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シニア起業が増加中!?シニア世代が起業する理由やかかる費用などを紹介

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現在の日本は少子高齢化や人口減少の影響から、今後より一層労働人口の大きな減少が見込まれており、シニア世代の知識や経験を社会に活かしていくことが求められています。

 

そんな中、これまで経験を活かして起業することで「社会や地域へ貢献したい」と考えるシニアや、生きがいを感じながらライフワークを実現するために一歩を踏み出しているシニアが増えてきているのです。

 

本記事では、そんなシニア起業が増加している理由やシニア起業でどんな事業に取り組んでいるのかといった情報をまとめました。

 

今後シニア起業を検討している、セカンドライフに興味がある方の参考になれば幸いです。

 

目次(この記事は以下の順番で構成されております)

  • シニア世代の定義
  • シニア世代の現状
  • シニア起業の増加とその理由
  • シニア起業の成功例
  • シニア起業でやってはいけないこととは?
  • シニア起業で使えるサポートや補助金
  • まとめ:シニア起業が増加中!?シニア世代が起業する理由やかかる費用などを紹介

シニア世代の定義

シニア起業が増加している背景を知るために、まずはシニア世代の定義を確認しておきましょう。

 

シニアの定義は法律によって変わってきます。

 

例えば、公的年金の受給開始年齢や老人福祉保健法の場合、高齢者(シニア)は65歳以上と定義していますよね。

 

一方、所得税法や道路交通法では70歳以上、高齢者医療制度の中では65歳〜74歳までは「前期高齢者」75歳以上が「後期高齢者」です。

 

上記で紹介したように、法律によってシニアの定義は様々になっており、WHO(世界保健機構)は65歳以上の方をシニアと定義しています。

 

よって、一般的に「シニア世代」というのは65歳以上の高齢者を指すものと考えておくと良いでしょう。

シニア世代の現状

昔と今のシニア世代では、生活の送りかたや仕事に対する考えかたも大きく変わってきています。

 

一昔前までは、定年を迎えたシニア世代は、仕事を終えて余生をゆっくり過ごすことがほとんどでした。

 

しかし、昨今では高年齢者雇用安定法が改正されたことにより、定年後も会社で活躍するシニアが増加しています。

 

アクティブシニア」という言葉を聞くようにもなりましたが、シニア世代が仕事に積極的に打ち込んだり、多彩な活動に取り組んだりといった姿が目立つようになりました。

 

また、内閣府のデータを見ても、就業者に占める65歳以上の割合は年々増加傾向にあります。

 

図1-2-4-5 全就業者数に占める高齢者就業者の推移

引用:内閣府「第1章 高齢化の状況(第2節 4)

 

このような背景もあり、シニア起業も増加傾向にあるのです。

シニア起業の増加とその理由

シニア起業の増加についても確認していきましょう。

 

中小企業庁の「中小企業白書2017」によると、60歳以上の起業人数は年々増加しているのがわかります。

 

中小企業白書2017

引用:中小企業庁「中小企業白書2017

 

また、起業家、起業準備者、起業希望者の平均年齢も年々高くなっており、シニア世代に近づいてきてから起業を考える方が増えているのです。

 

中小企業白書2017

引用:中小企業庁「中小企業白書2017

 

このように起業を始めるシニア世代は増えているのですが、どのような理由で起業をしたのでしょうか?

 

青森県が出している「あおもりシニア起業ハンドブック」によると、シニア世代の開業動機は以下のようになっていました。

 

  1. 仕事の経験・知識や資格を生かしたかった
  2. 社会の役に立つ仕事がしたかった
  3. 年齢や性別に関係なく仕事がしたかった
  4. 自由に仕事がしたかった
  5. 収入を増やしたかった

 

あおもりシニア起業ハンドブック

引用:青森県庁「あおもりシニア起業ハンドブック

 

このように、収入の増加はもちろん仕事が好きでまだ続けたいと考えるシニア世代が多いことがわかります。

シニア起業で増加している業種

シニア起業の中でも増加している業種についてご紹介します。

 

先述した「あおもりシニア起業ハンドブック」によると、60歳以上の起業家は「サービス業」での起業が39.1%と最も多く、他の年齢層の数倍近い値となっています。

 

あおもりシニア起業ハンドブック

引用:青森県庁「あおもりシニア起業ハンドブック

 

サービス業の中でも特に、職歴を活かした「経営コンサルタント」や「営業代行」などが多いようです。

 

情報化社会といわれる現代において、サービス業は今後も需要が見込める業界となっていますので、起業するにはぴったりと言えるでしょう。

 

その他、シニア起業でおすすめの業種については「【シニア起業】おすすめの業種(職種)は?定年後の開業ポイントや資金面も解説」で紹介していますので、合わせてチェックしてみてください!

