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田舎暮らしの仕事|移住者の働き方とは?仕事の探し方や種類について

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都会で働く人なら「満員電車に揺られる通勤ラッシュに解放されたい」と思ったことはないでしょうか。筆者である私も田舎に越してきましたが、周りを見渡すと都会からの移住者が増加傾向にある気がします。

 

しかし、田舎に移住したい気持ちはあるものの「仕事があるかどうか」「どんな仕事をするのか」といった不安を抱えて行動に踏み切れない方も少なくありません。ちなみに田舎の仕事といえば「農業」「林業」が思い浮かんでしまいがちですが、それだけではありません。

 

今回は「田舎へ移住したいけれど仕事はあるの?」「仕事の内容は?」といった悩みをお持ちの方へ向けて「田舎暮らしの仕事」を紹介していきたいと思います。地方移住に興味がある方々へのお役に立つことが出来れば幸いです。

目次(この記事は以下の順番で構成されております)

  • 田舎暮らしの仕事を知りたい|50代・60代、または若者移住者に仕事はあるの?
  • 『田舎暮らし』仕事の種類|仕事の内容は?
  • 田舎での仕事の探し方「移住や募集についても詳しく知る」
  • 田舎暮しをイメージしてみる
  • まとめ:田舎暮らしの仕事|移住者の働き方とは?仕事の探し方や種類について

田舎暮らしの仕事を知りたい|50代・60代、または若者移住者に仕事はあるの?

田舎に移住を考えたとき「仕事があるのかどうか」はとても気になる問題です。田舎は仕事がないと思われがちですが、これは受け止め方によります。

 

オフィス街が立ち並ぶ都会に比べれば職業の幅(選択肢)は少ないですが、けして仕事が少ないわけではありません。田舎では、人口の少なさや若者の少なさにより農業やサービス業は人手不足のことも多いもの。社員として雇うまでではないが、人手が全く足りず継続的に仕事をお願いしたいという雇用スタイルは田舎には数多く存在しています。

大きな企業の正社員として内定を貰おうと思った場合、競争率は非常に高いですが、複数の場所から1か月分に必要な分の収入を稼ぐワークスタイルであれば田舎での仕事探しのハードルはぐんと下がります。

物価について「都会VS田舎」

ここで少し生活コストの話をしておきたいとおもいます。田舎は物価が安いといわれることが多いですが、実際のところどうなのでしょうか。

 

実際に住んでみて思うのは、生活費を下げられるかどうかは居住地での消費の仕方や暮らし方によります。家賃や土地代、食費の物価などは安いですが、ガソリン代や灯油、水光熱費などは暮らし方によっては都会より田舎の方が高くなってしまうこともあります。

 

地方では「消費を抑える生活」をするように街が作られています。反対に都会は「消費を促す生活」をするように街が作られています。田舎に比べて都会では、便利でバラエティー豊かな暮らしにお金を払うように町全体が作られています。

田舎は都会に比べると不便を感じやすい傾向にありますが「消費を抑える」「足りないものを補う暮らし」を意識的に行うようになるために、本来は不要であったお金の消費を抑えて暮らせるという側面もあります。

 

次では、どういった仕事があるのかをお伝えしていきたいと思います。

『田舎暮らし』仕事の種類|仕事の内容は?

ここからは、田舎での仕事の具体例をお伝えしていきたいと思います。仕事は大きく分けると、2つあります。

あくまで一例ではありますが参考にされて下さい。

【雇われる】地域おこし協力隊

最初におすすめしたいのは、2015年に始まった「地域おこし協力隊」です。少子高齢化や人口減少の著しい地域では、県外からの移住者を積極的に受け入れ、地域おこし協力隊として街の協力活動を促進しています。

 

最長3年という期限はありますが、公務員的な位置づけで自治体が不定期に募集をかけています。自治体での活動や社会貢献として街のニーズに応えていき、国から安定した給料が支給されます。

 

