お気軽にお電話ください(年中無休:10時~17時)

年金はいつからもらえるの?受け取り時期は?【一目でわかる年齢早見表付】

 

記事監修者:一般社団法人終活協議会代表理事:竹内義彦

記事監修者:一般社団法人終活協議会代表理事:竹内義彦

この記事を書いている人 - WRITER -

人生100年時代になって老後のことが気にかかります。年をとって働けなくなったら、頼るべきものは公的年金です。

いったい年金はいつからもらえるのでしょうか?

 

年金の「二階建て」とか、「繰り上げ受給」や「繰り下げ受給」という言葉は耳にしますが、いったいどのようなことなのでしょうか?

 

実は年金は2種類あり、人によっていつからもらえるのかが変わります。そして、年金の受け取り時期も選ぶことができるのです。ご自分がいつから年金をもらえるのかを知っていれば、今から老後の資金計画するのにも役に立ちますよね!

 

早速、年金の受け取り時期について解説していきましょう。

年金は2種類あり、それが二階建てと言われる理由

公的年金は2種類あります。すべての国民が20歳から60歳まで加入しているのが国民年金、会社員や公務員が国民年金に加えて加入しているのが厚生年金です。

 

年金制度が2階建て構造と言われる理由は、20歳以上60歳未満の全員が加入する国民年金(基礎年金)が1階部分、会社員や公務員などが加入する厚生年金が2階部分とされているからなのです。

被保険者の種別 第1号被保険者 第2号被保険者 第3号被保険者
職業 自営業者・学生・無職 会社員・公務員 専業主婦
加入する制度 国民年金のみ 国民年金と厚生年金 国民年金のみ

参考:厚生労働省

 

国民年金のみ受給する人は一階建ての家、国民年金と厚生年金を受給する人は二階建ての家というような考え方なのですね!

それぞれの年金を見ていきましょう。

厚生年金

厚生年金は、会社などに勤務している人が加入する年金です。高校を卒業して働いていれば20歳前でも加入します。保険料は月ごとの給料に対して定率となっており(令和元年度末現在で18.3%)、実際に納付する額は個人で異なります。

 

厚生年金は勤務先が保険料の半額を負担し、実際の納付額は給与明細などに記載されている保険料の倍額となります。今までの受給開始年齢は60歳でしたが、2025年(女性は2030年)には65歳になります。

 

厚生年金は原則として、「受給開始年齢」から受け取れますが、「受給開始年齢」になる前でも、60歳以降であれば、請求することにより繰上げて年金を受け取れます。

国民年金

国民年金(基礎年金)は、日本に住んでいる20歳から60歳未満のすべての人が加入します。国民年金の支給開始年齢は65歳で、納付した期間に応じて給付額が決定します。20歳から60歳の40年間すべて保険料を納付していれば、月額約6.5万円(2020年度)の満額を受給することができます。

 

年金の「繰り上げ受給」「繰り下げ受給」という言葉が出てきましたが、それについて解説します。

年金の受け取る時期が選択できる「繰り上げ受給」と「繰り下げ受給」について

老齢基礎年金を65歳から受け取ることができる方は、65歳より前に繰り上げて受け取ることもできます。60歳から65歳になるまでの間でも、希望すれば給付を繰り上げて受けることができます。

 

繰上げ受給の請求をした時に応じて年金が減額され、年金額は減額されたまま一生変わりません。逆に、65歳で請求せずに66歳から70歳までの間で老齢基礎年金を繰下げて請求することもできます。この場合は、繰下げの請求をした時に応じて年金額が増額されます。

注意:
年金を繰り上げると減額され、65歳以降も金額は減額されたままです。

 

繰り上げ請求した後の決定は覆すことはできません。寡婦年金の受給権者が老齢基礎年金を繰上げ請求すると寡婦年金は失権します。65歳前に遺族年金の受給権が発生した場合は、老齢基礎年金と遺族年金のどちらかを選択することになります。どちらを受給した方が得なのかよく検討する必要があります。

 

国民年金と厚生年金を受給できる人は同時に繰上げ請求することになり、どちらかだけを繰上げることはできません。

参考:日本年金機構

厚生年金も基礎年金と同じで、受け取る時期を繰り上げたり繰り下げたりすることができます。このとき、繰上げ受給すると年金額が減額され、そのまま一生変わらないこと、繰下げ受給すると年金額が増額されることも基礎年金と同じです。

