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遠距離介護は辛い?「疲れた…」を回避|移動疲れ、頑張りすぎを防ぐ方法

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記事監修者:一般社団法人終活協議会代表理事:竹内義彦

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遠い故郷で暮らす高齢の親に介護が必要となり、親の傍に寄り添いたいけれど、仕事や家庭の事情で遠距離介護をせざるを得ない状況ではありませんか?

 

病気のため不自由な生活をしている親ももちろんのこと、介護をする側も

  • 親の元へ通う肉体的疲労と親への心配や気疲れ
  • いつ呼びだしがあるのかわからないための緊張感

など、精神的なストレスを抱えてしまう事実があります。

 

ここでは遠距離介護による疲れの原因やトラブルに発展しないためのポイント、疲れを和らげてくれる食べ物について解説しています。

遠距離介護についての記事一覧は以下よりご覧いただけます。

遠距離介護について、さらに詳しく知りたい方は→ 『遠距離介護』記事一覧

遠距離介護で感じる疲れの原因/移動疲れ、頑張りすぎ

24時間介護を必要とする親と、共に生活をする同居介護に比べると、遠距離介護は決まった日程で介護をするので自分の時間を持つことや仕事と家庭とのバランスを保つことができます。

 

しかし、親と離れているからこその疲れの原因があり、それらを自覚して行動をすると対処法も理解していくでしょう。

遠距離介護での疲れの大きな原因と言われているのは2つ。

  • 移動による疲れ
  • 責任感による「頑張りすぎ」

以下で詳しく解説していきますね。

移動による疲れ

仕事と家庭の両立やそれぞれの作業のほかに、親の遠距離介護のための長距離移動となると、自覚がないまま疲れが蓄積されている可能性があります。

 

その回数が頻繁になればなるほど自分の体力面も不安になってしまいます。

 

疲労でどうしても介護へ行けない場合は親の住んでいる地域のケアマネージャーやヘルパー、民生委員にお願いすることも重要です。

 

遠距離介護での帰省頻度についてまとめています。合わせてご覧ください!

責任感による「頑張りすぎ」

遠距離介護となると、親の様子や介護ができずにいて歯がゆい思いや心配が積み重なり、親に会うとついつい「頻繁に介護ができない分」自分の許容範囲以上に頑張りすぎてしまいます。

 

しかし、このような余裕のない心理状態は介護をしてもらう側にも伝わってしまい、落ちついて介護をうけることができません。

 

親が認知症を患っていると特に混乱を招いてしまいます。

「介護うつ」回避のためにひとりで介護をしない

近年、核家族によってひとりで介護をするという現状があります。

 

遠距離介護は同居介護と違い24時間付きそう介護ではありませんが、介護による悩みや不安をひとりで抱え、吐き出せないストレスが少しずつ重なります。

 

それらが発散できなく、眠れない、食欲がない、意欲がわかない状態に陥りその結果、「介護うつ」になる可能性が高まってしまいます。メンタルクリニックでの指導を仰ぐことも方法の1つですが、きょうだいや親戚、近所の友人、親の地域にある地域包括支援センター、親のかかりつけ医に相談をして協力を仰ぎましょう。

介護による疲れとストレスによって引き起こす親への「虐待」回避方法

介護をする側に疲れやストレスが重なり、それらがうまくコントロールできない心理状態のままでいると、「高齢者への虐待」につながることがあります。

 

厚生労働省による「令和元年度 高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律」に則り全国の市町村と47都道府県で高齢者の虐待状況調査結果が出ています。

 

高齢者の介護をしている家族、親戚、同居人による高齢者への虐待と判断された件数は16,928件となっており、そのうち相談・通報件数は34,057件と倍以上になっています。

 

遠距離介護は移動による疲労や親への介護のために自分に課した責任感、仕事や家庭の両立などによってのストレスが重なりやすい状態になります。虐待を防ぐためにも介護をする親に対してだけではなく、自分に対しても心理的な余裕と些細なことに背をむけることは良いことではありません。

 

自治体の窓口や周りの人たちなどに相談をし、ケアマネージャーや介護サービスを利用するなどして高齢者を虐待から守りましょう。自分の話を誰かが聞いてくれるだけでも心は軽くなりますよ。

 

遠距離介護『疲れた…』を防ぐ、介護疲れ対策

仕事と家庭、さらには遠距離介護をする親のことを考えるとどうしても心労を抱えてしまいます。

 

親のことが気になるのはわかりますが、自分自身の心と体も見直してあげてください。例えば遠距離介護をする前にしていた趣味やスポーツはありませんか?

