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介護疲れの対策を知っておこう|介護疲れを感じる前にできること

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現在自宅で家族の介護をされている方にとって、日々蓄積されていくストレスや疲労は辛いものがありますよね。

終わりが見えない介護による疲れは精神的・肉体的に支障をきたし、心と体のバランスを崩す原因となってしまいます。

 

この記事ではこれから介護をする人や介護の真っ最中の方に介護疲れの症状や対策、対処法などをご紹介いたします。

 

目次(この記事は以下の順番で構成されております)

  • 介護疲れの現状と介護による負担の種類とは
  • 認知症の介護による疲れとストレス
  • 介護疲れを自覚する症状は?
  • 介護うつの初期症状と対策を知っておこう
  • 介護疲れをひき起こさないための傾向と対策とは
  • まとめ:重度な責任感が介護疲れを招く可能性もある

介護疲れの現状と介護による負担の種類とは

平成28年度の厚生労働省「国民生活基礎調査の概況」の調べによりますと、要支援・要介護度数が高くなるにしたがってほとんど終日、介護に携わっています。

さらに介護者の悩みやストレスの割合では、「ストレスがある」は68.9%、「ない」は26.8%となっており、介護をする側の疲労度の高さが見て取れますね。

では、介護疲れにはどのような原因があるのでしょうか。

●身体的負担は体力を奪う

例えば

など、介護をする対象者の要支援・要介護度数が高いと介護をする側の体力負担が大きくなります。

老老介護となるとさらに負担が大きくなり、腰痛や肩こり、膝の痛みなどの症状に悩まされてしまうでしょう。

 

さらに夜間でも、トイレの介助や体位を変えるために、介護者も起きる必要があります。

体の向きを変えてあげる力仕事などが発生すると、介護をする側も十分な睡眠時間が取れないため、疲れが蓄積されるという身体的負担を感じるようです。

●精神的負担はこころが悲鳴を上げる

家族の介護をするということを自分の責務と感じ、体調の変化を観察しながら一日中を介護に費やすと、介護者の自由を奪うことになりかねません。

 

また、介護をする対象者との意思の疎通がままならず、さらに訪問ヘルパーさんとの相性がスムーズにいかないとなると、さらに負担は増します。

不満や弱音を吐く機会や聞いてくれる相手がいない状態になるため、精神バランスが保てなくなり、孤独感や閉塞感による体調の変化を引き起こしかねません。

こころが弱くなると体も悲鳴を上げてしまいます。

●経済的不安は介護の限界を感じる

介護をする側が仕事に就いていて収入がある、又は、年金や貯金などが十分にあるのならば出費についての不安は多少軽減されるかもしれません。

しかし、老老介護や介護が理由で離職することになったら、金銭面での不安を抱えてしまいます。

 

介護保険の範囲内で介護サービスを受けることにはなりますが、おむつ代や消耗品など介護に関わる品は自己負担となっています。

この問題が発生した際にはケアマネージャーや公的機関に相談、または兄弟姉妹や親族への相談を行うなどをして、自分だけで問題を抱えることは避けましょう。

認知症の介護による疲れとストレス

認知症の方の介護は、「自分が手を貸してあげなければ」と思い余計に気を配ってしまいがちです。

しかし、認知症の方が自分自身でできることはしてもらい、介護をする側はあくまでもサポートとしてそばにいるという考えを持ちましょう。

 

そうすることで認知症の進行を遅らせることに効果があり、介護をする側も過度な介護疲れを避けることができるでしょう。

手を貸しすぎることは両者にとってストレスの原因となるかもしれません。

介護疲れを自覚する症状は?

これらの症状はストレスが体に及ぼしている証拠です。

 

この他にも、身体に出る症状として

なども当てはまります。

 

これらの自覚症状を感じたら、無理に通常の介護を続けるのはおすすめできません。症状を受け止めて、自分に合った気分転換や発散方法を考えてみましょう。

 

ご自分に当てはまる症状があるのならば一度立ち止まってみてくださいね。

介護うつの初期症状と対策を知っておこう

上記の症状を自覚しながらも対策ができず、介護や日々の生活に追われていると「介護うつ」を引きおこしかねません。

 

責任感が強く完璧主義で頑張り屋さんなのは悪い事ではありませんが、一人で悩みや介護疲れを抱え込んではいませんか?

上記に記した介護疲れが進んだ症状になると、

などという最悪なネガティブ思考に陥るケースも考えられます。

 

このような介護うつにならないためには、自分が抱えているストレスを自覚し休息を心がけてみてください。

また、カウンセリングを受ける、誰かに話しをきいてもらう、病院で薬を処方してもらうという対策を行ってみましょう。

介護疲れをひき起こさないための有効な対策とは

このように介護疲れとは誰にでも起こりうることですが、だからといって放置しておくことではありません。

では、この介護疲れを軽減することができる方法は、何があるのでしょうか。

●介護保険サービスを利用する

現在すでに介護保険サービスを利用している方もいるかと思いますが、介護度数が上がったのに以前のままのサービス内容になってはいませんか?

 

もし以前と同じサービスが物足りない気がしたら、介護度数が変わったのかもしれません。

今までは介護をしている家族が行っていたことを、介護サービスに助けてもらうことも介護疲れの軽減が望めます。

 

これらの相談はお住いの地域包括支援センターまたはケアマネージャーに相談をしましょう。

●介護施設を利用する

「レスパイトケア」という言葉をご存知ですか?

レスパイトケアとは休息・息抜きという意味を持ち、介護にあたっている家族や個人を介護から一時的に解放して心身ともにリフレッシュをしてもらう支援のことを言います。

 

レスパイトケアを行うためには、介護される側が介護施設へ、

  1. ショートステイ
  2. デイサービス
  3. 訪問介護
  4. 施設へ入所

を利用するのが一般的と言われています。

ショートステイ

ショートステイならば、一泊でも介護施設へ入居が可能となります。

その間は介護のプロがお世話をしてくれるので、介護者は介護から解放され休息を取ることができます。

介護をしている家族が自宅へ戻ってきたときは、リフレッシュした自分で介護にあたることが可能となるでしょう。

デイサービス

デイサービスは宿泊ではなく、日中の時間帯での利用となります。介護者は、買い物や自分の通院などのために時間を使えます。

訪問介護

訪問介護は、介護をされている方の自宅へホームヘルパーなどが訪問してくれるサービスです。

主に介護をする側の自分をサポートしてくれるため、入浴や体位交換、食事の世話などを行ってくれます。

訪問介護によって、自分や家族で行っている介護を助けてくれるので、時間にも心にも余裕が生まれるのではないでしょうか。

介護施設へ入所

在宅での介護が難しくなった場合には、老人ホームなどの介護施設への入居を検討することも必要になるでしょう。

自宅での介護には、要介護度数が高くなると対処できないケアが発生します。

 

介護施設に入居をして介護のプロによるサービスを受けられれば、介護する側にとっては自分の心身のためのケアになります。

介護者は介護から解放され、落ち着いた心情で介護を受ける家族と接することも可能となるでしょう。

まとめ:重度な責任感が介護疲れを招く可能性もある

家族の介護は家族である自分が行うものだと決めつけて自分自身のケアをおろそかにしていませんか?

介護をしている皆が同じように疲れているのだから自分は我慢をしよう、頑張ろうと思ってはいませんか?

 

例えば「~しなくてはいけない」という考えを緩め、

など、自分の心が晴れて疲れが抜けるような行動を取ってみてはいかがでしょうか。

 

また、周囲の人が介護をしている方へねぎらいの言葉をかけてあげることも、肩の力が抜ける魔法の言葉となるかもしれません。

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