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【体験談】インストラクターが見た!フィットネスに通うアクティブな高齢者たちのリアル

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記事監修者:一般社団法人終活協議会代表理事:竹内義彦

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まだまだ元気だぞ! そう思っていても、体は少しずつ衰えるもの。日常生活で、段差で脚が上がりにくくなった、しゃがみにくくなった、という変化がある方もいらっしゃるでしょう。

 

最近の方は、年齢に対してとてもアクティブで元気な方が多い傾向にあります。スポーツジムに通うご高齢者だって! 今回は、筆者が体験したフィットネスでキラキラと輝く高齢女性たちのお話。

  • 女性専用フィットネスとは
  • 女性専用フィットネスにいる客層は
  • 女性専用フィットネスをはじめスポーツ施設におしゃべりをしにいっていいのか

についても記載しています。

 

これから運動をはじめようかしら…

近所にお友だちがほしいわ…

こんな風に思っている方も参考にしてみてください。

ロコモ予防?!意識の高い高齢者たちが急増

みなさんは「ロコモ」という言葉をご存じでしょうか。

 

正式にはロコモティブ症候群と呼ばれるもので、運動器の障害のために移動機能の低下をきたした状態を指します。ロコモの症状はさまざまです。

 

階段の上り下りが困難になる、モノを持とうとかがむと膝が痛いなど。

 

これがいずれ、歩くことが困難、起き上がることが困難となり、ついには寝たきり状態になることもあるのです。

 

健康番組や高齢者向けの冊子などで、ロコモという言葉は多く使われ、意識する方が増えてきました。自分の足で歩き続けるぞ!と意気込む高齢者、子どもたちの面倒は極力かけたくない…と思う高齢者が近年増えてきているのです。

【体験談】女性専用フィットネスで輝く高齢者

ここからは筆者が体験したお話。ちょっとお付き合いください。

思っていたのとは全然違ったインストラクター時代

筆者は、もともと運動神経に自信があります。ちょっと自慢ですが、文化部に所属していたにも関わらず、学生時代は必ず選抜リレーに選ばれていた俊足の持ち主で、球技は特に得意です。

 

体を動かすこと全般が大好きで、今の趣味はクラシックバレエとランニング。ランニングは一か月に250キロ以上は走るほどの元気いっぱいなおとなです。(っていうか、おばさんか…な…)

 

ただ体を動かすことが好きだった若い頃は、急に運動してもまったく怪我がありませんでした。しかし、おとなになると怪我のリスクがあります。しっかりとした知識を得ようと思い、おとなになってからスポーツ医学を学びました。
そして、インストラクターになってみたい! と思ったのです。

 

インストラクターになれば、運動好きのお客さまと接することができ、きっと筋トレやランニングなどの話題で盛り上がれる…自分もお客さまに負けないぞという気持ちになれる…という下心(?)がありました。

 

筆者がインストラクターとして働いたところは、「女性専用サーキットトレーニング施設」。

 

サーキットトレーニングとは、有酸素運動とマシンを短時間(30秒ごと)に交互に繰り返すトレーニング。これを1日約30分続けることで、健康増進を図るものです。

自分と同じくらい運動好きの人と、エクササイズトークで盛り上がりたい! と意気込んでいましたが、初日からびっくりが。

 

なぜなら、お客さまの大半が50歳以上だったからです。

 

最初の感想は、「え…アスリートっぽい人がいない…」

 

無理もありません。多くの女性向けサーキットトレーニング施設はロコモ予防など健康増進を目的とする施設で、激しい筋トレをする人はまずいません。ムキムキの女性、汗だくの女性はいませんでした。うーん…がっかり。

 

いえいえ、がっかりしていては仕事ができません。気を取り直して、業務開始です。

 

筆者の仕事は、お客さまにマシンの使い方のご説明をしたり、ストレッチなどのご指導をさせていただくもの。新しいスタッフだった筆者に、みなさん興味津々で話しかけてくださいました。
「肩こりがひどいんだけど、いいストレッチ知らない?」
「最近眠れなくて…なんかいい運動とかない?」
「姿勢がもっとよくなりたいから、アドバイスない?」
などなど、たくさん話しかけてくださいました。

 

当初思っていたお客さまとはまったく違いましたが、この施設にいる方は日々の生活をもっとよくしようと、頑張っていらっしゃる。そう思って、初日は想像と違うギャップに驚きつつも、すぐに楽しむことができました。

 

そして、いつかこんなアクティブで心も体も元気な女性になりたいなと思え、心からお客さまたちと出会えてよかったと感じました。

手芸好きなHさん

100人ほどいる会員のお客さまの中でも、すぐに顔と名前を覚えることができたHさん。

 

Hさんは、とてもおしゃれな見た目でひときわ目立ちます。帽子やストールなど身に着けている小物がどれもかわいいのです。その日の気分に合わせてブローチも変えるほどのおしゃれな方。

 

思わず、「いつもおしゃれですね」とお声がけをしました。すると、「これね、わたし自分で作っているのよ」と。そして、次の仕事の日にあった際、なんとブローチを作ってきてプレゼントしてくださったのです。他のスタッフの分まで作ってくださり、「みんなでお揃いで楽しんでね」と一言。

 

ただ単に、フィットネスを楽しむだけの施設のように見えて、趣味の話で盛り上がり、こうしてプレゼント交換もすることができる…これって素敵。ちなみにHさんはおしゃべりが大好きな方で、フィットネスで出会った他のお客さまとも仲良くなり、ランチ友だちができたと嬉しそう。

 

その笑顔はとても輝いていました。

 

筆者は現在はインストラクターではなくライターをしています。Hさんとは近所なので今でもお会いしてごあいさつをしています。筆者にとっても素敵な出会いのきっかけになりました。

