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在宅介護の熱中症対策|マスク着用の注意点と効果的な水分と塩分のとりかた

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年々、夏場の平均気温が上昇し残暑も長引くようになった日本。

 

新型コロナウイルス対策としてマスクを着用しながらの毎日は、口元が暑くなり、息苦しく感じることはありませんか?また、室内で行われる在宅介護では、介護をされる高齢者と介護をする側もマスクを安易に外すことができず、夏場以外でも、様々な環境での在宅介護は熱中症になるリスクが高くなります。

 

今回は在宅介護を受ける高齢者による熱中症の原因と対策、熱中症に有効な水分と塩分の摂り方をお伝えいたします。

目次(この記事は以下の順番で構成されております)

  • 【高齢者が熱中症になりやすい理由】在宅で熱中症をひきおこす原因は「3つの変異」
  • 高齢者ほど熱中症になりやすい。原因を知って予防しよう!
  • 『在宅介護』実は室内のほうが熱中症の危険性が高い!
  • 新型コロナウイルスによるマスクの着用と熱中症の関係
  • 在宅介護の高齢者への上手な水分摂取方法は?水分補給について
  • 在宅介護は、する側も熱中症に注意しよう!
  • 水分をとりたがらない要介護者への対応方法
  • 高齢者の熱中症対策グッズを紹介|エアコンをかけた室内でも熱中症の危険?!
  • まとめ:在宅介護の熱中症対策|マスク着用の注意点と効果的な水分と塩分のとりかた

【高齢者が熱中症になりやすい理由】在宅で熱中症をひきおこす原因は「3つの変異」

「熱中症」になる原因は、暑さで体温が高くればなるほど発汗が盛んになり、水分と塩分のバランスが崩れ体温の調節機能が対応できなくなるからです。また、熱中症をひき起こす要因は3つあり、特に高齢者は注意が必要です。

1.環境

2.からだの状態

3.行動

高齢者ほど熱中症になりやすい。原因を知って予防しよう!

高齢者は加齢によって温度に対して鈍感になり、からだに熱がたまりやすくのどの渇きを感じにくくなります。このため水分・塩分不足になりやすく汗をかいて体の熱が発散されにくいため熱中症を引きおこしやすいのです。

 

体内の水分不足は脳梗塞や心筋梗塞を引き起こす原因のひとつとも考えられています。

  • いつもより元気がない
  • 体温が高い
  • 口やくちびるが渇いている
  • 長時間トイレへ行っていない
  • 尿の色がいつもより濃い
  • 体がふらついて歩けない、立ちくらみをおこしている
  • 頭がボーっとして集中力が低下する

このような体調の変化が見られた場合は熱中症を起こしているかもしれません。

 

さらに熱中症は重症化すると命に関わります。厚生労働省の2018年の調べによると、熱中症による死亡者の割合では65歳~79歳は33.7%、80歳以上は47.8%となり、高齢者が全体の約8割になっています。

上記の症状が見られた際は体を冷やして水分・塩分をとり、かかりつけの医師や訪問看護師へ連絡をしましょう。

『在宅介護』実は室内のほうが熱中症の危険性が高い!

「熱中症」と聞くと真夏の炎天下に長時間屋外にいると起こりやすいイメージがありますが、実は多くの高齢者の熱中症は室内で起こっています。

 

原因は

「エアコンの冷房が苦手で付けない」

「電気代を節約している・暑さを我慢している」

「喉の渇きがないから水分をとらない」

「トイレまで行くことが困難だから水分摂取を控えている」

などがあげられます。特に高齢者は歩くのが難しい場合もあると思いますが、水分・塩分をとる時間を決めてこまめに摂取しましょう。在宅介護を受ける高齢者は外出や運動をすることが思うようにいかないので体内の水分を貯蔵する場所の筋肉量が減っています。

 

その状態で熱中症になると脱水症状を引き起こしやすくなってしまいます。水分・塩分を摂ることに注目しながら介護をしている室内の室温と湿度を把握しつつ、さらに日よけやベランダからの照り返しを防ぐ工夫も必要です。

 

また、エアコンも冷房が介護者に直接あたらないように工夫をし、窓から自然の風も取り入れ、さらに扇風機も上手に利用しながら室内に暑さがこもらないようにしましょう。季節や体調にもよりますが、涼しい服装を心がけてあげると安心ですね。

 

新型コロナウイルスによるマスクの着用と熱中症の関係

新型コロナウイルスの感染により屋外はもちろん、室内に長時間滞在をする際にマスクを着用する毎日ですね。

 

マスクを着用すると口まわりに息がこもり、その熱を吸って体温が上昇しやすくなるにもかかわらず、水分を摂取することを忘れがちになると熱中症のリスクが高まります。このことから、新型コロナウイルス感染症専門家会議において「マスク着用によりからだに負担がかかりますので適宜にマスクをはずして休憩することも大切」と提言されています。

 

室内ではエアコンなどの冷房を用いながら必ず換気をして、介護する側、される側も「密集・密接・密閉」を避けましょう。また、喉が渇いていなくてもこまめに水分・塩分をとることを忘れずに過ごしましょう。

