0120-111-859

image

終活の相談窓口

永代供養のロッカー式の納骨堂とは?特徴やメリット・デメリットを解説

トップ > 永代供養のロッカー式の納骨堂とは?特徴やメリット・デメリットを解説

従来、遺骨の供養といえばお墓を建てたり、代々受け継いでいるお墓で行なったりするのが主流でした。しかし、最近では社会の変化に伴い、供養の在り方も多様化しています。

 

近年、少子高齢化や核家族化が進んだことでお墓を維持・管理する跡継ぎがいなくなり、墓じまいをする世帯も増えてきていることから、ニーズが高まっているのが永代供養のひとつである納骨堂です。

 

この記事では、その中でもロッカー式の納骨堂について解説していきますが、ロッカー式納骨堂についてみなさんどれだけのことを知っていますか?

 

聞いたことはあるけれど、他の納骨堂と何が違うのか、どんなメリットやデメリットがあるのかよく知らない…という方も多いのではないでしょうか。納骨堂にもいくつか種類があり、それぞれに長所・短所があるので、この記事でロッカー式の納骨堂に対する理解を深めていきましょう。

について解説します。

永代供養とは

永代供養とは、家族に代わって寺院や霊園などのさまざまな管理団体・施設が、一定期間遺骨を管理・供養してくれるシステムのことです。

 

管理側の寺院や霊園が続く限り、預けた遺骨の面倒を見てもらえるので、後継ぎのいない方や身寄りのない方、お墓に手間やお金をかけたくない方などに選ばれているそうです。

 

また、「永代供養」と聞くと永遠に管理してもらえるように思えますが、個別で安置してくれる期間は17回忌、33回忌、50回忌など各施設によって決まりがあり、その期間を過ぎたら合祀になります。

合祀の方法に関しても特に決まりはないので、契約前に確認しておくのがいいでしょう。

今回は詳しく説明しませんが、永代供養の付いているお墓(永代供養墓)には屋外型と屋内型があり、屋外の場合は永代供養付き個人墓、夫婦墓、樹木葬、屋内型は納骨堂、合祀墓などに分けられます。

 

納骨堂とは

次に、納骨堂についてご説明します。

 

納骨堂は、その名の通り遺骨を納めるお堂のことで、たとえば一般的な個人墓が一軒家だとすると、納骨堂はしばしば集合住宅にたとえられます。

納骨堂は

などにわけられます。

 

納骨堂は、従来は遺骨を一時的に納めておく場所として利用されていましたが、最近では一般的なお墓として利用したいというニーズの高まりから、半永久的に遺骨を安置する役割を担うことが多いようです。

 

ロッカーや小型の仏壇などに骨壷を納骨しますが、2~4個分の骨壺が入る程度のスペースものが多いため、夫婦や2世代で利用されるケースが大半です。このように、納骨堂は新しいお墓のかたちとして、近年供養の仕方やお墓の維持で頭を悩ませる方々の間で注目を集めています。

ロッカー式納骨堂とは

納骨堂にはさまざまな種類があり、現在でもその種類は増え続けています。

 

まずは本題であるロッカー式の納骨堂について詳しく説明しますが、その他にも

  1. 仏壇式納骨堂機
  2. 械式納骨堂
  3. 位牌式納骨堂
  4. 棚式納骨堂
  5. 墓石式納骨堂
  6. 合祀納骨堂

の6種類を紹介します。

ロッカー式納骨堂の特徴

ロッカー式の納骨堂は、その名の通り一定の大きさの納骨壇がコインロッカーのように並べて設置されている納骨堂のことで、個人や夫婦、1家族程度のご遺骨をおさめます。

 

納骨堂のロッカーは普段施錠されており、訪問した際には開けてお参りすることが可能です。

 

参拝の仕方は施設によってさまざまですが、たとえば、お堂の個人スペースの手前に供花や供物をそなえられる場所があり、そこで手を合わせられるタイプもあれば、訪れた際に遺骨を取り出して共有のスペースにて参拝するタイプなどがあります。

