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身元保証人を引き受けるデメリット3選|気軽に引き受けてはいけない?

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「老人ホームに入所したいから、身元保証人になってほしい」

そう頼まれた時、すぐに「いいよ!」と引き受けてしまうのは少し危険です。

 

身元引受人はどういう役割なのか、なぜ老人ホームは身元保証人を必要としているのかを知っておきましょう。

身元保証人についてと身元保証人になるデメリットを紹介していきます。

もし身元保証人を頼まれた際には、これらの点をしっかりと理解した上で引き受けるようにしてくださいね。

 

目次(この記事は以下の順番で構成されております

  • 身元保証人について
  • 身元保証人になるデメリット3つ
  • 身元保証人は断れる?
  • まとめ:気軽な気持ちで身元保証人にならないことがおすすめ

身元保証人を頼まれるのはどんな方?

身元保証人になるには、必要な資格や法的規則など得にありません。

よく頼まれるのは「我が子」です。

しかし、未成年であったり無職であったりする子どもでは、身元保証人になれません。

他の選択肢として、配偶者や兄弟姉妹、成年後見人があるので、詳しく紹介します。

 

未成年・無職 身元保証人になると、各種書類手続きや費用面での責任を負うことになります。

そのため、未成年や無職の場合は、それらの支払い能力や責任能力が低いと判断され断られることがあります。

配偶者・兄弟 医療や生活の支援の場合は、身元保証人になれることが多いでしょう。

しかし、老人ホームへの入居等の場合、本人がそれほど高齢であれば配偶者や兄弟も同じくらいに高齢であることが予想されます。

そうなると本当に支払い能力や責任能力があるのか、今はあってもいつまで身元保証人として居られるのかといった点で断られる場合があります。

成年後見人 成年後見人とは、高齢などが理由でその方の財産などのを代わりに管理する方のことを指します。

成年後見人が身元保証人になると「自分で管理している財産を自分で連帯保証をしている」状態になるため、断られることがあります。

ただ、老人ホームによっては成年後見人でも身元保証人として認められている場合や、成年後見人がいれば身元保証人が不要とされる場合もあるでしょう。

 

これらは特に決まりは無く、各老人ホームが独自のマニュアルなどを用意している場合があるので一度相談してみましょう。

呼び方も身元保証人ではなく、身元引取人と呼ばれていたり保証人と同じ扱いをしてる場合もあります。

身元保証人の主な5つの役割

実際に身元保証人になったとき、どのような役割を担うことになるのかも知っておきましょう。

身元保証人の役割は主に5つあります。

 

生活の支援 認知症などを患って介護が必要になった際に必要となります。

ケアプランの確認・薬の変更や確認・健康状態の確認・小口などのお金の管理を行います。

施設への入居 施設費用を変わりに支払いを行います。

医療や介護方針の確認も合わせて行います。

医療の同意 治療方針の話し合いや手術の同意を行います。

また、容態が急変した際の緊急駆付けの対応も必要となります。

病院への入院 入院手続きの全般や退院時の医療費の精算を行います。

本人に変わって病状の説明も受けます。

亡くなった時 死亡の確認や死亡診断書の受け取りを行います。

その後葬儀や供養の手配、死後の事務手続きの一通りを担います。

老人ホームが身元保証人を必要とする理由

老人ホームに入所する際に、身元保証人や保証人などを必要とするところは9割ほどになります。

それほど多くの老人ホームが身元保証人などを必要とする理由はなんだと思いますか?

 

老人ホームが運営を続けるにあたり、さまざまな状況を想定し危機管理を行うことは当然と言えます。

高齢になる入居者が、正しい判断や責任能力が低くなっていくのは仕方がないことです。

そんな本人に変わり、老人ホームが責任を負えない事態(医療関係など)の判断や、老人ホームの運営に支障がある事態に関して正しい判断や責任能力のある人物が必要です。

これが老人ホームなどの施設で、身元保証人や保証人が必要とされる理由になります。

 

身元保証人に関してもっと詳しく知りたい人はこちらをご覧ください⇓⇓
老人ホームの入居などに必要な身元保証人|条件や必要書類とは?

