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【徹底解説】キャリアコンサルタントの資格|取得方法や仕事内容について

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「人生100年時代」「働き方改革」と、よく聞くようになりました。

 

それと同じくして

など、キャリアにまつわる資格名も自然と耳にする方も増えたのではないかと思います。

中でも唯一の国家資格であるのが、キャリアコンサルタントです。

 

今回は、キャリアコンサルタントの資格について詳しく解説し、取得方法や活躍の場や仕事内容、年収についても紹介します。

 

目次(この記事は以下の順番で構成されております)

  • 【キャリアコンサルタントの資格】詳しく解説
  • キャリアコンサルタント|活躍の場と仕事内容
  • キャリアコンサルタントの年収
  • まとめ:【徹底解説】キャリアコンサルタントの資格|取得方法や仕事内容について

【キャリアコンサルタントの資格】詳しく解説

キャリアコンサルタントについてや取得までの要件・取得方法・取得後の登録について解説します。

キャリアコンサルタントとは?

キャリアコンサルタントとは、「キャリア(働き方にまつわる生き方)」を「コンサルティング(相談・指導)」する仕事のことです。

専門的な分野に特化した知識を得るために、国家資格のキャリアコンサルタントがあります。

 

学生や求職者・転職希望・再就職希望者に向けた深い傾聴を行い、個人の経験値やスキル・価値観や特性を専門的な視点から分析し、相談者が相談前よりもイキイキと働くためのアドバイスやサポートする専門職です。

 

現在、厚生労働省もキャリアコンサルタントを増やしていこうと目標を掲げ、経済を動かす方やイキイキと働く方を増やし国力をあげようとしています。

 

豆知識:キャリアコンサルタントが考えてくれるキャリアとは

キャリアコンサルタントのサポートするキャリアとは「仕事」だけを指す言葉ではなく、働きかたやその背景にある生き方の「継続的なプロセス(過程)」を指しています。

キャリアについて考えるとは、仕事の選び方、転職の相談だけではなく、これからの働き方を考える中で、身につけるべきスキルや知識、経験と言ったプロセスのことだけではありません。

プライベートも含め個人がイキイキと働いていく生き方についてを相称キャリアとしているために、キャリアコンサルタントが真摯に個々人のキャリアについて真摯に考えてくれます。

キャリアコンサルタントの国家資格を受けるために必要な要件

キャリアコンサルタントのを受けるためには、以下のいずれかの要件を満たす必要があります。

 

  1. 厚生労働大臣が認定する講習の課程を修了した者
  2. 労働者の職業の選択、職業生活設計又は職業能力開発及び向上のいずれかに関する相談に関し3年以上の経験を有する者

参考:厚生労働省>キャリアコンサルタントになりたい方へより

 

国家資格を受験するためには、国が認める養成講座(講習時間は、140~155時間:概ね3か月半~1年程度)を終了するか、実務経験3年以上があると認められル必要があります。

※尚、国が認める養成講座を受講するのに学歴や経験は必要ありません。

 

次からは、それぞれを解説します。

①【国家資格受験要件】キャリアコンサルタントの講習

国が認める養成講座は令和3年8月現在、が厚生労働省で認定されています。講座の受講を検討される方は以下を参考にしてください。

 

  1. 特定非営利活動法人日本キャリア・マネージメント・カウンセラー協会
  2. 特定非営利活動法人キャリアカウンセリング協会
  3. パーソルテンプスタッフ株式会社
  4. 有限会社キャリアサポーター
  5. 一般社団法人日本産業カウンセラー協会
  6. 株式会社テクノファ
  7. 株式会社リカレント(通信講座)
  8. 株式会社リカレント(通学講座)
  9. 株式会社日本マンパワー
  10. 学校法人大原学園
  11. 公益財団法人関西カウンセリングセンター
  12. 公益財団法人関西生産性本部(公益財団法人関西生産性本部としてのもの)
  13. 公益財団法人日本生産性本部(上記とは別のもの)
  14. 株式会社東京リーガルマインド
  15. ヒューマンアカデミー株式会社
  16. 株式会社パソナ
  17. 一般社団法人地域連携プラットフォーム
  18. 特定非営利活動法人日本カウンセリングカレッジ
  19. 株式会社キャリアドライブ
  20. 株式会社グローバルテクノ
  21. 株式会社労働調査会