 

また、実は興味があるけれど親のことが気がかりで実行できないでいることはありませんか?介護はなかなか終わりが見えないものです。短時間でも自分のための時間を持つことや、自分を労わることへ罪悪感を抱かずにいることができると、介護うつを防ぐと同時に心に余裕を持って遠距離介護に向き合うことができるでしょう。

 

介護と自分の時間のメリハリをつけながら息抜きを心がけ、時にはゆっくりと深呼吸をするくらいの心の余裕を持つことをおすすめします。

コロナ状況下の遠距離介護/精神的な疲労(2021年1月執筆)

新型コロナウイルスの感染拡大のため県外への外出自粛が不自由になり、仮に感染対策を十分に行ったうえで自分の住んでいる地域から出たとしても「いけないこと」をしているような後ろめたさを感じてしまいます。

 

コロナによって遠距離介護のための帰省ができないとの声をよく耳にします。

 

もし、帰省をしても高齢者の親への感染リスクを考えると歯がゆくなり、余計に親への思いを募らせてしまいますね。ただでさえ自分たちの仕事スタイルの変化や生活自体にも規制が発生しているのに、遠距離にいる親への思いや介護ができないやるせない思いや責任感から介護うつや精神的疲労が蓄積されるパターンも考えられます。

 

  • コロナ禍で出来ることといえば、
  • 親への電話の回数を増やす
  • 親の近所にいる方やケアマネージャーとより親密に連絡を取る
  • かかりつけ医に健康管理をお願いする
  • 可能であるならばビデオ電話アプリで顔を見て会話をする

など、コロナが終息することを願いつつ、親も自分もより安心して生活できるような対策が必要となります。コロナが終息した後でもビデオ電話アプリは遠距離介護にとって便利な機能になるでしょう。

遠距離介護|肉体的疲労と精神的疲労を和らげる方法

遠距離介護をする側は常に肉体的疲労と精神的疲労を抱え込んでしまいます。

 

この身体のエネルギー不足を放置していると慢性的な疲労を招いてしまいます。これらの疲労に最適な食材には特にビタミンB1とB2が効果的です。この栄養素には疲労物質を分解し代謝を促す働きがある重要な働きをします。

 

食べ物にはパワーがあります。1日3食を心がけ、疲れた胃腸を癒やすようにゆっくりとよく噛んで食事を楽しみましょう。

肉体的疲労

体が思うように動かない、寝ても疲れが取れない。このような肉体的疲労は長時間同じ姿勢を取る、無理な体の動かし方をした、知らないうちに疲れをためてしまったなどにより新陳代謝が低下し、エネルギー不足や疲労物質の蓄積によるものです。

 

この疲れを癒やすためには次の食材を料理に取り入れてみましょう。滋養強壮や血流の改善、疲労回復の効能が含まれている食材です。

長いも、さつまいも、アスパラ、枝豆、にんにく、梅、もち米、エビ、ウナギ、ぶり、さんま、らっきょう、ラム肉、豚肉、鶏肉、レバー

これらの食材は高齢者にも向いています。噛みやすいように、飲み込みやすいように調理に工夫をし、一緒に食卓を囲むというコミュニケーションも心の安定につながります。

精神的疲労

肉体的疲労が蓄積されたうえ、ストレスが発散できず何もする気がおきない、眠れない、食欲がわかないなどの精神的疲労には味が濃くてボリュームのある食事は逆効果です。

 

気持ちが落ち込んでいる時は体内の気の流れを改善し気力の向上と免疫力強化の食材を取り入れてみましょう。香りがよく、気を補ってくれる食材やハーブティも効果的です。

・ピーマン、セロリ、春菊、ミント、カモミール、たまねぎ、しそ、かぶ、あさり、鮭、いわし、りんご、柑橘類、鶏肉、牛肉

まとめ:避けては通れない遠距離介護と介護疲れの関係

自分の仕事と家庭を変えずに遠方に暮らす親の介護をする「遠距離介護」は離れているからこその心労や体力の消耗が伴います。

 

自分の親の介護を人に頼ることに罪悪感を抱く方もいるかもしれません。しかし、自分が倒れてしまうと遠距離介護の親はもちろん、仕事先や支えてくれている家族にも心配をかけてしまいます。

 

あらかじめ職場に「遠距離介護をしている親がいる」事を伝え勤務先に「仕事と介護の両立支援制度」が設定されているのであればそれを利用し、職場の上司や同僚に協力と理解を求めましょう。

 

高齢化社会の日本では介護は人ごとではありません。遠距離介護による疲れとは、ストレスが原因で自分自身の病気も招く可能性があります。それを防ぐためにも食事や自分なりのストレス解消法を持ち、遠距離介護を行ってみてください。

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