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平均寿命・健康寿命・平均余命とは?違いについて徹底解説!

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日本は、世界でもトップレベルの長寿大国です。

 

日本の平均寿命は 昭和20年頃から50年の間にめざましく延びており、現在もゆるやかに延び続けています。その一方で、実は「健康寿命」は近年では あまり延びていないという側面があります。

 

平均寿命が伸びるのはもちろん良いことですが、健康寿命を延ばすことこそとても大事で、これは個人にとっても国全体にとっても今後の大きな課題として注視されています。

 

今回は「平均寿命」「健康寿命」「平均余命」の違いや、そこに生じる差について解説していきます。

平均寿命と健康寿命の違い

まずは「平均寿命」と「健康寿命」についてそれぞれ詳しく解説します。

平均寿命とは

「平均寿命」とは、0歳のときに何歳まで生きられるかを統計的に予測した「平均余命」のことで、特定の人が生きられるおおよその年齢です。

 

様々な場面でよく話題になったり、人生設計を考えたり老後資金の計画を立てる際の目安とする方も多いのではないでしょうか。

日本にいる日本人について、1年間の死亡状況が今後変化しないと仮定したときに、各年齢の人が1年以内に死亡する確率や、平均してあと何年生きられ るかという期待値などを、死亡率や平均余命などの指標によって表したものです。

0歳の平均余命である「平均寿命」は、すべての年齢の死亡状況を集約したものとなっており、 保健福祉水準を総合的に示す指標です。

「簡易生命表」は、人口推計による人口と人口動態統計月 報年計(概数)による死亡数、出生数を基に毎年作成しています。

引用 厚生労働省

 

日本の平均寿命は、昭和22年(1947年)から約70年ほどの間に30歳以上も延びていて、世界でもトップレベルの長寿国となっています。

 

厚生労働省によると 2019年の日本人の平均寿命は、男性が81.41歳・女性が87.45歳で、ともに過去最高を更新しました。

 

前年比は、男性はプラス0.16歳・女性はプラス0.13歳延び、いずれも8年連続の更新。国別平均寿命ランキングで男性は3年連続で世界3位・女性は5年連続で世界2位となっています。

 

75歳まで生きる人の割合は 男性が75.8%・女性が88.2%、90歳までの割合は 男性が27.2%・女性が51.1%。男性の4人に1人、女性の2人に1人が90歳まで生きるという、まさに「人生100年」と言われる時代になってきていますね。

 

平均寿命が延びた背景には、医療の進歩や健康志向の高まりなどがあるとされており、今後もさらに緩やかに延びていくと予想されています。

 

出典 厚生労働省

 

2019年・国別の平均寿命

男性 女性
1位 香港 82.34歳 香港 88.13歳
2位 スイス 81.7歳 日本 87.45歳
3位 日本 81.41歳 スペイン 86.22歳
4位 シンガポール 81.4歳 韓国・シンガポール 85.7歳
5位 スウェーデン 81.34歳

引用  : 厚生労働省

 

平均寿命と平均余命の違い

「平均余命」とは、「現在の年齢からあと何年生きられるか」を表したもので、現時点での年齢に「平均余命」を足したものが、予測寿命となります。

 

「あと何年生きられるか」と考える場合に、通常は目安として「平均寿命」と比較されることが多いと思いますが、例えば平均寿命が80歳だからといって 今79歳の人があと1年しか生きられないという意味合いではありません。

 

「平均寿命」も目安にはなりますが、「あと何年生きられるか」を考える場合は、正しくは 年齢ごとの「平均余命」から推計しなければいけません。例えば2017年時点での80歳まで生きた場合の「平均余命」はおよそ10年ですので、80歳まで生きた人の80歳時点での予測寿命は90歳ということになります。

 

あくまでも統計上ですが、人は 高齢になればなるほど平均寿命を超え長生きをする傾向があります。

 

  • 平均余命=現在の年齢からあと何年生きるか
  • 平均寿命=0歳時点での「平均余命」
平均余命 予測寿命(年齢+平均余命)
0歳 87.45年 87.45歳
30歳 57.91年 87.91歳
60歳 29.17年 89.17歳
90歳 5.71年 95.71歳

厚生労働省発表『令和元年簡易生命表』

 

