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「北海道中央霊園」両親がお墓を生前購入しました。娘の想いとお墓選び

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私の70代の両親が『北海道中央霊園』にてお墓を生前購入しました。

 

ところがそのお墓は全く考えてもいなかった場所の霊園で、しかも一度も現地見学をせずにすんなりと決めてしまったのです。購入して数か月経った今でも母の決断力には驚いています。今回は両親がお墓を購入した経緯と長女である私の思いを書いてみました。

ある日突然、母から聞かされた事とは

「お姉ちゃん、パパとママが入るお墓を決めたから安心してね」

 

実家で母と日常会話をしていた時に何の前触れもなく突然聞かされたこの言葉にとても驚かされました。きっと札幌市内のお墓だろうと考えながら場所を聞くと「三笠市にあるんだよ」「え?三笠?」・・・また驚かされました。

 

三笠市とは岩見沢市に隣接する札幌から高速だと約40~50分ほどのところにあります。さらに車以外で霊園へ行くためにはJR岩見沢駅から路線バスが出ているようです。札幌市内の霊園へお参りをする場合だと、渋滞を気にしながら車で向かう、または公共交通を乗り換えしながら向かうことになります。そうなると今回購入をした霊園へ向かう場合と同じくらいの所要時間、またはそれ以上の時間を要するかもしれません。

そのお墓に決定した経緯を母に詳しく聞くと、昔からのお友だちがその霊園にお墓を買ったと聞きすぐにパソコンでHPを見て、更に資料請求で取り寄せたパンフレットを詳しく見れば見るほど、予算と自分の希望通りの立地だったからだそうです。

 

実際にお墓や敷地を見てもいないのに父に相談する段階ではほとんど即決していた状態でした。

 

昔から行動力があり即決型の母なのですが、私はお墓というのはとても大きな買い物だと思っています。それなのに即決した母と、そのお墓についてどう思っているのか父の意見を聞いたところ「札幌市内にこだわっていなかったし、最期に入る場所ができで良かったよ」と、安堵していました。

 

入金を終え、無事にお墓を買うことができたのは折しも新型コロナウイルスが蔓延している時期で、さらにいつ初雪が降ってもおかしくはない寒い時期でもありました。残念ながら終息していない現在もお墓を見に行くことができていません。(2021年4月現在)世の中の様子を見つつ、私の家族と妹も一緒に霊園へ行こうと話をしています。

母が即決した北海道中央霊園とは?ペットも入れる!墓地の種類

両親が購入したお墓は「北海道中央霊園」。北海道中央霊園公式ホームページ | (chuo-reien.com)
という北海道庁認可の公園霊園です。

 

未だ現地に行けてはいないのですが(コロナの動向次第)、HPとパンフレットを見ると石狩平野を一望できる丘にあり景観が良さそうです。ここの霊園は墓地使用者が期限を設けるか永代使用にするのか決めるスタイルで、墓地の種類も「一般墓」と「永代供養墓」に分かれています。

 

一般墓として、お墓の周りにベンチを配置しその中央にテーブルを置いた「だんらん墓地」というものがあり、私が子どもの頃、祖父のお墓の前に敷物を敷いてお供物や祖母が作ってくれたおはぎをいとこたちと食べたことを思い出しました。さらにここの墓地にはペット専用の合同墓も設けられています。

 

費用面は墓地によって異なりますが、公益財団法人が運営しているので低価格となっているようです。

 

両親が選択したお墓はプレートタイプの墓石で完全個別埋葬型の永代供養付き樹木葬「Forever」という、合葬されることのない永代供養タイプです。私たちは姉妹ですからお墓を管理するという面を考えて選択をしてくれました。

 

このタイプも低価格なので基本的に年金生活の両親が即決できた理由でもあります(価格はHPを参照してください)また、お墓のタイプによりますが「全国無料送骨サービス」を行っているそうです。

 

