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孫が祖父母の葬式に出ないのはアリ?どんな理由なら出なくても大丈夫?

 

記事監修者:一般社団法人終活協議会代表理事:竹内義彦

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祖父母の葬式には、孫は参列するのがマナーです。

 

しかし、さまざまな事情からどうしても参列するのが難しいこともあります。ただ、それが欠席の理由として一般的に認められるものなのか、気になりますよね。

 

そこで、この記事ではどんな場合なら欠席してもマナー違反でないか、解説しています。また、葬式に出られなかったときの対応についても紹介していますので、ぜひ最後まで読んでくださいね。

孫が葬式に出なくても許されるのはどんなとき?

祖父母が亡くなったとき、孫は葬式に出るのが基本的なマナーです。

 

お葬式では、孫は次のような役割を担うことになります。

  • 弔辞や手紙を読む
  • 受付係になる
  • お迎えや挨拶をする
  • お茶出しなどの接待をする

 

孫という立場なら、本来であれば葬式に参列し、お手伝いをして親族を助けることが望ましいのです。そのため、葬式を欠席しても良いのは次のような理由に限られるでしょう。

  • 生前、ほとんど交流がなかった
  • あまりにも遠方である
  • 妊娠中・産後である
  • 受験や試験と重なってしまう
  • 感染症にかかっている

 

詳しく説明していきます。

生前、ほとんど交流がなかった

  • 祖父母が遠方に住んでいた
  • 家庭の事情で疎遠だった

上記のような理由から、生前にほとんど祖父母と交流することがなかったというケース。このような場合には、無理に葬儀に参列する必要はないでしょう。

 

ただ、地域や他の親族の考え方もありますから、両親などと相談して決めるようにしてください。

あまりにも遠方である

遠方であっても、生前にしっかりと交流のあった祖父母なら葬式には出たほうがいいでしょう。

 

ただ、会社員であれば、一般的に祖父母の忌引き休暇は3日間。葬儀会場が遠方だと、移動だけで忌引き休暇が終わってしまうこともありますよね。

 

このように、スケジュール上どうしても都合のつかないときには、遠方であることが欠席の理由になります。

妊娠中・産後である

葬式に出て祖父母と最後のお別れをするのは大切なことです。しかし、小さな命を守ることはもっと大切。赤ちゃんを守ることを第一に考え、無理はしないようにしましょう。

 

なお、「妊娠中、葬式に出ると悪霊に赤ちゃんを連れて行かれる」という言い伝えがありますが、気にする必要はありません。これは、ウイルスや病原菌から妊婦を遠ざけるための迷信だと言われています。体調が良ければ、妊娠中でも葬式に参列して問題ないですよ。

受験や試験と重なってしまう

受験や試験は、今後の人生を左右する重要なイベントです。

 

葬式と日程が重なってしまったときには、受験や試験を優先するようにしましょう。

葬式を欠席しても差し支えありません。

感染症にかかっている

学校や職場で、出席・出勤停止に指定されているような感染症にかかっている場合には、葬式への参列を見合わせましょう。

次のような感染症が挙げられます。

  • インフルエンザ
  • 百日咳
  • おたふくかぜ
  • 水ぼうそう

 

お葬式はたくさんの人が集まる場ですから、出席するかは慎重に判断してください。迷ったときには医師に相談するといいですよ。特に現在は、コロナウイルスという今までになかった問題がありますので、親族とよく話し合うことも必要でしょう。

祖父母の葬式に出ないときのマナー

祖父母の葬式に出ないことになっても、何もしなくていいわけではありません。成人していたり、親から独立して社会人になっている孫なら、次のことをするのがマナーです。

  • 弔電を出す
  • 供花や供物を送る
  • 香典を出す

 

順番に解説しますね。

弔電を出す

葬式に参列しないことが決まったら、すぐに弔電を出します。なるべく早い方が良く、遅くとも葬儀が始まるまでに届くよう手配してください。

 

弔電の送り先、宛名は次のようにします。

  • 送り先:葬儀会場
  • 宛名:喪主
弔電は、D-MAILなどを利用すれば、インターネットで申し込むことができますよ。

以下は、弔電の文例です。参考にしてくださいね。

突然の訃報に接し、悲しみでいっぱいです。

いつも優しかったおばあちゃん(おじいちゃん)の笑顔が思い出されます。

どうか、これからも天国から見守っていてください。

おばあちゃん(おじいちゃん)、ありがとう。

供花や供物を送る

弔電の他には、供花や供物を送るのがマナーです。弔電と同じく、なるべく早く注文してください。

 

供花・供物は孫一同が連名で出すことが一般的ですので、他の孫や喪主と相談して注文するようにしましょう。

 

供花や供物の注文は、斎場や葬儀社、生花店へ依頼します。斎場によっては花の持ち込みを禁止にしているところもありますから、まずは斎場に供花の取り扱いについて確認してください。

供物の相場は連名で2万~3万円程度

供花の相場は連名で1万5千~4万円程度です。

香典を送る

供花や供物とは別に、香典を送りましょう。

 

親や兄弟が葬儀に参列するのであれば、自分の香典を一緒に持っていってもらっても構いません。そうでない場合には、葬儀が終わってからなるべく早く、現金書留で郵送するようにします。葬儀のあと、一週間以内に届くようにするのが無難でしょう。

 

香典の相場は、年齢が上がるほど高くなる傾向があります。

  • 20代:1万円程度
  • 30代:1~3万円程度
  • 40代以上:3万~5万円程度

 

香典の相場は、地域によっても変わります。両親や親戚に相談してみてください。葬儀のあとに弔問に行く場合には、そのときに香典を渡すようにしても良いでしょう。

葬式に参列できなかったら別の日に弔問を

「葬式に参列はできなかったけれど、弔意は伝えたい」。このような気持ちがあるのなら、葬儀とは別日で弔問に行くようにしましょう。弔問とは、故人の家を訪問してお悔やみを言うことです。

 

ただ、弔問は少なからずご遺族の負担になります。必ず、ご遺族に弔問してもよいか確認をとってから伺うようにしてくださいね。

弔問の時期

弔問の時期は、葬儀の3日後頃~四十九日までの間が良いとされています。

葬儀のあとは忙しいものですから、落ち着いたころに伺うようにしてください。

服装のマナー

弔問のさい、喪服を着ていくのはマナー違反。遺族はすでに日常生活に戻っていますから、必ず平服で伺います。

 

平服といっても、派手でなくカジュアルすぎないものを選んでください。男性ならジャケットにスラックス、女性ならワンピースやアンサンブルスーツを着用しましょう。

持ち物

まだ香典を渡していなかった場合には、弔問のときに持参してください。線香をあげるときのために、数珠も持っていくといいでしょう。

 

手土産は特に用意する必要はありません。仏壇へのお供え物として、菓子折りや果物があれば喜んでいただけます。

長居をしない

弔問のさいには、長居をしないよう心がけてください。

 

線香をあげてお悔やみを伝えたら、おいとまするようにします。時間にして5分程度ですが、それが弔問のマナーなのです。

まとめ:孫が祖父母の葬式に出ないのはアリ?どんな理由なら出なくても大丈夫?

基本的には、参列するべき祖父母の葬儀。しかし、訃報はいつになるか予測がつかないものなので、どうしても難しいときがあります。

 

大切なのは、祖父母を悼む気持ちです。どんな形になったとしても、マナーは守りながら、祖父母と悔いのないお別れができるようにしましょう。

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