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葬儀後に香典を渡す方法は「弔問」と「郵送」|それぞれのマナーを知ろう

 

記事監修者:一般社団法人終活協議会代表理事:竹内義彦

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「どうしても日程が合わず、葬儀に参列することができなかった」

「葬儀が終わったあとで亡くなったことを知った…」

さまざまな理由で、「葬儀後だけど香典をご遺族に渡したい」という場合がありますよね。

 

葬儀後に香典を渡す方法は2つあります。

  • 弔問して渡す
  • 郵送する

どちらの方法でも構いませんが、マナーや注意すべき点がそれぞれにあります。悲しみの中にあるご遺族を不快な気持ちにさせることのないよう、しっかりと確認しておきましょう。

目次(この記事は以下の順番で構成されております)

  • 葬儀後に香典を渡す方法|弔問のマナー
  • 葬儀後に香典を渡す方法|郵送のマナー
  • 葬儀後に渡す香典の相場
  • 「日にちが経ってからの香典袋や表書き」や「家族葬の葬儀後の香典」
  • 香典袋のマナーについて
  • まとめ:葬儀後に香典を渡す方法は「弔問」と「郵送」|それぞれのマナーを知ろう

葬儀後に香典を渡す方法|弔問のマナー

 

弔問とは、故人の自宅を弔問してお悔やみを伝えることです。このとき、香典を持参してご遺族にお渡しします。

 

弔問するときの流れやマナーを解説します。

弔問の日程

弔問は、葬儀の3日後~四十九日までに行うのがベストです。葬儀後の忙しさが落ち着き、かつ四十九日という区切りを迎える前に弔問をするのが良い、というのが一般的な考え方です。

弔問するときには、突然の訪問にならないよう、必ず前もってご遺族に日程の確認を取りましょう。

弔問時の持ち物|供物や供花について

弔問時には、次の持ち物を用意しましょう。

  • 香典
  • 数珠(焼香するときのため)
  • 供物、供花(なくても良い)

 

弔問時には、基本的には供物や供花を持参する必要はありません。「香典だけ持っていくのも気が引ける」と感じるのなら、持参するのもありです。

供物
  • 果物や日持ちのするお菓子が定番
  • 故人の好きだったものを選ぶ
  • 魚や肉など生物は避ける
供花
  • 菊・カーネーションなど
  • 白や黄色を中心にする

供物や供花は、2千~5千円のものを選び、ご遺族が気を遣ってしまわないようにします。

 

また、供物を持参する場合には、のしをつけてください。

表書き 御供、御供物、御霊前
水引の色 黒白、黄白

弔問時の流れ

弔問のさい、ご遺族が出迎えてくださったら、まずはお悔やみの言葉を述べます。お悔やみの言葉は、簡潔なもので構いません。

 

家に上がったり、焼香をあげたりするのは、ご遺族が促してくださってからにしましょう。

自ら申し出るのはマナー違反です

焼香をあげたら、そのときに香典や供物を渡してください。

そのあとは長居をせず、すぐにおいとまするのがマナーです。

お悔やみの言葉|例文と注意点

弔問のさいにはお悔やみを伝えなければなりませんが、いざとなるとなかなか出てこないもの。どんなことを伝えるか前もって考えておくといいですよ。

「このたびはご愁傷さまです。心よりお悔やみ申し上げます」

「このたびはご愁傷さまです。お辛いでしょうが、お力落としされませんように」など

お悔やみを言うときに注意したいのは、忌み言葉」や「重ね言葉を使わないようにすること。これらの言葉を使ってしまうのはマナー違反になります。

忌み言葉(不幸が続くことを連想させる)

去る、冷える、離れる、終わる、病気、死ぬ、亡くなる など

重ね言葉(不幸が重なることを連想させる)

別々、まだまだ、くれぐれも、ますます、わざわざ など

「大往生」や「天寿を全うする」といった表現も、本来はご遺族が使うものなので、弔問客の立場では使わないようにしてください。

弔問時の服装

弔問のさいには、喪服を着ていってはいけません。日常生活を取り戻しつつあるご遺族に配慮し、必ず平服で伺うようにしましょう。

次のような服装が理想的です。

男性 ジャケット + スラックス
ダークスーツ
女性 ワンピース
アンサンブルスーツ
派手なメイクやアクセサリーは避ける

葬儀後に香典を渡す方法|郵送のマナー

弔問の日程が合わなかったり、故人の家が遠方であるならば、香典は郵送するようにします。

香典を郵送するときのマナーについて確認しましょう。

必ず現金書留で郵送する

郵送するときにも、現金は香典袋に入れ、その香典袋を封筒に入れるようにします。

 

香典は金額が大きくなることもあるので、万が一を考えて現金書留を利用しましょう。

引き受けから配達までの郵便物等の送達過程を記録し、万一、郵便物等(ゆうパックを除きます。)が壊れたり、届かなかった場合に、原則として差し出しの際お申し出のあった損害要償額の範囲内で、実損額を賠償します。

