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田舎暮らしの年金生活、+α(アルファ)の収入源で豊かな老後の暮らしを送ろう

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記事監修者:一般社団法人終活協議会代表理事:竹内義彦

記事監修者:一般社団法人終活協議会代表理事:竹内義彦

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「家賃が安い田舎でなら、年金だけで生活できる。だから田舎暮らしがおすすめだ」

 

確かに土地が安い田舎でなら、都会よりも少ない生活費で暮らせるといえます。しかし、年金生活が厳しいから田舎暮らしをする、という選択はどうでしょう。

 

ようやく訪れた定年後、「お金が無いから、老後は田舎で暮らそう…」というのは、あまりにも寂しいではないですか。

 

せっかくなら「自然豊かな田舎で、有意義に年金生活をおくろう!」という前向きなイメージで、田舎暮らしを始めましょう!

今回は、田舎暮らしの年金生活において、豊かな老後の暮らしを送るために知っておきたいことをご紹介します。

目次(この記事は以下の順番で構成されております)

  • 「田舎なら年金だけで暮らせる」は、本当?必要な資金や生活費について
  • 田舎暮らしの年金生活に+α(アルファ)の収入源|自給自足も!
  • 田舎暮らしの年金生活、移住前に準備したいこと
  • まとめ:田舎暮らしの年金生活、+αの収入源で豊かな老後の暮らしを送ろう

「田舎なら年金だけで暮らせる」は、本当?必要な資金や生活費について


山から水を引き、獣害となる猪を狩って食べ、牛や鶏に餌をやりながら日々薪を拾い、野菜は完全なる有機栽培にする。そうやって限りなく仙人に近い生活をすれば、年金だけで生活するのはもちろん可能です。

 

実際に、それがしたくて田舎に移住し、いきいきと生活している人もいます。

 

しかし、人間というものは煩悩が多く、ときに自然は厳しいもの。そういったストイックな生活は、なかなか上手く行きません。特に、高齢になればなるほど、何かとお金が必要になってきますよね。まずは現実的に、ご自身の年金受給額と、田舎暮らしに必要な費用を一緒に考えてみましょう。

あなたの年金受給額と、田舎暮らしに必要な費用

年金は国が管理する制度で、20歳以上60歳未満の方全員が何らかの年金に加入しています。

 

原則として、65歳以上の年齢になると年金が支給されます。その年金額は、国民年金か厚生年金かによって大きく変わってきます。

※平均的な収入(平均標準報酬(賞与含む月額換算)43.9万円)で40年間就業した場合に受け取り始める年金(老齢厚生年金と2人分の老齢基礎年金(満額))の給付水準です。

(出典:日本年金機構|令和2年4月分からの年金額等について

上記は満額の場合で、年金の金額は加入期間により異なります。また、ご夫婦ともに国民年金の場合は、2人分ですので130,282円(令和2年度)となります。

 

実際の年金金額については、60歳未満の方は毎年誕生日前後に届く『ねんきん定期便』や、既に年金を受給されている方は年金振込通知書を確認してください。

 

続いて、田舎暮らしの生活費について見てみましょう。

下記は、北海道壮瞥町の移住サイトに掲載されいてる、一カ月の生活費の目安です。高齢世帯に向けた情報ではないですが、下記金額がおおよその目安となるのではないでしょうか。


生活費は家族構成やライフスタイルによっても異なりますが、月20万円前後がひとつの目安となるのではないでしょうか。
(出典:壮瞥町の移住情報サイト

厚生年金(夫婦二人分)と、ほぼ同等の額となることが分かりますね。

田舎暮らしと言えども、年金生活には貯蓄と収入源の確保が必要

これまでの情報を総合すると、国民年金だけでは田舎と言えども生活は苦しいと言えるでしょう。

 

厚生年金だとしても、配偶者の死亡による年金額の減少や、病気などで医療費が多額になったときには、一気に生活が苦しくなることもありえます。特に、配偶者の死亡による年金額の減少は、夫より長生きすることが多い妻にとって、非常に影響が大きいと言えるでしょう。

資料V-6-4 高齢の遺族配偶者(妻)の遺族年金

(出典:厚生労働省|女性のライフスタイルの変化等に対応した年金の在り方に関する検討会報告書資料編

田舎で穏やかに年金生活を送るためにも、やはりそれなりの貯蓄や収入源をキープしたいところですね。

 

夫婦2人暮らしの老後資金については、『夫婦2人』老後に必要な資金を知りたい!貯金額の目安や平均はどのくらい?もご覧ください。

田舎暮らしの年金生活に+α(アルファ)の収入源|自給自足も!


