくなり、幻覚や錯覚が現れる
  • 見当識障害…今いる場所や今の時間などが分からなくなる

寝たきりの場合の介護度

寝たきりの場合、介護度は要介護4又は要介護5になります。

 

介護度とは、要介護認定で判断される介護の必要性や程度を要支援1~2、要介護1~5などのレベルで表します。

要介護5とされる場合は寝たきりであり、意思疎通が完全にできない又は難しい状態にある場合がほとんどです。

 

寝たきりではあるが、意思疎通ができる場合は要介護4とされることがほとんどです。しかし、どちらであっても日常生活の全面的な介護が必要になります。詳しい介護内容は次で紹介します。

寝たきりの人を自宅で介護する方法

日常生活全般の介護となると、先程紹介したような廃用症候群になる可能性もありそのほかにも気をつけるべきことが沢山あります。寝たきりの人の介護はかなり負担としてのしかかる事は間違いありません。

 

その上、間違った介護を続けていると介護をされている人の症状の悪化の可能性もあります。

 

正しい介護を知っておくと介護をする側の人のストレス軽減にもなり、介護をされる高齢者の方も安心した生活を送ることが出来ます。

 

自宅で介護を行うときに検討したい、介護リフォームについては以下で詳しく解説しています。

食事

毎日食事をしないと生きていくことが出来ません。しかしそれと同時に食事は、誤嚥や喉に物を詰まらせたりと命に係わることになりかねません。

 

大切なのは声掛けや正しい姿勢、そして清潔さです。

 

食事を始める時の声掛けはとても大切です。食事の前に寝ている場合は、寝ぼけながらの食事は誤嚥や喉に詰まるなどの事故が起きる可能性があがります。そのため声掛けをしてしっかりと目を覚ましてもらい、食事メニューなどを伝えることも”食べる”と言う事に意識を向けてもらうには効果的です。

 

テレビなども消して、食事に集中してもらう環境を整えることも大切です。

 

食事をとるときは、可能な限り90度に近い(普通に椅子に座る感じ)状態が理想です。

 

口から食道、胃をまっすぐにすることで誤嚥の防止になります。普通に食事を出来るあなたも寝転がりながら水を飲んでみてください。

かなり飲みにくかったり、むせると思います。寝たきりの方が寝たままであれば、どれほど食事がしにくいか良く分かると思います。

 

本来であれば90度まで姿勢をあげる事が理想ではあるのですが、本人の無理のない状態であると言う事を最優先にしてください。

食後のケア

これは食事の後になりますが、口の中などを掃除して清潔にすることが大切です。出来ることならうがい、口内を掃除するようなスポンジなどを使うと良いでしょう。

 

口内を清潔に保つと、唾液が増え食事をしやすくなります。そして何より、口内に汚れが残った状態で放置していると雑菌が繁殖しそのまま食事と一緒に飲み込んでしまうと肺炎やその他の病気を発症してしまう可能性があがります。

 

入れ歯などを含め、きっちりと清潔に保つことを心がけましょう。

床ずれ予防

床ずれとは、医学的では”褥瘡(じょくそう)”と言い、長時間同じ体制で寝ていると体の同じ部分(特に骨などが突出している部分)が圧迫、血の巡りが悪くなると床ずれが引きおこります。

 

ひどくなると骨が露出することもあるようで、かなり注意が必要です。

 

予防方法としては、長時間同じ体制にならないように定期的に体制を変えることや、体圧分散効果があるといわれるマットやクッション(床ずれ防止用具)などの使用が効果的です。これらは、肌が触れる面積を広くとることで、圧力を分散させ床ずれの予防になります。

 

また、衣服やシーツの小さなしわも床ずれの原因になります。日々のシーツのしわのないベッドメイクなどにも心がける必要があります。

 

スキンケアや栄養管理も床ずれ予防にもかなり効果的です。

 

皮膚を健康的な状態に保ち、おむつなどは通気性の良い物を選ぶなどをしてかぶれない様にすることも予防になります。栄養バランスのとれた食事は皮膚に十分な栄養をいきわたらせることが出来、とくにタンパク質、ビタミン、ミネラルを取ることがおすすめです。

入浴

日本人であれば、暖かい湯舟につかる幸せというのはあるでしょう。しかし、残念ながら寝たきりであれば入浴というのはかなり難しいです。

 

寝たきりの人が入浴する用の、設備のある介護施設やそのような設備を用意する資金があれば入浴が可能ですが、自宅で介護をする場合、入浴というのはほぼ出来ないと思っておいた方がいいと思います。

 

ただ、身体の清潔さを保つためには洗髪などは必ずしたいですよね。ベッドで寝たまま洗髪するセットは入浴設備を整えるよりも圧倒的安価でそろえる事が出来ます。

 

イメージとしては、美容院で頭を洗ってもらっているときのイメージです。身体は、熱いタオルで全身を拭きましょう。

 

