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葬儀費用が払えない!どんなローンが利用できる?【葬儀に備える積立方法も紹介!】

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急にお葬式を執り行うとなると、悩ましいのが葬儀費用の問題です。

葬儀費用の全国平均は、119万1,900円といわれています。(参考:「お葬式にかかった費用」第4回お葬式に関する全国調査(2020年/鎌倉新書/n=1,979))すぐに準備するには金額が大きく「払えない」と悩む方は少なくありません。

 

そんなときに検討したいのが、葬儀ローンをはじめとした各種ローンでの支払いです。

この記事では、葬儀費用で利用できるローンについて解説いたします。

 

あわせて葬儀費用の負担軽減につながる補助金・給付金などの制度や、自身の葬儀に備える積立方法についても紹介いたしますので、ぜひご覧ください。

 

目次(この記事は以下の順番で構成されております)

  • 葬儀に使えるローンを紹介
  • 葬儀費用をローンで支払うとき、注意したい4つのポイント
  • 葬儀費用の負担を軽減するために知っておきたい制度
  • 互助会への積立や葬儀保険で、葬儀費用の支払いに備える
  • 親の葬儀でケンカになる?!トラブル回避のポイント
  • まとめ:葬儀費用が払えない!どんなローンが利用できる?【葬儀に備える積立方法も紹介】

葬儀に使えるローンを紹介

一般的に葬儀費用は、葬儀後1週間~10日程度で支払う必要があります。つまり、それまでにローンの手続きを完了させなければなりません。

 

葬儀費用の支払いには、以下のローンや分割払いが利用できます。

ローンの名称 こんな方におすすめ 金利の傾向 審査にかかる日数
葬儀社が提携している
葬儀ローン
打ち合わせと一緒にローン手続きをしたい方 高め 即日~
金融機関(銀行・信金・労金など)の
フリーローン、多目的ローン
できるだけ金利を抑えたい方 低め 5日~最大2週間程度
カードローン 手元にカードローン用のカードがある方
即日現金が必要な方
高め 消費者金融系は最短即日~、金融機関系は何日か必要
クレジットカードの
分割払い
葬儀費用が払える限度額のクレジットカードがある方
ローン手続きに手間をかけたくない方
高め 即日
勤務先の
貸付制度
大手企業や公務員の方でかつ、支払い期日に余裕がある方 低め 勤務先の規定により異なる(長め)
社会福祉協議会の
生活福祉基金貸付制度
低所得者世帯など、規定がある 低め 状況による

 

≪注意点≫

  • ローンやクレジットカードでの支払いを希望する場合は、必ず葬儀前に葬儀社に伝えましょう。
  • ローン審査の結果、保証人などの利用条件がつくことがあります。
  • 僧侶に払うお布施などは、葬儀当日に現金で準備しなければなりません。

 

お急ぎの方は、該当のローンの箇所から読み進めてください。それぞれ詳しく解説していきます。

葬儀社が提携している葬儀ローン(セレモニークレジット、分割払い)

葬儀ローンとは、葬儀社と提携している信販会社(オリコ、ジャックスなど)を通して、ローンを組む方法です。

セレモニークレジット、分割払いなどという名称で呼ばることもあります。

 

葬儀社が窓口となるので、葬儀の打ち合わせをしながら申し込みができます。

 

葬儀の準備で多忙な中、審査が早いうえに手続きが容易なところがありがたいですね。

ただし、全ての葬儀社が葬儀ローンに対応しているとは限りません。事前に葬儀ローンの利用が可能か、確認するようにしましょう。

 

金融機関のフリーローンと比べると、金利が高い傾向にあります。支払い期日に余裕がある場合は、後述の金融機関のフリーローンも含めて検討してみましょう。

 

こんな方におすすめ≫

  • 葬儀の打ち合わせと一緒にローンの手続きをしたい方
  • ローン手続きに手間をかけたくない方

 

借入先 葬儀社と提携する信販会社
金利の目安 8~10%(窓口となる葬儀社により異なる)
審査日数の目安 即日~
取扱金額の目安 3万円から上限300万円前後
返済期間 1回から最長36回前後

(参考:イオンのお葬式よりそうお葬式小さなお葬式など)

金融機関(銀行・信用金庫・労働金庫など)のフリーローン、多目的ローン

銀行や信用金庫、労働金庫など、金融機関のフリーローンや多目的ローンも葬儀費用に利用できます。フリーローンとは、さまざまな用途に使用できるローンのことです。

 

