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主婦は不向き?iDeCo(イデコ)で年金・老後資金をつくろう!

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記事監修者:一般社団法人終活協議会代表理事:竹内義彦

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iDeCo(イデコ)とは、「個人型確定拠出年金」のこと。

自分のために自分で「年金」を作るための制度とも言えます。

 

今後、公的年金だけでは不安で、老後に備えるための年金を増やす目的としてiDeCoが設けられました。
国民年金第1号の自営業者やフリーランスの年金対策として設けられましたが、2017年から主婦(20歳以上60歳未満の厚生年金に加入している方の被扶養配偶者)も自分の年金を確定拠出できるようになりました。

 

iDeCoには優れた節税対策があり、掛金が全額所得控除」「運用益も非課税」「受け取る時も大きな控除3つの税制優遇があります。ですから、もともと所得のない主婦には不向きと言われています。

 

しかし、60歳まで引き出せないことや運用益非課税で長期間積み立てできるのは、主婦も加入していいのではないかと思います。

 

主婦はどちらかというと年金額が少なく、老後資金の考えも世帯でとらえることが多い印象です。主婦でも、自分で自分の老後資金を作ってみることはできないのでしょうか?

今回は、主婦に不向きと言われているiDeCo。本当に不向きなのか?まとめてみたいと思います。

個人型確定拠出年金「iDeCo(イデコ)」とは

iDeCo(イデコ)とは「個人型確定拠出年金」

 

掛け金を事前に決めて確定額を積み立て、自分で運用します。年金受取額は、運用成績によって変わってきます。

まさに自分で「年金」を作るための制度です。

iDeCoイデコ

イデコ公式サイト|個人型確定拠出年金iDeCo【公式】

公的年金制度のしくみをおさらいしますと、年金は「公的年金」として2階建てとなっており、1階部分は国民全員加入の基礎年金「国民年金」、2階部分は職業に応じた上乗せ給付を行う「厚生年金」です。

公的年金の上に3階部分として、企業や団体が運営する「企業年金」などがあり、企業型確定拠出年金、個人型確定拠出年金、iDeCoもこの3階部分にあたります。iDeCoは、任意加入になります。

イデコiDeCo年金3階建て

引用:野村證券株式会社㏋より

iDeCoの掛金限度額

月の掛金額上限は各被保険者種別や企業年金制度の加入状況等により異なります。

 

被保険者種別等にかかわらず最低拠出額は5,000円。毎月でなく隔月や半年などまとめて拠出することも可能です。

第1号被保険者 自営業者など 月額 68,000
第2号被保険者 会社員 会社に企業年金がない 月額 23,000
企業型確定拠出年金のみ加入 月額 20,000
企業型確定拠出年金と厚生年金基金、確定給付企業年金に加入 月額 12,000
厚生年金基金、確定給付企業年金に加入 月額 12,000
公務員など 月額 12,000
第3号被保険者 専業主婦(主夫)など 月額 23,000

 

iDeCoの3つの大きな優遇制度

  • 掛金が全額所得控除
  • 運用益も非課税
  • 受け取る時も税負担が軽減可能

もともとiDeCoは保障の薄い自営業者やフリーランスや、福利厚生があまりない会社員のための制度。2022年の改正からは、会社員などほとんどの人が加入できるようになります。

主婦=国民年金の第3号被保険者も2017年の改正から、毎月5.000円から23,000円(上限276,000円/年)加入できるようになりました。

しかし、所得のない主婦は節税効果のあるiDeCoは不向きと言われています。

iDeCo(イデコ)のメリット

  • 3つの税制優遇
    「掛金が全額所得控除」「運用益も非課税」「受け取る時も大きな控除」
  • 着実に60歳まで積み立てることができる
  • 投資可能な商品が3~35本に厳選されている
  • 転職時に持ち運び(ポータビリティ)可能
  • 自分の年金を作るため、マネーリテラシーが上がる
  • 万が一、経済的に困窮しても差し押さえにならない

iDeCo(イデコ)のデメリット

  • 長期間資金が拘束される(60歳以降まで引き出せない)
  • 元本割れリスクがある
  • 手数料がかかる※
  • 節税にならない人がいる

※【手数料について】
加入時手数料(初回1回のみ)2,829円。
安いネット銀行などを利用すると毎月最低171円※~、年間で2,052円程かかります。

 

