お気軽にお電話ください(年中無休:10時~17時)

オンライン葬儀での香典の渡し方|ネット決済方法や相場について

WRITER
 

記事監修者:一般社団法人終活協議会代表理事:竹内義彦

記事監修者:一般社団法人終活協議会代表理事:竹内義彦

この記事を書いている人 - WRITER -

昨今の新型コロナウイルスの感染対策として「三密」を避けるために職場への出勤や人混みを避けなければいけない集まり事などに、オンラインを使って参加するという新しい生活様式が定着しつつあります。

 

お葬式の場面でも、三密という環境的理由で人混みを避けてコロナの感染予防をするという意味合いから、葬儀を執り行う様子や参列方法が変わりつつあります。このことから新たに注目されているオンライン葬儀。

 

会議用ツール「ZOOM」、動画配信サービス「YouTube」などを利用し、葬儀業者が会場にカメラを設置して葬儀を撮影し、パソコンやスマートフォンなどで自宅から葬儀に参列をするという『新しい生活様式』に対応した仕組みです。近年増えつつある、家族葬で執り行う葬儀や、新型コロナウイルス対策として参列人数を制限せざるを得ない葬儀でもオンライン葬儀なら自宅で故人を見送ることができます。

 

ですが、新しいスタイルの葬儀ということで「香典はどうしたらいいのだろう?」「芳名帳は?」など不明な点が多いのも事実。

 

今回はオンライン葬儀を行う際の香典について、解説していきます。

オンライン葬儀での香典の渡し方

オンライン葬儀では葬儀場の受け付けで直に香典を渡すことはできませんが、「現金書留用の封筒」で葬儀後に遺族へ送ることも可能ですし、葬儀会社によってはオンライン決済、クレジット決済ができる場合もあります。

 

香典の行き違いやトラブル防止にならないように喪主・遺族と打合せをしておきましょう。また、供物・供花・弔電も従来の葬儀と同様で既存のサービスを利用することができます。

キャッシュレス|オンライン決済での香典について

オンライン葬儀での香典は、オンライン決済で対応している葬儀社がほとんどです。

 

香典については葬儀のご案内の際、葬儀を執り行う方からのご案内(または葬儀社による案内状)で詳細について記載されている場合が多いのですが、まだまだ新規のサービスということで未知な部分も多いかと思います。まずは「オンライン決済とは何か」について解説していきますね。

オンライン決済とは

オンライン葬儀では香典を受付へ直接渡すことはできません。お渡し方法のひとつとして「オンライン決済」があります。オンライン決済とは、インターネットを通じて支払い決済を行う方法です。

 

オンライン決済でも方法はいくつかあります。葬儀社や喪主からオンライン香典について支払い方法に指定がある場合はできる限り従いましょう。指定がなければ自分が払いやすい方法で香典をお渡ししてOKです。

クレジットカード決済 クレジットカードの引き落とし口座から香典金額が引き落とされます。オンライン決済で最も使われているのがクレジットカード決済です。
銀行決済 銀行や郵便局のATM、コンビニATMから支払い番号を入力して決済をします。クレジットカードを所有していない、利用頻度が低い、クレジットカードに抵抗がある場合でも利用しやすいのが銀行決済です。
キャリア決済 「NTTドコモ」「au」「ソフトバンク」などの携帯会社や通信会社が提携している決済サービスです。この各会社と契約している利用者は通信料金と一緒に支払うことができます。ただ、他の各決済方法と比べると決済手数料がやや高めに設定されているので注意が必要です。
電子マネー決済 電子マネー決済は「Suica」「WAON」「nanaco」などの現金チャージができるプリペイド方式の決算方法です。パソコンに接続しなくても使えうことができるため幅広く使われている決算方法ですが、決算手数料がやや高めになっているので注意が必要です。
コンビニ決済 オンラインサービスで決済を行う際に画面に表示される受付番号をコンビニに持参して支払いをする方法です。24時間支払いができ、年齢を問わず簡単に利用することができます。

 

香典をオンライン決済でお渡しする方法は喪主や親族間でよく話し合い、どの方法が自分に合っているのかを見極め、さらに支払い方法に不安がある場合は周囲の人に助けてもらい香典の決算を済ませましょう。

 

オンライン決済での香典、ルールや流れについて

香典を用意するとなると、急な出費に対して予定が合わない、現金が手元にない場合もありますよね。オンライン決済で香典をお渡しする場合、現金が手元になくても対応することができます。

 

オンライン決済の種類によりますが、手続きをした当日に香典が届くようになっています。オンライン決済では喪主・親族の方と顔を合わせることができず、香典袋へ納めることがないことに抵抗感や違和感を抱くこともあるかと思います。

