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敷地内同居のメリットとデメリット|経済的な負担は減るけれど干渉は増える

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敷地内同居の最大のメリットは、土地代がかからないために金銭的な負担が軽くなることです。その一方で、義父母の干渉が増えたり、監視されている気分になったりというデメリットがあります。

メリットは多いですが、デメリットも少ないとは言えません。

 

特に敷地内同居の場合、家を新しく建てることがほとんどですので、引き返すことができず、決断には勇気がいりますね。

 

そこでこの記事では、敷地内同居のメリットとデメリットについて詳しくまとめました。その他にも、敷地内同居について考える際に知っておいた方がいいことを紹介しています。

※妻が夫の実家で敷地内同居をする場合を想定しています。

 

敷地内同居について悩んでいる方は、ぜひ最後までご覧になってください。

目次(この記事は以下の順番で構成されております)

  • 敷地内同居のメリット|お金や育児の負担が軽くなる!
  • 敷地内同居のデメリット|干渉や監視が辛い…
  • 敷地内同居でも円満に暮らす条件とは
  • 敷地内同居ではどんなことに後悔する?
  • 田舎の敷地内同居で特に気をつけたいこと
  • まとめ:敷地内同居のメリットとデメリット|経済的な負担は減るけれど干渉は増える

敷地内同居のメリット|お金や育児の負担が軽くなる!

敷地内同居をすると、次のようなメリットがあります。

1つずつ、詳しく見ていきましょう。

メリット1:金銭的な負担が減る

敷地内同居をすると、金銭的な負担が減るのは大きなメリットです。

一戸建てを建てようとすると、必ずかかるのが土地代。しかし敷地内同居であれば土地代がかからず、浮いたお金を建築費用や子どもの教育費にまわせます。

 

電気代や水道代を本宅とまとめて払う場合は、義父母がこれらの費用をまとめて払ってくれるというケースもありますよ。

 

お金の面で余裕があると人生の選択肢が増え、心の余裕につながります。

メリット2:子どもたちの面倒を見てもらえる

小さな子どもの世話を夫婦ふたりでやっていくのは大変なことです。実家や義実家が近い距離にあっても、連れて行く際にはそれなりに用意をせねばならず、億劫に感じてしまうこともあるでしょう。

また、ちょっとした用事や家事をする間だけ面倒をみてほしい場面は多いものですが、その度に呼び寄せるのは気が引けてしまいます。

 

しかし、祖父母の家が敷地内にあれば

ということが可能になります。

 

ときには、義父母宅で食事やお風呂をすませてきてくれることもあるでしょう。

敷地内同居をすれば、育児の負担が減り、一人でゆっくりする時間や夫婦二人きりの時間を確保できるようになります。

メリット3:働きやすくなる

共働きすることを考えているなら、敷地内同居は働きやすくなるというメリットもあります。

 

育児をしながらの仕事は

などの対応に追われます。

 

夫婦二人だけでの対応には限界がありますが、敷地内同居をしていればすぐ義父母に頼めます。

離れて暮らしていれば、自宅と義父母宅との送迎もちょっとした負担になってしまいますが、隣に暮らしていればその心配もありません。

メリット4:義実家への帰省をせずにすむ

義実家と離れて暮らしていると、遠方であれば年に数回の帰省、近ければ月に数回の訪問をしているという家庭が多いことでしょう。

普段離れて暮らしている分、義実家での滞在や「お泊り」はストレスに感じてしまいやすいものです。特に「帰りたいタイミングで帰れない」というのは、大きな負担になるのではないでしょうか。

 

しかし、敷地内同居をしていると少なくとも「帰省」はしなくて済みます隣に住んでいれば子どもが泊まることはあっても、嫁が泊まることはほとんどないでしょう。

メリット5:近所とのつき合いが深く、交流しやすい

義父母は長く同じ土地に住んでいるわけですから、すでにご近所との関係が作れていることでしょう。

敷地内同居であれば、すでにお付き合いの基盤があるところに入っていくことになるので、ご近所との交流をゼロから始めずにすみます。近所の方も、何かと気にかけてくれることが多いはずです。

 

子どもが小さければ、同年代の子と交流しやすいのもメリットですね。

敷地内同居のデメリット|干渉や監視が辛い…

敷地内同居のメリットをたくさんお伝えしましたが、やはりデメリットもあります。

 

実際に敷地内同居を始めてみなければ気づけないようなデメリットもあります。同居を決める前に、しっかり確認しておきましょう。

デメリット1:子どもを甘やかしてしまう

敷地内同居をすると、子どもの面倒を見てもらえるというメリットがありました。しかしそれは裏を返せば、子どもを甘やかしてしまう存在がいつもすぐ側にいるということです。

 

敷地内同居をすると、育児に関するこのような悩みはつきものです。

子どもの面倒を見てもらう際には、「ご飯の前におやつは食べない」「おもちゃは誕生日のときだけ買ってもらう」などのルールを設けておくといいでしょう。

デメリット2:干渉が多くなる

敷地内同居では物理的な距離が近くなるために、干渉はさけられません。

 