仕事内容や給料は自治体によって変わってきますが、ここ数年で大きく広がりを見せている就労のひとつです。

【雇われる】介護・福祉・サポート

地方での人手不足の代表としてとても多いのが「介護・福祉・サポート」といった高齢者や障がいを抱える子たちのサポートです。福祉の仕事について知識がなく想像がつかない方のために、どういった仕事があるのかをいくつか伝えしておきたいと思います。

 

 

人口は減少の一途を辿る日本ですが、高齢者は今後も増加傾向にあります。障がいを抱えた子ども達(特に発達障がい)も増加傾向にあるために、今後も需要は増えそうです。

※福祉業界での仕事の経験がないという方のために、条件次第ではありますが雇用保険を利用し、ハローワーク手当てを貰いながら福祉の職業訓練を受けることも可能です。

【雇われる】第一次産業(農業,林業,漁業・畜産業)

近年増えてきている第一次産業(農業・林業・漁業・畜産業)の働き方のひとつとして、専業でそれだけをやるのではなく生活の一部に産業を取り入れる「半農半X(はんのうはんえっくす)」と呼ばれる働き方を実践する人が増えています。

 

半農半X(はんのうはんえっくす)とは

・半農…生活の一部に農ある暮らしを取り入れること
・半X…趣味や特技などを社会のために生かす暮らし方のこと

Xに当てはまるものは人それぞれです。農業を他人に教える場合は「半農半教育」、農業を加工し販売する場合は「半農半販売」、その他にも「半農半IT」などもあり暮らし方は人により変わります。

地域によっては産業の担い手不足による後継者がいないことが問題視されており、就農前の研修や「定住」「初期の営農に必要な経費」それぞれを期間を決めて助成する制度もあるようです。

 

要は農業などにかかる初期コストなどを貰いながら事業に取り組めるというわけです。「農業をはじめる.jp」では、農業に関する情報が幅広く掲載されています。

【雇われる】製造業(工場)

大規模工場は田舎にしか建設することができないという規制があり、大手グループ企業の製造工場が地方には多いものです。年収も高めで収入をきちんと得たいと思う方にはおすすめです。

 

デメリットとして夜勤がある場合が多いことや、同じ作業を長時間行うことになる場合が多いために、それらが苦ではない方へのおすすめとなってしまいます。

【雇われる】サービス業

スーパーやコンビニ、飲食店などといったサービス業は田舎でも人手不足です。とりあえず、何か仕事が欲しいといった場合や隙間時間の仕事を得たい場合は求人は幅広くあります。

 

もう一つ注目して頂きたいものが観光地での宿泊をともなう仕事。コロナ禍で観光業が危ぶまれるところではありますが、リゾート地での宿泊業は人手不足に悩むところも多いです。勤務形態として夜勤がある代わりに「寮費」「水光熱費」を無料で提供して貰える場合も多いもの。場所によっては食事が提供されることもあるようです。

【仕事を創る】自営業:事業継承

「0から仕事を創る」こととは少し違いますが、自営業(もしくは雇われる)として事業継承があります。若年層の減少や少子化は特に地方では深刻な問題です。果樹園を経営する方や伝統工芸品などを創作する方が高齢化を迎えている問題と同時に、跡取りがいないといった課題もあります。

 

後継者不足により、需要はあるのにもかかわらず廃業に至るところもあります。「伝統工芸」や「事業を受け継ぐ」ことに興味があるようであれば事業を継承するという仕事の始め方もあります。

 

慣れや感覚、その土地に密着した人との信頼関係も必要になってきますので時間はかかるでしょうし、大変な仕事だとは思います。ただ「地方で独立」を考えている人にとっては、受け継ぐという形で仕事を自分らしい形に作り上げていくことも選択肢のひとつにではないでしょうか。

【仕事を創る】起業

起業というと、多くの資金調達をして、オフィスと借りてと考えてしまいがちですがそうでもありません。地方では暮らし方次第では生活コストを低く抑えることが可能です。そのため、上述した「半農半X」のように「半パート半起業」といった隙間時間に起業スタートする場合もリスクを抑えることが可能です。

 

アイディア次第で多くのことが仕事に変わる時代です。実際に田舎に住む私は「移住者の起業」を多く見てきました。その一例をお伝えしておきたいと思います。

 