審査の結果によって異なりますが、信販会社の葬儀ローンと比べると金利も低く、返済期間も長めに設定にできる傾向にあります。

住宅ローンを組んでいる金融機関なら、さらに金利を優遇してくれることも。検討する際は、複数の金融機関を比較するようにしましょう。

 

金融機関のフリーローンをご利用の際には、以下の注意点があります。

  • 口座開設が必要になる場合がある
  • お住まいや勤務先の地域に、当該金融機関の支店がないと利用できない場合がある
  • 必要書類が多い
  • 審査に日数がかかり、審査自体も厳しい傾向にある

葬儀後に審査に通らなかった、となると大変です。審査に通るかご不安な方は、別の方法も検討しておくと安心でしょう。

 

こんな方におすすめ≫

  • できるだけ金利を抑えたい方
  • 支払い期日までに余裕がある方

 

借入先 銀行、信用金庫、労働金庫、JAなど
金利の目安 1.7~14%
審査日数の目安 5日~最大2週間程度
取扱金額の目安 10万円~500万円前後
返済期間 最長7年~10年

(参考:みずほ銀行りそな銀行千葉銀行イオン銀行近畿ろうきん東京信金JA東京スマイルなど)

カードローン

専用のカードを使って利用できる個人向けローンです。

前述のフリーローンとの大きな違いは、フリーローンは申し込みの度に審査が必要ですが、カードローンは利用可能枠の範囲内なら何度でも借りられる点にあります。

金利は変動するので一概にはいえませんが、フリーローンよりもカードローンの方が金利は高めです。

 

大きく分けて銀行系と消費者金融系のカードローンがあります特徴は以下のとおりです。

  • 銀行系のカードローン:消費者金融系と比較すると、金利が安い傾向にある。審査に複数日必要。
  • 消費者金融系系のカードローン:銀行系と比較すると審査が早く、最短当日融資も可能。金利は高め。

銀行系のカードローンは、キャッシュカードにカードローン機能が付属していて、すぐに使用できる場合もあります。お手持ちのキャッシュカードを確認しましょう。

 

消費者金融のカードローンをご利用の際は、CMなどで見られる大手の消費者金融が安心です。

それぞれの特徴をふまえて、利用を検討してくださいね。

 

こんな方におすすめ≫

  • すでにカードローン用のカードをお持ちの方
  • 急いで現金が必要な方(消費者金融系カードローン)
  • 借入先 銀行や消費者金融などの金融機関
    金利の目安 1.8~18%
    審査日数の目安 即日~
    取扱金額の目安 10万円~500万円前後
    返済期間 毎月約定日に返済を行う(残高スライドリボルビング方式)

    (参考:みずほ銀行三菱UFJ銀行プロミスアイフルなど)

    クレジットカードの分割払い

    クレジットカード払いに対応している葬儀社なら、クレジットカードでの分割払いが利用できます。

    注意点としては、クレジットカードには利用可能枠が設定されてる点です。100万円を超すこともある葬儀費用の支払いにおいては、利用可能枠の上限を増やすなどの対応をしておきましょう。

     

    クレジットカードのポイントを貯められる利点があるのも嬉しいですね。

    こんな方におすすめ≫

    • 利用可能枠に余裕があるクレジットカードをお持ちの方
    • 手続きに時間をかけたくない方方

     

    借入先 各クレジット会社
    金利の目安 12~15%前後
    審査日数の目安 カードの利用可能枠内なら即時利用可能
    取扱金額の目安 カード毎に異なる、一時的に上限を変更できる場合もある
    返済期間 3回~最大36回前後

    (参考:三井住友カード楽天カードなど)

    勤務先に葬祭貸付制度があることも

    大手企業や公務員の場合は、勤務先の葬祭貸付制度があるか確認しましょう。

    対象となる葬儀費用や利用方法は、勤務先により異なります。しかしながら、銀行の窓口で申し込むローンより金利は優遇される傾向です。

     

    他のローンと比べると、手続きから送金まで日数がかかると考えられます。支払い期日に間に合うか、よく確認してから利用してくださいね。

     

    こんな方におすすめ≫

    • 勤務先に葬祭貸付制度がある方
    • 支払い期日に余裕がある方
    • 金利を抑えたい方

     