 

葬儀が終了した後日、喪主へお手紙を送る、故人が眠る場所へお参りへ行くなど、心を込めた行動を起こすことで故人を偲び、喪主や親族への労わりができるのではないでしょうか。

香典を郵送するときのマナー

オンライン決済に抵抗がある場合、もしくはオンライン決済が理解できない場合、香典を現金書留として郵送することができます。

香典を郵送する方法

  1. 自分の名前と住所を記入した不祝儀袋に香典を入れる
  2. 郵便局で購入した現金書留封筒へ入れる
  3. 郵便局から送る

その際に故人へのお悔やみと参列できなかったお詫びを一筆添え封筒へ一緒に入れると心が届きますね。郵送方法として斎場の住所がわかる場合は直接斎場へ送ることも可能ですが、投函してから香典が届くまで数日かかるため日付指定で送ると確実に届きます。

 

また、お通夜がすぐ行われる場合、斎場へ送っても当日には間に合いません。その際は喪主・親族へ後から香典を送る旨を必ず伝えてください。

葬儀社のサービス内容によっては、オンラインで香典のお渡し確認後、動画を視聴できるパスワードやURLを発行するというものがあります。その場合、郵送での香典だとオンライン葬儀に参加できないこともありますので、あらかじめ喪主に確認しておきましょう。

オンライン葬儀|香典の相場、費用について

香典の金額は自分との間柄や関係性、立場によって変わりますが、オンライン葬儀とはいえ、一般的な香典相場とは変わりありません。一般的な香典の相場をご紹介いたします。

自分の親への香典金額

一般的には5万〜10万円ですが、親へ香典を包むか包まないかという問題も発生します。

自分が葬儀費用を負担する、もしくは施主を務める場合は香典を包む必要はありません。それ以外であれば香典を包む必要があると考えておきましょう。

自分の祖父母への香典金額

祖父母への香典金額は1万円〜3万円です。その時、自分が両親の扶養家族であるなら包まなくても良いといわれていますが、社会人としての立場になっている場合は香典を準備しましょう。さらに、結婚し独立している場合は「孫夫婦」からとして連名で香典を準備しましょう。

自分の兄弟姉妹への香典金額

兄弟姉妹への香典金額は3万円〜5万円です。

配偶者の親への香典金額

配偶者の親への金額は同居・別居に関わらず自分の親と同額の5万円〜10万円です。

配偶者の祖父母への香典金額

こちらも同居・別居に関わらず自分の祖父母と同額の1万円〜3万円です。

配偶者の兄弟姉妹への香典金額

配偶者の親、祖父母同様、自分の兄弟姉妹と同額の3万円〜5万円です。

親戚のおじ・おばへの香典金額

親戚のおじ・おばへの金額は1万円〜2万円です。

遠い親戚への香典金額

いとこなど、普段行き来をしない親戚への香典金額は5千円〜1万円です。

自分の友人・知人への香典金額

普段から親しくしていた友人であれば1万円、そうでない間柄の場合は3千円、または5千円が一般的な金額です。

ご近所の方への香典金額

地域や町内会などのきまりの有無があるのか確認し、香典を用意しましょう。その際の一般的な金額は3千円〜5千円です。

上司・上司の家族への香典金額

会社の人と話し合って決めましょう。一般的な金額は上司への金額は5千円〜1万円、上司の家族への金額は5千円です。個人で香典を用意するのではなく、連名で香典を用意する場合もあります。

部下・部下の家族への香典金額

上司への香典準備同様、会社の人と話し合って決めましょう。金額は部下、部下の家族同様5千円です。注意しなければいけないのは、上司より高い金額を包まないこと。さらに連名で香典を用意する場合もあります。

同僚・同僚家族への香典金額

こちらも会社の人と話し合って決めましょう。金額は同僚への金額は5千円、同僚の家族への金額は3千円〜5千円です。こちらも連名で香典を用意する場合もあります。上司より高い金額を包まないことを注意しましょう。

参列できない様々な理由に対応できる「オンライン葬儀」とは

新型コロナ以前からも「葬儀に参列したいけれど遠方なのでその場へ行けない」「特病が不安で参列できない」「高齢者を連れて斎場まで行けない」など様々な理由で最期のお別れに参列できない場合、インターネット配信でのオンライン葬儀を利用して参列をする方法がありましたが、あまり一般的ではありませんでした。

 

しかし、新型コロナウイルスが収束しない世の中で人混みや人との密接を避けなければならない、また、限られた少人数での葬儀を執り行うため参列したくてもできないなど、私たちの変化していく近年の生活にも対応することができる「オンライン葬儀」のニーズが広がりつつあるようです。

