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定年後の働き方|収入?生きがい?「人生後半戦どう生きるか不安なあなたへ」

 

記事監修者:一般社団法人終活協議会代表理事:竹内義彦

記事監修者:一般社団法人終活協議会代表理事:竹内義彦

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60歳で定年とされ、引退して悠々自適な毎日をおくるというのが、かつての日本の働き方でした。

定年も企業によって異なりますが、今でも60歳を区切りとしているところが多いようです。

一律定年制を定めている企業についてその定年年齢をみると、「60歳」とする企業が91.1%となっており、「61歳以上」が8.7%、「65歳以上」が6.2%となっている。 企業規模別にみると、定年年齢を「60歳」とする企業数割合は概ね企業規模が大きいほど高いが、「65歳以上」の年齢とする企業数割合は概ね規模が小さいほど高くなっている。産業別にみると、「65歳以上」の年齢とする企業数割合は、建設業が最も高く12.8%、次いで飲食店,宿泊業11.3%、サービス業(他に分類されないもの)10.2%の順となっている。
引用元:厚生労働省定年制等

ところが、問題なのは年金の支給開始時。

  • 国民年金は65歳から、月約6万5千円
  • 厚生年金は65歳から年収に応じた金額が支給(繰り上げ受給すると減額、繰り下げ受給にすると増額)

 

つまり、60歳で定年したとして、定年後に年金が支給されるまで、5年も無収入の期間があるということになります。

 

この期間、貯金を切り崩すしかないのでしょうか?

定年後にのんびりとした生活を送ることは難しいのでしょうか?

 

この記事では、定年後のお金の不安を払拭したいと思っている方に、人生後半の老後の働き方についてのアイデアをお伝えしたいと思います。

 

結論からいえば、定年後もいろいろな選択肢の中から働き方を選べます!

また、現役時代と同様とはいきませんが、楽しみながら収入を得ることだってできるんです。なぜなら、社会の風潮は高齢者に働いてもらいたいという流れになっているから。

 

たくさんの選択肢から、よりよい定年後の働き方を選びましょう。

まずは、なぜ定年後にも働きたいのかを掘り下げていきましょう。

定年後も働きたいメインの理由は?

定年後も働きたいメインの理由を考えてみましょう。主に3つの理由が考えられます。

収入がなくなる不安

定年後には、今までと同じ収入がなくなります。60歳で定年したとして、65歳からの年金支給まではずいぶん時間があります。

 

その間、無収入というのはちょっと不安ですよね?

働きたい理由がマネーのためなのであれば、それを一番に考えて、収入面から働き方を考えるようにしましょう。

社会と関わりたい

  • ずっと働いてきたので、突然仕事がなくなるのがつらい!
  • 仕事ばかりしていたので、定年後には人と関わることがなくなるとボケてしまうのか心配!

 

そんな方は、ぜひ社会に貢献できる働き方を選びましょう。働くことで生きがいをキープするのも大切なことです。

体力を考えて働きたい

中高年は若い人に比べれば、どうしても体力が落ちて、仕事のパフォーマンスも下がってきます。

また、いつまでも若々しくあり続けるため、体力維持を考えて働き続けたいと考える人も多いようです。

 

毎日働くのは無理だけど、週に2、3日は体を動かす仕事をしたい!そのようなゆったりとした働き方もひとつの選択です。

自分にあった定年後の2つの働き方

つまり、定年後の働き方には分かれ道があります。

収入か、生きがいか!?です。

収入ができるだけほしい

再雇用契約をする

高齢者雇用安定法によって希望者全員が定年後も働けるようになりました。

定年しても、同じ職場で働き続けられれば安心ですが、良い面、悪い面があるのも考えておきましょう。

メリット

  • 環境が変わらないで安心して働ける
  • 自分で仕事を探す必要がない(慣れないハローワークに行かなくて済む)
  • 年金を増やせる(厚生年金は70歳まで加入できる)

デメリット

  • 収入が、がくっと減る
  • かつての部下が上司になる場合もある
  • 65歳以上は雇用の保証がない

私が働いていた職場では、ほとんどの方が継続雇用を選んでいました。収入は、半分くらいになるそうですが、いまさら新しい環境で新しいことを覚えるくらいなら、人間関係やパワーバランスもよくわかっている職場で働いたほうがいいという理由からです。

 

継続雇用で働くとしても、いちど定年を迎えたら、もう先輩でも上司でもありません。いつまでも、上司ヅラしていると、職場の後輩に煙たがられます。継続雇用を選ぶなら、新入社員になったつもりで謙虚に働くのが望ましいです。

再就職する(ハローワークで就活する)

定年したら、新しいことに挑戦したい!

