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納骨堂とは何?|種類やメリットデメリットについて解説

 

記事監修者:一般社団法人終活協議会代表理事:竹内義彦

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近年、人気急上昇中ともいえる『納骨堂』。お墓を探し始めた人にとっては、もしかすると聞きなれない言葉かも知れません。

 

納骨堂には様々な種類があり、最近ではICチップなどを用いた納骨堂など、そのスタイルは様々です。今回は納骨堂とは何か?についてのお話です。

納骨堂

読み方:のうこつどう

  • 納骨堂とは何か
  • 納骨堂の管理、運営について詳細
  • 納骨堂の種類
  • 納骨堂のメリット・デメリット

について解説します。

納骨堂とは

納骨堂とは、「墓地、埋葬等に関する法律」第1章第2条によると、他人の委託をうけて焼骨を収蔵するために、納骨堂として都道府県知事の許可を受けた施設」とされています。(出典:厚生労働省(昭和23年5月31日法律第48号)

 

従来の墓地では遺骨を埋葬しますが、納骨堂は屋内にあり、遺骨を保存するための施設です。一般的な墓地が一戸建てとすると、納骨堂はマンションであるとの例えが分かりやすいかも知れません。

埋葬とは、厳密には死者を土に埋める土葬を指しますが、現代の日本では火葬後の遺骨をお墓に埋めることも意味します。一方、納骨堂ではお骨を「埋める」のではなく、「保管する」施設です。

 

納骨堂は、先祖代々伝わる家単位のお墓ではなく、個人や核家族でのお墓が増えるなど価値観の多様化や核家族化、社会の供養に対する変化を反映して近年、人気を集めています。

 

このことから納骨堂は最近になって登場したものと思われるかも知れませんがその歴史は意外に古く、奈良時代の文献には上流階級のための納骨堂が記されているそうです。また、昭和の初期頃には一般の人のための納骨堂が全国に存在していたと言われています。

 

もともとの納骨堂はお寺の境内の一角にあり、お墓が用意できるまでの短期間、一時的に遺骨を収蔵するための施設でした。それが次第に期間が延び、永代供養に対応するお寺が増えたことにより、その数が増えていきました。

 

納骨堂の管理・運営主体

納骨堂は管理・運営主体により、寺院納骨堂、公営納骨堂、民営納骨堂と呼ばれる3種類あります。

寺院納骨堂

寺院納骨堂は、寺院や霊園内にある納骨堂です。

 

宗派を問わず、仏教、神道、道教、キリスト教にも納骨堂があります。お墓とは違い、ほとんどの場合で檀家になる必要なく、この点も近年、人気が出てきた理由だと考えられます。

 

檀家とは家単位でお寺に所属し、掃除を始め、葬祭にまつわる全ての行事をお任せすることをいいます。

公営納骨堂

公営納骨堂は都道府県や市区町村により運営、管理がなされる納骨堂で、自治体の条件を満たした人が利用できます。抽選がある場合もあります。

民営納骨堂

民営納骨堂は、運営主体が宗教法人や財団法人、社団法人であり、民間の会社が販売を担当する納骨堂です。

納骨堂の種類

納骨堂の種類は、次の4つに分かれます。

ロッカー型 

ロッカー型の納骨堂は、サイズの同じロッカー型のスペースが並んでおり、そのうちの一つと契約する形です。

 

以前は駅などにあるコインロッカーのようなイメージでしたが、最近はデザインや色が華やかになってきました。一つのスペースを占有できるのがメリットで、遺骨を入れた骨壺の他に、思い出の品を置くことができます。

仏壇型

仏壇型の納骨堂には、遺骨を置くスペースと仏壇を置くスペースがあります。

 

仏壇のスペースには、遺影やお花を飾ることができます。家族代々の遺骨を保管することもできますが、費用が高めになる傾向があります。

位牌型

位牌型は、個人のスペースに位牌を設置する納骨堂です。費用が抑えられるメリットがあります。反面、遺骨が保管されている場所に入ることができず、本尊に礼拝をすることになる点はデメリットとなるかも知れません。

