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お寺での永代供養について|選び方のポイント・種類や費用・流れを解説!

 

記事監修者:一般社団法人終活協議会代表理事:竹内義彦

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子どもや家族になるべく負担をかけたくないという思いから、永代供養を選ぶ人が増えてきました。

 

しかし、永代供養の方法は多様化しており、調べていると迷うポイントが多いです。永代供養は寺院か霊園に申し込むことになりますが、どちらにもメリット・デメリットがあります。

 

この記事ではお寺の永代供養について次のことをまとめています。

  • 永代供養を申し込むお寺の選び方
  • 永代供養の種類や費用
  • 永代供養の流れ
  • お寺と霊園の違い

永代供養を選ぶときの参考にしてくださいね。

永代供養をしてもらうお寺の選ぶときのポイント

亡くなったあと、自分のお墓をお寺に管理してもらえるというのは、すごく安心ですよね。しかし、これは逆にいえば、亡くなったあと何十年にもわたりお寺と家族がおつき合いをするということ。

 

そう考えると、お寺選びが非常に大切だということがわかりますね。

永代供養をするお寺を選ぶときに、しっかり確認しておきたいポイントを解説します。

立地や交通の便が良いか

自宅からあまりにも遠い場所だったり、交通の便が悪い場所だとお参りに行くのが大変です。

 

勾配のきつさや、階段の多さについてもあわせて確認しましょう。高齢の親族、また家族が高齢になったときには、お参りするのが困難になってしまいます。

永代供養の方法や期間

永代供養といっても、お寺によって供養の仕方はさまざまです。

  • 年に一回だけ供養する
  • お盆とお彼岸にも供養する
  • 月命日にも供養する

 

供養の方法は、宗派によっても変わります。ご自身の本来の宗派で供養してもらいたいという希望があるならば、その宗派に属しているお寺を探す必要があります。

 

永代供養の期間についても、しっかりと確認しておいてください。

33回忌を機に合祀に切り替えられるのが一般的ですが、お寺によっては17回忌、50回忌としているところもあります。永代供養をする期間を選べるお寺もあります。

※合祀(ごうし)とは、骨壷から遺骨を取り出し、他人の遺骨と一緒に埋葬をすること。

永代供養の費用

永代供養の費用は、納骨の仕方によって大きく変動します。安ければ10万円程度、高ければ300万円程度と、実に幅広いです。基本的には、遺骨を安置するスペースが大きくなるほど価格も高くなると考えてください。

 

次の費用についても、あわせて確認しましょう。思わぬ出費となる場合があります。

  • 年会費
  • 維持管理費
  • 墓誌
  • 副葬品

ローンについては、お寺によって対応が違うので、こちらも確認が必要です。

何人用か

従来のお墓は、子孫に受け継がれ、先祖の骨壷と一緒に埋葬されるものでした。しかし、永代供養のお墓は違います。

 

契約したプランが一人用であった場合、あとから配偶者や家族が同じお墓に入りたいと考えても、それが叶わないことがあります。可能であっても、同じ料金を人数分払わなければならないケースがほとんど。

 

一人のお墓にするのか、夫婦で入るお墓にするのかなど、よく話し合うことが必要です。

永代供養の条件

永代供養を申し込むとき、お寺によっては次のようなことが条件になる場合があります。

  • お寺の宗派の檀家になること
  • 戒名をつけること

檀家になること、戒名をつけること、これは費用が追加でかかってしまうということです。

 

また檀家になると、葬儀などを他のお寺にお願いできなくなったりと、仏事に関しては何かとルールに縛られることになります。

お寺での永代供養|流れについて

お寺に永代供養を申し込むとき、どのような流れになるのでしょうか。

 

  • 生前予約をする場合
  • 墓じまいをして永代供養に移行する場合

この2つについてご紹介します。

生前予約をする場合

近年では、永代供養の生前予約をできることが増えてきました。

  • お墓を自分で選べる
  • 周囲の環境などを確認できる
  • 費用を事前に払うことで家族への負担を減らせる

といったメリットがあります。

 