シニア起業の成功例

ここまで、シニア起業が増加している背景や業種などをご紹介しました。

シニア起業の事情がわかってきたところで、「少し興味が湧いた」「起業してみたい」と思った方もいるかもしれません。

 

その一方で「本当にシニア起業できるの?」「興味はあるけど不安……」と感じた方もいるでしょう。

そんな場合は、実際にシニア起業を成功させた方の事例を見てみましょう!

 

成功事例を見てみることで、自分にもできそうなのかよりリアルにイメージしやすくなります。

起業したいと思っている業界で活躍している方であれば、参考になる点が非常に多くあるはずです。

 

日本のシニア世代で起業を成功させた方と言えば、出口治明さんが有名でしょう。

 

出口治明さんはライフネット生命保険創業者で、日本生命保険を58歳で退職後、60歳でライフネット生命を創業した方です。

 

「ライフネット生命」というサービス名を、聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?

 

「保険会社を作らないか」という声かけをきっかけに、起業を決意したというのですからすごい方ですよね!

※参考:Vol.41 インタビュー:ライフネット生命保険株式会社 代表取締役会長兼CEO 出口治明さん

 

その他、シニア世代の起業成功例は「シニア起業成功例から考えるシニア起業で失敗する人、成功する人はどう違う?」でも紹介していますので、気になる方は参考にしてみてくださいね。

シニア起業でやってはいけないこととは?

シニア起業を成功させる方もいれば、悲しくも失敗してしまう方もいるのが現実です。

 

では、両者を分けるポイントにはどんなものがあるのか、やってはいけないことにはどんなものがあるのか気になりますよね。

 

起業を成功させるためには、失敗してしまうリスクは排除しておくべきです。

 

シニア起業でやってはいけないことには、以下の5つが挙げられます。

 

  1. 多額の費用をかける
  2. 会社員の延長として起業する
  3. 大人数で起業する
  4. 儲かる前提で始める
  5. 商品や技術で成功すると考える

 

以降で具体的に見ていきましょう。

多額の費用をかける

起業する際に資金は非常に重要な要素です。

 

そんな資金面で大切なことが「資金をかけない起業」を考えることになります。

 

シニア起業をする多くの方が、起業するのが初めてのことだと思います。

 

そんなときにどんなことがが障害になり得るのか、正確に予測できる方は少ないでしょう。

 

もし起業計画の通りにならなかった場合には方向転換する必要があり、方向転換しなければ膨大な損失を被る可能性があります。

 

また、起業資金の多くを借入で賄っている場合、返済することは並大抵のことではなく、事業が上手くいかなかった場合に大きな負担を被ることになるため、起業時の出費はできるだけ抑えておくのがベターです。

会社員の延長として起業する

2006年の法律改正によって1円から起業ができるようになったり、「スタートアップ」「学生ベンチャー」というワードを聞くようになったりと、起業を身近に感じやすくなってきたかもしれません。

 

「学生でも起業できるのだから、会社員経験のある自分にもできる」

こんな風に考えていると失敗する可能性が高くなるかもしれません。

 

起業とは会社を作ることではなく事業を作ることです。

 

現在すでに世に出回っている商品・サービスを販売していくことが大変なように、まだ世に出回っていない商品やサービスを生み出すのは相当難しいことがわかります。

 

また、自分で作り出した商品・サービスを市場に浸透させ、事業を軌道に載せていくのは並大抵のことではないのです。

 

会社員の延長として「仕事を続けたい」「収入を増やしたい」という考えで起業するのは、失敗に繋がる可能性が高くなるでしょう。

 

起業する際に徹底的なリサーチができない、新しい知識を学ばない、思いつきで行動してしまう場合は、起業するのは難しいと言えるでしょう。

大人数で起業する

シニア起業を考える際に「友人と一緒にやろう」「複数人で事業を作ろう」と思ってはいませんか?