そんな方におすすめなのが、再就職。

 

再就職で仕事を探すときに、活用をおすすめしたいのがハローワークです。シニア世代にも、経験を活かした求人をたくさんの求人からピックアップして見つけることができます。

 

それに、今までと違う仕事をしてみたいという希望があれば、職業訓練を受けることもできます。相談員と密に、二人三脚で仕事探しができるのも安心です。

メリット

  • 新しい仕事に挑戦できる
  • 高年齢再就職給付金*1を受けられる

▼ハローワークを利用した場合▼

  • 職業訓練が受けられる
  • 相談員と二人三脚で就活できる
  • 就職支援セミナーを受けて、採用につながりやすい応募書類作れるようになる

デメリット

  • 新しい環境になじむまで時間がかかる
  • スキルがないと、収入が低くなる
  • 職種が限られる

*1 高年齢再就職給付金とは、

「高年齢再就職給付金」については、再就職した日の前日における基本手当の支給残日数が200日以上のときは、再就職日の翌日から2年を経過する日の属する月までとなり、100日以上200日未満のときは同様に1年となります。ただし、被保険者が65歳に達した場合は、その期間にかかわらず、65歳に達した月までとなります。

引用元:厚生労働省 Q&A〜高年齢雇用継続給付〜Q2

私の元職場の上司は、趣味でいけばなをしていた経験があり、海外部で働いていて外国語も堪能だったので、ハローワークで外国人にいけばなを教える仕事を紹介してもらいました。

 

「まさか、定年後にいけばなの仕事ができるなんて!自分一人では絶対みつけられない仕事だったから、ハローワークに行ってよかった」と、外国人にいけばなを教えています。いけばなのように、シルバー世代が望まれる仕事もありますので、ぜひハローワークで相談してみてください。

 

ハローワークでは、その人の能力を活かした仕事を紹介してもらえる場合があります。ハローワークの利点は、相談員と二人三脚で就活できるのが安心できるポイントです。

能力を活かしてフリーランスで働いてみる

働き方改革で副業も歓迎されるようになり、能力を活かしてすでに副業されていた方も多いのでは?働き方改革とは、副業や兼業を奨励しています。

厚生労働省では、「働き方改革実行計画」(平成29年3月28日 働き方改革実現会議決定) を踏まえ、副業・兼業の普及促進を図っています。

引用元:厚生労働省副業・兼業の促進に関するガイドライン

副業も許可されたムードの中で、能力を活かして副業で仕事をされている人も多いのではないでしょうか?

  • 人に教えることが得意な人は、先生業
  • お料理が得意なら、レシピサイトのライター
  • SNSが得意なら、SNSインフルエンサー

 

自分の能力を活かした働き方を、定年後の働き方の選択肢として持っておくことが武器になる時代になりました。

その武器を持って、どこにも所属せずに、フリーランスで働いていくという選択もありです。

メリット

  • 自分の得意なことを仕事にできる
  • フリーランスには定年がない

デメリット

  • ネットワークがないとなかなか仕事に結びつけることが難しい
  • 集客も収入も自分の腕次第なので、営業力がないと収入が難しい

フリーランスには、定年はありません。

会社員よりも厳しい世界ですが、自分の能力次第でいつまでも働き続けることができます。

 

副業を本業にして、フリーランスを目指すなら、定年前から、副業できる自分の能力を身につけておきましょう。

お金度外視!生きがい重視の働き方

ゆるやかに週2〜3日のパート勤務

定年後にフルタイムで働くのが体力的に厳しい場合は、週2〜3日のパート勤務をしてみるのもおすすめです。手っ取り早く仕事を見つけたいのなら、ご近所のお店のはり紙を要チェックです。