 

ロッカーに遺骨をおさめたり、手を合わせたりするのは少し不思議に思えるかもしれません。

 

しかし、近年ではロッカーの扉の前にお花や写真を飾ることができるものや、お壇のデザイン性が高いもの、液晶が付いているものなどもあり、ロッカー式の納骨堂だけでも種類が豊富になってきています。

それだけでなく、堂内に装飾が施されていたり、堂内の中心に本尊やモニュメントが祀られていたりするなど、以前よりも納骨堂内の華やかさが増してきているようです。

ロッカー式納骨堂のメリット

ここからは、ロッカー式納骨堂のメリットについてご紹介していきます。

個人のスペースがある

ロッカー式の納骨堂は、その1つひとつがきちんと区切られているためにご遺骨を個別で納めることができ、小さいながらも個人の専用スペースがあります。

 

そのため、お参りの際に問題なくご遺骨と対面することができるだけでなく、個人のスペースに仏具やお供物などの私物を置けることもあります。

宗派や宗旨が自由

通常の納骨堂の場合、基本的には日本の檀家制度により、そのお寺の檀家となって法事などを行うことになります。

 

しかし、永代供養が導入されたお墓は宗教的な供養を行うことを想定していないため、ロッカー式のお墓に限らず、宗旨・宗派に寛容であることが多いようです。

利便性・立地の良さ

通常のお墓はアクセスの悪い位置にあることが多いですが、ロッカー式納骨堂の場合はあまり場所を取らないために、都市部や駅の近くなど、比較的利便性の高い場所にあることが多いです。

 

また、屋内に設置されているので、参拝時にも天候を気にする必要がありません。

 

納骨堂も施設側で管理されるため、家族がお墓掃除を行う必要もなく、常にきれいな状態でお参りを行うことができるのもいいですね。

生前から予約が可能

生前に予約ができるのもロッカー式納骨堂のメリットです。

 

死後にお世話になる納骨堂を自分自身で決めて、あらかじめ手続きや費用の支払いを済ませておくことで、ご家族の負担を大幅に軽減することができるだけでなく、その後のトラブルを防ぐこともできるでしょう。

費用を抑えられる

ロッカー式納骨堂は、個人のスペースがある他の納骨堂と比べて作りやシステムが簡素なため、費用が比較的安い場合が多いようです。

 

納骨堂の立地や使用する人数・年月、スペースの広さなどによって変わるものの、費用の相場は1人につき15万〜50万円程度と言われています。

 

また、この費用とは別に年間で1万円程度の管理料が発生しますが、施設によっては最初にまとめて前払い場合や、期間ごとにまとめて払う場合などがありますので、契約時にしっかりと確認する必要があります。

 

墓石を建てるタイプのお墓の相場がおよそ150万円〜であるのを考えると、費用を大幅に抑えることができますね。

ロッカー式納骨堂のデメリット

次にデメリットについて解説していきます。

供養に対する満足度の低さ

もともと納骨堂が一時的に遺骨を預かる施設だったことから、特にロッカー式の納骨堂に対して「一時的な預かり場所」といったイメージを持っている方は少なくないと思われます。

 

また、見た目の無機質さやロッカーという性質上、遺骨を預けて供養する場所としては敬遠してしまう方もいるでしょう。

 

現在ではこのタイプの納骨堂も供養の方法の一つとして認識されてきていますが、家族や親族の間でトラブルや認識の違いが生じないように、本人や家族の希望と供養のスタイルが合致しているか、事前に確認する必要があります。

納骨できる数の制限や個人スペースの狭さ

こちらはその他の納骨堂にも共通していることですが、ロッカー式の場合は特に個人スペースが狭いこともあり、納骨できる数に限りがあります。

 

納骨の際には骨壷に入れて納骨スペースにおさめますが、最大でも8体分が上限でしょう。

 

そのため、追加で納骨するとなると新たに個人スペースを購入するなどの対処が必要になる場合もありますので、最終的には何人程度で利用することを想定しているのか、購入する前によく考える必要があります。