    借入先 勤務先の共済組合など
    金利の目安 1.3~1.8%前後
    審査日数の目安 勤務先の規定により異なる、スケジュールが決められている場合もある
    取扱金額の目安 最大200万円前後
    返済期間 最大90~120月以内

    (参考:公立学校共済組合文部科学省共済組合日本郵政共済組合など)

    社会福祉協議会の生活福祉資金貸付制度

    低所得者世帯や高齢者世帯、障がい者世帯で葬儀費用を工面するのが難しい場合、社会福祉協議会の生活福祉資金貸付制度が利用できるかもしれません。

    この制度は資金の貸付と必要な援助を行うことによって、その世帯の生活の安定と経済的自立を図ることを目的としています。

     

    貸付対象は以下のとおりです。

    • 低所得者世帯:市町村民税非課税などの低所得世帯
    • 障がい者世帯:身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けた者がいる世帯
    • 高齢者世帯:65歳以上の介護等が必要な高齢者がいる世帯

    上記条件に合致していても、利用できない場合もあります。詳しくはお住まいの地域にある社会福祉協議会、もしくは民生委員にご相談ください。

     

    こんな方におすすめ≫

    • 低所得者世帯、障がい者世帯、高齢者世帯に該当する方
    • 葬儀以外にも生活の支援を必要とする方

    生活保護を受給中で葬儀費用が支払えない方は、葬祭扶助制度を検討しましょう。後述の”葬儀費用の負担を軽減するために知っておきたい制度”にて、詳しく解説しております。

     

    申込先 お住まいの地域の社会福祉協議会または民生委員
    金利の目安 連帯保証人なしの場合 1.5%
    審査日数の目安 状況による
    取扱金額の目安 50万円以内
    返済期間 3年

    (参考:厚生労働省|生活福祉資金貸付制度について

    葬儀費用をローンで支払うとき、注意したい4つのポイント

    葬儀費用をローンで支払うとき、注意しておきたいポイントがあります。

    上記4つのポイントについて、解説していきます。

    葬儀にはローンで支払えない費用もある

    冒頭で申し上げたとおり、僧侶に支払うお布施など、見積書や注文書がないお金はローンに含められません。(葬儀社が僧侶を手配した場合は、葬儀費用として含められる場合もあります。)

     

    別途、現金の準備も必要だと考えましょう。

    金利や返済期間なども考えて比較する

    100万円を超すことも多い葬儀費用。金利1%の違いであっても、結果的には何万円もの金額差につながることも考えられます。もちろん返済期間が長くなればなるほど、支払う利息額は大きくなります。

     

    100万円を3年間支払い(36回払い)にした場合の例

    金利10%の返済総額(毎月の返済額33,333円):1,166,656円 (利息の合計:166,656円)

    金利8%の返済総額(毎月の返済額32,343円):1,131,988円(利息の合計:131,988円)

    (参考:みずほ銀行カードローン返済金額シミュレーション

    上記の例では金利が2%違うだけで、結果的に38,560円も異なってきます。

     

    慌ただしい中ではありますが、ローンを検討するときには金利や返済期間も踏まえて比較するようにしましょう。

    無理なく返済できるのか検討する

    葬儀費用をローンで支払うとしても、気が大きくならないよう気をつけましょう。月々の支払額が本当に払えるのか、無理なく返済できるのか検討してくださいね。

     

    故人のために行う葬儀ではありますが、それによってあなたの生活が困窮してしまってはいけません。必要であれば、葬儀内容を縮小して葬儀費用を軽減することも検討するようにしましょう。

     

    可能であれば繰り上げ返済も視野に入れて

    葬儀ローン、フリーローン、クレジットカードの分割払いでも、繰り上げ返済が可能です。

    繰り上げ返済の手数料はかかりますが、その分返済期間の短縮や支払額の減額ができます。繰り上げ返済には、支払う利息を減らす効果も期待できますよ。

     

    死亡保険金の受け取りや遺産相続の手続きが完了し、余裕があるようなら繰り上げ返済も積極的に考えましょう。

    葬儀費用の負担を軽減するために知っておきたい制度

    ローンで葬儀費用を支払うとなると、少しでも借り入れる金額を少なくしておきたいものですね。

     

    葬儀費用の負担を軽減するために、知っておきたい制度があります。

    順に紹介してきましょう。

    葬儀費用の補助金、給付金制度

    葬儀費用に関する補助金給付金があるのはご存知ですか?