健康寿命とは

「平均寿命」が「0歳から亡くなるまでの平均余命」を表すのに対して、「健康寿命」とは「健康上の問題で制限されることなく日常生活を送ることができる期間」、つまり「健康な期間」を意味します。

 

病気などで寝たきり状態や介護を要する生活の場合は「健康寿命」から外れることになり、 「健康寿命」は短くなります。

 

日本人の健康寿命は男女ともに70歳代で、日本は平均寿命だけでなく健康寿命でも世界トップクラスとなっています。

都道府県別・健康寿命(2010年)上位

男性 女性
1位 愛知 71.74歳 静岡 75.32歳
2位 静岡 71.68歳 群馬 75.27歳
3位 千葉 71.62歳 愛知 74.93歳
4位 茨城 71.32歳 沖縄 74.86歳
5位 山梨 71.20歳 栃木 74.86歳
 都道府県別・平均寿命(2010年)下位
男性 女性
43位 岩手 69.43歳 徳島 72.73歳
44位 大阪 69.39歳 福岡 72.72歳
45位 長崎 69.14歳 大阪 72.55歳
46位 高知 69.12歳 広島 72.49歳
47位 青森 68.95歳 滋賀 72.37歳

参考:厚生労働省『令和元年簡易生命表』

*健康寿命が低いのは、高齢者の人口割合が多いことが要因のひとつであることも考えられます。

 

平均寿命と健康寿命の差とは?

「平均寿命」は、生まれてから亡くなるまでの年数、「健康寿命」は健康な状態の年数ですから、平均寿命と健康寿命との差は、「不健康な期間」を表します。

 

つまり、平均寿命と健康寿命の差が小さい場合、亡くなる直前まで健康で過ごせていたということになり、逆に平均寿命と健康寿命の差が大きい場合、入院や病気・介護などの不健康な状態が長いということになります。

 

「平均寿命と健康寿命の差」(=日常生活に制限がある不健康な期間)は、平成25年時点で、男性 9.02年、女性12.40年となっており、近年長くなる傾向にあります。

出典  : 厚生労働省

出典  : 厚生労働省

 

平均寿命と健康寿命の差・男性

平均寿命 健康寿命 差(不健康な期間)
2001年 78.07歳 69.40歳 8.67年
2018年 80.98歳 72.14歳 8.84年

 

平均寿命と健康寿命の差・女性

平均寿命 健康寿命 差(不健康な期間)
2001年 84.93歳 72.65歳 12.28年
2018年 87.14歳 74.79歳 12.35年

参考:厚生労働省『令和元年簡易生命表』

 

上記の表からもわかるように、平均寿命も延びていますが「不健康な期間」も長くなっており、病気や介護が必要になってから亡くなるまでの期間が8年〜12年もあるということになります。

 

このように、近年 平均寿命と健康寿命との差が拡大していることについて問題視されており、単に平均寿命に着目するのではなく、健康寿命を延ばしていくことが課題とされています。

 

健康寿命との差が大きくなればなるほど、医療費や介護費など経済的な負担も増えることになり生活の質も低下してしまいます。この状態がどんどん拡大していくと国の社会保障制度そのものもひっ迫し、維持することが困難になる事も考えられます。

 

平均寿命と健康寿命の差、つまり不健康な期間はできるだけ短いのが理想で、この期間をいかに短くし いかに健康で長生きするかという事は、個人としてはもちろん、国全体にとっても大きなテーマとなります。

 

普段からひとりひとりが健康増進を意識した生活を送ることが大切ですね。

まとめ:平均寿命・健康寿命・平均余命とは?違いについて徹底解説!

今回は、平均寿命と健康寿命の違いについての解説しました。

 

  • 「平均寿命」とは、0歳のときに何歳まで生きられるかを統計的に予測した「平均余命」のことで、特定の人が生きられるおおよその年齢。
  • 「平均余命」とは、「現在の年齢からあと何年生きられるか」を表したもの。
  • 「健康寿命」とは、「健康上の問題で制限されることなく日常生活を送ることできる期間」。
  • 「あと何年生きられるか」を考える場合には「平均寿命」と比較するのではなく、「平均余命」と比較する。
  • 「平均寿命」に着目するより「健康寿命」を延ばすことが大事。

健康は一日にしてならず。若いうちから健康増進を意識した生活習慣を送ることが大切です。

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