 

新型コロナウイルス感染防止等のため、講習株式会社労働調査会の開始時期や実施方法が変更される場合もあります。

※通学コースが全てzoom授業に変更されている講座も増えていますし、次回講座枠が予約で既に埋っている講座もあります。

詳細については各講習実施機関のホームページをご覧いただくか、各講習実施機関へ個別にお問い合わせ下さい。

参考:厚生労働大臣が認定する講習 より

 

キャリアコンサルタント養成講座の概要

資格名  キャリア・デベロップメント・アドバイザー
通称:キャリアコンサルタント
資格の種類 国家資格
受験資格
  • 厚生労働大臣が認定する講習の課程を修了した者(※1)
  • 労働者の職業の選択、職業生活設計又は職業能力開発及び向上のいずれかに関する相談に関し3年以上の経験を有する者
受験資格を得るための養成講座の費用 ◇◇30万円前後◇◇

※専門実践教育給付金・一般教育訓練給付金によって一部免除可能
(詳しくは、ハローワークと養成講座受講機関の両方に確認が必要)

※ひとり親の方へ
自治体によっては「母子家庭自立支援給付金及び父子家庭自立支援給付金事業」を活用することが出来ます。ぜひ、自治体の子育て支援課へ問い合わせてみてください。

受験費用 学科試験 8,900円
実技試験 29,900円
学科・実技(論述)試験日  3月・6月・10月
実技(面接)試験日 3月・7月・11月
受験地 各ホームページで確認(主に主要都市)
難易度 直近5年の合格率は60~70%と高め傾向
問い合わせ
試験申し込みサイト(※1)
日本キャリア開発協会試験結果

キャリアコンサルティング協議会試験結果

 

※2021年8月現在の情報となります。コロナ禍や年度別に予定が変更になる場合もありますので、受験申込前には確認が必要。

 

キャリアコンサルタント国家資格:申し込みサイト

キャリアコンサルタントの試験機関は、以下の2つがあります。

  • 日本キャリア開発協会(JCDA)
  • キャリア・コンサルティング協議会(CC協議会)

 

※多くの講座受講機関では、どちらの試験機関で試験を受けるのか定められています。

どちらの機関で試験を受けても、取得できる資格は「キャリアコンサルタント」であることに変わりはありません。

しかし、試験機関によって試験内容が異なります。※試験については、後述しています。

②【国家資格受験要件】3年以上の実務経験

3年以上の実務経験がある場合は、国が認める養成講座を受講を免除することが出来ます。

実務経験について、証明できる方の署名・押印が必要となり、受験申請をした後に「実務経験証明書」によって審査されることとなります。

 

公的な解説については、以下をご確認ください。

労働者*の職業の選択、職業生活設計又は職業能力開発及び向上のいずれかに関する相談**に携わった経験を指します。

*「労働者」とは現在就業している方のみならず、現在仕事を探している求職者(ハローワーク等の職業紹介機関に求職の申込みを行っている方、学卒就職希望者等)を含みます。

**「相談」とは相談者が、その適性や職業経験に応じて自ら職業生活設計を行い、これに即した職業選択や職業能力開発を効果的に行うことができるよう実施されるキャリア相談(1対1で行われるもの、またこれに準ずる少人数のグループワークの運営)を指します。

ただし、キャリア開発やキャリア教育に関するテーマであっても、情報提供にとどまるもの、授業・研修・セミナー・訓練の講師や、運営そのもの等は含みません。また、人事部(総務等)で採用関係業務に携わった経験だけでは、実務経験に該当しません

