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定年後の悩みを解消!輝き続けるための仕事探しと役立つスキル

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記事監修者:一般社団法人終活協議会代表理事:竹内義彦

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現在の日本において、定年を迎える60歳はまだまだ現役で通用する年齢です。「定年だから」という理由でのリタイヤには、不安を感じる方もいるでしょう。定年後も仕事を持って生き生きと働きたいと思うのは元気なシニア世代なら当然の気持ちですよね。

 

ただ、現在のキャリアを生かした仕事ができるのか、また雇用条件はどう変化するのかといった定年後の働き方については不透明な部分もあります。また今は元気であっても、これから先、健康でいられる保証はありません。老後のお金についても気になるところです。

 

定年後も収入が得られ、やりがいを持って活躍するための働き方、仕事探しについて解説します。

長生きできるからこそ定年後の悩みは尽きない

1996(平成8)年から毎年政府が国会に提出している年次報告書である『高齢社会白書』の令和2年版によると、経済面で暮らし向きに心配がないと答えている60歳以上の人は74.1%。

その内訳は「家計にゆとりがあり、まったく心配なく暮らしているまったく心配がなく暮らしている人」が20.1%で、残りは「家計にあまりゆとりはないが、それほど心配なく暮らしている」人であり、決して「悠々自適」とはいい難いのが実情です。

 

定年後は、「収入源をどうするか」「老後を迎えるに当たりどれだけ貯蓄をしておくべきなのか」等など、経済面での悩みが顕著になってくる時期でもあります。

出典:内閣府『令和2年版高齢者白書』

そして、シニア世代の心配事といえば健康面です。これまで大きな病気もなく定年を迎えても、加齢による気力、体力の衰えが気になります。

 

もう1つ、定年後の大きな悩みといえるのが社会との接点がなくなること、つまり「孤独」です。会社にいると、誰かとコミュニケーションを図る機会も少なくないでしょう。これまで社内の人間や取引先と接し、人間関係を築いてきたはずです。それが一切なくなってしまう、社会の中で自分の居場所が消えてしまう不安は拭えません。

 

大手金融機関での勤務経験を生かし定年前に起業、定年後のライフスタイルに関する著書も多い大杉潤氏によれば、お金、健康、孤独という定年後の3大不安こそ、働き続けることで解消できるといいます。

確かに定年後も働き続ければ、一定の収入が得られますから、お金に関する心配は少なくなります。会社の同僚や部下(上司)、クライアントとの交流やつながりもできますから、孤独を解消できるでしょう。また定年後も働くことで、生活のリズムも整います。通勤や業務で体も動かしますし、頭使い、人と会話する機会も持てるのです。

 

仕事の刺激は認知症のリスク軽減につながり、健康面での不安を減らす面でも働く意義はあるといえるでしょう。

定年後の仕事|働き方は?再就職先を探す方法

実際に定年を迎えたシニア世代の働き方や仕事の探し方として、主なものは次の5つの選択肢です。

1.同じ会社で再雇用制度等を活用する


正社員が定年を迎えた後、別の雇用形態で再び雇用するシステムを再雇用制度といいます。少子高齢化が進んだ結果、医療や介護、労働人口などが社会問題化。国は2013年年金支給開始年齢を65歳へと引き上げました。

 

その結果、60歳で退職した人の収入が途絶えてしまいます。そこで法改正の結果、定年を現在の60歳から65歳まで引き上げることを決定。60歳で定年退職しても、同じ企業で65歳まで働けるというわけです。段階的な引き上げが進み、2025年にはすべての企業で定年の引き上げや廃止などが義務化されます。

 

再雇用のシステムがルール化されたので、比較的容易に利用できる制度といえますね。一度退職し、雇用契約を再度締結するため、退職金を受け取ってから再雇用が可能です。

一方で、再度雇用契約を結ぶため、退職前と全く同一の条件になるとは限りません。給与が下がったり、ポジションも嘱託・契約社員を提案される可能性が出てきます。

 

国は高齢者の積極的な雇用促進を掲げていますから、再雇用以外に同じ雇用形態で働ける勤務延長制度や定年制の廃止の導入も認めています。いずれにせよ、同じ会社で働けるという大きなメリットがあります。

2.起業する、フリーランスを目指す

前職の経験や取得資格を武器に、起業するのも選択肢の一つです。スキルを生かして、クラウドソーシングのサービスに登録、フリーランスとして働く方法もあります。

3.コネクションを活用する

長い会社員生活で培った人脈を活かすのも手です。自分の仕事ぶりを知っている人に仕事を紹介してもらえれば、雇用のミスマッチも防げます。

4、人材紹介会社に登録する

シニアに特化した人材紹介会社に登録してみるのもいいでしょう。

ただ職種によってはシニア世代の求人が少ない場合もありますので、内容をよく確認したり、複数の人材紹介会社に登録したりするのがおすすめです。

5.シルバー人材センターの活用

市(区)町村ごとに置かれていて、地域に根ざした仕事が見つかるメリットがあります。ただ業務単位での報酬制となる場合が多く、高収入につながらないことも考えられます。

定年後に役立つスキルとは?