 

気の合う友人と起業できれば楽しいシニアライフを送れるかもしれませんが、残念ながら上手くいくことのほうが珍しいと言えます。

 

友人などと複数人で起業すると責任の所在が曖昧になってしまうのが理由です。

 

起業に対する思いは人それぞれですので​​、事業を始めたら「誰かがやってくれるでしょう」とか「彼に任せればいいだろう」などと考える方もいる可能性があります。

 

このような無責任な考えや、方向性の違いから起業しても上手く事業を回していけないこともあるのです。

 

絶対に一人で起業しなければいけないということはありませんが、一人で成功させられるという気持ちや行動が重要になります。

儲かる前提で始める

「やってみればきっと儲かるだろう」「これなら流行っている(流行る)から大丈夫でしょ!」

こんな風に考えて起業する場合も危険と言えます。

 

商品やサービスを実際に利用する顧客にとっては、起業家が儲かるか儲からないかといった点には全然関心ありません。

 

それが自分にとって役に立つのものなのか、選ぶ必要性が肝心なのです。

 

起業して儲かるためにも客観的な視点を持って、商品やサービスが顧客にどんな利益を与えるのかを熟慮する必要があります。

 

また、商品やサービスの市場ができあがっているのか、今後市場規模が拡大するのかを検討することも大切です。

 

いくら資金が用意されていても、事業が上手く回らなければお金だけでなく労力や時間なども失うことになります。

 

そのため、事業を始める際には必ずマーケティングを行います。

 

できれば、限られた範囲で試しに販売してみる「テスト・マーケティング」をしてみると良いでしょう。

商品や技術で成功すると考える

売っているものが素晴らしいものであれば売れる、他社よりも優れた技術を持っていれば成功できるという考え方をしている方は多いです。

 

しかし、先述したように事業を成功させるには市場規模や見込み顧客など様々な要素が絡んできます。

 

特にお客様の存在は重要で、起業した際にどんな顧客がどれだけ商品・サービスを利用してくれるのかを知っておく必要があります。

 

起業する際にどんな事業を作るのかももちろん大切ですが、同時に顧客のことも検討しながら起業することが大切です。

シニア起業にかかる費用

シニア起業で成功する例や、逆に失敗してしまう可能性を高めるやってはいけないことなどを紹介してきました。

 

様々な要素を踏まえて起業を検討する際は費用面を考慮することもポイントです。

 

では、実際にいくらくらいの費用が必要になるのか確認しましょう。

 

「あおもりシニア起業ハンドブック」によると、「0万円超〜50万円以下」と「200万円超〜500万円以下」と回答する割合が多くそれぞれ約2割となっています。

 

あおもりシニア起業ハンドブック

引用:青森県庁「あおもりシニア起業ハンドブック

 

全体を見てもシニア世代は200万円超〜500万円以下で起業するケースが多く、退職金や貯金から捻出できる金額で始めている印象です。

 

シニア起業を考える際は200万円〜500万円を用意するとイメージしておくと良いでしょう。

シニア起業で使えるサポート体制

最後にシニア起業で使えるサポート体制をご紹介します。

 

退職金や貯金などで資金が十分用意できているのであれば問題ありませんが、助成金や補助金を有効活用することでよりスムーズに事業を運営できます。

 

助成金や補助金などの申請は、どんな制度が用意されているのか知っておかないと準備するのが難しいものです。

 

シニア起業におすすめの助成金・補助金には以下のものがあります。

 

 

名前を聞いたことのあるものや、全く知らないものまで様々あるかと思います。

 

何事もまずはどんなものなのか知るところが大切です。

 

それぞれの助成金・補助金の詳細は「【2021年1月最新】シニア起業で受け取りたい助成金・補助金まとめ」で解説していますので、ぜひこの機会に理解を深めてみてください!

まとめ:シニア起業が増加中!?シニア世代が起業する理由やかかる費用などを紹介

今回はシニア起業が増加している理由や業種、シニア起業にかかる費用などについてご紹介しました。

 

昔とは違い現在は人生100年時代とも言われており、65歳以上になっても事業を展開している方が増えてきています。

 

起業を推奨する制度やサービスも増えてきており起業を身近に感じる一方、生半可な気持ちでは失敗してしまう可能性も十分にあります。

 

本記事でご紹介したシニア起業の成功例や失敗してしまう原因などを知り、もしあなたが起業する際はぜひ成功させられるよう知識を活かしてみてください!

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