引用:キャリアコンサルティング協会

 

キャリアコンサルタント|国家試験について

キャリアコンサルタント養成講座概要のところで述べましましたが、キャリアコンサルタントの試験機関は以下の2つがあります。

 

両機関における、共通項目と相違項目を図にしてみました。

・日本キャリア開発協会(JCDA)
・キャリア・コンサルティング協議会(CC協議会)
学科試験 実技試験
(論述試験)
実技試験
(面接試験)
【共通点】 同じ日の午前中
同じ問題
論述試験は、学科試験と同じ日の午後に行われる ***
【相違点】 ****  実技試験の内容は、それぞれの団体で内容が異なる(過去問題を参照)
  • 実技試験の内容は、それぞれの団体で内容が異なる(過去問題を参照)
  • 面接試験は、それぞれに団体で日程が異なる(各試験機関の公式ホームページにて確認)

 

試験内容

試験内容についても確認しておきましょう。キャリアコンサルタントの国家試験は大きく分けて以下の2つに別れています。

  • 学科試験
  • 実技試験(論述試験・面接試験)

 

試験の出題内容は両機関で異なりますが、試験方式と合格ラインは共通です。

両機関共通 学科試験 実技試験
(論述試験)
実技試験
(面接試験)(※3)
試験方式 4択のマークシート方式 記述式
  • ロールプレイ

2名の試験官を目の前に実際の相談業務を15分間

  • 口頭試問

試験官による質問にて、ロールプレイ試験の振り返り

合格ライン 50問出題中35問以上の正解
( 100点満点中70点以上で合格)
問題文を読み、キャリアコンサルタントとしての課題を文章化する方式
20点(50点満点中)以下は所要点未達で不合格(※1)
40点(100点満点中)以下は所要点未達で不合格(※2)
試験時間 100分 30分 20分

 

(※1)実技試験:論述試験の足きりについて

50点満点となりますが、実技試験においては「足きり」があります。足きりとは、既定の合格水準に達していない場合に、次の試験の受験資格を与えないことです。

 

キャリアコンサルタントの実技試験(論述試験)においても、20点に届かなければ「足きり」となり、その時点で不合格が決定します。

 

(※2)実技試験:面接試験の足きりについて

論述試験とおなじく面接試験でも「足きり」があります。40点に届かなければ、その時点で不合格となります。

 

(※1)(※2)実技試験全体での合格点は、論述試験の50点満点と面接試験の100点満点を合わせた150満点中、90点以上で実技試験合格となります。

 

(※3)実技試験:面接試験の場所について
  • 試験会場は全国の貸会議室などを利用され、受験申請時に試験会場を選択できる
  • 日程は、指定された日のみとなる

合格後には、登録が必要

キャリアコンサルタントの国家資格合格後に、キャリアコンサルタントと名乗るためには登録が必要となります。

 

詳しくは、合格後に「国家資格 キャリアコンサルタントwebサイト登録センター」を確認しましょう。主な流れは以下のようになります。

上記サイト内の「マイページ」から申請し、受理・審査が行われる

メールにて結果が届き、登録手数料8,000円(非課税)を入金

入金確認後、登録証が郵送で届く

 

※情報は、2021年8月現在のもので、今後申請方法なども変更される可能性もあるため、詳しくは合格後にを国家資格 キャリアコンサルタントwebサイト登録センター必ずご確認ください。

キャリアコンサルタント|活躍の場と仕事内容

キャリアコンサルタントの「活躍の場」と「それぞれの仕事内容」を紹介します。

 

  • 教育機関
  • 公的職業紹介機関(ハローワークなど)
  • 企業内
  • フリーランス

教育機関

キャリアコンサルタントが働く教育機関とは、以下のような場所となります。

  • 高校
  • 大学
  • 大学院
  • 専門学校

 