さて、ここまで年金のお話をしてきましたが、田舎で豊かに生活するために、年金以外の収入源を考えてみましょう。

 

収入源と言えば、やはり仕事です。仕事を通じて、身体や頭を動かし、人と話し刺激を受けることは、認知症予防にもつながります。

 

健康でいくつになっても動ける身体は、何よりの財産と言えるでしょう。

 

田舎の人は、いくつになってもパワフルな人が多いです。年金を受給しながらのんびり暮らすのも良いですが、田舎の人のパワフルさを見習って、ぜひ一緒に汗を流してみましょう。

 

田舎暮らしの仕事については、田舎暮らしの仕事|移住者の働き方とは?仕事の探し方や種類についてもご覧ください。

農作物で収入

田舎暮らしの目的として、農業を営みたいとお考えの方は多いのではないでしょうか。

 

直売所に卸すのも良いですし、自給自足の生活を目指すのも良いですね。生きがいを持った生活は、シニア世代にとってかけがえのないものになるでしょう。

 

本格的に行うとなると、農機具や獣害対策などの初期投資が必要であったり、農作物の収穫が軌道にのるまで時間がかかったりもします。前もって貯蓄や、アルバイトも考えておくと良いですね。

 

何年農業をやっていても、収穫直前のの果物が猿に全部食べられた、なんてこともよくあります。気長に考えていきましょう。

ハローワークで再就職

もちろん、田舎でもハローワークはあります。都会と比べて仕事の数は少ないですが、あなたにぴったりの再就職先があるかも知れません。

 

また、移住のために前職を退職された方は、高年齢求職者給付金を受け取れることも。高年齢求職者給付金は、年金をもらっていても受給できますので、退職時に離職票をもらった方はハローワークに確認してみましょう。

高年齢求職者給付金とは
高年齢求職者給付金は、65歳以上の高年齢被保険者が離職して「失業の状態」にあるときに支給されます。
受給には、以下の条件があります。

  • 65歳以上の雇用保険被保険者であること。
  • 労働の意志及び能力があるにもかかわらず職業に就くことができない状態にあること。
  • 算定対象期間(原則は離職前1年間)に雇用保険加入期間が通算して6ヶ月以上あること。

(65歳未満の方は、一般の失業給付と同じ扱いになり、年金と一緒に受給はできません)

 

定年後の働き方については定年後の再就職先|探し方やおすすめの仕事『再雇用』『勤務延長制度』についてでも解説しています。

シルバー人材センターに登録

シルバー人材センターは、「高年齢者等の雇用の安定等に関する法律」に基づいて事業を行う公益法人です。

 

収入を得るというよりは、高齢者の生きがいを得るための就業をサポートしている組織になります。就業した仕事の内容に応じて、その対価を「配分金」として受け取れます。

 

シルバー人材センターの利用は登録制です。原則として市町村単位で置かれているので、最寄りのシルバー人材センターに問い合わせてみましょう。

今までのキャリアから、仕事を作り出す

テレワークやリモートワークが盛んになった今、住む場所を選ばす仕事ができる時代になりつつあります。

 

例えば、ずっとエンジニアとして働いてきた方なら、スキルを活かしてフリーランスとして仕事を受けることもできます。また、美容師をやってきた方であれば、田舎の訪問美容師として活躍する道もあるかも知れませんね。

 

ぜひ、ご自身のキャリア・スキルと向き合ってみましょう

身体が動くうちは、アルバイトで刺激を!