生前予約を行う場合、埋葬までの流れは次のようになります。

  1. 現地へ見学に行き、周辺環境などを確認
  2. 費用や供養の方法、利用条件を確認
  3. 契約・購入
  4. 納骨

契約のさいには、書類の準備が必要です。

  • 戸籍謄本
  • 印鑑登録証明書
  • 身分証明書

この他にも、申込書などに記入・捺印します。

墓じまいをして永代供養に移行する場合

これまでのお墓の「墓じまい」して、永代供養に移行することもできます(墓じまいとは、遺骨の引っ越しをすること)。ただ、手続きが少し複雑なので、事前によく確認しておきましょう。

  1. お墓のある市町村役場で「改葬許可申請証」をもらい、必要事項を記入
  2. お墓を管理する寺院や霊園から「改葬許可申請証」へ署名・捺印をもらう
  3. 永代供養を申し込む寺院から「使用許可証」をもらう
  4. 前のお墓がある市町村に「改葬許可申請書」と「使用許可書」を提出。「改葬許可証」を発行してもらう
  5. 前のお墓がある寺院や霊殿で閉眼供養をしてもらい、遺骨を取り出す
  6. 永代供養をしてもらう寺院に、「改葬許可証」と遺骨を持参する
  7. 納骨

このとき注意したいのが、遺骨を取り出す作業は自分たちで行わないということ。危険ですから、必ず石材店に依頼しましょう。

お寺での永代供養の種類と費用

お寺での永代供養を考えているなら、まずはどんな方法で納骨するのかを考える必要があります。お墓を設けるもの、納骨堂を利用するものなど、納骨の仕方はさまざまです。

どんなスタイルを選ぶのかによって、お参りの仕方も変わってきます。

 

また、納骨の方法により費用も大きく変わってきますので、あわせて確認してくださいね。

合祀墓(費用10~30万円)

合祀(ごうし)墓」は、大きな墓石や石塔などのモニュメントが建てられ、その下部や地下部分に遺骨が納められるものをいいます。

 

合祀とは、「合わせて祀(まつ)る」という意味で、赤の他人の遺骨と一緒に納骨されるということです。納骨のさいには、骨壷から遺骨が出されてしまうため、後から個別に取り出すことはできません。

 

費用は10~30万円ほどで、安く抑えられるのが特徴です。

集合墓(費用30~70万円)

個別の小さな墓石が、一区画に並べられるものを「集合墓」といいます。墓石は、シンボルとなるモニュメントの周りに並べられることも多いです。合祀墓との違いは、遺骨が個別に埋葬されること。

そのため、「遺骨が他人のものと混ざってしまうことに抵抗がある」という人に選ばれています。

 

ただし、33回忌や50回忌をすぎると合祀に切り替えるというケースのお寺が多数です。

 

費用は30~70万円ほどで、リーズナブルです。

個人墓、夫婦墓(費用150~300万円)

従来と同じようにお墓を建て、お寺に永代供養をお願いすることも可能です。一人で入るものは「個人墓」、夫婦用で入るものは「夫婦墓」と呼ばれます。

 

一般的なお墓と違うのは、子孫に引き継いでいかれるものではなく、あくまでも一人用(夫婦用)の墓だということ

 

「個人的なお墓を建てたい、しかし子どもにお墓のことで迷惑をかけたくない」という人に選ばれています。

費用は150~300万円ほどで、墓石の種類によって価格が大きく変動します。

納骨堂

お墓はつくらず、遺骨を安置する「納骨堂」で永代供養をしてもらえるお寺もあります。納骨するさいに管理料や使用料を支払うことで、遺骨の管理や供養をお寺にお任せできるという仕組みです。

ただし、永代供養とはいえ、33回忌を機に合祀に切り替えるお寺が多いでしょう。

 

納骨堂のメリットは

  • 省スペースですむため、価格が抑えられる
  • 屋内の施設であるためお参りが天候に左右されない

といったところです。

 

特に都市部では、納骨堂での永代供養に申し込む人が増えてきています。

 

納骨堂で遺骨を安置する方法は、大きく分けて4つ。

  • 仏壇型(霊廟型)
  • ロッカー型(棚式、多段型)
  • 位牌型
  • 自動搬送型(ビル型、マンション型)

順番に説明していきます。

仏壇型、霊廟型(費用100万円程度)

