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老後も健康で過ごすために必要なことは?生活習慣を相談できる場所とは?

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毎日新聞の記事によれば、厚生労働省が2021年7月30日に発表した日本人の平均寿命は、2020年の日本人の平均寿命は女性が87・74歳、男性が81・64歳となりました。

 

人生100年時代となり老後の時間はとても長くなりました。せっかく長生きするのですから、健康で楽しく過ごしたいですよね。そこで今回は、老後も健康に過ごすために生活習慣を見直すことについて解説していきます。

 

気になる生活習慣を改善すると老後の生活が楽しくなりますよ!

目次(この記事は以下の順番で構成されております)

  • 生活習慣病とは
  • 医療費はいくらかかる
  • 健康であるためには平均寿命が大切
  • 自分の健康を客観的に見直す
  • 健康相談ができる場所
  • まとめ 老後も健康でいるために

生活習慣病とは

生活習慣病は、「食習慣、運動習慣、休養、喫煙、飲酒等の生活習慣が、その発症・進行に関与する疾患群」のことを指しており、

  • 食習慣
  • 運動習慣
  • 喫煙
  • 飲酒

からなる疾患が含まれるといいます。

参考:厚生労働省

 

2008年(平成20年度)より特定健診・特定保健指導が開始されたことから、健康診断の項目にもメタボリックシンドロームを目にすることとなり、毎年チェックを受けれるようになっています。

 

生活習慣病は、医療費の約3割、死亡者数の約6割を占めており、超高齢化社会にその予防は自分の健康を守るために、大変重要となっています。

 

老後はできるだけ出ていくお金を減らしたいですよね。

いったい医療費はどのくらいかかっているのでしょうか?

 

医療費はいくらかかる

厚生労働省の2008年(平成20年度)の「性、年齢階級別国民医療費」によれば、人口一人当たり国民医療費をみると、65歳未満は15万8900円、65歳以上は67万3400円。そのうち一般診療医療費では65歳未満が11万4200円、65歳以上が51万7400円。歯科診療医療費では、65歳未満が1万7400円、65歳以上が2万9900円。薬局調剤医療費では、65歳未満が2万4600円、65歳以上が10万4500円となっています。

 

その10年後のデータによれば、さらに医療費は増え続けています。

 

厚生労働省の2018年(平成30年度)「 国民医療費の概況」によれば、人口一人当たり国民医療費をみると、65歳未満は18万8,300円、65歳以上は73万8,700円。そのうち医科診療医療費では、65歳未満が12万8,100円、65歳以上が55万3,300円。歯科診療医療費では、65歳未満が1万9,500円、65歳以上が3万3,400円。薬局調剤医療費では、65歳未満が3万5,100円、65歳以上が12万3,200円となっています。

65歳未満 65歳以上
平成20年度 平成30年度 差額 平成20年度 平成30年度 差額
医科診療医療費 11万4,200円 12万8,100円 +1万3,900円 51万7,400円 55万3,300円 +3万5,900円
歯科診療医療費 1万7,400円 1万9,500円 +2,100円 2万9,900円 3万3,400円 +3,500円
薬局調剤医療費 2万4,600円 3万5,100円 +1万500円 10万4,500円 12万3,200円 +1万8,700円
合計 15万8,900円 18万8,300円 +2万9,400円 67万3400円 73万8,700円 +6万5,300円

 

ますます医療費がかかっていることが読み取れます。

それではこんなに医療費を使わないようにするためにはどうすればいいのでしょうか?

 

健康であるためには健康寿命が大切

いくら長生きしても、老後の大半は寝たきり…。それは健康な状態とは言えません。

健康であるためには健康寿命を考える必要があります。

健康寿命とは

WHOが提唱した新しい指標で、平均寿命から寝たきりや認知症など介護状態の期間を差し引いた期間。

参考:厚生労働省

日本人の平均寿命は、2020年の日本人の平均寿命は女性が87・74歳、男性が81・64歳となりました。

一方、健康寿命は本当に健康でいられる期間なので下の図のように平均寿命よりは短めになります。

厚生労働省「平均寿命と健康寿命」

出典:厚生労働省

 

寿命も伸びてきていますが、2008年(平成20年)から特定健診・特定保健指導が開始されたことからも、健康寿命も少しづつ伸びてきていることも読み取れます。

出典:厚生労働省

厚生労働省の平均寿命と健康寿命の推移をみると2001年では健康寿命の平均が男性69.4歳、女性72.65歳。

 

2016年には健康寿命の平均が男性72.14歳、女性74.79歳に伸びてきています。男女とも健康寿命が2年伸びてきています。

 

上記のことから人々の健康に対する意識が高くなってきていることもわかります。やはり最後まで健康に過ごしたいと思えばこそ、健康に気を遣うようになってきているのでしょう。

 

もちろん健康診断で指導してもらうのも大切なことですが、具体的にどのような健康習慣に注意すべきなのかみていきましょう。

 

自分の生活習慣を客観的に見直す

生活習慣からかかる疾患には、

などがあります。

先天性や家族性のものは仕方がありませんが、その多くは生活習慣病からの疾患です。

生活習慣病にならないためには、

  1. 食習慣
  2. 運動習慣
  3. 喫煙
  4. 飲酒

を改善する必要があります。

食習慣

人間の体は食べるもので作られています。

 

食べすぎれば肥満に、痩せすぎても栄養不足で貧血になります。適切な体重であることが望ましいです。自分の適正体重は、Body Mass Index(BMI、体格指数)という指標で知ることができます。

 