メリット

  • 小さいお店は求人を店先に出すことが多いので、近所のお店の求人は見つけやすい
  • 週2〜3日くらいの体力にあった働き方ができる

デメリット

  • 近所なので顔馴染みが多く、ご近所さんに見つかると気恥ずかしい
  • 週2〜3日のパート勤務なので、収入は少なくなる

経理で働いていた知人は、定年後にパン屋で働くことが夢でした。近所のパン屋さんの店先に貼られていたパート募集のチラシを見て、パート勤務を始めました。

 

まったく接客をしたことがなかった知人ですが、パンを作って販売するのが小さい頃からの夢だったので、「週2の仕事だから、適度な運動にもなって、無理せず楽しく働ける!」と、修行しながら仕事を楽しんでいます。

 

収入よりも、自分のやりたかったことを体力に合わせた働き方も、定年後の、働き方の形です。

シルバー人材派遣がおすすめ

定年後は社会の役に立ちたい!

お金は二の次という方におすすめなのは、地域のシルバー人材派遣です。

 

ここでは、給与は地域によって最低賃金(東京都の場合は、最低賃金1,013円/令和元年10月1日施行)を配当金として得ることができます。

たとえば、一般社団法人終活協議会の在る東京都豊島区のシルバー人材派遣センターでは、登録しておくと、いろいろな仕事を選ぶことができます。

 

登録するには、説明会に参加して、年度会費2,000円(東京都豊島区の場合)を支払い登録する必要があります。

公益社団法人豊島区シルバー人材センター仕事の種類

 

私の子供の学童には、シルバー人材派遣からきた初老の男性がいました。その男性の仕事は、子供と遊ぶこと。学童にいる子供に百人一首、将棋、麻雀、花札を教えたり、フランス語や英語を教えていました。定年前の職は、フランス語教師だったということで、シルバー人材派遣から得た仕事で、子供に大人気のおじさんとして今も親しまれています。

 

他にも、シルバー人材派遣の面白い仕事としては、植木の剪定、障子の張り替え、児童通学案内などがあります。子供と触れ合う機会もあり、若いエネルギーももらえそうです。賃金は高くありませんが、生きがい重視の方におすすめです。ぜひ、ご自分の地域の公的機関の公式サイトの情報もチェックしてみてくださいね!

 

働くことが好きなら、自分に合った定年後の働き方の選択肢を

働くことは生きること。人間として生まれてきたら、社会に自分の能力を還元したいものですよね!

 

定年したら、働くことは終わりではありません。自分の時間と能力をマネー化して、喜ばれる。定年後の働き方は、いくらでも自分でカスタマイズできるのです。

 

こんなに楽しいことはありません。それに加えて、人から感謝される。これこそが生きる糧になるはずです。

働き方改革は、今後もどんどん変わり、高齢者は、70歳までまだまだ労働力として期待されそうです。

少子高齢化が急速に進展し人口が減少する中で、経済社会の活力を維持するため、働く意欲がある高年齢者がその能力を十分に発揮できるよう、高年齢者が活躍できる環境の整備を目的として、「高年齢者等の雇用の安定等に関する法律」(高年齢者雇用安定法)の一部が改正され、令和3年4月1日から施行されます。
引用元:厚生労働省HP「高年齢者雇用安定法の改正~70歳までの就業機会確保~

定年後の働き方は、自分が定年後にどんなライフスタイルで暮らしていきたいかをよく考えて選ぶ必要があります。

 

安心して老後を迎えるためにも、ぜひ、いまのうちにじっくり自分の定年後の働き方を考えておきませんか?

老後、定年後の暮らしについてさらに知りたい方は→ 『老後、定年後の暮らし』記事一覧
『終活』とは自分の望む最期を迎え、人生をより充実したものにするため、生前準備を行うことです。 人生の後半戦を思う存分楽しむために『終活』を始めてみませんか? 終活に関する記事一覧

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