需要があり、社会的な信頼度の高い専門資格であれば、定年後の仕事探しに役立ちます。国が認定する国家資格、実施は民間団体や公益法人で、合格者を官庁や大臣が認定する公的資格は社会的信頼度は高いといえます。

 

一方、民間企業や民間団体が独自に実施する民間資格は法的なルールもなく、内容も千差万別。ただ、資格によってはその職種に欠かせないものもあります。

これまで培ったスキルが資格取得に役立ったり、興味のある内容の資格だったりするのであれば、あらためて資格取得を考えてもいいでしょう。

 

またこれまでに取得した資格や技術の棚卸し、何が自分の強みになるかを再考してみるのもいいかもしれません。

定年後の仕事につながる人気資格

定年後に仕事をする上で、役に立つ資格をピックアップしてみました。個々の資格の勉強方法については簡単に触れているのみですので、自分が取り組めそうなものは再度調べてみてくださいね。

【企業からのニーズが多い資格】

■FP(ファイナンシャルプランナー)〈国家資格、民間資格〉
金融、税制、不動産、住宅ローン、保険、教育資金、年金制度を含めた豊富な知識を持つお金の専門家として、個人から法人までをサポートできる資格。国家資格のFP技能士、民間資格のCFP資格とAFP資格があります。参考までに、2019年FP技能士2級の合格率は41.90%です。
参考:2020年1月実施2級FP技能検定試験結果

■管理業務主任者〈国家資格〉
マンションの管理組合等に管理委託契約に関する重要事項の説明、管理事務報告を行う役割を担います。2019年度の合格率は23.2%。
参考:『一般社団法人マンション管理業協会

■宅地建物取引士(宅建士)〈国家資格〉
不動産取引の専門家。資格を取得すると、不動産業界はもちろん、建築会社や金融業界などでも知識を活かせるため、幅広い業界でニーズがあります。2019年の合格率は17.0%となっています。
参考:『一般財団法人 不動産適正取引推進機構

【独立、起業を目指すなら】

■社会保険労務士(社労士)〈国家資格〉
公的年金、介護保険、雇用保険、労災保険等など、社会保険や労務に関するプロフェッショナル。労働・社会保険の手続き代行や就業規則の作成まで活躍の場は多数あります。2019年の合格率は6.6%。
参考:『厚生労働省

■中小企業診断士〈国家資格〉
ビジネスに関する多彩な知識、スキルを生かし、企業の経営課題に対応、提案する資格。独立も可能ですが、企業内でも需要があります。2019年度の合格率は18.3%です。

参考:『中小企業診断士試験 申込者数・合格率等の推移

■終活ガイド(一般社団法人終活協議会)

終活ガイドは初級・中級・上級とあり、上級の認定を受けると一般の方からの相談や講師、セミナーなどを開催することができます。2020年、コロナ禍により人生の終わりを考える終活はより一層注目されている分野ともいえます。

自身や家族のサポートにとどまらず、幅広く、多くの方のサポートを行える『終活の資格』。 需要が拡大しつつある『終活』は、withコロナ、アフターコロナに負けない働き方の第一歩となるかもしれません。

終活ガイド講座のご案内→

エンディングノート認定講師のご案内

【趣味や好きなことを資格にするなら】

■調理師〈国家資格〉
料理のプロとしてレストランやホテルで即戦力と見なされます。都道府県によって合格率は異なるものの、6割程度。

参考:厚生労働省『 平 成 30 年 度 調 理 師 試 験 実 施 状 況

資格がなくてもOKな仕事は?

前職や雇用形態にこだわらなければ、仕事は見つかります。基本的には特に資格もなく、無理なく働けるため、以下のような仕事が人気です。

  • 警備員
    健康であり、体力があれば求人はあります。勤務時間が不規則なのがネックです。
  • 清掃員
    もくもくと仕事をするのが得意な人に向いています。
  • 家事代行
    主婦の経験があればできるので、女性にも取り組みやすいのが利点。
  • 飲食業
    人生経験が接客に生きる仕事です。コミュニケーション能力も生かせます。
  • 運転手(タクシー、スクールバス等)
    スクールバスは残業もなく、勤務時間も固定されていて働きやすいです。専門の免許取得が必要な場合も。
  • コールセンター
    取り扱う内容によっては、前職の知識を活用できます。

定年前のキャリアにこだわりすぎない

長く培ったキャリアを生かしたいと、前職に関連する仕事にこだわるのはよくわかります。ただ、これからも長く戦力になってくれ、成長伸びしろが大きい若者が相手では、シニアの分が悪くなるケースもままあることです。

 

前職に固執しすぎず、興味の範囲を広げたり、時間の融通が利きそうな仕事を選んだり、視点を変えて新しいチャレンジをすることが仕事獲得への近道でもあります。

定年後も仕事を持ち生き生きと過ごそう

定年後は経済面、健康面、そして対人面など不安材料も出てくる時期です。「人生100年時代」に向け、定年後もまだまだ多くの時間があります。仕事を持ち、生き生きと働き続けることは不安やリスクを軽減し、豊かな人生を送るために不可欠です。

 

定年後の人生をどう過ごしてきたいのかをまずは見つめ直し、一度整理して考えてみることをおすすめします。

『終活』を仕事にしませんか?
現代は新型コロナの状況下で、世の中の「働き方」が一変しました。 そんな中、今後さらなる需要の拡大が予想される『終活』は、将来性のある資格ともいえます。 新たなスキルを身につけ、自身や家族のサポートにとどまらず、幅広く、多くの方のサポートを行える『終活の資格』。 需要が拡大しつつある『終活』は、withコロナ、アフターコロナに負けない働き方の第一歩となるかもしれません。
老後、定年後の暮らしについてさらに知りたい方は→ 『老後、定年後の暮らし』記事一覧
『終活』とは自分の望む最期を迎え、人生をより充実したものにするため、生前準備を行うことです。 人生の後半戦を思う存分楽しむために『終活』を始めてみませんか? 終活に関する記事一覧

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