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定年後の二地域居住を成功させる、3つの負担軽減ポイント|老後の定住につなげよう

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ひと昔前は田舎暮らしといえば、完全に住まいを田舎に移して定住する方がほとんどでした。

 

しかし最近は、田舎暮らしの方法として「二地域居住」を選ぶ方が増えています。都会と田舎を行き来して暮らす二地域居住。若い世代だけではなく、定年後の世代にも人気が高まっています。

 

人気の要因としては、ライフスタイルの多様化や地方活性化の推進など、さまざまな理由があります。検討されるにおいては、メリット・デメリットも気になるところでしょう。

 

そこで今回は、定年後に二地域居住をしたい、またそこから老後の定住を目指したいとお考えの方に、二地域居住のメリット・デメリットや、課題である費用の軽減方法を紹介いたします。

二地域居住とは


二地域居住は、都会の住まいと田舎の住まい、二つの地域を往来しながら生活する移住方法です。移住方法という点で分かるとおり、リゾート目的の別荘とは異なり、地方でも生活をするというところに重きが置かれています。

 

都会での暮らしを保ちながら、田舎暮らしも行う二地域居住は、幅広い世代に注目されている移住方法です。特にリモートワークが発達し、都会にいなくとも仕事ができるようになった今、希望のライフスタイルを実現できる、より良い方法といえるでしょう。

 

近年では、国土交通省が中心となり、国の政策として二地域居住を推進しています。定住よりもハードルの低い二地域居住を通じて、地方の消費需要や雇用機会の増加を促し、さらには地方全体の活性化を促進する狙いがあるためです。まずは、団塊の世代である定年後のシニア層に二地域居住をしてもらい、それによって生まれた需要や雇用によって、若い世代を呼び込もうというわけですね。

 

二地域居住について、動画でも解説しています。

定年後・老後における二地域居住のメリット

さて、団塊の世代である定年後のシニア層が二地域居住をした場合、どのようなメリットがあるか確認してみましょう。

便利な都会と自然豊かな田舎、両方が楽しめる

都会と田舎、二つの住まいを行き来する二地域居住。今までの暮らしにプラスして、田舎暮らしが始められるメリットがあります。

 

定年後の年代となると、今までの暮らしの中での人間関係やかかりつけ医など、さまざまなお付き合いがありますよね。今の住まいを引き払って、人間関係も新たになる田舎に引越しとなると、ご自身の生活への影響がかなり大きいのではないでしょうか。

 

二地域居住でなら、普段は自然豊かな田舎で農作業をして暮らし、通院や友人との会合などの用事の際は、都会の住まいで短期間暮らすことも可能です。今までの人間関係を保ちながら、都会の暮らしと田舎暮らし、両方の良いところが享受できるのは、二地域居住ならではのメリットでしょう。

 

また、ご夫婦での田舎暮らしを考えていたものの、パートナーが都会に残りたいという希望があるときにも有効です。例えば、平日は田舎で農作業をして、予定のない休日はパートナーが生活する都会の住まいで過ごすなど、お互いの希望に添うこともできるでしょう。

いざというときには、都会に戻れる

田舎暮らしといえば、移住に失敗するリスクは否めません。

 

もちろん、田舎暮らしを考える段階で、上記リスクは想定しておくべき問題ではあります。しかし、定年後・老後という年代を考えると、想定外の事態は起こりえることですよね。そんなとき、二地域居住であれば、「今までの住まいに戻れる安心感」ともいえる大きなメリットがあります。

定年後・老後における二地域居住のデメリット

二地域居住に伴う、デメリットも確認してみましょう。

二つの住まいを維持する費用がかかる

二つの住まいを維持する必要があるため、家賃や光熱費、修繕費、固定資産税など、二件分の費用がかかります。

仕事を定年した後となると、収入面での不安がある方もいらっしゃるのではないでしょうか。定住する田舎暮らしでも500万程度の貯蓄が必要であるといわれています。

 

将来的に、田舎に定住するにしても都会に戻るにしても、老後の生活を考えると、ある程度の貯蓄を残しておきたいところです。あらかじめ、お金の工面をしておく必要がありますね。

往来時の交通費や体力面での負担がある

二地域居住では、往来時の交通費の負担や、体力面での負担も懸念事項といえます。

 

将来の体力低下に備えて、楽に往来できる地域選びが大切です。また、老後の定住をお考えの方は、費用と体力の折り合いをつけるためにも、田舎への定住の目途を、どこでつけるか考えておく必要がありますね。

定年後の二地域居住を成功させる、3つの負担軽減ポイント

デメリットをふまえると、定年後の二地域居住を成功させるには、出費や体力面での負担を減らすことが最重要といえるでしょう。

 

定年後の二地域居住は、次の3つの負担軽減ポイントを意識して検討するようにしましょう。

住居所有なしのスタートで、コストとリスクの軽減をはかる

二地域居住は、都会と田舎の二つの住まいを維持するため、住居費が高くなりがちです。生活するとなると、光熱費や通信費の負担もあります。それが2件分となると、なかなかの負担額となるでしょう。