 

このようにご自分のライフスタイルに合わせて、年金の受け取る時期を選ぶことができるのが、「繰り上げ受給」「繰り下げ受給」です。

受給年齢早見表でいつもらえるのか調べてみましょう

年金の受給開始年齢は、以前は国民年金が65歳、厚生年金が60歳でした。

 

2013年度の年金制度改正で、男性は1961(昭和34)年4月2日生まれ、女性は1966(昭和41)年4月2日生まれ以降の方は65歳になりました。

下の表でご自分の生年月日からいつもらえるのか確認してみましょう。

 

年金受給の時期はいつがおすすめ?

65歳から誰もが受給できる年金ですが、いったいいつもらえばお得なのでしょうか?

 

「繰り上げ受給」をする方がお得なのでしょうか?「繰り下げ受給」をするほうがたくさんもらえるのでしょうか?

 

長く受給するために繰り下げてもらえばいいと考えても、人の寿命はいつなのかは神のみぞ知るので受給が始める前に亡くなってしまうケースも十分ありえます。

いつ年金を受け取るか、いくら年金がもらえるのか、手続きをどうすればいいのかについてはお住まいの年金事務所に相談することもできます。

次に夫婦のライフスタイルに合わせたおすすめの年金の受け取り年齢のモデルをご提案いたしますね。ご夫婦の場合は、組み合わせ次第でいつ年金を受け取れば得なのか工夫することもできます。

年金受給モデル1 夫65歳、妻70歳(繰り下げ受給)

 

厚生労働省によると、2019年日本人の平均寿命は女性87.45歳、男性81.41歳です。女性は長生きする傾向がありますので、妻の受給を繰り下げにし、夫を通常の受給にします。

 

年金受給モデル2 夫60歳(繰り上げ受給)、妻65歳

 

女性に比べれば男性は飲酒や喫煙の嗜好があり、健康を害する可能性も高い傾向にあります。がんや短命の家系の場合も繰り上げて受給するほうがよい場合もあります。

 

年金受給モデル3 夫、妻とも60歳〜65歳(繰り上げ受給)

貯蓄が少ない、退職金がでない自由業などですぐにでもお金が必要な場合は繰り上げて早く受給します。

年金受給モデル4 夫、妻とも70歳(繰り下げ受給)

貯蓄に余裕があり、子供からも援助が見込める場合は繰り下げて受給します。

年金をいつ受け取るかはそれぞれのライフスタイルによって変わってきますね。どのモデルがご自身に適しているのかは、年金事務所で相談することもできます。

 

年金を受け取るには

年金は、受け取る資格ができたときに自動的に支給が始まりません。つまり、待っているだけではもらえません。ご自身で年金を受け取るための手続きを行う必要があります。

 

60歳または65歳になる前に、日本年金機構から年金請求書が郵送されてきますので、必要な書類を添えてお近くの年金事務所へご提出します。

※年金請求書に添える必要な書類は、個人によって異なりますので、詳しくはお近くの年金事務所へお問い合わせください。

参考:日本年金機構

 

まとめ:年金を受け取る始める時期を今のうちから話あっておきましょう

年金がいつからもらえるのかについて解説いたしました。

 

年金の受け取り年齢は自分で「繰り上げ受給」や「繰り下げ受給」の選択もできます。

しかし、いつ死ぬのかわからないのが人間です。

 

得だからという理由だけで70歳以降に受給することに決めるのは危険です。家計や健康状態に照らし合わせながら今のうちからよく話し合っておきましょう。

ぜひ終活の窓口にもご相談くださいね。

 

「終活の相談窓口」では終活に関する様々なサポートを行なっております。

竹内

  • エンディングノートの書き方サポート
  • 終活に関するご相談(無料)
  • おひとりさまの終活サポート

終活に関するご相談は以下からお願いいたします。

無料で受けられる「終活ガイド初級」で、終活の基礎知識を学びませんか?

エンディングノートの細かな部分をしっかり理解し、”『エンディングノート』を通じて豊かな人生のお手伝いをする”やり甲斐、使命感を感じられる仕事『エンディングノート認定講師講座』については以下をご覧ください。

この記事を書いている人 - WRITER -

Copyright© 終活の相談窓口 , 2021 All Rights Reserved.