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独身でも永代供養は可能なの?おひとりさまのお墓事情について

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記事監修者:一般社団法人終活協議会代表理事:竹内義彦

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「永代供養」とは自分が眠るお墓を守る後継者がいない場合にお寺へ供養をお願いすることをいいます。

 

では後継者がいない独身者にも永代供養はあてはまるのか?どのような仕組みでどうやって申し込むのかを理解していきましょう。

2020年の未婚率と離婚率/独身の「おひとりさま」

未婚率とは「50歳時の未婚割合」を指し、2020年の調査では男性23.4%、女性14.1%の割合で生涯を未婚で終わらせるというデータがあります。また、離婚率を見てみると2019年8月時点で38.3%という数字になり、4組に1組が離婚しているそうです。

 

経済的余裕がない、理想の出会いがない、男女ともに独身で生活をしていても特に不自由がないなど様々な「おひとりさま」の理由が考えられます。しかし年歳を重ね、改めて未来を見すえると、独身の自分が将来眠る「お墓」について考えてしまうのではないでしょうか。

独身者が永代供養に向いている訳

生涯独身のまま亡くなったあと、自分が眠るお墓がない場合「無縁仏」になる可能性があります。

 

そうなると残された遺族や友人の心情もさることながら、自分自身も安心して眠ることができませんよね。永代に供養してもらえるということは、独身で周りにお参りに来てくれる後継ぎがいなくなってもお坊さんが親族にかわって自分の供養をしてくれるという安らぎが得られます。

 

また永代供養は自分が元気なうちに契約することができ、自分自身で墓地の下見や永代供養の費用に関わり納得することができるので、元気なうちに周りのご家族や親族への事前の相談や自分の考えを伝えることもできる時間的余裕も得ることができます。

独身のままお墓がなかったらどうなるの?

もし独身のまま突然亡くなった場合、本来なら遺骨は家族、親族のもとへ帰ります。

 

しかし、いずれの身内も存在せず故人1人だけの場合は、各地の自治体が管理する遺骨の引き取り手がない場合の集合場所、無縁塚に埋葬されます。

 

永代供養の場所を自分が元気なうちに選択しておくということは、家族や親戚と十分に話し合える時間を持てることと、独身のまま眠りについてもお坊さんが供養をしてくれる場所を確保できるという安心材料になるのではないでしょうか。

独身でお墓がある場合はどうする?

すでに自分のお墓がある場合は、そのお墓を維持してくれる後継者の有無を確認してください。

 

家族や親戚で自分のお墓を守ってくれるのかよく話し合いましょう。一般的にお墓使用期間は管理費が支払られている間は継続されますが、継承者がいない場合、使用期間を33年定める寺院やお寺もあります。

 

自分が元気なうちに永代供養の有無を確認し、管理料の支払い方法や、もし使用期間が過ぎたあと、自分のお骨は納骨堂や合葬墓に改葬されるのかの有無も考慮ししっかりと確認をしておきましょう。

独身者からみる永代供養のメリット・デメリットとは?

独身者が増えている現在、年齢を重ねると自分自身のお墓について考える機会が出てくるなかで「永代供養」という選択肢があります。

自分が亡くなったあとお墓の管理をしてくれる家族やパートナーがいない場合や、子どもがいない既婚者、お墓の継承者がいない場合、永代供養を行っている寺院や霊園に遺骨の供養や管理をお願いすることとなります。

 

ここからは独身者からみる永代供養のメリットとデメリットについて考えていきましょう。

永代供養のメリット

・管理を寺院や霊園にお任せするので自分で管理をする必要がない

・宗派を問わず誰でも利用することができる

・新しくお墓を建てるより費用がかからない

・生前予約ができる

・継承者がいらない、無縁仏になる心配がない

・自分が納得できるお墓選びができる

永代供養のデメリット

・埋葬形式によっては他人の遺骨と一緒に埋葬されてしまう場合があり、そうなると遺骨は取り出すことができなくなる

・「永代」とはいえ、永遠に管理をしてもらえるわけではありません。寺院や霊園によって管理期間が決まっているところがあり、期間を過ぎると合同葬かお墓が排除される場合があるので依頼をする際に確認をしましょう

・永代供養の墓地には墓石を設けない場所があります。お墓参りをする遺族の心情にも配慮しましょう

・比較的新しいスタイルのお墓なので、家族や親族の理解を得られない可能性がある

永代供養のメリットとデメリットについては以下の記事で、さらに詳しくまとめています。

独身の永代供養墓地|納骨の種類・費用

永代供養を希望する際には、永代供養がついた墓地を所得しなければなりません。また、納骨方法もいくつかあり、費用と自分に合う永代供養の条件を自分が元気なうちに選択しておくのをおすすめします。