 

また定年後の世代には、二地域居住をはじめたものの、身内の介護やご自身の体調不良など、どうしても都会に戻らざるをえない事態になるリスクもあります。そうなれば、田舎に住宅や畑などを所有していれば、売却や処分の必要がでてきますよね。

 

そういったコストやリスクは、住居を所有せずに二地域居住をスタートすれば軽減を目指せます。当面の住まいを賃貸にする以外にも、農業を目的とした方には、滞在型クラインガルテンの利用もおすすめです。

滞在型クラインガルテン

クラインガルテンは、ドイツ語でいう市民農園を指します。その中でも、宿泊可能なコテージなどの簡易宿泊所を備えた市民農園が、滞在型クラインガルテンです。

 

二地域居住の住まいとして選ばれることも多く、地元住民からの農作業へのアドバイスなどを通して、地域交流の役割も担っています。地方での生活、農作物の栽培、地元住民との交流をして、老後の定住につなげてみてはいかがでしょうか。

滞在型クラインガルテンの例:
おくたま海沢ふれあい農園|東京都

往来時の交通機関をふまえた地域選びで、交通費軽減をはかる

先述の住居費もですが、往来時の交通費も軽視できません。

 

例えば、片道1万円かかる地方の住まいに月2回の往来を1年間続けたとしましょう。48万円の負担になります。それが5年・10年となると、結構な金額になってきますね。

 

往来回数や収入・貯蓄、二地域居住から定住にうつるタイミングなど、ご自身のライフスタイルや希望に合わせて、二地域居住をする地域を選ぶようにしましょう。

無理なく往来できる地域を選び、体力的負担を軽減させる

移動だけで丸一日かかってしまうような、遠い地域はやめておいた方が賢明です。さきほどの交通費軽減を考えた結果、バスで長時間移動するような地域を選ぶのも、将来的に身体に負担がかかると想定されるので避けたいところですね。

 

今のお住まいから、日帰りでも移動が可能な地域というのが現実的ではないでしょうか人によって許容範囲が異なりますが、車の運転が得意な方なら、車で2~3時間くらいの距離が目安としてあげられます。

 

週末の移動だけでヘトヘトになってしまっては、都会の暮らしも田舎の暮らしも楽しめなくなってしまいますよね。老後のことを考えると、年を経て体力の低下も考えられます。無理なく往来できる地域を選びましょう。

二地域居住の進め方

二地域居住をしたい!とお考えの方に、二地域居住の進め方を紹介します。

田舎での生活の目的を考える

あなたが、二地域居住でしたいことはなんでしょう。また、老後は田舎に定住を希望されますか?

  • 田舎暮らしを希望しているが、妻がまだ定年を迎えていないので、二地域居住からはじめたい
  • 都会でもう少し仕事をしながら、休みの日は田舎で農業をしたい
  • 地方でも生かせる業種で起業し、時期がきたら完全に移住したい

費用負担が大きい二地域居住は、田舎での生活の目的を考え、将来どうなりたいかというビジョンを持って行うようにしたいですね。

情報収集

二地域居住は、いかに費用を抑えるかが重要になってきます。往来時の交通費や体力的問題をふまえて、最適な場所を選ぶための情報収集を行いましょう。

 

まずは、下記サイトで情報収集ののち、候補が見つかれば自治体の窓口に問い合わせてみることをおすすめします。

家族で話し合う

定年後の移住となれば、ご夫婦間はもとよりお子さんにも心配されることが多いです。老後どうしたいのかも含めて、ライフプランを話し合いましょう。

 

二地域居住を円滑に進めるために、終活について考えておくのもおすすめです。医療の希望や葬儀のこと、なかなか話しにくいこともエンディングノートに書いておけば、お子さんの安心にもつながるでしょう。

現地に足を運ぶ

いざとなれば都会の生活に戻れる二地域居住でも、始める前にはしっかりと現地のことを知るようにしましょう。田舎暮らしには、ひと同士のつながりが何よりも大切です。

 

そこに住んでいる人が、どのような暮らしをしているかを現地で体感せずに移住先を決めてはいけませんよ。

 

現地に何度も足を運び、お試し移住などの移住体験制度を活用して、地域の方とつながりを持つようにしましょう。

まとめ:定年後の二地域居住を成功させる、3つの負担軽減ポイント|老後の定住につなげよう

今回は、定年後の二地域居住をお考えの方に、負担軽減のポイントを紹介しました。

 

老後のことを考えると、二地域居住には費用面での負担と体力面の負担が考えられます。まずは、負担が少ない地域や住まいを選んで二地域居住をスタートさせ、ぜひ老後の定住につなげていただけたらと思います。都会の暮らしと田舎の暮らし、両方の良いところを実感できる二地域居住。

 

ぜひ、定年後の有意義な生活になるよう、取り入れてみてくださいね。新たな生活のスタートを応援しています!

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『田舎暮らし』記事一覧

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