アルバイトと言えば、若い子がするものというイメージがありますよね。しかし、若い世代の人たちと一緒に働くことは、シニア世代にとって刺激を受けるきっかけになることも。

 

田舎で暮らす70歳近い義母は、昼間は農作業や趣味に勤しみ、夜にはファストフード店で週3回アルバイトをしています。「自分へのお小遣いにもなるし、若い子たちと話すのが楽しいのよ」と、笑顔で話す姿はいきいきと輝いていますよ。

田舎暮らしの年金生活、移住前に準備したいこと

ここまで、田舎暮らしの年金生活についてお伝えしてきました。田舎での年金生活のイメージは湧いてきたでしょうか。田舎暮らしは、住まいや勢いだけで移住してはいけません。特に、シニア世代の田舎暮らしは準備が大切です。

 

移住するときは元気だった身体も、年をとると転倒の不安や認知症の心配など、さまざまな懸念が考えられます。本当に身体が動かなくなったらどうするのか、緊急時のための対策はどうするのか、そういったことも意識して田舎暮らしの準備をしましょう。

 

ここからは、もう一歩踏み込み、田舎暮らしを始める前の心得をお伝えします。

『無理なく年金生活できるか』を意識した地域選びをしよう

都会にくらべると田舎は交通の便が悪く、通院や買い物に行くのも車が必要です。高齢者の交通事故が問題になる昨今、年老いてくると車の運転に不安を覚える方も多いでしょう。

 

伸び続ける平均寿命は、厚生労働省の令和元年簡易生命表の概況を見るに、男性は81.41歳、女性は87.45歳となっています。年金受給年齢である65歳から考えると、平均寿命までは約20年前後の期間があると言えるでしょう。

 

何らかの事情で車が運転できなくなったとき、通院するたびにタクシー代が重くのしかかるようでは、年金生活が破綻しかねません。今から10年・20年先でも、無理なく生活できる地域を選ぶことも、田舎での年金生活において意識しておきたいところです

シニア世代だからといって、移住先選びを焦らない

年齢を考えると、つい焦りがちになるシニア世代の田舎暮らし。老後に田舎へ移住したものの、地域に馴染めず失敗したという話を耳にしたことはありませんか?

 

良い場所を見つけても、すぐに移住してはいけませんまずは何度か足を運んで、現地の人と触れ合ったり、気候や風土があなたに合うかをじっくり確認しましょう。田舎暮らしは、地域のつながりが何よりも大切です。焦らずじっくり進めましょう。

 

田舎暮らしのためにどんな準備が必要かについては、定年後の田舎暮らしは準備が肝心!移住成功への3つのポイントでも紹介しています。

家族に応援される田舎暮らしおくるために、終活をはじめよう!

田舎で年金生活を送りたい方は、積極的に終活に取り組むことをおすすめします。親が年老いてから移住するとなれは、お子さんは非常に驚かれることでしょう。お子さんの住まいから遠く離れるとなれば、なおのことです。

 

万が一のときにあなたの希望が伝わるよう、終活にぜひ取り組みましょう。

  • 銀行口座などの財務状況
  • 生命保険や携帯電話などの契約情報
  • 介護や医療の希望
  • 葬儀や埋葬の希望
  • 親戚や知人のリスト

上記のような、伝えにくい情報はエンディングノートにまとめておくと良いでしょう。また、移住前にお子さんに協力してもらって、生前整理(断捨離)するのもおすすめです。

親は子どもに迷惑をかけたくないもの。お子さんの心配に答えられるように、しっかりと説明・準備をしておきましょう。

エンディングノートの書きかた
エンディングノートについて詳しく知りたい方は→

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まとめ:田舎暮らしの年金生活、+αの収入源で豊かな老後の暮らしを送ろう

自然豊かな田舎で暮らすことは、良いことばかりではありません。都会にくらべると何かと不便です。安く暮らすために田舎を選んだ人は、後悔が残るのではないでしょうか。

 

多少の不便はなんのその!人と関わりあいながら、いきいきとした年金生活をおくろう!という気持ちで、田舎暮らしを選んでいただければと思います。

 

都会にしても田舎にしても、豊かな老後の暮らしをおくるためには、年金生活に+αの収入源があれば安心です。ぜひ、元気なうちは仕事をして、収入と刺激を手に入れましょう。

田舎暮らしについてさらに知りたい方は→

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『終活』とは自分の望む最期を迎え、人生をより充実したものにするため、生前準備を行うことです。

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