葬儀の映像を配信動画で見ることができる

葬儀業者によりますが、葬儀当日の動画を一定期間中はそのまま保存されている状態というサービスを行っている場合があります。

 

葬儀当日、どうしても時間が合わない、抜け出せない用事があるけれど故人を偲びたい場合に画像保存期間中なら、自宅で故人へ手を合わせることができます。しかし、遺族の心情によっては手元に残しておくことを良しと思えないこともあるでしょう。喪主・遺族間で相談のうえ、保存期間を設けるサービスを受けるかどうかの確認をしておくことも必要です。

オンライン葬儀の公開範囲・セキュリティの不安

インターネット回線を利用するというとプライバシーや情報公開のセキュリティの危険性を思ってしまうかも知れません。

 

オンライン葬儀の中継に必要なURLやIDは喪主から伝えられた遺族や参列者のみが配信画像を見ることができます。そのためプライバシーの保護やセキュリティがしっかりとされているので無関係の人に葬儀の様子が公開されることはありません。

オンライン葬儀の流れ

オンライン葬儀だからといって従来の葬儀の方法や流れとなんら変わりはありません。

このためオンライン葬儀の映像を見ている側も特別な作法を考えずに故人を偲ぶ葬儀に参列することができます。まずは葬儀を依頼する葬儀会社へオンライン葬儀を取り扱っているのか確認をしてみましょう。

・お通夜
開式、僧侶による読経、弔辞弔電、焼香、閉式という、通常のお通夜の進行とかわりません。
オンライン葬儀ではパソコン、スマートフォンなどのインターネット環境であれば自宅から葬儀に参列できます。

・告別式
開式、僧侶による読経、弔辞弔電、焼香、式中初七日、閉式、出棺、火葬、収骨という、
お通夜と同様で通常の進行とかわりありませんが、オンライン葬儀で参列できるのは出棺までです。

・葬儀以降の法要
納骨・四十九日・一周忌法要など、その後の供養も一般的な進行とかわりません。

オンライン葬儀の注意点

新型コロナウイルスによる3蜜と感染を回避し、体調が悪くて自宅から移動ができない場合や遠方にいて当日葬儀に参列することができない場合でも故人を偲ぶことができるオンライン葬儀ですが、注意点がいくつかあります。

  • 火葬場は原則としてプライバシー保護のため撮影禁止となっています。そのため火葬炉の前でのお別れ、遺骨の収骨は撮影することはできません。
  • インターネット回線の不具合のため画像が乱れる、回線が途絶える、音声が届かないなどのトラブルも考慮してオンライン葬儀に参列しましょう。
  • インターネット環境が整っていない場所では画像が映らないので葬儀に参列することはできません。自分が参列をする場所のネット環境やパソコンやスマートフォンの操作の確認をしておきましょう。また、葬儀会社によっては当日の様子を配信と録画をしている場合もあります。事前打合せと相談をしっかりしておきましょう。

 

まとめ:オンライン葬儀での香典の渡し方|ネット決済方法や相場について

インターネット環境が広がる現在、そして未だ治まりが見えない新型コロナウイルスの影響で人が集まるお葬式の様式も新たなスタイルが続々と登場しています。今回はオンライン葬儀での香典の渡し方について解説しました。

 

近年の働き方や家族構成などの環境や時代の変化、個人の様々な理由から参列できないという場合。このオンライン葬儀というシステムは、葬儀に参列できずに心残りをするよりも故人を偲ぶ気持ちを叶えるためには画期的なしくみとして、今後ますます需要が高まるサービスなのではないでしょうか。

コロナ禍により、オンライン上でのお墓参りや葬儀サービスが続々と登場しています。 終活と関連のある『オンラインサービス』について知りたい方は→ オンライン葬儀、墓参り関連記事一覧
『終活』とは自分の望む最期を迎え、人生をより充実したものにするため、生前準備を行うことです。 人生の後半戦を思う存分楽しむために『終活』を始めてみませんか? 終活に関する記事一覧

「終活の相談窓口」では終活に関する様々なサポートを行なっております。

竹内

  • エンディングノートの書き方サポート
  • 終活に関するご相談(無料)
  • おひとりさまの終活サポート

終活に関するご相談は以下からお願いいたします。

無料で受けられる「終活ガイド初級」で、終活の基礎知識を学びませんか?

エンディングノートの細かな部分をしっかり理解し、”『エンディングノート』を通じて豊かな人生のお手伝いをする”やり甲斐、使命感を感じられる仕事『エンディングノート認定講師講座』については以下をご覧ください。

この記事を書いている人 - WRITER -

Copyright© 終活の相談窓口 , 2020 All Rights Reserved.