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お墓を守る人がいない!永代供養にしたときに骨壺はどうする?

 

記事監修者:一般社団法人終活協議会代表理事:竹内義彦

記事監修者:一般社団法人終活協議会代表理事:竹内義彦

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  • 独身で一人っ子
  • 姉妹で、嫁いでしまって姓が変わっている
  • 夫婦ふたりで子供がいない
  • 自分が死んでしまったら墓守をする人がいなくなる…

 

誰が墓を守るのかというのは、少子化の現代では多くの人の悩みです。

お墓が無縁墓になるのは避けたい。
お墓が遠くにあって自分も年をとり、お墓参りに出かけるのが難しくなってきた…

など、いろいろなことが頭をよぎりますよね。

 

終活のひとつに墓じまいというものがあります。

 

墓じまいとは、今あるお墓を撤去して、遺骨を別の墓地へ移転、あるいは永代供養墓地に移転することです。

自分が死んだ後のお墓をどうしたらいいか悩むときに、永代供養を選択のひとつにしてみてはいかがでしょうか?永代供養をすることになると、骨壺の処分を検討しなければならなくなります。

 

この記事では、永代供養に焦点をあて、墓じまいした後の骨壺はどうすればいいのかについて、お伝えいたします。

永代供養は、お寺や霊園にお墓の管理を任せる供養のかたち

永代供養とは、永遠にお墓を見てもらえるものなのでしょうか?

永代供養とは

供養する子孫が絶えた際に、寺や霊園が永久的または一定期間管理し、供養を行う墓。 合葬の形をとるものが主流で、納骨堂や霊廟(れいびょう)などに納骨される形式のほか、従来型の墓で一定期間供養した後に合葬される形式などがある。 引用:weblio

実は、永代供養といっても、ずっと墓の管理をしてくれるわけではないということを覚えておきましょう。
遺骨を安置してくれる期間は、一般的に33回忌までとするところが多いようです。 33回忌とは、死後満32年、数えて33年目の法要のことです。また、ほとんどの場合は33回忌に弔い上げをします。

弔い上げとは

法要を営む最終の年忌。三十三回忌または五十回忌とする所が多い。これ以後、年忌供養を営まない。

引用:goo辞書

それでも、死後33年は責任を持って遺骨は安置されますから、安心です。

そして、墓じまいに永代供養を検討しようと思ったら、骨壺の処分を考えなければなりません。

骨壺の処分(個人墓と合葬墓)

永代供養にしたときに、そのまま骨壺を使える場合と、処分しなければならないケースがあります。ここでは、骨壺の処分をどうするのかをみていきましょう。

個別墓での骨壺は?

永代供養で個人墓を選んだ場合、通常のお墓をそのまま永代供養にする場合と、墓じまいはして、遺骨は納骨堂に納めるケースがあります。納骨堂で骨壺は使えるのでしょうか?

一般の墓を一軒家とたとえるのなら、納骨堂はマンションのようなもの。隣や上下に他人の遺骨が安置されています。

納骨堂によっては、スペースが狭く、今までの骨壺が使えなくなることもあります。その場合は小さなサイズの骨壺に遺骨を移し替える必要もあります。

骨壺は以下の表のサイズがあります。

【骨壺サイズ】1寸は3.3cm/尺は33cm

単位:寸 高さ:cm(約) 直径:cm(約) 大きさのイメージ
2 7.5 6.5 小鳥の入る大きさ
2.3 8.5 7.0 フェレットが入る大きさ
3 11.0 9.5 うさぎが入る大きさ
4 14.0 12.5 猫や小型犬が入る大きさ
5 17.5 15.5 中型犬が入る大きさ
6 20.5 18.0 西日本の一般的な骨壺
7 25.5 22.0 東日本の一般的な骨壺
8 28.5 25.5 改葬で合同にする場合
尺寸 34.0 31.5 改葬で合同にする場合

*骨壺サイズは 9種類もあります。一番小さいものから数えて2寸、2.3寸、3寸、4寸、5寸、6寸、7寸、8寸、尺寸というものです 。一般的には東日本は7寸、西日本は6寸の骨壺サイズが骨壺として使用されています。(お墓の大きさや納骨堂の間口の大きさによって、多少サイズが変わることがあります)

また、納骨堂でも納骨できる骨壺の数は限られていて、身内同士の骨を骨壺にまとめる場合もあります。その場合は、今までの骨壺は処分します。

 

納骨堂は安置期間が過ぎたら、他の遺骨と一緒に埋葬されることとなります。

合同墓(合葬墓)での骨壺は?

