お気軽にお電話ください(年中無休:10時~17時)

永代供養は永遠ではない!?期間に期限はある?

WRITER
 

記事監修者:一般社団法人終活協議会代表理事:竹内義彦

記事監修者:一般社団法人終活協議会代表理事:竹内義彦

この記事を書いている人 - WRITER -

自身のエンディングを意識して終活を進める際、お墓をどうするかというのは切実な問題のひとつでしょう。

 

遠方の実家のお墓を墓じまいをする、子どもたちに迷惑をかけたくないから、自分たちのお墓は負担がかからないようにしたい。そう考える方が増えてきています。そんなときの選択肢として今、注目されているのが永代供養です。

 

永代供養というとこの先、何十年、何百年もずっと供養してもらえると考えてしまいがちですが、実際のところはどうなのでしょうか。そもそも永代供養とはどういうものなのか、期限はあるのかなどについてご説明しましょう。

永代供養とは、子孫の代わりに遺骨を管理・供養してくれるもの

通常、先祖のお墓は子孫が守っていくものです。しかし、子孫がお守りできない事情があったり、後継ぎがいなくなってしまうと、やがてお墓は管理する人がいないということで無縁仏になってしまいます。それを避けるため、墓じまいを考える方が多いわけですが、その際に永代供養が選ばれることが多くなっているのです。

 

一般的に、家族やその子孫が自分たちのお墓で遺骨の管理や供養を行うのに対して、永代供養は、霊園や寺院が代わりにそれらを行います。永代供養にすると、遺骨は霊園や寺院が管理してくれるので、子孫がお墓を維持していかなくてもよくなります。

 

また、永代供養の墓にすると墓地と墓石などを用意する必要がないので、費用を抑えたい方にも選ばれることが多くなっています。
というのは、そもそもお墓というのは、1つのお墓に専用の墓地と墓石をそれぞれの家が用意しなければなりません。購入後は管理費などの維持費もかかってきます。

それに対して永代供養では、霊園やお寺が一つの大きなお墓を建て、その中の区画をそれぞれの家が利用する、あるいはまとめて遺骨を安置する方式になっています。

 

永代供養で1つの大きなお墓に遺骨を納める場合でも、最初から他の方の遺骨と一緒に埋葬する、あるいは遺骨を一定期間安置した後、他の方の遺骨と一緒に埋葬したり、ずっと個別の区画に遺骨を埋葬するなど、いくつか方法があります。

永代供養は未来永劫でなく、定められた期限がある

そもそも「永代」とはどういう意味かというと「長い年月」を意味します。永代供養も、特に定められた期間ではないものの、永遠に供養してもらえるとはいえないのです。

 

どこの霊園や永代供養墓のある墓地でも、期限が設けられているのが一般的。安置期間に法的な決まりなど明確なものはないため、霊園や寺院ごとに決めているのが実情です。だいたい17回忌、33回忌、50回忌など、節目の回忌に設定されており、希望やプランによって選べるようになっています。

 

通常、亡くなってから49日を迎えた時期が一般的な納骨のタイミングですが、永代供養をお願いする場合はその際に、いつまでと決めることが多く、最初に33回忌までなどを決めて供養料をお支払いすることが多いようです。
その後、遺骨をどのようにして供養するかに関しては、霊園やお寺などが決めたようになります。だいたいは安置期限が過ぎた遺骨を土に埋葬したり、遺骨の一部を骨壺に納めて残したりするなど、霊園や寺院ごとに様々な埋葬方法を取ります。

 

また、供養方法に関しては、霊園や寺院で彼岸やお盆に合同供養を行ってくれたり、お布施を支払えば回忌法要を行ってくれる場合もあります。

 

永代供養というと、納骨堂を思い浮かべる方もいるかもしれません。

「永代供養」は供養の方法で、屋内に遺骨を安置するのが納骨堂、屋外の合祀するお墓に遺骨を納めるのが永代供養墓です。
また最近、人気の高い樹木葬も永代供養のひとつで、こちらはもちろん屋外の庭園などになります。

