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樹木葬とは何?意味について解説

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樹木葬

(読み方:じゅもくそう)

 

この記事では、樹木葬の基本的な部分について解説しています。

目次(この記事は以下の順番で構成されております)

  • 「樹木葬」とは
  • 「樹木葬」のタイプ・種類
  • 「樹木葬」の埋葬形態
  • 「樹木葬」の金額・相場について
  • 「樹木葬」のメリット6つ
  • 「樹木葬」のデメリット4つ
  • 樹木葬ではどんなトラブルがある?後悔しないために確認しておこう
  • まとめ:樹木葬とは何?意味について

「樹木葬」とは

「樹木葬」は、1999年に岩手県の長倉山 知勝院(旧:大慈山祥雲寺)でスタートした新しい埋葬方法で、一般的な墓石の代わりに樹木を墓標とします。細かく砕いた粉末状の遺骨を海や河、野山などに「散骨」する葬法とは異なり、お墓としての許可を得ている寺院や霊園、里山に埋葬します。

 

「樹木葬」は自然志向、自然回帰への意識の高まりや、少子高齢化の進む現代社会を反映して、また首都圏における土地不足を理由に人気が高まっています。

 

現在は寺院以外に公営の霊園や民間でも樹木葬に対応した墓地の整備が進んでおり、各地に急速な広がりを見せています。樹木葬タイプの墓地が新しくオープンした際に、申し込みが殺到したニュースが記憶にある方もいらっしゃるでしょう。

 

樹木葬に使用される樹木は桜やカエデ、サルスベリ、ハナミズキなど季節の花や紅葉を楽しめるタイプや、樹形が美しいポプラやクスノキ、カラマツ、また低木や草花などもあります。

 

また樹木葬は、樹木墓や樹林葬、樹木墓地(じゅもくぼち)、樹林墓地(じゅりんぼち)などの名称でも呼ばれます。

 

自然に還ることを希望して樹木葬を選ぶ際の注意点は、骨壺のまま埋葬するのではなく、骨壺から遺骨を取り出して埋葬するルールであることを確認する必要があります。

「樹木葬」のタイプ

樹木葬のタイプは大きく3つあります。主に、墓地の広さによって分かれます。

①ガーデニング、花壇タイプ

ガーデニング、花壇タイプは、都市に多く見られる樹木葬のスタイルで、境内や霊園の一部を樹木葬が対応して作られています。

 

スペースの関係で一人に1本の樹木が割り当てられることは少なく、樹木の代わりに草花が植えられる花壇タイプも多くなっています。

②公園、庭園タイプ

公園、庭園タイプは、墓地全体が公園や庭園のような雰囲気で芝生などが植えられたタイプです。西欧の墓地の雰囲気に似ているといえるかも知れません。

③里山タイプ

里山タイプは、樹木葬の中で最も自然に近い埋葬方法です。

 

人を弔いながら、里山を育てることを目的とします。日本初の樹木葬が始まったことで知られる岩手県の長倉山 知勝院でもこの、里山タイプが採用されています。

「樹木葬」の埋葬形態

「樹木葬」の埋葬形態は4タイプです。どのタイプでも、33回忌、50回忌など決められた期間が過ぎると、合祀される場合が多いようです。

①「個別埋葬」

「個別埋葬」は、個人で一つのスペースを占有して埋葬する形態です。霊園によっては、ペットと一緒に埋葬が可能な場合もあります。

②「家族埋葬」

「家族埋葬」は、ご夫婦やご家族で一緒に埋葬するスタイルです。ペット可の霊園もあります。

③「集合葬」

「集合葬」は、一つのスペースに、複数の方の遺骨を埋葬する形を取ります。ただし、④の合祀葬とは異なり、骨壺は別々で埋葬されます。①の個別埋葬と④の合祀埋葬の中間的な位置付けにあるといえるでしょう。

④「合祀埋葬」

「合祀埋葬」は、骨壺から取り出した遺骨を、他の方の遺骨と一緒にして埋葬する方法です。埋葬後に遺骨を取り出すことはできなくなります。

樹木葬の金額・相場について

樹木葬では、どのような方法で埋葬するかによって金額の相場が大きく変わってきます。

埋葬方法 金額の相場

個別埋葬、家族埋葬

20~150万円
集合葬 15~60万円
合祀埋葬 5~20万円

 

どのようなお墓でも、占有面積が大きくなるに比例して金額も高くなる傾向があります。

 

樹木葬においても、占有面積の大きい個別埋葬や家族埋葬が一番金額が高いです。一方、たくさんの遺骨を同じスペースに埋葬する合祀埋葬では金額設定を低くしてあります。

「樹木葬」のメリット6つ

「樹木葬」のメリットは、次の6つです。

 

①後継者の必要がない

②伝統的なお墓のように維持管理の手間が不要

③一般的なお墓よりも予算が低くて済む

④宗教や宗派と問われない場合が多い

⑤里山タイプの場合や埋葬方法によって、自然に還ることができる

⑥常に樹木や草花に囲まれ、伝統的なお墓よりも明るい印象がある

「樹木葬」のデメリット4つ

「樹木葬」のデメリットは、次の4つです。

 

①伝統的なお墓のように代々継承することができない

②墓石がないため、お参りの対象物があいまいに感じる

③里山タイプの樹木葬は、アクセスが良くない場合が多い

④骨壺から遺骨を取り出して埋葬する方法では、あとで遺骨を取り出すことができない

樹木葬ではどんなトラブルがある?後悔しないために確認しておこう

人気が高まってきている樹木葬ですが、どんなトラブルが起こるのかを想定している人は少ないのではないでしょうか。

 

樹木葬では、次のようなトラブルに気をつけましょう。

 

樹木葬で後悔しないために、頭に入れておいてくださいね。

手入れが行き届かない

とくに里山タイプの樹木葬で注意したいのが、手入れが行き届かない可能性があることです。

埋葬のシンボルとなる樹木は年数がたつにつれ、大きく成長していきます。雑草もどんどん生い茂ってくるでしょう。

 

そうなると難しくなるのが参拝です。

 

埋葬後、しっかりとお参りをしたいと考えている家族がいるなら、管理者のいる霊園を選ぶようにしましょう。

納骨した位置が分からなくなる

合祀埋葬の場合、納骨した位置が分からなくなってしまうというトラブルが考えられます。

一方、個別埋葬では埋葬した位置に故人の名前が彫られたプレートが置かれるのが一般的です。

 

合祀埋葬の方が金額は抑えられるのですが、そういったデメリットがあることを覚えておきましょう。

管理費の請求が来てしまった

樹木葬を契約するさい、管理費がかかるのかどうかはしっかりとチェックしておきましょう。

 

管理費の請求のされ方は霊園によって変わってきます。

家族から反対されてしまった

樹木葬の契約を考えているなら、まずは家族によく相談してみてください。

家族から反対されてしまうというのは、意外とよくある話なのです。

 

生き方が人それぞれであるように、お墓に対する考え方も人それぞれ。樹木葬はまだ一般的な埋葬方法とはいえないので、余計です。

お墓は自分一人だけに関することではないですから、よく家族で話し合ってみることが大切です。

まとめ:樹木葬とは何?意味について

今回は、「樹木葬」の意味を解説しました。

 

樹木葬は、自然回帰への意識の高まりや、少子高齢化など、社会の変化を受けて誕生した新しい埋葬方法で、近年ますます人気を集めています。

 

樹木葬にご興味をお持ちの方は、メリット・デメリットをよく考えて、またご家族の意見も十分に聞いて納得のいく結論を出してくださいね。

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