日本郵便HP』より引用

 

現金書留用の封筒は、郵便局の窓口で取り扱われており、一般的な香典袋ならきちんと入るサイズになっています。

喪主宛にする

香典を郵送するときの宛名は、基本的には喪主にしてください。

 

あまりにも面識がない場合は、交流のある人を宛名にして、取り次いでもらうようにしても構いません。

お悔やみの手紙を同封する

香典を郵送するときには、お悔やみの手紙を同封するとより丁寧です。

 

弔問時のお悔やみと同じく、忌み言葉や重ね言葉を使わないように注意します。

 

手紙の冒頭にはお悔やみを書き、ご遺族を励ましたり気遣う言葉も述べましょう。

「ご愁傷さまです」というお悔やみは、一般的に口頭でのみ使われるもので、文書では使用しません。

以下は、お悔やみの文例です。参考にしてくださいね。

母上様のご逝去の報に接し、驚きと悲しみでいっぱいです。
お力をお落としのことと存じますが、ご家族のためにも、どうぞご自愛ください。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。

手紙の便箋は封筒に入れず、現金書留の封筒にそのまま入れてください。

 

封筒が重なることから「不幸が重なる」という連想を避けるためです。

葬儀後に渡す香典の相場

葬儀のさいに渡す香典と、葬儀後に渡す香典で、特に金額が変わるということはありません。葬儀に参列するときと同じ金額を包むようにしてください。

祖父母 叔父・叔母 その他親戚 上司、同僚
上司・同僚の家族
友人 知人
20代 1万円 1万円 5千~1万円 5千円 5千円 3~5千円
30代 1~3万円 1~3万円 5千~1万円 5千~1万円 3~1万円
40代 3~5万円 3万円 1万円
50代・60代 5万円 1万円 1万円

「日にちが経ってからの香典・表書き」や「家族葬の葬儀後の香典」

「日にちが経ってからの香典・表書き」や「家族葬の葬儀後の香典」についても、上述した葬儀後に対する香典への作法と変わりませんが、簡単に解説しておきたいと思います。

日にちが経ってからの香典袋や表書き

さまざまな事情で葬儀に伺えないこともあるものです。その場合は、気が付いたときに速やかに弔意を伝え香典をお渡しするようにしましょう。

 

香典の表書きについては以下となります。

仏式(浄土真宗以外)

四十九日法要まで 御霊前
四十九日法要以降 御仏前
  • 浄土真宗の場合は四十九日以前から「御仏前」
  • 神道式の場合は「御玉串料」
  • キリスト教式の場合は「お花料」

 

弔問をする際は、必ず事前に電話でご遺族の都合や希望を確認しましょう。近年は、ご遺族側にが弔問を望まない傾向も増えています。そのような場合には、香典は後から郵送する形でも問題ありません。

 

ご遺族の気持ちを優先することが大切ですし、葬儀からあまりにも時間が経過し過ぎている場合はこちらから相手の手間を軽減する対応も必要です。

家族葬の葬儀後の香典

家族葬はほとんどが身内だけでの会葬者を限って行われる葬儀の形で、ご葬儀が執り行われたことを後から知る方も多いものです。その際、香典をや弔問の判断に迷われる周囲の方々も見受けられます。

 

この場合も、まず遺族への連絡と弔意を伝え、香典をお渡ししたい旨を伝えてみましょう。家族葬の場合、香典を辞退される方も多く、ご遺族の意向を大切にしましょう。

 

家族葬の香典については、家族葬に香典は必要?香典を渡す側、受け取る側のマナーをご紹介でも詳しく解説していますので、ぜひご一読くださいませ。

香典袋のマナーについて

ご遺族に失礼のないよう、香典袋のマナーについて、いま一度確認しておきましょう。

 

香典袋に字を書くときは、必ず薄墨の筆ペンを使ってください。ボールペンや通常の濃い筆ペンを使うのはマナー違反です。

表書き(四十九日まで) 御香典、御霊前
表書き(四十九日を過ぎてから) 御香典、御佛前
水引 白黒の結びきり
名前 フルネームで書く
夫婦連名にする場合は、右側に夫の名前を書くのが一般的

 

中袋にも、金額や住所・氏名を記載してください。中袋は薄墨を使わなくても構いません。普通の濃さの筆ペンやボールペン等も可です。

表側 包んだ金額を旧字で書く
例:金壱萬圓也、金伍仟圓也 など
裏側 左下に住所・氏名を書く

 

まとめ:葬儀後に香典を渡す方法は「弔問」と「郵送」|それぞれのマナーを知ろう

葬儀後に香典を渡す方法は、2つあるということが分かりましたね。

  • 弔問
  • 郵送

「それぞれに細かくマナーがあって、大変」と感じられたかもしれませんが、基本的には失礼のないように心がけていれば、大丈夫です。

 

ご遺族を励ましてあげる気持ちで、しっかりとお悔やみを伝えましょう。

冠婚葬祭、贈り物などのマナーについて知りたい方は→ 『マナー』記事一覧
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