お墓を管理するより費用はかからないが、永代供養料はそれぞれ

永代供養は一度費用を払えばあとはお任せでき、追加の費用もほとんど支払うことがないので、経済的な負担も少なく安心です。
しかし相場は、その霊園、お寺によって本当に千差万別なので、一概にいくらとはいえません。最低10万円くらいから高いところでは100万円くらいかかるところもあるようです。

遺骨が安置される期間や納骨のタイプ、供養の内容などによって変わりますが、東京都内での永代供養の費用は50万円前後が平均的です。

数百万円を超えるものもあるようなので、選ぶ際には全体にかかる費用についてしっかり説明を受けてから決めるようにしましょう。

さらに17回忌まで、33回忌までという管理の期間によっても費用は違ってきますので、依頼する場合は事前にしっかりと確認しましょう。

 

また、生前に永代供養を申し込むと、年会費や管理費が必要になることもあります。

永代供養にはメリットだけでなく、デメリットも

遺骨の管理と供養は自分でする必要がない、費用を抑えられる、宗旨・宗派を問わないなどのメリットがたくさんある永代供養。しかしいいことばかりではありません。

 

永代供養のデメリットはだいたい次の通り。契約後に後悔しないよう、こういうこともよく考えてから永代供養にするかどうか決めましょう。

合祀の場合、遺骨は取り出せない

永代供養墓では、他の遺骨と一緒に使う合祀墓に納められることが多いので、取り出したいと思ったときに遺骨を出すことができなくなります。

※納骨堂や樹木葬は、たとえば33回忌まで管理料を支払っている場合、遺骨を取り出すことができます。ただし、その先の対応は霊園・お寺によって異なります。

どこでも自分の好きな場所に納骨できない

基本的には区画が限られているため、好きな場所への納骨が不可能な場合が多いようです。

増設はできない

たとえば父親の遺骨を納めた永代供養墓に、次に亡くなった母親の遺骨を追加することはできません。それでも納骨したい場合は、新たに契約の必要があります。

あるいは最初に何体の遺骨を納めるという契約をしておけばいいのですが、納骨の費用は別途かかるケースがあります。

まとめ:永代供養は永遠ではない!?期間に期限はある?

永代供養は、お墓の維持・管理を負担に思う方、子どもに迷惑をかけたくない、自分のお墓を自分で用意したいなどと考える方などから注目されています。しかし永代供養というのは決して永遠に供養してもらえるというわけではありません。永代供養のお墓を管理している霊園、お寺などと契約して、期間を決める必要があります。

 

最初に納骨するときに永代供養料を支払い、遺骨の維持管理をお任せするというのが一般的。だいたい33回忌くらいまでが目安で、その後はその永代供養墓のあるところによって、他の遺骨と一緒に埋めてしまうというのが多いようです。

 

しかし、いったんお願いしてしまうと、その後は維持・管理の必要がないので精神的にも負担が少なくなります。また、墓地や墓石も用意する必要がないので、最初の費用も抑えられます。今、子どもがいない方、お墓をお守りすることが負担に思える方は検討してみるといいでしょう。

お墓
お墓についてさらに知りたい方は→ お墓について関連記事一覧
『終活』とは自分の望む最期を迎え、人生をより充実したものにするため、生前準備を行うことです。 人生の後半戦を思う存分楽しむために『終活』を始めてみませんか? 終活に関する記事一覧

「終活の相談窓口」では終活に関する様々なサポートを行なっております。

竹内

  • エンディングノートの書き方サポート
  • 終活に関するご相談(無料)
  • おひとりさまの終活サポート

終活に関するご相談は以下からお願いいたします。

無料で受けられる「終活ガイド初級」で、終活の基礎知識を学びませんか?

エンディングノートの細かな部分をしっかり理解し、”『エンディングノート』を通じて豊かな人生のお手伝いをする”やり甲斐、使命感を感じられる仕事『エンディングノート認定講師講座』については以下をご覧ください。

この記事を書いている人 - WRITER -

Copyright© 終活の相談窓口 , 2020 All Rights Reserved.