80代でまだまだ現役の意識高い系Tさん

働いていたフィットネスジムのすぐ近くに高齢者向け住宅があり、そこでひとり暮らしをしているお客さまのTさんはなんと80代でも、バリバリでジムに通っています。

 

とはいっても、足腰にやや不安はあるので、間違ったストレッチをして体を痛めてしまってはいけません。筆者はTさんとは毎回一緒にストレッチをしようと心がけていました。Tさんと向き合ってストレッチ。まるで体育の授業のよう。

 

「誰かと一緒にストレッチをすると、苦にならないわね」とおっしゃってくださいました。

 

Tさんもおしゃべり好きな方。他のお客さまがいない時間帯であれば、筆者といろいろなお話をします。Tさんのご家族の話(ちょっと愚痴?)、どこそこのランチが美味しかった、面白いテレビ番組の話、芸能人の恋愛話(ワイドショーのリポーターかと思うほどやたら詳しい!)などなど。

 

Tさんは、運動をしてずっと自分の足で歩きたいともおっしゃっていましたが、それだけでなく、ジムに来ることで人と会話をして、よい刺激を受けたい、と。これからもどんどん成長したいとおっしゃっていました。汗を流しながら会話をするTさんはキラキラして見えます。

 

それは汗のせいだけではないでしょう。

おしゃべりをしにスポーツジムにいっていいの?

筆者の経験上、フィットネスジムには、おしゃべりをする人がいます。なかには、おしゃべりだけしに来ているの? という方も…。

 

これは賛否両論あるかと思いますが、基本的には、運動をする場所です。私語は慎まなければなりません。しかし、日々の生活で困っていること、運動での疑問などがあれば、それはスタッフに声をかけてもよいと思います。そのためにもスタッフがいるのですから。

 

スポーツ施設の目標は、運動を通して健康になること、健康を増進すること。

 

誰かと話すことで、心が豊かになり、健康になるなら、ある程度の会話はあってもよいと筆者は考えます。もちろん、一切の私語厳禁を掲げる施設であれば、ルールを守るべきですが、そんな厳しい施設はあまりないでしょう。

 

一般的なスポーツ施設は、少し会話しただけで怒られてしまうような環境ではありませんので、ひとり暮らしで誰かと会話をしたい、友だちが欲しいという方にも向いています。

「高齢者のフィットネス」きっかけ作りにジム通いも悪くない

ジムに通う高齢女性はフットワークが軽く明るい方が多いです。老後も自分の足で歩くぞ! と思っているような明るく前向きな方がたくさん。

 

女性向けのフィットネスであれば、他のスポーツ施設と比べても比較的に友だちを作りやすい環境ですので、地域の友だち作りの場としてもよいかと思います。女性フィットネスのメリットをまとめてみますね。

自分に自信がつく

どうしても若い頃と比べてしまい、あのときはこんなことができたのに…と思ってしまうこともあるでしょう。しかし、フィットネスでトレーニングをすることで、少しずつ体は変わります。何歳になっても少しずつ変わるものですよ。

 

階段で息切れしなくなった、寝つきがよくなった、汗をかくようになった、冷え性が改善してきたなど、小さな変化があるかもしれません。少しでも自分に変化があれば、徐々に自分に自信がつきます。

 

次の健康診断が楽しみだわ、とおっしゃるお客さまもいたほどです。

自分への意識が向く

高齢になると、おしゃれをさぼりがちになる方も…。しかし、スポーツ施設に通うことで、人と会い、自分を意識するようになります。ちょっと今日はおしゃれをしてみようかなという、きっかけになるかもしれません。

 

いい意味で、ジムのお客さま同士はライバル。

 

「あの人は毎日のように通っているな…私もサボらず頑張ろう」。周囲のお客さまを励みにする方もいます。
そして、いつしか「あの人みたいにアクティブになろう」というような目標ができてくることも。

 

姿勢がよくなる、歩き方がよくなるなど、自分を日ごろから意識することで変わることが増えてきます。

知り合いが増える

一生モノの友だちと出会えるかどうかは難しいかもしれません。しかし、知り合い程度の友だちであれば、たくさんできるでしょう。

 

みなさんはフィットネス施設で見かけた方を、近所の道端で見たらどうしますか。立ち話まではしなくても、ぺこっと頭を下げて、ほほ笑むくらいの挨拶はする方が多いかと思います。それがきっかけになり輪が広がるのです。

 

ジムには決まった時間に来る方が多く、顔を合わせるメンバーはお決まりになっていることも多いので、覚えやすく仲良くなりやすいのですよ。

 

引っ越したばかりで友だちがいない方にも向いていますので、勇気をもって訪れてみませんか。

【健康寿命を延ばす方法】健康維持のための7つの生活習慣と知っておくと良いこと (enjoy-mylife.net)

まとめ

女性専用フィットネス施設は他のスポーツジムと比較するとやや平均年齢が高く、おしゃべりを楽しむお客さまもたくさん。友だち作りにもなります。

 

体を動かすことで、心も晴れやかになり、前向きになります。自分で目標を決めて頑張るのもよいものですよ。
運動は裏切りません。小さなことかもしれませんが、必ず変化が出てきます。ただ黙々と続けるだけでは続かなくても、自分なりに変化を探してみると、「自分はこんなに変わったのか」と自信がつくはず。

 

一緒の趣味を持つ友だちができ、楽しく会話をすると、いつもの毎日が彩ります。スポーツ施設に限らず、趣味の集まりに参加してみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人

ちゅんみ

バレエとランニングを愛するライター。美味しいごはん屋さんの取材が大好き(おいしいものを食べるのが好きなだけ)

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竹内

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