先日、お墓に名前プレートが取り付けられたとの連絡が実家にあったそうで、なおの事安心していました。私は他の霊園のことについて詳しく知っているわけではないのですが、母から聞いた話とHP、パンフレットを見ただけでも低予算でありながら親切丁寧な対応と供養をしていただけていることが伝わり、とても安心できています。

「北海道中央霊園」という札幌以外でお墓を買った両親

札幌で生活をしている両親と私の家族と妹、親戚、そして祖父母のお墓も札幌市内にあります。ですから私は当たり前に両親も札幌市内のお墓になるのだろうと思っていました。

 

確かに市内でお墓、もしくは納骨堂を購入するのは高額になりますが、まさか札幌市外のお墓を選択するとは全く考えてもいなかったので正直言って戸惑いました。しかし母は「骨は三笠にあるけどママは風となって浮かんでいるから!年に一度来てくれたらそれでいいよ」とあっけらかんと言うのです。

 

どこまでが本音なのか分かりませんが、母の言う言葉は確かに一理あると思いますし、なにより決定をした両親が納得と安心感を得ているのであれば娘としてもこれ以上の思いはありません。

 

私が勝手におすすめした霊園よりも、両親が自分たちで選んだ場所で眠ることができるのが一番だと痛感しています。ただ、実際に購入したお墓がある位置を見ていないのでまだ実感が湧かないのですが、HPを見ると霊園自体が高台にあり眺めが良さそうなのできっと良い場所なのでしょう。

 

山とそこからの眺めが好きな母が、金額面の他に即決をした理由の一つでもあるので霊園から見る広大な景色も楽しみの一つとなることが想像できます。

北国ならでは!?冬期間のお墓は雪の下に埋まる

広い北海道では冬といっても降雪量が違うので一概には言えないのですが、私が住んでいる札幌の屋外型のお墓はすっぽりと雪に埋まってしまいます。

 

ですから3月のお彼岸の場合、墓地ではまず雪の下に埋まっているお墓を丁寧にスコップで掘り出すことから始まります。

 

三笠市は国の特別豪雪地帯に指定されているためどれくらいお墓に雪が積もるのか想像できませんが、霊園自体が4月上旬から開園しているそうなので雪が融けた段階でのお参りになりそうです。お骨が雪で濡れるわけではないのに、積雪の中にすっぽりと埋もれているお墓の様子を見ると早く出してあげたい!顔を(お墓を)見たい!という感覚になるのです。

 

両親が選んだお墓は地面から約60㎝の高さに設定されています。降ってくる雪を避けることはできませんが、地面に積もる雪に埋もれることはなさそうです。さらに管理・運営を霊園が全て行ってくれるので安心できます。

「最期に入る場所ができで良かったよ」という言葉の重み

何かを決断するということは、悩みに悩んで決定するパターンと今回のような即決のパターンがあると私自身の経験も含めて思ってはいますが、まさかお墓をこんな風に即決をするとは思ってもいませんでした。

 

そして札幌から出たことのない私にとって、市内ではない場所で両親が眠ることになるのが正直に言うと寂しくも感じてしまいます。しかし、同じ北海道内で行こうと思えば比較的行きやすく、お参りを済ませたあとに三笠市、岩見沢市を観て帰るという楽しみができたのだと考えるようにもなりました。

 

母がこのような即決ができたということは、見えない「縁」が存在していたからなのかもしれません。

 

「最期に入る場所ができて良かった」両親から出たこの言葉は私にとってとても心に響いたと同時にホッとした思いも抱きました。

 

誰にも何も言われていないのに「私は長女なのだから」と自分にプレッシャーをかけていたのかもしれません。そして一人娘を育てている私たち夫婦も、いずれは直面する事柄でもあるのだと考えさせられました。高齢と言われる70歳代の両親が少しでも安心してお墓を見に行けるよう、コロナが落ち着くことを心から願っています。

この記事を書いた人

濱田理香

Twitterアカウント→@Rainbow15224276

札幌に住む1児の母。ジンギスカンとラーメンが大好きな生粋の道産子。ライター歴は3年、趣味はカラオケ、ハンドメイド、読書という完全なるインドア人間。

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