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「在宅介護」高齢者のコロナ、感染症対策10つのアイデア

 

記事監修者:一般社団法人終活協議会代表理事:竹内義彦

記事監修者:一般社団法人終活協議会代表理事:竹内義彦

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2020年に流行しているコロナウィルスですが、海外ではワクチンを接種し始めるなど、少しづつ感染症対策が始まっています。高齢者を介護している家族はとても不安なことですよね。今は、一人一人ができる感染対策をしていくほかありません。

 

在宅介護をしている私の友人は密を避けて、なるべく人と接しないようにして感染予防に細心の注意を払っています。自分が知らず知らずのうちに家にウィルスを持ち込んで、介護している親に感染させたくないからというのが理由です。

 

この記事では、在宅介護高齢者を抱える家族の方にコロナの不安を解消する感染症対策の10つのアイデアをお届けします!

目次(この記事は以下の順番で構成されております)

  • 『新型コロナウィルス』在宅介護をする高齢者がいる家庭で注意点すべき点
  • 在宅介護をする家族の家庭でできる感染症対策10のアイデア
  • コロナ禍の在宅介護の不安を相談したい
  • 在宅介護のコロナ感染症対策のまとめ

『新型コロナウィルス』在宅介護をする高齢者がいる家庭で注意点すべき点

高齢者がいる家で感染対策で特に気をつけなければいけない一番のポイントは、同居人がコロナの菌を持ち込まないことです。

 

高齢者はコロナに感染すると重症化しやすいと言われています 。もちろん基礎疾患がない健康な高齢者は問題はないですが、在宅介護が必要な高齢者は、もともと持病を持っていることが多いので気をつける必要があります。特に、同居する家族が、介護が必要な高齢者にコロナの菌を持ち込まない細心の注意を払う必要があるでしょう。

 

とはいっても無菌室で暮らすことは現実的には難しいので、自分の免疫力を高めて対策する必要があります。

厚生労働省では、「新型コロナウイルス感染症への対応について(在宅介護家族の皆さまへ)」というQ&Aを発表しています。

在宅介護をする家族の家庭でできる感染症対策10のアイデア

ここからは、在宅介護をする家族ができる感染症対策をご紹介していきます。

『在宅介護の感染症対策シート』を作成しました。介護される方や、介護職員の方にお渡ししたり、部屋の見えるところに貼ったりしてお使いください。(以下からダウンロードできます)

1.冷えをとる:足元の局所暖房がおすすめ

コロナの感染症対策には免疫力を高めることが奨励されていますが、どうすれば高齢者の免疫力低下を予防することができるのでしょうか?

 

免疫学の国際的権威として知られる順天堂大学免疫学特任教授の奥村 康氏はこんなことを述べられています。

体温が1度下がりますと、免疫力は30%も下がってしまいます。「冷えは万病のもと」という言葉がありますが、肩こり・腰痛・消化不良・下痢・便秘・生活習慣病、さまざまな不調や病気の根っこには冷えが潜んでいることが多くみられます。

出典:J-WAVE NEWS 2020年3月27日放送

冷えてしまうと免疫力が低下します。

冷えを解消するためには、

  • 適度な運動
  • 毎日の入浴
  • 規則正しい食事

が大事です。

 

介護される高齢者は筋肉量も落ちていて軽い運動することも難しいので、体を温める簡単な方法をご紹介したいと思います。

高齢者は代謝が落ちていて体温が低くなりがちです。そして、暑さや寒さにも鈍感になっています。冷えやすい冬にはぜひ足元を温めましょう。(冷房の効いている夏もです)。血流がよくなると、代謝も上がり、免疫力もアップします。

 

エアコンの暖気は上に上り、下の空気は冷えています。この状態は、頭ばかりが暑くてのぼせた状態になりますが、足元は冷えてしまっています。ところが、頭寒足熱にすると冷えは感じません。靴下を数枚重ねてはくだけでも、温かさは全然変わります。エアコンに頼ることなく、足元暖房を心がけてくださいね。エアコンの風は空気を乾燥させ、のどの粘膜をも乾燥させ、菌の繁殖を増やします。