【※口座管理手数料171円の内訳】
・国民年金基金連合会 105円/拠出する月
・事務委託先金融機関 66円/月・運営管理手数料は某ネット銀行利用で無料
手数料は、それぞれの金融

 

機関により異なり、ネット銀行が安いと言われています。

主婦iDeCo

iDeCoは、年収が高い人や税金を多く納めている人には抜群の節税効果となります。主婦の場合をくわしく考えてみましょう。

主婦がiDeCo(イデコ)をするメリット

  • 運用益が全額非課税になる
  • 積み立てたお金を受け取るとき、大きな控除の枠がある
  • 貯蓄が苦手な人でも、老後資金を積み立てられる
  • 将来扶養範囲を超えて働いたときに、所得控除を受けられる
  • 自分の年金を積み立てることで資産運用に興味をもつ
  • 自己破産しても差し押さえにならない(個人型年金規約に基づく)
  • 離婚しても自分の財産である

主婦がiDeCo(イデコ)をするデメリット

  • 所得控除(所得税・住民税)を受けられない
  • 手数料を支払わなければならない
  • 60歳になるまで引き出せない
  • 元本変動型商品の投資信託の場合、元本割れの可能性がある

主婦は所得控除の恩恵がないため、手数料を低く抑えることがポイントになります。

 

例えば、手数料が安いと言われるネット銀行を利用した場合、掛金が最低の毎月5,000円(年間60,000円)に設定すると、年3.4%以上の利回りで運用しなければ赤字になる計算です。

iDeCo(イデコ)はこんな主婦に向いている

主婦の中でも以下のような人はiDeCoをおすすめできると思います。

  • たちまちの生活費、教育費などを確保できている
  • 60歳まで引き出せなくても生活できる
  • 強制的に資金を積み立てたい
  • 自分で自分の年金を作りたい

一旦始めると長期間引き出せないため、ある程度、現在の家計に余裕がある人が向いているのかもしれません。

どうしても年金として長期間積み立てておきたいと考えているなら、非課税でできる積立投資「つみたてNISA」という選択もあります。

iDeCoとつみたてNISAの違いは以下の記事をご覧ください。

iDeCoは主婦には不向きと言われますが、60歳まで引き出せないため、貯蓄が苦手な人でも老後資金を自分で積み立てることができます

 

手数料も、運用益が上回れば悲観することもありません。しかし、こればかりはわかりません。今後、扶養範囲を超えて働くことを考えると、所得控除を受けられる場合もあるため、将来的に働くことを考えている主婦には検討しても良いかもしれません。

 

また、自己破産しても差し押さえにならない離婚しても自分の財産であるという点も主婦として覚えておくとよいでしょう。

主婦iDeCo

まとめ:主婦は不向き?iDeCo(イデコ)で年金・老後資金をつくろう!

今回は、あまりおススメされない、不向きと言われる主婦のiDeCo(イデコ)個人型確定拠出年金についてまとめました。

 

iDeCoの3つの税制優遇、節税になる「掛金が全額所得控除」「運用益も非課税」「受け取る時も大きな控除」は、所得税や住民税をおさめていない主婦には、掛金の全額所得控除が適応されず不向きかもしれません。

 

しかし、デメリットを把握した上で、60歳まで引き出せない、運用益が非課税で積み立てできる点を活かすと主婦も加入していいのではないでしょうか。

 

また、自分で自分の年金を作るということは、資産運用に興味を持ち、マネーリテラシーを持つきっかけにもなります。

iDeCoは、上積みの年金、老後の資金準備するためのものです。近い将来、お金が必要になる場合や、家計に余裕がない場合は、まずは家計改善をおすすめします。デメリットもしっかり把握した上で、主婦もiDeCoを活用できるといいですね。

イデコ公式サイト|個人型確定拠出年金iDeCo【公式】

老後のお金や、資産運用について、さらに詳しく知りたい方は→ 『老後のお金、資産運用』記事一覧

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