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葬儀で行う湯灌(ゆかん)とは?行う意味や費用を徹底調査!

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葬儀で行う儀式の一つとして、「湯灌(ゆかん)」というものがあります。

 

耳馴染みのある言葉ではないので、なんのことだかわからない方が多いかもしれません。

この記事では、湯灌を行う意味や、費用がどれくらいかかるのかについて詳しくご紹介していきます。

目次(この記事は以下の順番で構成されております)

  • 葬儀で行う湯灌(ゆかん)とは?
  • 湯灌の種類
  • 湯灌の費用や心付け
  • 湯灌は行うべき?
  • 湯灌に立つ会う時の服装やマナー
  • まとめ:葬儀で行う湯灌(ゆかん)とは?行う意味や費用を徹底調査!

葬儀で行う湯灌(ゆかん)とは?

それでは湯灌(ゆかん)について詳しく紹介していきます。

あまり聞き馴染みのない言葉ではありますが、実はかなり大切な意味が込められており、それを生業とする職業の方も居るんですよ。

湯灌(ゆかん)とは?

湯灌(ゆかん)を簡単に説明すると、故人が成仏して来世へ導いてもらえるように現世での汚れや悩みなどを洗い流すための入浴(儀式)です。

 

このような儀式的な意味合いとは別に、亡くなるときというのは数日お風呂に入れてい無いということもよくあります。

そのため「せめて最後はきれいにしてあげたい」「お風呂が好きだったから最後に入浴させてあげたい」と言う残された家族の気持ちを叶えるためにも行われています。

 

また、温かいお湯で亡くなった方の身体をあたため死後硬直を緩和し棺に収めやすくするため、という説もあるそうです。

湯灌はエンバーミングや死化粧と違うの?

湯灌は、たまにエンバーミングや死化粧と混同されてしまうことがありますが、これらは違う行為を指します。

 

エンバーミングとは 亡くなった方の身体を長期的、衛生的に保存する方法のことで、腐敗防止や殺菌消毒を行う
死化粧とは 亡くなった方の身体を清めたり、化粧を施すことで亡くなった方をよりきれいな姿で送り出すために行われること

湯灌を行ったあとに化粧を施される場合や、湯灌をせず化粧のみを施すこともある

湯灌を行うのは湯灌師

元々は遺族が湯灌を行っていましたが、今は遺族が湯灌を行うことは珍しくなりました。

現在ほとんどは、湯灌師と言われる方や葬儀社の方によって、基本的に納棺前に行われることが多いです。

湯灌が行われるタイミングに明確な決まりはありません

 

ただ、湯灌に立ち会うことは可能で、場合によっては少し参加できることもあるそうです。

湯灌を行う場所は葬祭会館などに湯灌の設備が用意されていることが多く、そこに湯灌師(葬儀社の場合もある)が呼ばれ湯灌を行ってくださいます。

 

ある程度のスペースを確保することが出来るのであれば自宅で湯灌を行うことも可能ですが、基本的に自宅の湯船は使用せず、移動式の湯船を持参してくれるのでそこで湯灌が行われます。

湯灌の方法

湯灌はおおよそ1時間~1時間半程かかります。

湯灌の儀式には入浴だけではなく、お湯の準備や入浴終わりの着替えや納棺までの一連の流れをまとめて湯灌と呼んでいるのでこの程度の時間がかかります。

 

特徴的なのは湯灌の際に行われる逆さ水です。

逆さ水とは、お湯を適温にする際に行われる行為で、たらいなどに先に水を入れてお湯を注ぎ適温にする方法です。

生とは反対の死を意味するとして、普段逆さ水をすることは縁起が悪いと考えている人も居ます。

 

主な流れは以下です。

準備 葬儀場で行う場合は湯灌設備のある部屋への移動、自宅で行う場合は専用の浴槽などの準備を行います
マッサージ 出来る限り死後硬直をほぐし、湯灌を行いやすくします
移動 亡くなった方の身体を浴槽まで移動

この時身体をさらさないようにタオルをかけるなどの気遣いをしてくださいます

口上 湯灌師(葬儀社)から、湯灌の意味やこれから何をするかなどの説明を受けます
お清め 入浴のこと

足元から胸元へ順番にお湯がかけられます

お湯の温度は36度~40度くらいで普通に入浴するよりもわずかに低い温度となっています

お手入れ 髪や顔を洗ったり、男性であればひげを整えます

髪をドライヤーで乾かすことも行います

アロマ 業者によってはアロマを用いて香り付けを行います
着付けと化粧 着付けのときに着るのは白装束なものだけではなく、生前気に入っていた衣類を着せることもあります