 

暖房器具は、電気毛布は乾燥して静電気が起こりやすいので、湯たんぽがおすすめです。低温やけどをしないように、人肌の温かさのする陶器製がおすすめです。

2.適度な水分:カフェインのない白湯がおすすめ

体を温めたら、血流がよくなります。でも、ドロドロな血液は流れにくくなります。高齢者はトイレに行くのが面倒で水分を取らなくなることも多く、水分不足で冬でも熱中症になることもあります。

 

そんなときにおすすめしたいのは白湯です。お茶には利尿作用があったり、カフェインが含まれているので眠れなくなるからと嫌がる高齢者でも、白湯なら安心していただけますし、体を温めることができます。白湯は体調の良い時はとても美味しく感じられますので健康のバロメーターにもなります。

3.消毒と手洗い

在宅介護の家族が一番しなくてはならないことは手洗いと消毒です。外出先でもアルコール殺菌をすることはもちろんのこと、お家に入る前にも必ずアルコールで消毒しましょう。玄関に備え付けの手指消毒アルコールスプレーやエタノールハンドジェルを置いておくと安心です。

 

そして、さらに手を洗うことが一番のコロナの感染症対策になります。

介護する家族は念入りに手を洗うことを心がけてください。トイレの後にも必ず石鹸で洗うことです。
厚生労働省では、手や指などのウィルス対策にはアルコール(濃度70%以上95%以下のエタノール)を奨励しています。

4.マスク

マスクは必須です。食料品の買い物でどうしても出かけなければならない家族は必ずマスクを着用しましょう。マスクは感染予防の効果も高いと評価されていますが、不織布のものは肌がかぶれやすいので、肌が弱い方はコットンやシルクのマスクを使うようにしましょう。

 

高齢者はマスクをつけるのを嫌がりますが、家ではマスクをつけず、外出するときのみにしてストレスを減らすことも必要です。家の場合は、どうしても心配ならば高齢者と接する家族側がマスクをつけるようにすると安心です。

5.換気

コロナの菌は飛沫や呼気で拡散します。そのため部屋の換気はとても大切です。できれば1時間に一度は換気したいものですが、冬になると換気をするのがおっくうになります。

 

空気清浄機を用いて空気を除菌したり、エアコンをつけても、空気が回るように扇風機でかき混ぜることも試してみてくださいね。

厚生労働省では1時間に2回以上、二方向の窓を開けて風の流れを作ることを奨励しています。

6.体温、室内温度を計る

起きてからまず熱を計りましょう。体温の変化は体調の変化です。健康管理は内側から体温を計測することで管理しましょう。

 

また、環境面では湿度計測付き温度計を高齢者のいる部屋に必ず設置して温度や湿度の管理も心がけましょう。

建築物衛生法によれば、温度は17度〜28度(夏は28度 冬は17度〜20度)湿度は50%が勧められています。

7.食べ物の消毒

大袈裟かもしれませんが、食料品の入っているビニルにも菌が付着しているかもしれません。

 

スーパーの食料品売り場では、お客さんが一度手にした食べ物を吟味して、なんども触っている姿を目にします。たとえビニルに包まれていても誰が触ったかわからない食物はしっかり洗い、外の袋はアルコールで消毒すれば安心です。

現時点で判明している新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の残存期間としては、エアロゾル では 3 時間まで、プラスチックやステンレスの表面では 72 時間まで、というものがある。銅の表 面では 4 時間以降、段ボールの表面では 24 時間以降は生存が確認されなかった。

出典:国立感染症研究所 国立国際医療研究センター 国際感染症センター

 

8.使用後のトイレのノブと徹底したトイレ掃除

不要なものは人間の排出物から出ていきます。病院でもトイレは感染のるつぼ。なぜならウイルスを持った人が吐いたり下痢をするからです。

 