今までの仕事のスキルや趣味を生かして、低コストで事業をスタートしている方も多いです。田舎でビジネスをスタートすると噂が広まるのも早いので口コミで「お店が出来た」「○○が得意な人がいる」と、口コミも広がりやすいです。

 

その土地にはない新しい仕事を作ったり、アイディア次第で形にしていけるものも多いものです。やはりこちらも生活コストの安さが、都会に比べて挑戦しやすいと思わせるのではないでしょうか。

【仕事を創る】古民家カフェや古民家再生

地方には空き家が多く、空き家をリフォームして活用した以下のような事業も見かけます。

 

空き家を購入し、半分は自分の住まいにして半分は事業に利用するといった方法を活用されている方も見かけます。中古物件であっても都会で家や土地を手に入れようと思えば多くの資金が必要になりますが、田舎ではその半分以下の値段で購入からリノベーションまでを一括して終えることも可能です。

 

しかし、古民家をリフォームして事業を始めるのであれば、その土地の方々への最低限の挨拶や敬意、行事参加も必要になります。

 

田舎の古民家・空き家の値段の参考例

あくまで一例ではありますが、古民家の値段をご紹介しておきたいと思います。リフォームやリノベーションの会社に確認してみたところ、物件によってはリフォームも出来ない場合もあるそうです。不動産会社や自治体の古民家管理をしている方に必ず確認してみましょう。

北海道函館市 5LDK 1974年6月 280万円
兵庫県相生市 4K 1942年1月 100万円
山形県鶴岡市 8DK+2S(納戸) 1977年1月 120万円
鹿児島県日置市 6K 1955年12月 150万円
山口県熊毛郡 6DK 1955年1月 300万円
岡山県久米郡 4DK 1965年2月 180万円

引用・確認サイト2020年12月現在:SUUMO(スーモ) 移住・田舎暮らしトップ > 物件一覧より)

田舎での仕事の探し方「移住や募集についても詳しく知る」

ここからは田舎での仕事の探し方について、解説させていただきたいと思います。地方では移住者の受け入れに積極的で仕事や生活の疑問や不安を解消してもらいたいと、多くの支援や制度・説明会などを提供しています。

 

そのなかでも、広く利用されているものを紹介しておきたいと思います。

インターネットで仕事を探す

仕事探しと言ってまず最初に思う浮かぶのがインターネットサイトではないでしょうか。いくつか紹介していきたいと思います。

 

ハローワークのウェブサイト

利用者が一番多いのがハローワークのウェブサイト。

 

ハローワークは 厚生労働省からの指示を受けて運営を行っているだけあり、国民のためのサービスの有力な情報の宝庫です。総合的な雇用のサービス機関となりますし、移住者向けの情報はもちろんのこと、職業訓練も紹介して貰えます。雇用保険が受給できる方は、条件を満たせば給付金を受け取りながらスキルアップできる訓練もありますのでぜひチェックしてみましょう。

 

地元特化型の「転職サイト・求人のエージェント」

移住先が既に決まっている方は、エリアに強い地元特化型の「転職サイト・求人のエージェント」がある場合が多いです。ハローワークにはない情報が集まっている可能性もありますのでぜひチェックしてみましょう。情報提供源としては役場や駅などに冊子が置かれていることが多いです。

移住者向け説明会

地方移住を考える人に向けて「移住者向け説明会」があります。移住に向けての不安や悩みといった困り感に対して、各地域の情報やちょっとした疑問について個別で相談を受ける説明会です。そこでその自治体の仕事を探すための情報を確認してみるのも有力な情報源となります。

 

東京や大阪といった都市部でも定期的に開催されていますし、地域別の説明会も行われています。

※現在、新型コロナウイルスの流行により取りやめになっている可能性もあります。詳しくは自治体にご確認ください。

都会暮らしをしていた人が移住をするためには事前の準備がとても重要になってきます。定年後の田舎暮らしは準備が肝心!移住成功への3つのポイントでは移住成功へのポイントをまとめてありますので、ぜひご一読下さいませ。

 