このように、義父母から育児や家事のやり方に干渉されることが多くなります。向こうはアドバイスのつもりでも、こちらとしては嫌な気持ちになってしまいますね。

 

他には、こちら側の庭の手入れを勝手にされたり、留守にしているときに合鍵を使って勝手に家の中に入られていたりといったトラブルもよくあることです。

 

同じ敷地内に住んでいて距離が近いからこそ、プライバシーは保てるようにしたいものですね。

デメリット3:監視されている気分になる

干渉と似ていることですが、隣に住んでいると「監視されているような気分」になってしまうのも大きなデメリットです。

 

監視されていると感じると、次のように行動が制限されてしまいます。

 

同じ敷地内に住んでいると、いつ外出していていつ帰って来ているか、詮索しなくても分かってしまいます。

もちろん、嫁の外出時間など一切気にしていない義父母もいるかもしれませんが、それでも「自由」が奪われているような感覚にはなってしまうでしょう。

デメリット4:実家に帰りづらい

敷地内同居をしている嫁が頻繁に実家に帰っていると、義父母はどんな気持ちになるでしょうか。

おそらく「居心地が悪いのだろうか」「家事が嫌なのだろうか」「育児が辛いのだろうか」といったことを考えるだろうと想像してしまうのではないでしょうか。

 

義父母がそのように考えることが分かっているからこそ、実家に帰りづらくなってしまうのです。

 

義父母との良好な関係を長く続けていくために、あまり頻繁に実家に帰ることがないように調整する必要があるかもしれません。

デメリット5:実家の家族や友人が遊びにきづらい

敷地内同居をしていると、実家の家族や友人が遊びに来る機会も減ってしまいます。それは、実家の家族や友人が気を使ってしまうからです。

義父母がいくら「どんどん人を呼んだらいいからね」と言ってくれたとしても、訪ねて来る方からすると「お邪魔して悪いな」という気持ちになってしまいます。

 

逆に、こちらに来客があることを知ったときに義父母が気を使って「おもてなしをしなければ」と気負ってしまうこともあります。

 

このような状況が重なり、だんだんと実家の家族や友人を呼びにくくなってしまうのです。

デメリット6:親との関係が原因で、夫婦仲が悪くなることがある

今は結婚して自分で家庭をもっているとはいえ、義父母はやはり夫の両親です。夫からすれば大切にしたい存在で、だからこそ近くにいれるようにと敷地内同居を考えているはずです。

妻としても、愛する夫を育ててくれた両親のことは大事にしなければと感じますよね。

 

しかし妻からすると、もとは他人である義父母。敷地内同居ともなれば、何かしら問題が起きてしまうのは避けられません。

 

こういったとき、夫が妻の気持ちに寄り添い味方になってくれるかは重要です。夫が義父母の味方ばかりしていると、夫婦仲に亀裂が入ってしまうこともあるのです。

デメリット7:介護のあてにされている可能性がある

義父母は自分たちの介護が必要になったとき、介護サービスを利用しようと考えているでしょうか。それとも、家族に面倒を見てもらいたいと考えているでしょうか。

 

今は元気に過ごしていても、いつか義父母の介護が必要になるときはやってきます。もしも義父母が「家族に面倒を見てもらいたい」と考えているなら、一番近くに住んでいる息子夫婦が介護をするようになってしまうでしょう。

 

また「老後困らないように、敷地内同居をしておこう」と考えてしまう義父母がいることも事実です。

 

老後のことは話題にしにくいものですが、義父母や夫が介護についてどのように考えているのか、同居を始める前に話し合っておきたいことです。

敷地内同居でも円満に暮らす条件とは

敷地内同居をすると決めたのなら、できるだけ円満に暮らしていきたいですよね。

敷地内同居でも円満に暮らせる条件にはどんなものがあるでしょうか。詳しく紹介します。

まずは夫婦でしっかり話し合う

敷地内同居をするにあたり、夫婦のどちらか一方の意思だけで同居を決めたりせず、時間をかけて話し合いをしていきましょう。

 

こういった項目を、一つずつ話していってください。

 

お互いの納得する答えが出ずしこりが残ったままでは、敷地内同居が始まっても不満にばかり目がいってしまいます。

義母や義父と性格や価値観が合うか?

