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永代供養の個人墓とは|デメリットや注意することはある?

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記事監修者:一般社団法人終活協議会代表理事:竹内義彦

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お墓といえば子孫または親類縁者が代々守っていくものとされていました。しかし時代の流れ、ライフスタイルの変化により『承継者が途絶えてしまう』という方が増加傾向にあります。

それに伴い、承継者がいない無縁墓にならないため、最初から承継者を考えないタイプの『永代供養墓』も増加傾向にあります

そんな、近年注目を集めている永代供養。今回は

  • 永代供養とは何か
  • どのような方に選ばれているのか
  • メリットデメリット
  • 永代供養の1つとしてある個人墓とは何か
  • 個人墓のデメリットや注意点

について詳しく解説していきます。

永代供養とは

永代供養とは、寺院や霊園が永代にわたり、亡くなった方の供養をすることです。

 

永代とはいっても、実際は「永遠、未来永劫」を意味するわけではありません。寺院や霊園によって供養期間が異なりますが、必ずしも永代にわたって供養してもらえるとは限りません。通常は永代供養には期限がありますので、永代供養を希望する方は寺院や霊園で期間を確認しておくことをおすすめいたします。

費用は契約時に支払う永代供養費のみというのが一般的ですが、宗教・宗派によっては檀家になることが条件という寺院もあります。

どのような方に永代供養は選ばれているのか?

ライフスタイルによってお墓のスタイルも自由に選べる時代になりました。

永代供養墓を選ぶ人は大きく2つに分けられます。

  • 子供がいない方、お墓の承継者や管理者がいない人
  • 家族に負担をかけたくない人

詳しくみていきましょう。

 

子どもがいない方、お墓の継承者、管理者がいない方

近年では、永代供養を希望する方が増えてきています。その背景の大きな原因として少子化が挙げられます。

 

総務省統計局の「人口推計」によると、日本の子どもの数は年々減少傾向に。2020年4月1日時点の総人口における子ども(0歳から14歳)の割合は12.0%。それに対して、1950年10月1日の時点での子どもの割合は35.4%です。全体の人口に対して、いかに子どもが近年で減っていているかお分かりいただけるかと思います。

出典:総務省統計局

子どもがいない夫婦(カップル)生涯独身でいる方が増えたことで、子孫、つまりお墓の管理者、継承者がいないことを懸念して、生前に永代供養を希望する方が増えてきているのです。

 

家族に負担をかけたくない方

子どもがいらっしゃる場合でも、永代供養を選ぶ方が増えてきています。その理由として挙げられるのは金銭的負担です。

永代供養ではなく、新たにお墓を購入する場合、費用がかかります。安い墓石であれば12万円ほどで購入が可能ですが、高い墓石であれば、100万円を超えることも…。さらに霊園や寺院に支払う永代使用料もかかります。

永代使用料とは、お墓の土地代のこと。お墓の土地は購入をしているのではなく、土地を使用する権利を購入していることになります。
永代供養であれば、お墓の購入と比べてかかる費用が抑えられます。合祀(ごうし)の場合であれば、お墓を購入する必要がなく費用負担が少ないのです。合祀とは、他の方と一緒に埋葬することです。

永代供養墓のメリット

近年注目を集めている永代供養ですが、メリットとは何でしょうか。ここでは永代供養のメリットのご紹介をいたします。

費用が安い

費用イメージ

前述したように、新たにお墓を購入するよりも、永代供養の場合はかかる費用が抑えられる傾向に。

 

合同墓であれば、墓石代は必要ありません。合同墓とは、複数人のご遺骨をまとめて納骨するお墓のこと。永代供養墓とも呼ばれます。

宗教宗派を問わず利用が可能

合同墓の場合は、宗教を問わず利用することが可能な場合が多いです。

ただし、一部の寺院では、その宗教に帰依すること、檀家になることが条件となりますので、事前に確認をしておきましょう。

お墓の継承者、管理者を必要としない

すでにご紹介しましたが、永代供養であれば寺院や霊園が管理をしますので、子どもがいない、お墓の継承者や管理者がいない場合でも利用しやすいのです。

永代供養のデメリット

デメリットイメージ

ここまで、永代供養のメリットを簡単にご紹介してきましたが、良いことばかりではありません。永代供養にはデメリットもありますので、のちのトラブルにならないためにもよく知っておきましょう。