納骨の種類や費用は、独身者だからといって通常と変わることは特にありません。

樹木葬

樹木葬には2タイプあります。

 

1つ目はシンボルとなる樹木や草木を墓石の代わりにし、その下に合葬あるいは区画ごとに分かれて埋葬するタイプ。

2つ目は寺院や霊園が管理する樹や山にひとり一本ずつ植樹するタイプです。

 

墓石を使用していないので比較的安価に収まり、地域や寺院、霊園にもよりますが一般的に樹木葬の費用は1人あたり5~80万円といわれています。樹木葬は「土・自然に還る」という点と宗派を問わないという点でも人気のある永代供養のひとつですが、樹木葬自体に永代供養が含まれていない場合もあるため事前に寺院や霊園に確認をしましょう。

 

また、樹木葬は法律で定められた場所でしか行うことはできません。

永代供養墓

永代供養を希望する方たちと一緒に同じ墓地に納骨されるお墓です。合葬タイプと個別タイプに分かれます。

  • 合葬タイプ・・・骨壺からお骨を取り出して納骨するタイプ
  • 個別タイプ・・・それぞれのスペースに分かれていて骨壺のまま納骨されます
    (ただしこのタイプは契約期間が過ぎると骨壺からお骨を取り出し他の方たちと同じ場所へ埋葬されます)
    合葬タイプ、個別タイプのおおよその費用は10~30万円前後です。

納骨堂

骨壺に入れた個人の遺骨を室内の納骨壇に安置しておく建物のことをいいます。納骨堂には大きく分けると4つのタイプがあり、それぞれ特徴や価格が違います。

1:ロッカー型

駅にあるロッカーの形をしていて扉の中に納骨します。

 

この形の納骨堂は1体~数体のお骨を納骨できるくらいのスペースで故人の形見を置くスペースがあるタイプもあります。使用する広さや利用年数、納骨堂にもよりますが一般的な価格は20万~50万円程度です。また、納骨堂に永代供養を求める要望が多く、ほとんどの納骨堂には永代供養が含まれています。

2:仏壇型

仏壇が上下に分かれていて下部に骨壺を置き、上部には位牌やお線香、供物が置けるスペースがあります。棚自体のスペースの広さや豪華さ、地域によって価格が異なりますが、相場として50万~200万円となっていますが、一般的には100万円前後となっています。

3:自動搬送型

納骨堂内に設置されたスペースに骨壺がお参りする人の目の前に自動搬送されてくるタイプの納骨堂です。プライバシーはコンピューター制御のもとIDカードなどに記憶され、その情報をもとに参拝スペースへ搬送されます。

明るく綺麗な室内で参拝することができると、近年注目されている納骨堂の型です。

 

設備や立地条件によって異なりますが、価格相場は80万~200万円です。

4:棚型・位牌型

個人スペースがなく、棚に骨壺が置かれている形です。この型は事情がある人の遺骨を預かる場所という考えのことから購入するということではありません。

合祀墓・共同墓

複数の方と一緒に埋葬される方法で、埋設場所の上に永大供養塔が建てられシンボルとなります。

 

遺骨を骨壺から出して埋葬する方法と墓石でできた棚に骨壺を個別で安置するタイプがありますが、合祀墓・共同墓は最初から遺族が法要をすることを考えていないので永代供養が必須になります。また、骨壺から遺骨を出して埋葬すると後から遺骨を取り出すことができないデメリットがあります。

 

合祀墓・共同墓の永代供養料は寺院、管理する霊園によって違いはありますが相場として3万~50万円です。この永代供養料を支払うとその後は全く費用が発生しない場合があります。契約前に寺院、霊園管理者へ確認をしましょう。

墓友

墓友とは、お墓を共同で購入し一緒にお墓に入る友人、知人のことをいいます。学生時代からの友人、同じ趣味の仲間など、独身者同士が同じお墓に入ることを前提に元気な時に交流をする活動がNPO法人で行われています。

 

先祖代々のお墓に入る

先祖代々のお墓がありそこで眠ることを希望する場合、永代供養とするのか将来的に墓じまいをするのかなどの問題が発生する場合があります。親族や周りの方々に今後の自分について、元気なうちに相談をしておきましょう。

まとめ:独身でも永代供養は可能なの?おひとりさまのお墓事情について

永代供養と一言で表すとしてもお墓の種類や金額に様々な選択が発生します。

 

独身の方は、自分が眠るお墓を元気なうちに選び、金額やお墓の場所、種類を家族や親戚と話し合うことによって双方で安心や心構えを共有し、さらに未来の自分の姿を想像することもできるのではないでしょうか。

 

後悔しないためにも忙しい毎日のなか、一度立ち止まって自分の永代供養について考えてみるのもいいかもしれませんね。

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