『例文あり』墓じまいの挨拶状の書き方〜誰に出すべき?送るタイミングは?

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  • 実家のお墓が遠方にある場合
  • 今後自分たちで管理していくのが難しいと判断した場合

など、最近では実家のお墓を墓じまいして、自分たちの住まいの近くに移す改葬を検討するご家庭が増えています。

 

 

墓じまいなんて初めての経験だと思いますし、手続きや供養などに忙しいかもしれません。

 

たけうち
閉眼供養が終わって、ホッと一息と安心してしまう人もいるでしょうが、お世話になった方への挨拶状も忘れずに行ってくださいね。

 

今回は、墓じまいの挨拶状について、書き方や例文も合わせてご紹介いたします。

 

墓じまいとは

継承するお墓が遠方にある場合、十分な供養ができないという理由から、現在のお墓を閉じることを『墓じまい』と言います。

 

墓じまいした後、遺骨は手元にずっと置いておけないので、新しい土地などに移す必要がありますが、別の場所に移すことを『改葬』と言います。

 

『墓じまい』をするとき、『改葬』をするときには、書類上の手続きや供養が必要となります。詳しくは以下の記事をご覧ください。

 

 

挨拶状とは?メールや電話ではなく手紙やハガキにするべき理由

『墓じまい』をする際、閉眼供養後に挨拶状をお世話になった方々へお送りするのが一般的です。

 

スマホ普及率が増加傾向にある日本ですから、挨拶状も手軽に、メールや電話などで済ませてしまいたい気持ちもあるかもしれません。

 

そもそも挨拶状とは相手に対するお礼の気持ち、敬意を示すために送る書状ですから、手軽に済ませることは相手に対して失礼にあたる行為でもあります。

 

たけうち
手軽に電話やメールで気持ちを伝えられる時代だからこそ、文字にのせて想いを伝えられる手紙で、相手へお礼の気持ちを伝えたいですね。

 

墓じまいをするときに挨拶状は必要?どこまで送る?

お墓のある場所には、血縁・姻戚(いんせき)など、深いつながりのある方が住んでいる場合が多く、毎年お墓まいりに訪れてくれていた方も中にはいらっしゃるかと思います。

 

そういったお世話になった人に対して、無言でお墓を片づけてしまうのは無礼な行為ともいえますよね。

 

墓じまいする時には、そういった失礼のないように、ご報告も含めた挨拶状を送るのが一般的です。

 

上記で解説したように、現代ではメールや電話など手軽に行える連絡手段は多くありますが、相手へのお礼の気持ち・敬意を示すためにも手紙でお送りしましょう。

 

「墓じまい」「改葬」の流れ〜挨拶状は閉眼供養後に送るのが一般的

 

「墓じまい」「改葬」は書類上の手続きの他に供養なども必要になります。

 

どのタイミングでお礼状をお送りすれば良いのか迷ってしまいますよね。墓じまいのお礼状を出すタイミングは、閉眼供養を行った後が一般的です。

 

閉眼供養とは、墓石に宿っている仏様の魂を抜き取るという意味を持つ儀式です。

引用元:やまと石材店

 

閉眼供養までの「墓じまい」「改葬」の流れは以下の通りです。

手順 書類 供養
1:新しい墓地を購入する
2:新墓地の管理者より書類を発行してもらう 墓地利用許可証(a)
受け入れ証明書(b)
3:現墓地のある役所で必要な書類をもらう 改葬許可申請書(c)
埋葬証明書(d)
4:現墓所の管理者に改葬(移転)の許可を得る 管理者から(d)の書類に署名、捺印をしてもらう
5:現墓地の市区町村役所から改葬許可を得る 必要事項を記入した(c)の書類に(a)(b)(d)をつけて申請する
6:現墓地の御魂抜き供養後、遺骨を取り出す 閉眼供養を行う。挨拶状を送る
7:現墓地を更地にする

暮石の移転、処分を暮石店に依頼
8:新墓地の御魂入れの開眼供養後、納骨 (c)の書類を新墓地に提出する 開眼供養を行う

 