食習慣ではバランスのよい食事をとることが大切です。好きなものだけ食べる、面倒なのでファストフードばかり食べるなどしていると、肥満になります。

 

外食ばかりしていると塩分をとりすぎて、血圧が上がって循環器疾患のリスクが高まったり、胃がんのリスクが上昇したりします。できるだけ薄味にしましょう。

 

何を食べたらいいのかわかたないという方は昔ながらの和食が非常にバランスが取れた食事です。お菓子の食べ過ぎも肥満のもとになりますので、たまの楽しみくらいにしておきましょう。

運動習慣


現代人は体を動かす機会が少なくなってきています。老後は毎日でかけることが少なくなり、家で過ごすことも多くなってきます。そうすると、運動不足になり、糖尿病、心臓病、脳卒中、がん、足腰の痛み、うつ、認知症などを引き起こしやすくなります。

 

厚生労働省によれば、身体活動が不足しているために、日本で年間52,500人もの方々が亡くなったという研究結果が報告されています。

 

そうはいっても運動嫌いな人はスポーツクラブに通うなど積極的に運動をしません。

日々の生活の中で運動を取り入れていく必要があります。

例えば、

など日常でも体を動かすことは可能です。

体を動かすと汗をかき新陳代謝も高まりますので、できることから体を動かしてみてくださいね。

喫煙

禁煙スペースが増えてきてだいぶ喫煙する人が減ってきましたが、ヘビースモーカーもまだまだ存在しています。

たばこ産業の「2018年全国たばこ喫煙者率調査」によると、成人男性の平均喫煙率は27.8%でした。

昭和40年以降のピーク時(昭和41年)の 83.7%と比較すると、約50年間で56ポイント減少したことになります。

年代別にみると、急激な喫煙率の減少傾向が見られる60歳以上は21.3%ですが、30歳代から50歳代はまだ35%前後を推移しており、一番高い年代は40歳代で35.5%でした。

参考:厚生労働省「最新たばこ情報」

たばこをやめれば心臓発作の危険性が減り、肺機能の改善がみられ、肺がんの危険性も低下するなど健康の改善につながります。

 

最近では喫煙スペースを見つけるのも大変になってきたためにたばこをやめる人も増えてきたのは健康的には喜ばしいことです。

飲酒

毎年行われる健康診断でも一週間にどのくらいお酒を飲むのかを書く項目があるのは、お酒の飲みすぎは高血圧や糖尿病といった生活習慣病の危険性が増えるからです。

 

お酒はアルコールを分解してくれる肝臓を酷使します。またアルコールの強いお酒はのど、食道、胃の粘膜を痛めます。お酒を大量に飲んでいると脳が縮み、もの忘れがひどくなり認知症にもなりやすくなります。

 

食事を彩るくらいの楽しいお酒はいいですが、飲まないと楽しくない、眠れないといったようなお酒の飲み方は改善すべきです。

 

日本学校保健会の中高生用のリーフレットによれば、特にがん、虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)、慢性閉塞性肺疾患(肺気腫、慢性気管支炎)は喫煙による影響が大きく、喫煙関連三大疾患と呼ばれているとあります。

お酒は飲まないに、こしたことはありません。

 

健康相談場所ができる場所

老後も健康でいるために生活習慣病を改善する必要があることがわかりました。

でも自分でどこまで判断したらいいものかわからない。

そんな時は専門家に健康相談をしてみませんか?

かかりつけ医に相談する

少しでもおかしいなと感じたときにはかかりつけ医に相談しましょう。かかりつけ医は長期間あなたの健康を見守ってくれてきたお医者様です。

 

気軽に相談しやすく、親身に相談にのってもらえる機関です。

健診後の保健指導・健康相談の利用

年に一度の健康診断後には健診後の保健指導を受けるにチェックしておくと健康相談ができます。(チェックしていなくても数値が悪いと案内が届くこともあります)。

 

健診結果に基づいて生活習慣を改善することにより、予防・改善することができます。健診後は、保健師等による特定保健指導を受けましょう。

以下のような指導をうけることができます。

【動機付け支援(内臓脂肪型肥満Aでリスクが1つ、内臓脂肪型肥満Bでリスクが1つ~2つ)】

生活習慣を振り返り、ライフスタイルにあった目標を設定し、実行に移せるようなきっかけ作りを、保健師等がお手伝いします。

〈支援方法〉

【初回】個別面談またはグループ学習

【3ヵ月後】生活習慣改善状況(電話、手紙、FAX)報告

【内容】

  • 20分以上の面談で生活習慣の改善について
  • 3ヵ月後に生活習慣のご様子や腹囲・体重をチェック

※面談は対面もしくは通信機器を用いて実施します。

*費用については特定保健指導の費用は協会けんぽが補助しますが、保健指導機関ごとに異なりますので、協会健保が補助する額を超える費用については自己負担となります。

参考:全国健康保険協会

 

ネットで調べて電話相談する

政府広報オンラインには「あなたの相談窓口ナビ」があり、いろいろな分野について相談することができます。

【相談できる内容】

新型コロナウィルス感染症、依存症、認知症、メンタルヘルス、感染症、薬相談、医療機器相談

 

まとめ:老後も健康でいるために

平均寿命が伸びても、健康寿命が短ければ、長生きしても寝たきりの時間を過ごすことになります。

 

60歳で定年して、90歳まで生きるとして余命まで元気に過ごすか、寝たきりになったしまうかを左右するのは生活習慣病です。老後も健康でいるために生活習慣を見直してみませんか?

 

老後になった今でも、見直すのはけして遅いことではありません。

始めるなら今です!

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