敷地内同居をするうえで一番大切なのは「妻と義父母の性格や価値観が合うか?」ということです。これは、同居がうまくいくための大前提といえるでしょう。

 

離れて暮らしているときから「性格が合わない」「価値観が合わない」と感じているのなら、隣で暮らし始めれば余計に合わないと思う部分が出てくるはずです。

 

このような感覚があるならば、敷地内同居をするかどうかは慎重に判断した方がいいでしょう。

近いからこそ距離を保てるように工夫する

住居の距離が近くなったからといって、「今までよりも深いつき合いをしなくては」と気負う必要はありません。

つき合いは自然と深くなっていくのが理想であって、無理して交流をしていると相手の嫌なところばかり目についてしまいます。

 

特に、もともと人付き合いが得意でないタイプの方は、いつも隣に義父母がいるという状態に気疲れしてしまうでしょう。近くにいるからこそ、距離を保つことが大切です。

 

もしかすると義父母から頻繁に「食事を一緒にどう?」「コーヒーを飲みに来ない?」「買い物に一緒に行かない?」といったお誘いがあるかもしれません。

しかし、気分が乗らないときには「今日は疲れているから」とか「他にやりたいことがあるので」と断って大丈夫です。

「また今度誘ってください」と社交辞令を言っておけば、角も立たずうまく断れるでしょう。

 

距離を保つための対策としては、このようなことも有効です。

少し他人行儀ですが、そのくらいがちょうどいいのではないでしょうか。

敷地内同居ではどんなことに後悔する?

敷地内同居をしている方は、実際に住み始めてみると、次の2つについて後悔をすることが多いようです。

それぞれについて、詳しく説明します。

お金のメリットだけを考えてしまった

自分たちでいちから土地を探して一軒家を建てるとなると、当然のことながら土地代がかかります。

土地代は数百万円~数千万円ほどかかるのが一般的ですので、人生の中でも非常に大きな出費です。敷地内同居をすれば、この大きな出費が浮くのですごく大きなメリットに感じますね。

 

しかし出費を抑えられるというメリットだけを見て敷地内同居をしてしまうのは、後悔のもとです。

敷地内同居はデメリットも多くあり、住み始めてから「こんなはずじゃなかった」と思うのはよくある話なのです。後悔しても、すでに家を建ててしまっているために、同居解消というわけにもいきません。

 

敷地内同居をするさいは、メリットとデメリットのどちらの方が多いだろうか? と、よく考えてみましょう。デメリットの方が上回るのなら、敷地内同居はしない方が賢明かもしれません。

子どもに我慢させることが多くなってしまった

敷地内同居を始める前には気づきにくいところなのですが、同居生活では子どもの我慢が多くなってしまうことも実はよくあります。

 

子どもは意外と家族の人間関係をよく見ています。義父母とあなたの関係がうまくいっていなければ、子どもはそのことを敏感に感じとってしまうでしょう。

あなたが義父母に気を使っている姿や、義父母といるときの元気のない姿を見て、自分はいい子でいなきゃと我慢をしてしまうかもしれません。

 

家族は人数が多いほど関係が複雑になり、その中で成長すると社会性が育つというメリットもあります。しかし、それはやはり、家族の関係がうまくいっていればこそなのです。

田舎の敷地内同居で特に気をつけたいこと

敷地内同居をするにあたり、都市部から田舎へ引っ越すという人は、田舎の独特のおつき合いや人間関係に気をつけましょう。

都市部に住んでいるときでは考えられなかったようなことが、田舎では求められるからです。

 

同居を始めてから戸惑うことのないよう、田舎ではどんなつき合いがあるのか、確認しておきましょう。

親戚づきあいを覚悟すべき

田舎では、近所の人は親戚だらけ、というのはよくある話です。血縁がなくても、代々受け継がれてきている家が多いですから、何代にもわたってお付き合いをしているケースが多いでしょう。

 

敷地内同居は、そのような環境に突然飛び込んでいくということです。都市部とは違う人間関係の濃さが、ストレスになってしまう可能性があります。

 

夫に相談しようにも、そもそも夫はそのような環境で育ってきています。もしかすると、あなたの悩みを本当の意味では理解できないかもしれません。

 

あなたは人間関係が得意な方でしょうか、苦手な方でしょうか。田舎で敷地内同居をするのなら、そのあたりもしっかり考えておきたいものです。

町内会などの仕事が増えると覚悟しておく

田舎では、町内会での仕事も多くあります。

さらに、ご近所で結婚式やお葬式があるときにはお互いに手伝う、という習わしが未だに残っている地域もあります。

 

このように、田舎では仕事以外でも何かと用事が多く、特に慶弔に関わるお手伝いは、嫁の立場の方が担っているこどがほとんどです。

 

敷地内同居を決める前に、町内会の仕事や近所のお付き合いなどはどの程度手伝わなければならないのか、確認しておきましょう。

まとめ:敷地内同居のメリットとデメリット|経済的な負担は減るけれど干渉は増える

妻が夫の実家で敷地内同居をする場合の、メリットとデメリットを中心にお伝えしました。

敷地内同居の話が出てきたら、まずはメリットとデメリットのどちらが大きいか、というところを考えてみましょう。

 

ただ、やはり実際に住み始めてみないと分からない部分もたくさんあります。

対策として、敷地内同居の「練習」をしてみるのもおすすめです。

 

敷地内同居は覚悟のいることですが、前向きに考えていけるといいですね。

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