このとき行われる化粧が死化粧です

 

これはあくまで主な流れの一つであり、業者によって違ったり、遺族の願いなどを聞いてもらえたりすることもあります。

湯灌の種類

湯灌は葬儀のプランに含まれていることもありますが、基本的に費用はかかります。

湯灌には主に「古式湯灌」と「洗体湯灌」の2種類があります。

それぞれ紹介していきましょう。

湯灌の種類|古式湯灌

まず古式湯灌ですが、現在行われている湯灌の殆どがこちらの古式湯灌となっています。

桶などに用意した逆さ水とアルコール綿を使用して入浴と言うよりはシャワーや桶でお湯を掛けながら拭き上げていきます。

湯灌の種類|洗体湯灌

次に洗体湯灌とは、私達の普段の入浴と同じで浴槽にお湯をためそこに亡くなった方の身体を入れて入浴を行う方法です。

湯船にお湯を張るなど手間がかかるため、現在は遺族からの要望などがなければあまり実施されることはありません。
お値段もかなり高くなっています。

湯灌の費用や心付け

湯灌は葬儀のプランに含まれていることもありますが、基本的に費用はかかります

 

主な費用の目安として

と言われています。

 

自宅でしたい場合や、どんな事をしたいかによって費用は前後します。

 

また最近では湯灌を別にお願いするのではなく、最近では葬儀社のプランとして湯灌が含まれている場合もあります。

 

※費用とは別に、湯灌師さんに「心付け」が必要か悩むケースがあります。基本的に葬儀社へ支払う費用だけで大丈夫ですが、気になる場合は葬儀社に相談してみましょう。

 

プランの注意点は、プランとして含まれている湯灌では何をしてくれるのかをしっかりしたチェックが必要です。

「これはやってくれないの!?」ということがあとになって発覚しないようにしましょう。

湯灌は行うべき?

葬儀事を決める際に「湯灌は行いますか?」と聞かれると正直少し考えてしまうのではないでしょうか?

実際に湯灌を行うか悩む方も多いようです。

 

結論としては湯灌は必ず必要というわけではありません。

 

最近はなくなるのは自宅ではなく病院が多いと思いますが、病院の場合、看護師さんによってエンゼルケアをしてもらうことが出来ます。

エンゼルケアとは亡くなったあとに、身体の洗浄や頭髪などの容姿を整えることで、湯灌とかなり似ています。

昔は、亡くなった方の体を清潔に保つために行われていた湯灌ですが、現在の湯灌に亡くなった方の身体を清潔に保つ意味はほぼないと思ってもいいでしょう(病院でやってくれるため)

 

湯灌を嫌がる方の意見としては

といった理由をあげる方が多いです。

 

逆に湯灌を行った方の意見としては、

という考えから湯灌を希望されます。

 

これらの意見からも分かる通り、火葬のように必ずしなければ行けないことではないので、湯灌を行うかどうかは完全に遺族の方に託されます。

湯灌に立ち会うときの服装やマナーは?

実際に湯灌に立ち会うとき、どういったマナーがあるのでしょうか?

 

まず服装ですが、特に決まりはなく私服でも問題ありません。

もちろん喪服を着ても問題はありませんが、親族同士で意見をあわせておくと良いでしょう。

 

湯灌の立ち会いは、亡くなった方の裸を見る行為でもあるため基本的には親族のみが立ち会えることになっています。

もちろん親族であってもあまり見たくない方も居ると思いますので、断ったり途中退室をしてもマナー違反とはなりません。

 

ただ、いくら親族といえど子どもの立ち会いは慎重に行うべきでしょう。

精神的なインパクトはかなり大きいのでトラウマを抱えてしまう可能性もあります。

また、あまり自由に動き回ったり無造作に亡くなった方の体に触れる行為は湯灌師の方の邪魔をしてしまうことになります。

まとめ:葬儀で行う湯灌(ゆかん)とは?行う意味や費用を徹底調査!

湯灌は一番最後の入浴とも言われており、色々な意味が込められた儀式です。

亡くなった方と過ごす、大切で貴重な最後の時間でもあります。

 

現在は病院でも湯灌ににたエンゼルケアをしていただけるので必ずしも必要な儀式ではなくなってきています。

しかし、プランに組み込まれているところを見ると、今でも多くの方が湯灌という儀式を大切に思っていることが考えられるでしょう。

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