合同葬とは、血縁も宗教も異なる人の遺骨を埋葬するスタイルです。そのため、骨壺から遺骨を取り出し、そのまま納骨します。よって、納骨した遺骨だけを取り出すことができなくなります。

 

合同墓に入れば、半永久的にお寺が供養してくれ、いつも誰かの遺族が供養に訪れますので、無縁墓の心配はなくなります。しかしながら、今まで自分のお墓に納めていた骨壺は処分しなければなりません。

永代供養時の骨壺の処分方法

永代供養をする場合、困るのが骨壺の処分です。骨壺を処分する方法はふたつあります。

自分で処分する

知らない人に大切な骨壺を処分されたくない場合は、ご自分で骨壺をひきとって、細かく砕いて処分しましょう。

 

骨壺は粉砕し、骨箱は解体します。気をつけるのは、名前が書いてあるところがわからないように砕くことです。その後、地域の燃えるゴミ、燃えないゴミに区分して処分します。

自分で骨壺を処分するのは、心情的にも、技術的にもとても大変なので、あまりおすすめしません。

お寺や霊園に頼む

自分での処分にこだわらないのであれば、お寺や霊園に骨壺の処分を依頼しましょう。

 

お寺や霊園は、指定業者と契約し、委託しています。骨壺はきちんと細かく砕かれて、手続きをとって処分されています。処分費用は、お寺や霊園によって変わりますので、お手数ですが、各自お問い合わせください。(骨壺によりますが、1000円からというところもあるようです)

骨壺を処分しなくてもいいのは?

納骨堂によっては、合祀墓でも骨壺のまま納骨できる場所もあります。

 

もともと東日本と西日本では、骨壺の大きさが違います。 一般的に東日本は7寸、西日本は3寸から6寸と小さい骨壺です。

西日本が小さい骨壺なのは、分骨の習慣があるからとも言われています。小さい骨壺であれば、そのまま使用できることもあります。

*納骨堂でも納骨できる骨壺の数は限られていて、身内同士の骨を骨壺にまとめる場合もあります。その場合は、今までの骨壺は処分することになります。

一部遺骨を残しておきたい場合は骨壺にいれて手元供養に

合祀墓の永代供養にした場合、故人の遺骨は取り出せなくなります。

 

故人の遺骨を一部手元に残しておきたいという方には、永代供養後の手元供養をおすすめします。手元供養とは、骨壺に遺骨を入れて、自宅に故人の遺骨を安置することです。 遺骨を勝手に敷地内に埋めたりせずに、自宅に安置するのであれば、法律には触れません。

埋葬又は焼骨の埋蔵は、墓地以外の区域に、これを行つてはならない。
引用:厚生労働省 墓地、埋葬等に関する法律 第二章第四条

他人のご遺骨を預かって保管することはできません。手元に遺骨を安置できるのは血縁があるものだけです。他人の遺骨を預かるには許可が必要です。

 

血縁があるものの遺骨でも、一度お墓にいれた遺骨は、改葬許可が必要です。

手元供養にする際の骨壺の選び方 探し方

自宅納骨用として、骨壺に遺骨を入れて家族と過ごすというのも現代のライフスタイルになってきました。 手元供養にする際にどんな骨壺を選べばよいのでしょうか?

骨壺の種類

どのような骨壺を選ぶのかは好みと用途によります。

 

できるだけ、多く遺骨を入れたい場合は大きいもの。インテリアに違和感がないものを選びたい場合は、ミニ骨壺(2寸/高さ7cm前後)を選ぶとよいです。

骨壺の素材

骨壺といえば、陶器製。そのほかにも、ガラス製、金属製、七宝焼の素材のものもあり、一見骨壺には見えないものも増えてきました。部屋に安置しても、仰々しさは感じないおしゃれなものまで幅広くあります。

 

そうはいっても、故人の遺骨をいれる骨壺なので、格式が高くないといけないのでは?と考える方もいることでしょう。

陶器製であれば、お値段は張りますが、有田焼、九谷焼、柿右衛門、清水焼のものもあります。もちろん、作家ものもあります。

 

ネットでもだいたいのものはわかりますが、骨壺専門のショールームに骨壺を見に行って、サイズ感や質感を知ることもおすすめです。

気をつけなければならないのは、供養のためにと、格式の高いものをすすめられることです。弔いのお気持ちがあれば値段は関係ありません。うっかり高額のものを購入させられないように気をつけましょう。

▼全国展開がある骨壺専門の店舗▼

セレモア

骨壺はどこに置くべき

手元供養にした場合、骨壺はどこに安置すればよいのでしょう? 広い家なら仏間に安置できますが、現代の住宅事情でマンション住まいの方は、リビングがおすすめです。

みんなが集うリビングに故人もいれば、やすらかに過ごせるかもしれません。

 

遺骨は通常桐箱に入っています。桐箱は、湿気を吸ったり吐いたりするので湿気を防げますが、桐箱から出して安置すると、湿気のひどい場所ではカビが生えてしまいます。

 

断熱性の高いマンションでは、結露がついたりしますので、寒暖差があまりない場所や、空気の入れ替えができる場所に安置することをおすすめします。もし、リビングが寒暖の差が激しいのであれば、北向の部屋や寝室、クローゼットの一角に供養スペースをつくって、供養しましょう。

まとめ:お墓を守る人がいない!永代供養にしたときに骨壺はどうする?

自分の死後のお墓の未来に悩むのであれば、永代供養を終活の一環として考えてみたらいかがでしょうか?

 

永代供養後に骨壺や遺骨を処分するのが心苦しいと考えるのであれば、故人と一緒に過ごすことができる手元供養もあります。いずれにしても、骨壺の処分や買い替えを検討するために、情報収集する必要があります。

 

ぜひ終活の相談窓口にもご相談ください。

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