家では、一緒の住む家族が潜在的に菌を保有しているかもしれないので、トイレを使ったら必ずドアノブをアルコール除菌しておきましょう。

 

トイレは必ず毎日掃除して清潔を保ちましょう。また外に出かける家族はできるだけ外でトイレに入らないようにしてくださいね。どうしてもトイレを利用する場合は、掃除が行き届いているトイレを選ぶようにしましょう。

9.不要の外出を避けて日光を浴びる

新型コロナウィルスで外出が難しくなっていますが、日光はビタミンDは骨を強くしてくれる働きがあります。骨粗しょう症になりやすい高齢者は積極的に日光を浴びましょう。

 

在宅介護をされている高齢者が日光を浴びるためには、庭やベランダで10分〜20分、顔や手の甲や腕に日光を浴びるだけでも効果があります。免疫力も高めるという報告もあります。

ビタミンDはカルシウムのバランスを整えるのを手伝ったり、骨の健康を保つのに働いています。また最近では、免疫力アップ効果やガンや糖尿病、自閉症、妊娠しやすい体作りなどに有効かもしれないという報告もされるようになってきています。

出典:一般社団法人オーソモレキュラー栄養医学研究所

10.訪問介護の職員への消毒と手洗い依頼

在宅介護をされている方は、デイサービスやショートスティ、訪問介護を利用しています。それがなくても平気なら利用を控えることもできますが、どうしても必要な方もいるでしょう。感染対策をしながら利用する必要がありそうです。

 

訪問介護を受け入れている場合は、多くの人と接している介護職員を家に入れるので注意が必要です。高齢者の施設でクラスターも発生しています。感染者数が多い段階では、デイサービスやショートステイは避け、訪問介護は気をつけて利用する必要があります。

 

とにかくウィルスを持ち込まない!に尽きます。訪問介護で訪れる職員には必ず玄関先で消毒を促しましょう。言いにくいかもしれませんが、介護の人も言われ慣れていますので気にする必要はありません。家に入る前に必ず消毒をしてもらい、手を洗ってもらいましょう。

 

下記の動画は厚労省が紹介しているものです。この動画を目安にしていただければ、このくらいはお願いしても大丈夫と安心だと思います。ぜひご覧になってみてください。

 

コロナ禍の在宅介護の不安を相談したい

在宅介護は孤独になりやすく、本当にこれで正しいのか不安になることも多いです。誰かに相談したいときには地域の全国地域包括・在宅介護支援センター協議会でご自分のお住まいに近いところにお電話して相談してみましょう。専門の方に話を聞いてもらえれば不安も解消することができて、きっと新たな気持ちで在宅介護に取り組めるはずです。

 

当サイトの一般社団法人終活協議会では、終活のご相談の中に【医療・介護の相談】もございます。無料で相談できますので、ぜひご利用くださいね!

在宅介護のコロナ感染症対策のまとめ

在宅介護で感染症に弱い高齢者を抱えた家族は、介護者のコロナ感染が心配です。在宅介護をする家族は感染を恐れて、不要な外出はしないことから、人と接することも少なく、孤独になりがちです。不安が募ることもあるかと思います。

 

コロナウィルスはまだはっきりとはわかっていないので情報を見ていても心配になります。トイレットペーパーが不足したのは、ネットの嘘の情報からでした。インフォデミック(フェイクニュースの拡散のこと)に踊らされないように、情報は公的なもの(NHKニュースなど)だけ選択するようにしましょう。

 

また在宅介護をしている高齢者の体調が少しでも、おかしいと思ったらすぐに病院に連絡することも大切です。高齢者はあっという間に体調を崩します。毎日の変化を見逃さずに、感染予防をきちんとしてお過ごしくださいね。いつもと違うと思ったら、遠慮や迷いなくかかりつけの病院に連絡することが大切です。

『在宅介護の感染症対策シート』を作成しました。介護される方や、介護職員の方にお渡ししたり、部屋の見えるところに貼ったりしてお使いください。(以下からダウンロードできます)

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