近年は、小学校や中学校からも「キャリア教育」を取り入れることもあるようなので、今後「義務教育」の場も活躍の場となる可能性もあるかもしれませんね。

 

仕事内容は、学生の進学や就職を中心とした進路相談が中心となります。

公的職業紹介機関(ハローワークなど)

キャリアコンサルタントが働く公的職業紹介機関とは、以下のような場所となります。

  • ハローワーク
  • 人材派遣会社
  • 高齢者就職支援センター
  • ジョブカフェ

 

主に、転職や就職に対する相談業務や支援活動を行います。

また、ハローワークでは、障害者雇用枠や主婦の再就職相談に特化した「マザーズハローワーク」なども設置されている公的な場であるために、「正規雇用」を希望する方にとっては働きやすい場となるかもしれませんね。

一般企業

キャリアコンサルタントが一般企業で働くことは、今のところ一般的とはいえませんが、大企業などでは正規雇用枠で活躍するケースもあります。

 

一般企業でのキャリア相談は、以下のようなことを中心に職場の環境改善を担うことが中心となります。

  • 過酷な労働環境の悩み(パワハラ・セクハラ・超過労働)
  • 職場での人間関係の悩み
  • 副業の問題
  • 雇用の問題  など

 

企業内におけるカウンセリングによる効果を期待され、社員にむけたキャリアに関するセミナーなどにも期待を寄せられています。

フリーランス

企業や行政に属さずに、独立してフリーランスとして活躍するキャリアコンサルタントも増えています

 

活動内容は、主に以下のようなものがあります。

  • 企業と契約して定期的にカウンセリング
  • 行政や企業でのセミナーコーチ
  • 学生のキャリア相談
  • キャリアコンサルタント養成講座の講師 など

 

今後も働き方が多様化する中で、キャリアコンサルタントの働き方も広まりを見せるのではないかと考えます。

キャリアコンサルタントの年収

気になる、キャリアコンサルタントの年収も調べてみました。

 

2018年に「独立行政法人 労働政策研究・研修機構」の「キャリアコンサルタント登録者の活動状況等に関する調査」としてキャリアコンサルタントの給料・年収に関するデータ結果が出ていますので紹介します。

200~400万円未満 33.2%
400~600万円未満 21.5%
600~800万円未満 14.1%

 

ちなみに、2020年に発表された国税庁の民間給与実態調査での、日本人の平均年収は 436万円だったため、キャリアコンサルタントの年収は平均またはそれ以上と言えるのではないでしょうか。

 

キャリアコンサルタントの現状

厚生労働省の出した、キャリアコンサルティングの現状と課題の統計を確認したところ、現在キャリアコンサルタントは正規雇用枠で働いている方は増えてはいますが、まだ非正規雇用枠で働く方の多いのが現実です。

併せて、フリーランスとして独立し、キャリアコンサルタントだけで生計を立てている方が少ないのも現実です。

 

しかし「人生100年時代」「働き方改革」「セカンドキャリア」「義務教育に組み込まれたキャリア支援」と言う言葉をよく聞くようになったのはなぜでしょうか。

 

国がキャリア支援に力を入れて国力をあげようとしていることもありますし、個々人にとっても長きに渡るキャリアが自分自身の課題であると認識しているからではないでしょうか。

キャリアコンサルタントのニーズが高まることが予想されていると共に、キャリアコンサルタントの働き方の幅も広まりを見せるのではないでしょうか。

まとめ:【徹底解説】キャリアコンサルタントの資格|取得方法や仕事内容について

今回は、国家資格であるキャリコンサルタントの資格について取得前~合格後、活躍の場や仕事内容と年収についても解説しました。

 

キャリアコンサルタントへの相談とは、ただ単に「転職」や「再就職」だけのことを指すものではありません。

 

キャリア相談が一般的に浸透し、キャリアによってプライベートも明るくなり、全ての国民がイキイキと働き暮していくことが当然の世の中になることなる、そんな素敵なキャリアコンサルタントが増えることを願っています。

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