機械(自動搬送)型

機械(自動搬送)型の納骨堂は、機械式の立体駐車場に似ていると言われます。都会に多いタイプで、駅に近い場所に立地し、お参りしやすいのがメリットです。

お盆やお彼岸の時期には参拝者する人が多く、混雑が予想されます。

納骨堂のメリット

納骨堂のメリットは、次の7つがあります。

  • お墓に比較すると費用が安く済む
  • アクセスが良い
  • 屋内のため、天候に左右されずお参りできる
  • 清掃やメンテナンスの必要がない
  • 契約期間後は合祀となるため、後継者が必要ない
  • 宗教、宗派の縛りがない
  • バリアフリー

上記からピックアップして、詳しく解説していきます。

費用が安い

納骨堂といえば、上記で解説した通り、「ロッカー式」「仏壇式」「機械式」などがありますが、いずれも暮石を建てる必要がありません。

お墓を建てる場合、一般的には以下の費用がかかってきます。

そのため、お墓を建てるとなると、100万〜300万円は必要となってきます。

納骨堂にかかってくる費用は、基本的に

永代使用料+管理費

費用がかなり抑えられるので、経済的な負担が軽くなりますね。

清掃やメンテナンスの必要がない。管理不要

屋内にあるお墓の場合、草むしりや掃除など、定期的なメンテナンスが必要となります。一般的なお墓参りを経験したことのある人であれば、その大変さは身にしみて理解できるかと思います。

 

私も子供の頃からお盆の時期にはお墓参りをしていましたが、暑い中暮石の掃除を手伝ったり、草むしりをしたりと大変だなーと感じることが多々ありました。

 

その点納骨堂は屋内にある施設ですので、そういった手間のかかる管理は全て不要です。

天気の影響を受けず、いつでも参拝可能

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納骨堂は基本的に屋内にあり、冷暖房完備のもと、管理されています。雪や雨、風の影響を受けにくいだけではなく、近年の猛暑日など、小さなお子様や高齢者にとっても参拝しやすい環境なのが嬉しいところ。

 

施設によっては24時間いつでもお参りできるところもあり、忙しい現代人のニーズにしっかり答えているお墓だともいえますね。

バリアフリー

お墓参りといえば天候に左右されることはもちろんのこと、車椅子や杖をついての場所移動や参拝は負担と感じる方もいます。今は元気でも、後々負担となる可能性もありますよね。

 

最近建てられた納骨堂では、高齢者や障害者の方でも参拝しやすいよう『バリアフリー』設計された施設がほとんどです。

宗教・宗派のしばりがない

お墓を建てる場合、特に寺院墓地の場合は、「お寺の檀家にならなければいけない」という決まりがあったり、宗教・宗派のしばりがある場合がほとんどです。

 

しかし、今の日本では無宗教の人が増加傾向にあります。

 

無宗教であることの是非は問いませんが、昔ながらの習慣や宗教、宗派に縛られず納骨を行いたい方にとって、納骨堂の自由度の高さは惹かれるものがあるのではないでしょうか。

納骨堂のデメリット

納骨堂のデメリットとしては、次の4つが考えられます。

  • 線香をあげることができない
  • 参拝による充足感が得られにくい
  • 多くの遺骨の保管には向かない
  • 契約期間後は合祀となるため、他の人の遺骨と一緒に埋葬される

上記からピックアップして詳しく解説していきます。

供え物が自由にできない・参拝による充足感が得られにくい

納骨堂では施設によって、お線香や焼香、供え物自体が禁止のところも多々あります。

 

特に自分自身が一般的なお墓にお参りした経験のある方にとって、納骨堂での参拝はどこか無機質であり、充足感が得られにくいかも知れません。

個別に保管できる期間が決められている

納骨堂は、契約期間が定められているのものがほとんどです。

多いのが33回忌を目処に合祀墓へ移動となるパターン。合祀墓とは、複数の方のお骨と一緒にして供養を行うお墓のことをいいます。

 

合祀墓の場合、遺骨を移動させることができなくなりますので、例えば何らかの都合で土地を離れなくてはいけなくなった場合など、お骨を取り出して別の場所に移動・・・なんてことは出来なくなります。

まとめ:納骨堂とは何?|種類やメリットデメリットについて解説

新しいお墓のカタチとして注目されている納骨堂。大型、機械化はもちろんのこと、立地条件や施設の充実度なども人気の理由だといえますね。

 

しかし、一般的なお墓のイメージとは全く違うため、抵抗を感じる方もいるかも知れません。納骨堂についてのメリット・デメリットをしっかりと理解した上で、選択肢の一つとして考えてみると良いかも知れないですね。

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