身元保証人になるデメリット3つ

ここまでで身元保証人とはどんなものなのかをわかっていただけたと思います。役割などを踏まえた上で、身元保証人になった際の主なデメリットを3つ紹介します。

 

すべての方ががデメリットに感じるとは限りませんが、多くの方がデメリットに感じたところをピックアップしました。

身元保証人を引き受ける際は、デメリットもしっかりと認識しておきましょう。

デメリット1:支払いが不足・滞った場合の支払い義務

老人ホームへの支払いは基本、老人ホームに入居した本人の貯金や収入(年金など)から支払いが行われます。

しかし、月々などの支払いのなかで足りない又は滞ってしまった、そういった場合には身元保証人が不足した分の支払いを行わなければいけません。

 

利用者である本人の貯金や収入(年金など)が多くあるのであれば、身元保証人に支払い義務が生じることは殆ど無いでしょう。

また、2020年に民法改正が行われました。この民法改正では、身元保証人が支払う上限金額は初めに契約書に記載することが決められています。

そのため契約書で取り決めた以上の金額は請求できなくなりました。
(法務省PDF P.18参照:http://www.moj.go.jp/content/001259612.pdf

 

だからこそ、契約時に上限金額はいくらなのかしっかりと把握し、支払えるかどうかを確認しましょう。

デメリット2:責任のある決断を求められる

身元保証人の役割として、医療の同意や亡くなった後の手続きがあります。

 

医療の同意では、治療方針の決定や選択を本人に変わって、身元保証人が行う場面が出てきます。

治療方針では治療の確認や延命治療などの直接生死に関わる決断を求められることもあるでしょう。

本人との意思疎通が難しいシーンでは、「本人はどうしたいのか」を汲み取って、身元保証人が決断しなければいけません。

 

本人と意思疎通が出来る間に「延命治療を望むのか」など、どういった治療を望むのかを確認しておく必要があります。

それだけでなく、他の親族に、「どういう治療を選択したのか」「なぜそういう選択をしたのか」をしっかり説明して同意してもらうことをおすすめします。

治療を進めてから親族から反感を買うことのないようにしましょう。

デメリット3:緊急の呼び出しに応じなければけない

老人ホームに入所していても、体調が悪化した際には病院へ救急車で運ばれます。

救急車はヘルパーの方が同乗してもらうことは可能ですが、治療方針などの決定はヘルパーの方ではできません。

迅速な処置のためにも、身元保証人が早く病院に駆けつける必要があります。

 

亡くなる間際になると病院と老人ホームを行き来するようになったり、亡くなったとの連絡で緊急の呼び出し回数が増えるようになります。

呼び出しに時間は日中や深夜関係なく、仕事をしている人であれば仕事に支障が出てしまうかもしれません。

 

仕事に融通がきくかどうか、緊急の呼び出しに対応できるかどうかは注意が必要です。

身元保証人は断れる?

ここまで、身元保証人の役割やデメリットを紹介してきました。

これらを見て「身元保証人にはなりたくない」と思うことももちろんあるでしょう。

 

しかし身元保証人を頼まれるということは、その方とはそれなりに深い仲だということです。

今後の関係を含め波風は立てたくないところ…

 

そんな悩みを抱えたあなたのために、身元保証人を上手に断る方法に付いてご紹介します。

身元保証人の上手な断り方

頼み事を断るのは難しいことですが、断る場合は親しい仲だからこそハッキリ断ることが大切です。

 

断る際のポイントは、「断る理由」と可能であれば「代替案」を添えるのをおすすめします。

 

「何かあった場合に責任をとるのが経済的に難しい」
「過去に同じような経験でトラブルに巻き込まれたことがある」
「両親に身元保証人になったことで叱られたことがある」

 

このように、謝罪と合わせて相手が納得できるような理由を伝えるとより良いでしょう。

また、断る際に代わりの提案ができれば関係性を壊さずに済むかもしれません。

 

身元保証人の場合、身元保証人の代行サービスがありますので、提案してみてもいいでしょう。

もっと詳しく知りたい方はこちらの記事も合わせてご覧ください⇓⇓

【後悔しないために】身元保証人を頼まれた|役割や責任、うまく断る方法について

まとめ:気軽な気持ちで身元保証人にはならないことがおすすめ

老人ホームの入居には、ほとんどの場合で身元保証人が必要となります。

しかし、気軽な気持ちで身元保証人にならないことをおすすめします。

身元保証人の役割やデメリットをしっかりと理解した上で、本当に身元保証人を引き受けるのかどうかを考えましょう。

 

「自分しか居ない」と考える必要はありません。今は身元保証会社なども多く存在するので、しっかりと考えた上で断ることも可能ですよ。当サイトを運営する一般社団法人終活協議会でも、身元保証サービスを提供しておりますので、ご検討くださいね。

*電話でのお問い合わせは10時〜17時(年中無休)

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