いずれは合祀になる

ロッカー式の納骨堂に限ったことではないですが、永代供養墓の場合は個別で供養してもらえる期間に限りがあることに注意しなければなりません。

個人の契約内容によって異なりますが、基本的には一定の期限が過ぎたら不特定多数の方と一緒に合祀あるいは合葬されるため、その後は個別のスペースが利用できなくなるだけでなく、ご遺骨を取り出すこともできなくなります。

 

しかし、合祀墓に移された後も施設によって供養され続けますので、その点は安心しましょう。ロッカー式納骨堂の利用にはさまざまなメリットがありますが、検討する際には以上のようなデメリットも抑えた上で決断しましょう。

その他の納骨堂の種類

それでは、ロッカー式以外の納骨堂について、それぞれ簡単に解説していきたいと思います。

仏壇式納骨堂

こちらは仏壇が設置されている納骨堂で、寺院納骨堂でよく見られます。

 

上段が仏壇、下段が遺骨を収蔵するスペースとなっており、1人用から家族用までさまざまなタイプがありますが、通常の仏壇と同様に1家族で1つの仏壇を使用するのに適しているでしょう。

 

他の納骨堂と比べて豪華で設面で充実している分、費用も少し高めなのが特徴です。

機械式納骨堂

こちらは自動搬送式納骨堂とも呼ばれるものです。

 

建物全体が納骨堂になっており、専用のICカードを機械にかざしたら、建物内に保管されているご遺骨が参拝スペースまで自動で運搬されるシステムになっています。

 

参拝スペースには生花や焼香台など、さまざまな設備があらかじめ設置されているため、何も持たずに訪れることができます。

位牌式納骨堂

位牌式は、棚に位碑や骨壷を設置するタイプの比較的簡素な納骨堂です。

 

位牌とともに遺骨を安置できる場合と、それぞれを別に安置する場合がありますが、後者のケースがほとんどです。

 

そのため、個人での利用には適していますが、共用の礼拝スペースでお参りしなければならないことも多く、ご遺骨に対面できないこともある点に注意しましょう。

棚式納骨堂

棚式は古くからある形式で、施設内の区分けされた棚に骨壷を納めるシンプルな納骨堂です。

 

合祀ではないですが、ロッカー式と違って個人のスペースを施錠することはできません。シンプルな作りのため、費用を抑えられるでしょう。

墓石式納骨堂

墓石式は「室内墓地」とも呼ばれるタイプの納骨堂で、納骨堂内に一般的な墓石と同様の、あるいは少し小さめの墓石を建てる形式のものです。

 

通常のお墓のように、お花やお線香を供えてお参りできることが多いのが特徴です。

合祀納骨堂

こちらは、ご遺骨を他の方のものと合同で安置するタイプの納骨堂です。

合祀なので最も費用を安く抑えられますが、ご遺骨を取り出したり、返却したりすることができない点に注意しましょう。

まとめ:

社会の変化に伴い、供養の方法の一つとして受け入れられてきている納骨堂。今回は、そのうちロッカー式納骨堂についてご紹介しました。

 

従来、ロッカー式の納骨堂は味気のない、簡素すぎる施設といったイメージがありましたが、最近では施設内やお壇自体に豪華な装飾が施されているケースも多く、選択肢が増えているようです。

 

宗派に対する寛容さやアクセスのよさ、費用を抑えられるなどのメリットがある一方で、個人スペースが狭い、供養が少し物足りないなどのデメリットもあります。

 

どちらの点も理解し、何を重視するかを周囲とも話し合った上で選ぶことが大切ですね。

お墓
お墓についてさらに知りたい方は→ お墓について関連記事一覧
『終活』とは自分の望む最期を迎え、人生をより充実したものにするため、生前準備を行うことです。 人生の後半戦を思う存分楽しむために『終活』を始めてみませんか? 終活に関する記事一覧
トップへ戻る