一区画の上段に仏壇を設け、下段に遺骨を安置するものを「仏壇型」といいます。霊廟型とも呼ばれます。お供えをしたり、花立てを置いたり、思い出の品を飾ったりすることが可能です。

 

仏壇型は、礼拝の対象となる仏壇を他人と共有しないため、個々にお参りできることが最大の特徴

骨壷を置くスペースがしっかりとあるため、家族で代々受け継いでいく場合が多いでしょう。

 

費用は100万円程度が一般的です。

ロッカー型、棚式、多段型(費用20~50万円)

「ロッカー型」は、骨壷を安置する場所は個別、礼拝をする場所は共同であるものをいいます。

棚式、多段型などの呼ばれ方もあります。

 

コインロッカーを連想するような棚の一つを割り当てられ、そこに骨壷が安置されます。棚の大きさによっては位牌を納めることも可能です。お参りするときには、共同の礼拝スペースで手を合わせることになります。

 

費用は20~50万円だと考えておきましょう。

自動搬送型、ビル型、マンション型(費用80~100万円程度)

自動搬送型、ビル型、マンション型」と呼ばれる納骨の仕方もあります。

 

遺骨は、普段は収納庫に納められていますが、参拝したときには参拝ブースへ機械で呼び出すことができます

 

費用は80~100万円のお寺が多いでしょう。

位牌型(費用30~80万円程度)

「位牌型」という納骨の仕方もあります。位牌型では、祭壇に位牌が並べられ、骨壷は別のスペースに安置されます。

 

スペースが最小限に抑えられるため、安価な傾向があります。

費用は30~80万円です。

樹木葬(費用10~80万円)

近年では、お墓でも納骨堂でもなく、樹木葬という選択肢が出てきました。樹木葬は、墓石の代わりに木をシンボルにする埋葬方法です。

シンボルとなる木は、桜、もみじ、ハナミズキなどさまざま。

 

樹木葬には、2つのスタイルがあります。

  • シンボルツリーの周りに、複数の遺骨を埋葬
  • 個々の遺骨のそばに、低木を植える

 

前者の場合、さらに埋葬の仕方が3通りに分かれます。

  • 骨壷から遺骨を取り出し埋葬する(合祀)
  • 共同スペースに骨壷を集めて埋葬する
  • 個々に骨壷を埋葬する

 

選択肢が多様なため、費用は10~80万円と幅広いです。

お寺の墓地と霊園の違い

永代供養について調べていると、お墓を検討する場所としてお寺と霊園の2つが出てきます。

基本的に、永代供養の方法は同じです。では、お寺の墓地と霊園の違いは何なのでしょうか。

お寺墓地の特徴

お寺墓地の特徴は、次のとおりです。

  • お寺の敷地内に墓地(納骨堂)がある
  • お坊さんによって手厚く供養してもらえる
  • お墓の管理はお寺が行う
  • 宗教や宗派を問われることが多い
  • 檀家になることを条件とする場合がある
  • お坊さんにさまざまな相談ができる

 

お寺の墓地は、基本的に仏教徒しか受け入れていません。また、宗派について問われたり、檀家になるのが条件であったりする場合もあります。そういったことが煩わしいと感じるひとには向いていません。

 

ただ、心強いのはお坊さんの存在。お墓についての相談はもちろん、それ以外のプライベートなことまで相談に乗ってもらえます。

霊園の特徴

霊園の特徴は、次のとおりです。

  • 宗教法人が経営し、運営会社が管理を行う
  • お墓のデザインが自由
  • 宗教、宗派、国籍などを問われない
  • 檀家などの条件がない
  • お墓の相談は運営会社へ行う

 

宗派のしばりや檀家などの条件がなく、基本的には誰でも受け入れてもらえるのが霊園です。お墓の管理は運営会社がしっかりと行ってくれるので安心です。

 

ただ、お寺のお坊さんのように、なんでも相談できる存在の人はいません。

まとめ:お寺での永代供養について|選び方のポイント・種類や費用・流れを解説!

永代供養の最大のメリットは、残された家族に負担をかけなくてすむこと。しかし、埋葬の仕方が多岐にわたるため、生前にしっかりと家族で話し合っておくことが必要です。

 

納骨される場所は、自分の遺骨が何十年にもわたり安置されるところですから、しっかりと検討した上で選んでくださいね。

お墓
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