この時注意すべきことは、冷たいタオルで拭かない事(風邪を引いてしまうため)かといって熱すぎるタオルもダメです(やけどしてしまうため)。身体を拭く前に自分の二の腕の内側などの、温度に敏感な部分で温度を確認してみましょう。

 

関節や脇など、汚れが溜まりやすい場所は重点的にふくようしましょう。この時力を入れすぎると、けがなどの原因になります。

排泄

排泄は食事をする限り、必要不可欠でありながらかなりデリケートなことですので、介護には注意をしてください。

 

恥ずかしいなどの自尊心を傷つけるような言葉を投げかけるようなことはせず、たとえ排泄に失敗してしまったとしてもマイナスなことを言わないようにしてください。

 

何より、何も分からない赤ん坊ではなく以前はできていたことが出来なくなってしまったと言う事はかなりショックなものです。なので出来るだけ、おむつではなくトイレで出来るように排泄時間を何となくでも決めるとよいでしょう。

 

毎食後や外出前、就寝前などと習慣をつけておくと、失敗の回数を減らすことが出来、おむつの交換などの介護を減らすことが出来ます。高齢になってくると、トイレにいきたいと感じにくくなるので声掛けなどをして意識を誘導する必要があります。

 

認知症と言う事になれば、トイレにいきたいと感じても伝え忘れてしまうと言う事もあるようです。

在宅介護のストレスを軽減する方法

介護する自分を守るためにというと大げさだと思うかもしれませんが、休みなく毎日続き長期間続く寝たきりの人の介護をするにはかなりの体力やストレスが伸し掛かります。

ストレスなどで介護うつになる可能性もあるので、自分の負担を軽減する方法を探すことも大切です。精一杯介護をしていても、ストレスから八つ当たりなどをしてしまっては精一杯介護をしている意味がなくなってしまいます。

 

介護疲れから自分を守る方法は3つあります。

介護サービスの利用

介護サービスとは、自宅に来てもらう訪問介護や決まった曜日や日付に朝から夕方ごろまで施設で過ごすデイサービス、1泊や2泊施設で泊まるショートステイなどです。

 

それらの利用費用は、介護保険を使う事により1割ほどの負担で利用することが出来ます。(所得によっては2割~3割)

 

そのほかにも、介護保険を使うことはできませんが配食サービスなどを利用するとストレスを軽減にもつながります。高齢になると食べてはいけないものや塩分制限などがあり、食事を作るのもかなりの重労働です。

 

最近の高齢者用の配食サービスはかなり美味しくなっているのでこちらを利用してみてはいかがでしょうか?

専門家に相談

困ったことなどがあれば、ケアマネージャーさんなどに相談してみるといい解決策などを教えてくれることがあります。

また、市区町村では時々介護をしている家族を集めての会を行っている所が沢山あり、同じ境遇の人と意見交換というのは良い情報をゲットできるだけではなく、ストレス発散にもいいのではないでしょうか?

施設への入所

本人や介護をする人の希望により、在宅介護を始めたと思います。

 

ただ、在宅介護に限界を感じた際には専門的な介護を受ける事が出来たり、見守りをしてくれるプロがいるほうが安心できる場合があります。限界を感じてまで介護を続けてしまうと、介護を受けている側も介護をしている側も精神的に追い詰められている状況になってしまいます。

 

そんな状況になってしまうのであれば在宅介護に固執するのではなく施設利用も積極的な検討をしてみてはいかがでしょう?

『心託サービス』を利用する

入会費(1万円)のみで以下が利用できる『心託サービス』というものがあります。

  • 見守り
  • 24時間、健康相談
  • 24時間、病院案内
  • セカンドオピニオンの手配
  • 家庭看護、介護の案内

有料プランだと(介護サービスの場合)以下のようなサービスも受けることができます。

*一部抜粋。

・福祉施設入居契約時の手続代行
・施設入居に伴う住所変更手続き
・ケアプラン作成時の立ち会い
・病院受診や買い物への同行
・福祉関係者との協議

引用元:心託サービス

詳細は以下よりご覧いただけます。

心託プラン詳細はこちら→
資料請求はこちら→
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*電話でのお問い合わせは10時〜17時(年中無休)

まとめ

寝たきりの人の在宅介護では、生きていくためのすべての動作に介護が必要になり、命の危険が付きまとう事になります。

 

両親で、何もできない赤ん坊だった自分をここまで育ててくれたという事で、施設には預けず自分で介護をしたい!という気持ちはとても良く分かります。しかし、その介護のせいで、精神的又は肉体的に限界を迎えてしまっては元も子もないのです。

 

今は介護をするための環境が年々良くなっていますし、新しいサービスなども誕生しています。それらをうまく使いこなして無理のない介護に取り組んでください。

 

在宅介護のことでわからないことや不安なことがございましたら、気軽にお問い合わせくださいね。

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