    国民健康保険などの公的医療保険では、申請すると3~7万円程度の葬祭費や埋葬料といった給付金がもらえます。

    他にも、火葬場がない自治体の住民にむけて火葬料補助金といった補助金制度があることも。自治体に確認してみましょう。

     

    葬儀費用の補助金・給付金については、下記の記事にて詳しく解説しております。

     

    預貯金仮払い制度

    故人からの相続財産でなら葬儀費用が払えるのに、ということもあるでしょう。

    預貯金の仮払い制度を使えば、相続人全員の同意がなくとも金融機関ごとに最大150万円(諸条件あり)までの引き出しが可能です。

    注意点としては、預貯金の仮払い制度を使うと相続放棄ができなくなる可能性があります。あらかじめ、借金などがないか確認してから利用してください。

     

    同意が必要でないとしても、相続人が複数にわたる場合は「この口座から葬儀費用として100万円使う」旨を伝えて、のちのトラブルにならないように気をつけましょう。

    生活保護を受給中の場合、葬祭扶助制度

    故人もご自身も生活保護を受けていて葬儀費用が払えないという状況でしたら、葬祭扶助制度を申請しましょう。まずはお住まいの地域の福祉事務所に相談をしてください。

     

    支給金額は自治体により多少異なりますが、大人で20万円ほどの金額が支給されます。

    詳しい申請方法については、下記記事にて解説しております。

     

    互助会への積立や葬儀保険で、葬儀費用の支払いに備える

    葬儀費用に苦労した経験で「自分の葬儀のときには、こんな苦労を遺族にさせたくない」と考える方もいらっしゃるでしょう。

    ご自身の葬儀に備えたい方のために、

    上記2つの方法を紹介します。

    互助会への積立

    冠婚葬祭業者の互助会制度というものをご存知ですか?

    互助会制度とは毎月互助会費を積み立てて、互助会制度を主催する冠婚葬祭業者での葬儀費用にあてるものです。

    互助会に参加することで、会員限定の葬儀プランを利用できるメリットもあります。

     

    しかしながら、葬儀をお願いしたら積立金以外に追加費用を要求された、解約するには高額な解約料が必要だったというデメリットも耳にします。

    互助会制度を加入する際は、積み立てた予算内で希望する葬儀が行えるのかを確認するようにしましょう。

     

    葬儀保険の加入

    葬儀保険とは、少額の保険料で葬儀費用を補うための死亡保険をかける1年更新の少額短期保険です。

    一般的な生命保険よりも死亡保険金の支払いがスムーズである、医師の診査も不要で月々の掛け金も少ない、などの特徴があります。

     

    そんな遺族の費用負担に備えるための葬儀保険。遺族が知らずにいて使われない、なんて事態になったら悲しいですよね。

    あらかじめ葬儀保険の加入について、口頭で伝えたり、エンディングノートにまとめたりしておくと良いでしょう。

     

    親の葬儀でケンカになる?!トラブル回避のポイント

    ここまで、葬儀費用のローンでの支払いや、葬儀費用に備える方法について紹介してきました。

     

    お金がない状況の葬儀において、避けたいのが葬儀費用に関わるトラブルです。トラブルの相手としては、きょうだいをはじめとした家族、親族、葬儀社など、さまざまな相手が考えられます。

     

    葬儀におけるトラブルは、事前に葬儀の知識や対策法を知っていれば対処することが可能です。

    急な葬儀となれば慌ててしまいますが、落ち着いて準備を進めましょう。葬儀におけるトラブルについては、下記の記事にて詳しく解説しております。

     

    まとめ:葬儀費用が払えない!どんなローンが利用できる?【葬儀に備える積立方法も紹介】

    葬儀費用の支払いにローンをご利用の際は、金利や注意点などもご確認の上、無理のないご返済計画を立てるようにしてください。

    葬儀費用の支払いには、以下のローン・分割払いが利用できます。

    故人のための葬儀ではありますが、あなたの生活が苦しくなっては本末転倒です。ローンが使えるとしても、場合によっては葬儀の縮小なども視野に入れて、葬儀の準備を進めてくださいね。

    滞りなく葬儀が終わりますよう、心より願っております。

    お葬式についてさらに詳しく知りたい方は→ 『お葬式』記事一覧
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