合同墓の場合は、ご遺骨を取り出すことができない

永代供養の場合は、合同墓、永代供養墓でご遺骨を管理することが多いです。

 

この場合は、他の方のご遺骨と一緒に埋葬することになります。そのため、後からご遺骨を取り出すことができないのです。家族間でトラブルになることもありますので、合同墓の場合はよく家族への相談が必要となります。

永代供養には期限がある

先述したように、永代といっても永遠ではありません。17回忌、33回忌、50回忌などを区切りとします。この期限を過ぎると、多くの霊園や寺院では合祀となります。

 

永代供養の個人墓とは

さて、ここまで合同墓、永代供養墓という言葉が何度か出てきました。永代供養のお墓の1種として合同墓と永代供養があるわけですが、他の方と一緒なのはちょっと…という方もいらっしゃいますよね。

 

永代供養のお墓は、合同墓だけではありません。個人墓(こじんぼ、こじんはか)というものもあるのです。

 

個人墓とは、自分だけのお墓のこと。

近年では、自分ひとり用ではなく、パートナーと一緒のカップル用の個人墓(夫婦墓と呼ばれます)も存在します。

永代供養の個人墓であれば、自分だけのお墓ですので、好みのデザインのものを生前に選ぶことができる場合も。女系家族である場合や、子どもがいらっしゃらない方、お墓の管理者、継承者がいない方でも安心というメリットもあります。では、永代供養の個人墓はどのような方に向いているのか、見てみましょう。

  • 子どもがいない方、墓の継承者、管理者がいない方
  • 他の方と一緒の埋葬に抵抗のある方
  • 自分だけのお墓が欲しい方
  • 死後もおひとりさまを満喫したい方
  • 家族に負担をかけたくない方

独身の方で、死後もひとりでゆっくり過ごしたいと希望する方も少なくはありません。生前の趣味をお墓に反映したい方にも向いていると言えます。

 

このように、合同墓、永代供養墓と比べてメリットがある個人墓ですが、デメリットも…。

個人墓のデメリット・注意点について

個人墓のデメリット・注意点についてご紹介します。これからお考えの方も後悔したいために、しっかりと知っておきましょう。

個人墓は一定期間過ぎると合祀となる場合がある

個人墓とはいっても、一定期間が過ぎると合祀となることがあります。

 

事前に期間が過ぎると合祀になるかどうか、どのくらいの期間が過ぎると合祀になるのかなど、確認しておくことをおすすめいたします。

個人墓は費用が高い傾向があ

ひとりのためのお墓ですから、合同墓、永代供養墓と比較して費用が高い傾向にあります。費用はケースバイケースですが、約150万円から300万円ほどとお考えください。個人墓にかかる費用は一般的に次のもので構成されています。

  • 墓石代
  • 刻字料
  • 永代供養料
  • 区画代
個人墓の費用項目は上記の限りではありません。その他、管理料が別途必要になったり、寺院の場合はお布施が必要になる場合があります

個人墓は合同墓と異なり、自分だけのお墓があるのが特徴。つまり、墓石の費用がかかるため高額になる傾向に。墓石の費用もさまざまです。墓石はデザインなどで選ぶこともでき、高いものを選べばその分費用がかかることも。

 

こちらもケースバイケースですが、個人墓の永代供養料は、合同墓と比べて高く設定されていることがあります。また、個人墓の区画スペースによっても費用が異なり、一般的に広いスペースとなるとその分だけ負担がかかるのです。

まとめ:永代供養の個人墓とは|デメリットや注意することはある?

永代供養は、子孫による墓の管理などが必要ないため、子どものいない方には向いていると言えるでしょう。

 

永代供養には、合同墓、永代供養墓の他に、自分だけの個人墓があります。ここではご紹介しませんでしたが、その他にも樹木葬や納骨堂という形の永代供養もあります。

どのスタイルがよいかに正解はありません。故人の方が生前にどのような祀られ方をされたいかによって異なりますので、ぜひゆっくりとお考えになってください。

 

ここでご紹介したように永代供養、個人墓にはメリットだけでなく、デメリットもあります。のちのトラブルを避けるためにも家族とよく相談してから決めてくださいね。

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