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【老後、定年後の趣味】弦楽器(チェロ)は大人になってから始めても遅くない!

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記事監修者:一般社団法人終活協議会代表理事:竹内義彦

記事監修者:一般社団法人終活協議会代表理事:竹内義彦

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楽器を弾く。一部の人以外、それは特別なことのようです。

 

これまではピアノにしてもヴァイオリンにしても、子どもの習いごとと思われ、楽器を習うなら子どもの頃からでないと、ちゃんと弾きこなすのは難しいというとらえ方が一般化してしまっています。

 

しかし現代は少子化が進んで子どもの人口が減っているため、楽器メーカーや楽器店は、大人の習いごととして「楽器を弾くこと」を強くアピールしています。

 

以前なら珍しかった楽器の教室も増えてきています。

私の習っているチェロも然り。

 

私自身は子どもの頃、親から言われて10年ほどグダグダとピアノを習っていました。当然、大して上手にもならず、高校受験の準備のため、さっさと止めてしまいました。

今回は、そんな私が40代で弦楽器(チェロ)を習い始めたキッカケや、その魅力について書いていきたいと思います。

「大人の趣味」チェロは人間の声に近い、豊かな音の出せる楽器

そんな私が40代で弦楽器であるチェロを習うことになったのは、ほんのちょっとしたきっかけから。

 

あるとき耳にした「チェロの音は最も人間の声に近い」という言葉に、俄然興味がわいたのです。あまり知らなかったチェロも、調べてみると、落ち着いた音の響きが心地よいこと、座って弾けることなど、なんだか良いことづくめに思えてきたのです。

 

その頃はまだおとなの初心者にチェロを教える先生は少なかったのですが、なんとか探して週に1回、レッスンを受けに行きました。…しかし、5年ほど習ったところで、諸々の都合で辞めてしまいました。

 

それから約10年がたち、やっぱり弾きたい!と改めて思い、ブランクを物ともせず、2015年にまたチェロを再開しました。その頃には世の中の状況は大きく変わってきていました。

 

特にここ数年、いろいろな系列の楽器店が「おとなの楽器」クラスを充実させており、チェロを始めとする弦楽器は、比較的どこの楽器店でもレッスンができるようになっていたのでした。

 

長いブランクがあった私は、まずはリハビリと思い、某大手楽器店のチェロの初心者グループレッスンの体験コースに参加してみました。

 

集まったのは私以外に、退職間近だと思われる中年男性2人。

 

一人はすでにヴィオラを弾いて楽しんでいる人、あと一人は全くの弦楽器初心者でした。

 

その後、そのクラスは実際に開講され、私も数ヶ月一緒にレッスンを受けましたが、物足りなくなって個人レッスンに変わりました。

レッスンの帰り道、チェロを弾きたい高齢の女性と出会う

ある日、チェロを持って歩いていたら、バス停で高齢の女性と遭遇。

 

「それはチェロですよね」と向こうから話しかけて来られ、いろいろおしゃべりしたところ、その方もチェロを習い始めて1年程度で、現在の先生のレッスンが自分には合わないので新しい先生を探しているとのことでした。

 

失礼ですが、どう見ても70代後半の方。そのくらいの年齢からでも、やる気があって、実際にチェロを習い始めた方はいるのだと改めて感心しました。

 

ちなみにその方は、ご縁があって私の先生に習うことになりました。

SNSのコミュニティ|定年後チェロを始めた初心者が多く、その魅力は深い

現在、私はSNSのチェロ関連のコミュニティに参加しており、そこでも定年になったからチェロを始めた、数年経って、あの有名なバッハの無伴奏チェロ組曲を弾いている方、70代で初めてチェロを習い、すでに10年楽しんでいるなどという方もたくさんいらっしゃいます。

 

みんな楽器が弾けたらいいなという思いをずっと持ち続け、憧れていたけれど、仕事や子育てなどに忙しく、なかなか叶わなかった。でもそれらに区切りがついたとき、躊躇わずに一歩前に踏み出し、自らチェロを弾くことを楽しみ始めた方ばかりです。

 

また、定年後に夫はチェロ、妻はヴァイオリンを習いはじめて一緒に演奏しているというご夫婦もいました。

 

弦楽器は、いくら練習しても上達の速度はまさに亀の歩みだし、毎日たくさんの時間をかけても自分の満足できる音はなかなか出せないと、嫌になってしまうことが多いのです。

 

しかし、そんな中でも、数年前なら弾けなかったメロディがスムーズに弾けるようになったり、どうしてもうまくできなかった曲が軽くクリアできたり。ふと気がつくと少しは進歩しているのかなと思える。そんな些細なことを拠りどころに、毎日、ケースからチェロを出してきて弾いては「今日もここができなかった」とがっかりしながら続けている感じです。

 

これはたぶん私だけでなく、多くの方が味わっていることだと思います。

それでも止める気にならないのは、やはり楽しいからでしょう。

アンサンブル会に参加。いろいろなレベルの楽器ファンと集う

さらに一昨年、SNS内でアンサンブル会の参加者を募集していたので、参加しました。

 

このアンサンブルは弦楽器だけではありませんでしたが、チェロだけでも私を入れて数人。学生時代に大学のオーケストラにいた、かなり達人の70代の元ドクター、楽譜が読めないけれど、ひとつひとつの音符に音名を書いて頑張って練習している60代の女性。

 

そしてチェロをはじめて5年くらいの初老の女性など、本当にバラエティに富んでいました。

 

みんな演奏の腕もまちまちでしたが、いくつになっても、いくつであっても楽器を弾くことの楽しさは変わらないと改めて思いました。

老後、定年後に楽器を楽しむことは認知症予防にも

ここで楽器を弾くことの楽しみ以外のメリットを一つ。

外国のデータですが、楽器を弾く人はボケにくいという結果があるそうです。

大人になってからの楽器経験でも、十分認知症対策に。75歳以上のお年寄りを対象にした調査によると、

余暇に楽器の演奏をする人は、クロスワードやウォーキングをする人より認知症の発症リスクが低かったという

(アルバート・アインシュタイン医科大学ブシュケ教授研究より)

こちらの動画でも『楽器を弾くことによる脳の活性化」について紹介しています。

どうやら、楽譜を読むなど頭を使いながら、頭脳の別の回路を使って楽器を奏でることが、脳の活性化に良いそう。

 

チェロだけでなく、楽器を弾くことは音楽を自分で奏でる楽しみとともに、認知症の予防にも効果があるということなら、もう高齢だからと諦めてしまう必要はないのではないでしょうか。

 

私にとってはそれがチェロでしたが、どんな楽器でも練習すれば、プロにはなれなくても自分だけで、あるいは他の楽器と合わせて楽しんだりすることができます。

 

またそれによって同じ趣味を持つ人たちとの人間関係が広がったり、今まで知り合う機会のなかった方たちとも音楽という共通の会話で親しく交流できます。

 

いくつになっても、人生を豊かにするという意味で、楽器を始めるメリットは大きいと思わずにはいられません。

 

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この記事を書いた人

むらた やすこ
Twitterアカウント→@marroncat
広告のコピーライターからライターに。ネコ好き。音楽好き。最近は生花を部屋に飾るのが日常になり、それが高じてボタニカルアートを習うことに。いつかそれを本にできたらと思っています。

老後、定年後の暮らしについてさらに知りたい方は→ 『老後、定年後の暮らし』記事一覧
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