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「会葬礼状」とは何?意味や目的、必要な場面、忌明けの挨拶状との違いを解説

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会葬礼状

(読み方:かいそうれいじょう)

 

について解説します。

会葬礼状とは

会葬礼状とは、故人の葬儀・告別式に参列してくださった方に、感謝の気持ちを伝えるためのお礼状のことです。会葬礼状の「会葬」は、葬儀に参会することを意味します。

 

会葬礼状は従来、葬儀の後に改めて郵送されていましたが、現在では会葬礼状が郵送されることはほとんどなくなりました。通夜や葬儀・告別式の受付や、焼香の時、または終了後に、香典返しの返礼品やお清めの塩とともにお渡しするのが一般的です。

 

会葬礼状は葬儀・告別式に参列してくださったことに対するお礼なので、お香典の有無や額に関わらず、出席してくださったすべての方にお渡しします。

 

葬儀には参列せず、後日自宅に弔問を受けた際も、厳密な意味では会葬にはあたりませんが、会葬礼状をお渡しします。

会葬礼状の書き方|注意点とマナー

会葬礼状の注意点としては、「薄墨」で書くことが挙げられます。薄墨で書く理由には、いくつかの説があります。

 

「故人を失った悲しみのあまり、涙が墨に落ちて薄くなった」「悲しみのあまり、力が入らず薄くなった」「墨をする間も惜しんで駆けつけた」などの理由で、会葬礼状を薄墨で書くのがマナーであるとされていました。

 

注意点としてはこの他に、会葬礼状の文章には、句読点(「、」や「。」)を使わないとのルールがあります。この理由は、文章を途切らせる意味合いを持つ句読点を避けることで、葬儀が滞りなくスムーズに行われますように、との意味が込められています。

 

また、会葬礼状はかつて毛筆で書かれていたので、句読点は用いられていませんでした。その時のなごりが踏襲されているとの考え方もあります。

現代では会葬礼状でも、通常のお礼状と同様に句読点が使われる例も増えています。

家族葬の会葬礼状は不要?

以前のような大規模な葬儀や告別式を行われる機会が少なくなり、最近では家族葬を選ぶ方が増えています。家族葬では、会葬礼状は不要なのでしょうか。

 

家族葬の会葬礼状については、賛否両論あるのが現状で、はっきりとした答えはありません。

 

家族葬と言っても、遺族の他に親しい間柄だった友人知人が参列することも少なくないでしょう。そういったケースでは、家族葬であっても会葬礼状をお渡しするのがマナーであると考える方もあります。

 

一方、形式的な葬儀を避けて家族葬を選んだ方の中には、会葬礼状も含めて遠慮したいと考える方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

家族葬の会葬礼状が不要かどうかについて、正解はありません。故人とご遺族にとって、納得のいく方法を取られることが何より大切なのではないでしょうか。

会葬礼状が必要な場面とは

喪主側の立場では、会葬礼状を用意するかしないかは、故人とご家族の意思が優先することが大切です。

 

ただ、参列する側の現実的な事情として、会葬礼状が必要な場面があります。それは、勤務先や学校に忌引き申請をする際に、証明として会葬礼状の提出が求められることがあるからです。

 

会葬礼状には葬儀の日付や故人のお名前が入っているため、忌引き休暇の証明をするための書類とみなされます。忌引き休暇が認められなければ、会社員であれば有給休暇、学生であれば欠席扱いとなるため、参列者の負担にならないとは限りません。

 

ただ次の書類があれば、会葬礼状が用意できない時の代用になります。

  • 死亡診断書:病院が発行
  • 火葬許可証のコピー:市町村役場に死亡届けを提出した際に受け取る
  • 葬儀施行証明書:葬儀社が発行(葬儀社により、有料のケースと無料のケースがある)

会葬礼状と忌明けの挨拶状との違い

会葬礼状と間違いやすい礼状に、「忌明けの挨拶状」があります。「忌明けのお礼状」また「四十九日挨拶状」「満中陰志挨拶状」との呼び方もされます。

 

忌明けの挨拶状は、一般的に仏教で忌が明けるとされる四十九日の法要が終わるタイミングでお送りする挨拶状です。四十九日は、故人がなくなってから、様々な手続きや整理などの区切りとなる一つの節目と考えられています。

 

忌明けの挨拶状の目的は、無事に忌が明けたことをお知らせすることです。同時に多忙な中、お通夜や葬儀・告別式に参列する時間を作っていただいたお礼と、葬儀に際していただいたお気遣いや香典、供物などに対するお礼を伝えます。また、会葬礼状と同じく封筒の宛て名と挨拶状そのものも薄墨で書くのが良いとされることが多いようです。

 

なお、忌明けの挨拶状を受け取っても、特にお返事をする必要はありません。

会葬礼状の記載内容(個人葬、社葬)

会葬礼状を用意するにあたって、実際には次のいずれかを選択することになるでしょう。

 

1.葬儀社に依頼する

2.挨拶状の専門業者に依頼する

3.自作する

 

最近はオリジナルの文章に故人の写真や絵を添えた会葬礼状を自作する方も増えてきています。

必要な情報が書かれていて、マナーが守らえていれば、心に残るお礼状になるのではないでしょうか。また、就活ノートなどに、会葬礼状に記載したい文章を残す方もいらっしゃるようです。

 

会葬礼状に記載する内容は、次のとおりです。個人葬の場合と、社葬の場合で内容が多少異なります。

個人葬の会葬礼状

社葬の会葬礼状

まとめ

故人の葬儀・告別式に参列してくださった方にその場でお渡しする会葬礼状について解説しました。会葬礼状は、薄墨を使う、句読点を用いないなどのしきたりがある一方で、最近では故人の写真や絵を使ってオリジナルの会葬礼状を作る方も増えてきています。

 

また、葬儀に対する価値観の多様化にともなって、会葬礼状を作らない選択をする方も増えています。故人と遺族の考え方が尊重され、納得できる方法で行いたいものですね。

 

ただ、会葬礼状は参列者が勤務先や学校などで忌引き申請をする際に、証明書として必要になる場面もあります。喪主側としても、参列する側にとっても、最後まで良い形で故人を送ることができますように。

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