移住支援制度

移住支援制度」とは、全国の各自治体が地域創成・活性化活動として移住に対して積極的に、「リフォームの支援」「定住促進奨励金」「住宅建築補助」など、賃料や住まいに関わるお金を負担してくれる制度です。

 

住まいに関することが中心の制度ですが「就労の積極採用」を取り入れている自治体もあります。その他、自治体によりサービスは違いますが「賃料が無料」「保育費無料」「給食費無料」などと生活の固定費を下げる話も聞けますので「仕事」と「住まい」の話を相談しながらトータルで考えることができるでしょう。

 

「定住支援制度」を取り入れているかどうかを確認した上で、ぜひ話を聞いてみたい制度ではありますね。

 

こちらの記事では、定年後の方向けではありますが「田舎暮らし失敗したかも…」定年後移住の問題点と解決策では、「移住の問題点や解決策について」も触れていますので、ぜひご一読ください。

 

自治体特化型のインターンシップ

移住先が確定している場合や候補地が上がっている場合は、その自治体のインターンシップのイベントなどに参加してみることをおすすめします。インターンシッププログラムは、数日間その地域に泊まり込みをして仕事の体験ができます。

 

実際の仕事を体験できる上に、そこで仲良くなった地元の方から地域の情報を得ることもあります。在住者からリアルな意見を聞くことが出来るのはとても参考になるはずです。

 

首相官邸の「地方創生インターンシップ」では若い人の田舎でのインターンシップを広めるために多くの情報を提供しているようです。

自治体に問い合わせをしてみる

インターネットサイトや説明会だけではなく、気になる自治体の窓口へ直接問い合わせしてみることもおすすめします。「電話ではちょっと…」と思ってしまう方は、各自治体のホームページやSNSにダイレクトメールを送って問い合わせをしてみるといいでしょう。

 

UターンやIターンで移住を希望している人に向けて、地方の自治体は多様なU・Iターン希望者向けのサービスを提供しています。条件を満たした場合は、企業や自治体より支援や助成金をだす場合もあるためぜひチェックしてみましょう。

 

いずれにしても仕事は多くの場から情報を得るようにしておきましょう。公に求人募集をしていない企業からも高待遇で働ける仕事をもらえることもありますし、新規のビジネスへ関わることとなる場合などもありますので情報源は多い方が良いはずです。

田舎暮しをイメージしてみる

田舎暮らしの仕事探しに関することをお伝えしてまいりましたが、実際の田舎暮らしをイメージすることも非常に大切なことです。

 

憧れだけで田舎暮らしを選んだものの「コンビニが近くにない」「虫が嫌い」「密な人間関係が苦手」などといった予想もしていなかったことも起こりうるかもしれません。それに移住直後は「孤独」に襲われることもあるでしょう。

 

わたくしごとになりますが、筆者は社会人になってから転勤や出張を何度も繰り返してきました。知らない土地で暮らすことの目新しさと寂しさ、大変さを、どこへ行っても同じ量だけ感じてきました。

 

田舎では、地域の行事に参加を強いられることもあります。都会とおなじように気が合う人もいれば、気が合わない人もいます。「どうやったら田舎暮らしが成功するのか」だけではなく「なぜ、田舎暮らしに不安をかんじるのか」といった部分に焦点を当てて考えておくのも大切なことだと思っています。

まとめ:田舎暮らしの仕事|移住者の働き方とは?仕事の探し方や種類について

今回は「田舎暮らしの仕事」について「移住者向けの仕事内容」や「仕事探しの方法」をお伝えしてまいりました。

 

田舎と都会では、あらゆる面において「仕事」の捉え方が違います。そのことを踏まえたうえで移住者向けの仕事には以下を提案させていただきました。

こうした仕事を探す方法として「インターネットサイト」「移住者向け説明会」「移住支援制度」「自治体への直接の問い合わせ」についてもご紹介しました。

 

仕事探しはその土地で暮らしていく上で、とても重要なことです。ご自身で選ばれた田舎暮らしが、より良いものとなるように素敵な仕事を見つけられることを祈っております。

田舎暮らしについてさらに知りたい方は→ 『田舎暮らし』記事一覧
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