「墓じまい」挨拶状の書き方、例文

 

墓じまいの挨拶状で書くべきことは以下の通りです。

 

ポイント

  1. 時候の挨拶
  2. 墓じまいをした時期
  3. 元のお墓の所在地、新しいお墓(移転先)の所在地
  4. 墓じまいの理由
  5. 結びの言葉

 

一つ一つ解説していきますね。

 

1:時候の挨拶

時候の挨拶とは、手紙の前文のことを言います。

 

前文に季節の挨拶をつけることは、四季の豊かな、美しい日本の習慣だともいえますね。

 

時候の挨拶は、季節(月)によって変わってきます。

 

メモ

寒さの中にも春の足音が聞こえてきます(2月)

桜の花は今を盛りと咲き誇っておりますが(4月)

梅雨の晴れ間の青空は、すっかり夏色となりました(6月)

 

参考:年賀状・暑中見舞いドットコム

 

2:墓じまいをした時期

次に、墓じまいをした時期について書いていきましょう。

メモ

この度、我が家の墓所を、去る○年○月○日に、墓じまい致しました。

 

3:元のお墓の所在地、新しいお墓(移転先)の所在地

元のお墓の所在地および、新しいお墓(移転先)の所在地も記載しましょう。

 

たけうち
特に新しいお墓の所在地は、お墓まいりをしていただくときにとても重要な情報となりますので出来るだけ詳しく書いてくださいね。

 

メモ

改葬先の所在地は、〇〇県〇〇市の□□霊園です。

手紙でお送りする場合には、移転先墓地の所在地がわかる地図なども一緒にお送りすると良いでしょう。

 

4:墓じまいの理由

「なぜ墓じまいしたのだろう?」手紙の送り主は少なからず、そんな疑問を感じることでしょう。

 

なぜ墓じまいに至ったのか? その経緯について書くことで、トラブル回避にもなります。

 

メモ

我が家には、私の他にお墓の管理ができるものが誰もおらず、このまま放置することはご先祖様に申し訳ないと思い、今回墓じまいさせていただくことになりました。

ーーー

我が家は旧墓所から遠く、日々のお墓の管理が十分に出来ないことを心苦しく思っておりました。このまま放置することはご先祖様に申し訳ないとの思いから、今回墓じまいさせていただくことになりました。

 

5:結びの言葉

最後に結びの言葉です。結びの言葉は、前文の時候の挨拶から考えることをオススメします。

〜例〜

前文(時候の挨拶) 結びの言葉
寒さ暑さも彼岸まで、と言うように(3月) 春とともに皆様の上にも幸せが訪れますようお祈りいたします
夏を思わせる陽ざしに、早くも日陰が恋しいようです(5月) 梅雨のはしりのように気まぐれな空の下、十分お体にお気を付けください
立秋とは名ばかりの暑い日が続いています(8月) 残暑厳しき折、皆様のご健勝をお祈り申し上げます
落ち葉が風に舞う頃となりました(11月) 向寒の折柄、ご健康にはくれぐれもお気をつけください

 

参考→参考:年賀状・暑中見舞いドットコム

 

まとめ:『例文あり』墓じまいの挨拶状の書き方〜誰に出すべき?送るタイミングは?

「墓じまい」には書類上の手続きや供養など、やるべきことが沢山あり、その上「挨拶状」まで作成しなければ・・・と思うと億劫になってしまう人もいるかも知れません。

 

たけうち
挨拶状を送ることは、いままでお墓にお参りしてくださった方へ、感謝の気持ちを伝えることでもあります。

 

なので、「墓じまいの挨拶状」は、身内・親戚だけではなく定期的に参拝してくださる方へも、感謝の気持ちを込めてお送りしましょう。

 

たけうち
今回は、「墓じまいの挨拶状」について解説しました。墓じまいのことで分からないことやご相談があれば、いつでも気軽にお問い合わせくださいね!

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