在宅介護の高齢者への上手な水分摂取方法は?水分補給について

高齢者の1日の適切な水分摂取量の目安は1~1.5リットルです。

 

しかし、体調や特病、生活習慣、服用している薬によっては「飲み物としての水分」をとるのが難しい場面もあるでしょう。熱中症に有効な水分と塩分は食べ物からも摂ることができます。

 

なかでも朝食は寝ている間に失われた水分・塩分をからだへ補うための大切な時間です。最低限でもトースト、ごはん、スープ、お味噌汁は食べるようにしましょう。また、コーヒーやお茶はカフェインを含んでいるのですぐに尿として排出されてしまいます。

水分補給には塩分バランスが整っている「経口補水液」を点滴のように少しずつ飲むことをおすすめします。

熱中症に有効な水分・塩分を含んだ食べ物

塩分を含んでいる食べ物を大量に摂ると「塩分の過剰摂取」になるので注意しましょう。

水分を含んでいる食べ物は「体を冷やす作用」も持っています。食べる量や調理方法を工夫しながらいただきましょう。また、要介護者の体調がいい時に食事をしっかりとってもらうことも熱中症・脱水症状を防ぎます。

 

また、在宅介護の感染症対策については、「在宅介護」高齢者のコロナ、感染症対策10つのアイデアや、【チェックシート付】高齢者介護の熱中症対策と予防アイデアの記事でも詳しく解説しています。ぜひ、以下のYouTubeも目を通してくださいね!

 

また、以下のYouTubeでも「介護食」について、役立つサイトやポイントなどを紹介していますので、ぜひ目を通してくださいね!

在宅介護は、する側も熱中症に注意しよう!

介護に携わる側の人は、つい自分のことを後回しにしていませんか?

 

いくら室内を快適な環境に整えていても要介護者のサポートで動きまわると季節を問わず汗をかき、新型コロナウイルス対策として室内でマスクを着用していると尚更からだに熱がこもってしまいます。

 

介護をする側も意識をして水分・塩分を摂りましょう。ヘルパーさんや介護施設の手を借りることも選択肢のひとつとして考えると安心ですね。

水分をとりたがらない要介護者への対応方法

在宅介護を受ける要介護者はその日の体調によってあまり体を動かせない状態の時もありますね。そうなると「のどが乾かないから水分はいらない」「少ししか飲めない」などの状況になる場合もあるでしょう。

 

しかし、高齢者はからだに貯めておける水分量が減っているので熱中症対策としては水分を摂ってほしいものです。

 

そのためには普段使っている湯のみやコップに水分がどれくらいの量が入るのかを把握し「今日は何杯飲もうね」と声をかけ、飽きないように水分の種類や水分・塩分を含む食べ物で味の変化を感じてもらいつつ水分を補うのもポイントです。

 

さらにデイサービスやお出かけの予定を入れて「元気に出かけるために水分補給をしようね」と声をかけてみましょう。要介護者の生きがいや目的を活かしてあげると、からだを保つためには水分・塩分補給が大切だと理解してくれることがあります。トイレの心配で水分補給を躊躇しているのであれば「心配ないよ」「気持ちはわかっているよ」などの声掛けをするだけでも要介護者の不安な気持ちがほぐれます。

 

ただし、特病や体調によってはどうしても口から水分・塩分を摂取できないこともありますね。

その場合はかかりつけの医師や訪問看護師に相談をして点滴などで早めに対応してもらいましょう。

高齢者の熱中症対策グッズを紹介|エアコンをかけた室内でも熱中症の危険?!

エアコンをかけた室内でも熱中症となる危険は充分にあります。

 

外と違って、熱中症の危険が本人へと迫っていることに気が付きにくいのがさらに危険度を増します。

 

対策としては、熱中症対策グッズや食べ物を取り入れること。近年は、体温を下げるための保冷剤を体へ装着できるようにしたものや、携帯式の扇風機など、寝具などといった熱中症対策グッズが数多く販売されています。

 

一例をあげておきたいと思います。

 

また、食事面でにおいても、塩分を補うための塩飴や塩分の入った飲料が版売されています。熱中症予防を考慮したアイテムも増えておりいるために積極的に食事に取りいれて頂きたいと思います。しかし、塩分を補うだけでは、体温を下げる効果が期待は期待できませんし、補助的なアイテムとして活用してくださいね。

 

塩分補給は、人によっては制限が設けられている場合があるので、主治医と相談しながら取り入れるようにすると安心です。

まとめ:在宅介護の熱中症対策|マスク着用の注意点と効果的な水分と塩分のとりかた

熱中症は命を落とす危険がある症状です。

 

在宅介護を受けている要介護者は自分でからだの状態をうまく伝えられないこともあります。そのため介護している側はわずかな変化も見落とさず対処しなければいけません。しかし、そうなると介護をする側も知らず知らずのうちに熱中症になっている可能性も否定できません。

 

そうならないためにも

などの対処をしてみることも大切です。

 

要介護者自身もひとりで熱中症の対策をするより介護者と一緒に対策をすると水分・塩分を摂る大切さや意味のとらえ方が違ってくるのではないでしょうか。

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